ENEOS野球部は、神奈川県横浜市を本拠地とする社会人野球の名門で、都市対抗野球で全国最多となる12回の優勝を誇ります。
石油元売り最大手のENEOSホールディングスを母体とし、1950年の創部以来、日本の社会人野球をけん引してきました。
2026年は都市対抗の西関東予選で、復活した日産自動車に惜しくも敗れ、本大会出場を逃す悔しい結果に終わりました。
この記事ではENEOS野球部の2026年の戦力を投手陣と野手陣の両面から分析し、大会の展望から注目選手まで詳しく紹介していきます。
▶ 2026年ドラフト候補を数値で徹底分析!全国の最新スカウト評価は「ドラフト候補研究所」でチェック
まずは2026年のENEOS野球部の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年のENEOS野球部 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市(練習場は川崎市のENEOSとどろきグラウンド) |
| 創部 | 1950年(母体はENEOSホールディングス) |
| 所属 | 日本野球連盟 神奈川県野球協会 |
| 主な実績 | 都市対抗野球 優勝12回(全国最多)・日本選手権 優勝2回 |
| チームの軸 | 中野大虎・関根智輝・有馬諒 |
ENEOS野球部の2026年戦力総評
チーム総評|全国最多12度の頂点を知る絶対王者
ENEOS野球部は神奈川県横浜市を本拠地とする企業チームで、1950年に日本石油の野球部として創部されました。
都市対抗野球では全国最多となる12回の優勝を誇り、日本の社会人野球を長く象徴してきた絶対王者です。
石油元売り最大手のENEOSホールディングスが母体を務め、豊富な戦力と伝統でチームを支え続けています。
日本選手権でも過去に2度の日本一を経験し、二つの全国タイトルで頂点を知り尽くしたチームでもあります。
近年も2022年に12度目の都市対抗制覇を果たし、王者としての地力が健在であることを全国に示しました。
2026年のチームは、経験豊富なベテランと将来を担う若手が融合した過渡期の陣容となっています。
投手陣では18歳の中野大虎や20歳のハッブス大起といった若い右腕が、次代の柱として力をつけてきました。
ベテランでは27歳の関根智輝が通算防御率2点台の安定感を誇り、投手陣の精神的な支柱を担っています。
打線は近江高校出身の正捕手・有馬諒を中心に据え、勝負強い中軸が得点力を下支えしてきました。
広陵高校から早稲田大学へ進んだ丸山壮史は、通算9本塁打を放つ長打力で打線に迫力を加えています。
2026年の都市対抗では西関東予選の準決勝で日産自動車に5対6で敗れ、本大会出場をあと一歩で逃しました。
全国最多の優勝回数を誇る王者にとって、予選での敗退は悔しさの残る結果になりました。
秋に控える社会人日本選手権では、再び全国の頂点を狙って巻き返しを期しています。
王者としての誇りと若手の成長を武器に、ENEOSは再びの日本一へ向けて着実に力を蓄えていきます。
チームを率いる宮澤健太郎監督
チームを率いるのは、岡谷南高校から明治大学へと進んだ宮澤健太郎監督です。
宮澤健太郎は伝統ある王者の指揮官として、選手の力を引き出しながらチームづくりを進めてきました。
コーチ陣には、元プロ野球選手として横浜と巨人でプレーした三上朋也も名を連ねています。
三上朋也は投手コーチとして、若い右腕たちに実戦で培った経験を惜しみなく伝えてきました。
チームには近鉄でプレーした名将・大久保秀昭も加わり、豊富な経験でチームを陰から支えています。
指揮官とコーチ陣が一体となって、宮澤監督は王者の再建へ向けた歩みを着実に進めています。
1950年創部からの歩み
ENEOS野球部は1950年に、母体である日本石油の野球部として産声を上げました。
その後は日石三菱、新日本石油、JX-ENEOSと母体の社名を変えながら、伝統を絶やさず歩み続けてきました。
2020年6月には母体がENEOSへと名を改め、チームも現在のENEOS野球部として活動しています。
都市対抗野球では1956年に初優勝を飾り、そこから全国最多となる12回の頂点を積み重ねてきました。
1960年代には短い間に複数回の優勝を果たし、王者としての黄金時代を築き上げました。
2008年から2013年にかけては3度の頂点に立ち、平成の社会人野球界に確かな足跡を刻みました。
1990年代には日本選手権も制し、二つの全国タイトルで社会人野球界の頂点に君臨してきました。
チームは数多くのプロ野球選手も輩出し、日本球界に有力な人材を送り続けてきた名門でもあります。
かつては巨人で名投手として鳴らした藤田元司が、この日本石油からプロの世界へと羽ばたきました。
横浜で活躍した川村丈夫や、近鉄でプレーした大久保秀昭も、この名門が生んだ代表的な選手です。
近年ではDeNAからドラフト1位で指名された度会隆輝が、ENEOSからプロへと巣立っていきました。
数々の名選手を育て上げてきた育成力も、この王者が全国に誇る大きな財産の一つです。
70年を超える歴史の重みを土台に、ENEOSは今も社会人野球の最前線で戦い続けています。
| 選手 | 守備 | 出身校 |
|---|---|---|
| 中野大虎 | 投手 | 大阪桐蔭高 |
| 関根智輝 | 投手 | 都立城東高 |
| 有馬諒 | 捕手 | 近江高 |
| 丸山壮史 | 内野手 | 広陵高 |
| 村上裕一郎 | 外野手 | 宇和島東高 |
ENEOS野球部の投手陣を徹底分析
投手陣で次代の柱として期待されるのが、大阪桐蔭高校からENEOS入りした18歳の右腕・中野大虎です。
中野大虎は高校卒業後すぐにチームへ加わり、通算で防御率1点台という優れた数字を残してきました。
力のある直球を武器とするこの若き右腕が、王者の投手陣に明るい未来をもたらしています。
投手陣の精神的な支柱を担うのは、都立城東高校から慶應義塾大学へと進んだ関根智輝です。
関根智輝は通算で128回を投げて防御率2点台という安定感を誇り、経験でチームを引っ張ってきました。
制球力に優れたこのベテラン右腕が、要所で試合を落ち着かせる頼もしい役割を果たしています。
左のマウンドを託されるのが、花巻東高校から筑波大学へと進んだ左腕の加藤三範です。
加藤三範は通算で180回を超えるイニングを投げ抜き、左の主戦としてチームを支えてきました。
明豊高校出身で左腕の若杉晟汰も、予選で無失点投球を披露するなど計算の立つ働きを見せました。
桐光学園高校から同志社大学へと進んだ33歳の柏原史陽も、豊富な経験で継投を締めてきました。
東北高校出身で20歳のハッブス大起も、通算防御率1点台の力を秘めた成長株の右腕です。
若手とベテランがそろった投手陣が、王者の投手力を支える分厚い層を築き上げています。
▶ 好投手は2026年のドラフトでどう評価される?全国のドラフト候補を分析する「ドラフト候補研究所」でチェック
| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 中野大虎 | 投手 | 大阪桐蔭出身・通算防御率1点台の18歳右腕 |
| 関根智輝 | 投手 | 慶應大出身・通算128回で防御率2点台の右腕 |
| 加藤三範 | 投手 | 筑波大出身・通算180回超を投げた左腕 |
ENEOS野球部の野手陣を徹底分析
打線の中心を担うのは、近江高校から関西大学へと進んだ正捕手の有馬諒です。
有馬諒は通算で100試合に出場して打率3割を残し、扇の要として攻守にチームを支えてきました。
勝負強い打撃と堅実な守りを兼ね備えたこの有馬が、王者の野手陣を力強く引っ張っています。
広陵高校から早稲田大学へと進んだ丸山壮史も、通算9本塁打を放つ長打力が魅力の内野手です。
丸山壮史は中軸として打線に迫力を加え、勝負どころで長打を放つ力強い打撃を見せてきました。
宇和島東高校から九州共立大学へと進んだ村上裕一郎も、通算10本塁打を誇る長距離砲です。
村上裕一郎はOPS1割を超える数字を残し、一発で流れを変える破壊力を秘めています。
横浜高校から法政大学へと進んだ川口凌は、予選で打率5割を残した切れ目のない一番打者です。
川口凌は日産自動車との予選でも本塁打を放ち、打線の起点として攻撃をけん引しました。
中央学院高校から立正大学へと進んだ飯山志夢も、予選で9得点を挙げた俊足巧打の外野手です。
桐光学園高校から明治大学へと進んだ山田陸人も、予選で高打率を残す勝負強い内野手として台頭しました。
経験豊富な中軸と勢いのある若手がかみ合い、王者の打線は上位から下位まで切れ目がありません。
▶ 全国トップクラスの選手はどんな評価?2026年ドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」はこちら
| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 有馬諒 | 捕手 | 関西大出身・通算打率3割の正捕手 |
| 丸山壮史 | 内野手 | 早稲田大出身・通算9本塁打の中軸 |
| 村上裕一郎 | 外野手 | 九州共立大出身・通算10本塁打の長距離砲 |
| 川口凌 | 内野手 | 法政大出身・予選で打率5割を残した一番打者 |
ENEOS野球部の大会展望・優勝予想
都市対抗野球への挑戦
社会人野球の頂点を決めるのが夏の都市対抗野球で、全国の強豪が東京ドームに集う最高峰の舞台です。
ENEOSはこの大会で全国最多となる12回の優勝を誇り、社会人野球界を長く象徴してきた王者です。
2026年の西関東予選では準決勝で日産自動車と対戦し、5対6という接戦の末に惜しくも敗れました。
飯山志夢と川口凌が本塁打を放って食い下がりましたが、あと一歩のところで届きませんでした。
この一戦は、全国最多の王者と勢いに乗る挑戦者の力が拮抗していることを強く印象づけました。
復活を遂げた日産自動車に敗れた一戦は、王者にとって悔しさの残る予選敗退となりました。
それでも通算12回の優勝という実績が、このチームの持つ地力の高さを何よりも物語りました。
若手が経験を積み、ベテランが力を発揮すれば、来年こそ本大会復帰も十分に見込めます。
全国最多の栄冠を知る王者が、再び東京ドームの舞台へ戻る日を多くのファンが待ち望んでいます。
日本選手権への道
秋から冬にかけて開かれる社会人日本選手権も、ENEOSにとって全国制覇を狙う大切な舞台です。
この大会でチームは過去に2度の日本一を経験し、都市対抗と並ぶ全国タイトルを手にしてきました。
1991年と2012年に頂点へ立ち、二つの全国大会を制した数少ない名門としての格を示しました。
2026年も二次予選から勝ち上がりを狙い、悔しい都市対抗予選の雪辱を期しています。
18歳の中野大虎や関根智輝を擁する投手陣が、秋の戦いでも王者の投手力を支えます。
有馬諒や丸山壮史を軸とした打線も、日本選手権での上位進出へ向けて力を蓄えてきました。
二つの全国タイトルを知るチームが、その経験を糧に再び頂点へと挑んでいきます。
王者としての誇りを胸に、ENEOSは秋の全国制覇へ向けて着実に力を高めていきます。
| 年 | 大会・出来事 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1950年 | 創部 | 日本石油の野球部として創部 |
| 1956年 | 都市対抗野球 | 初優勝を飾る |
| 2012年 | 日本選手権 | 2度目の日本一を達成 |
| 2022年 | 都市対抗野球 | 全国最多となる12度目の優勝 |
| 2026年 | 都市対抗野球 | 西関東予選の準決勝で日産自動車に敗退 |
ENEOS野球部の注目選手
中野大虎(投手)
大阪桐蔭高校からENEOS入りした18歳の右腕で、王者の次代を担うと期待される大器です。
中野大虎は加入1年目から実戦のマウンドを踏み、通算で防御率1点台という優れた成績を積み上げてきました。
力のある直球と落ち着いた投球術を武器とするこの若き右腕の成長が、投手陣に明るい未来をもたらしています。
関根智輝(投手)
都立城東高校から慶應義塾大学へと進んだ右腕で、投手陣の精神的な支柱を担うベテランです。
関根智輝は通算で128回を投げて防御率2点台を残し、経験でチームを引っ張ってきました。
制球力に優れたこの右腕が、要所で試合を落ち着かせる頼もしい役割を果たしています。
有馬諒(捕手)
近江高校から関西大学へと進んだ正捕手で、打線の中心を担う勝負強い打者です。
有馬諒は通算で100試合という豊富な出場を重ねて打率3割を残し、扇の要として長く定位置を守ってきました。
勝負強い打棒と堅実な守りを両立させたこの有馬の存在が、王者の攻守の要となっています。
丸山壮史(内野手)
広陵高校から早稲田大学へと進んだ内野手で、通算9本塁打を放つ長打力が魅力の中軸です。
丸山壮史は勝負どころで長打を放ち、打線に迫力を加える力強い打撃を持ち味としてきました。
一発で流れを引き寄せるこの丸山の打棒が、王者の得点力を大きく押し上げています。
村上裕一郎(外野手)
宇和島東高校から九州共立大学へと進んだ外野手で、通算10本塁打を誇る長距離砲です。
村上裕一郎はOPS1割を超える数字を残し、一振りで試合の流れを変える破壊力を秘めています。
豪快な打撃で打線に厚みを加えるこの村上が、勝負どころで大きな仕事を果たしてきました。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

ENEOS野球部の基本情報
- 所在地:神奈川県横浜市(練習場は川崎市中原区のENEOSとどろきグラウンド)
- 創部:1950年(日本石油の野球部として創部)
- 所属:日本野球連盟 神奈川県野球協会(企業チーム)
- 監督:宮澤健太郎(岡谷南高・明治大出身)
- 都市対抗野球:優勝12回(全国最多)
- 日本選手権:優勝2回(1991年・2012年)
- 母体:ENEOSホールディングス
- チームの軸:中野大虎・関根智輝・有馬諒・丸山壮史・村上裕一郎
ENEOS野球部は1950年創部の企業チームで、神奈川県野球協会に所属しています。
母体は石油元売り最大手のENEOSホールディングスで、豊富な戦力で伝統あるチームを支えてきました。
練習の拠点は川崎市中原区にあるENEOSとどろきグラウンドで、王者の日々の鍛錬を支えています。
都市対抗野球では全国最多となる12回の優勝を誇り、社会人野球界を長く象徴してきました。
日本選手権でも1991年と2012年に日本一へ立ち、二つの全国タイトルを制した名門です。
チームは巨人で名投手として鳴らした藤田元司ら、数多くのプロ野球選手を輩出してきました。
近年ではDeNAからドラフト1位で指名された度会隆輝も、この名門からプロへと巣立っています。
監督は岡谷南高校から明治大学へと進んだ宮澤健太郎が務め、王者の再建を担っています。
コーチ陣には横浜と巨人でプレーした三上朋也も加わり、投手陣を支えてきました。
2026年は都市対抗の西関東予選で日産自動車に敗れ、本大会出場をあと一歩で逃しました。
秋の日本選手権では、二つの全国タイトルを知る王者として再び頂点を狙っています。
全国最多の栄冠を誇る誇りを胸に、ENEOS野球部は今も社会人野球の最前線で戦い続けています。
ENEOS野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. ENEOS野球部はどんなチームですか?
A. 石油元売り最大手のENEOSホールディングスを母体とし、1950年に創部された神奈川の企業チームです。
Q. 都市対抗野球での成績はどうですか?
A. 全国最多となる12回の優勝を誇り、社会人野球界を長く象徴してきた絶対王者です。
Q. プロ野球選手は輩出していますか?
A. 巨人の藤田元司やDeNAの度会隆輝など、数多くのプロ野球選手を送り出してきました。
Q. 2026年の都市対抗はどうでしたか?
A. 西関東予選の準決勝で日産自動車に5対6で敗れ、本大会出場を惜しくも逃しました。
Q. 日本選手権での実績はありますか?
A. 1991年と2012年に日本一へ立ち、都市対抗と並ぶ全国タイトルを2度制しています。
Q. 監督は誰ですか?
A. 岡谷南高校から明治大学へと進んだ宮澤健太郎監督が、王者の再建を率いています。
ENEOS野球部のまとめ
ENEOS野球部は1950年創部の神奈川の名門で、都市対抗野球で全国最多となる12回の優勝を誇ります。
2026年は都市対抗の西関東予選で復活した日産自動車に敗れ、本大会出場をあと一歩で逃しました。
18歳の中野大虎ら若手と、関根智輝や有馬諒らベテランが融合した過渡期のチームです。
秋の日本選手権での巻き返しを目指すENEOS野球部に、社会人野球ファンの熱い視線が注がれています。
▶ 2026年ドラフト候補のスカウト評価・指名予想を深掘り!「ドラフト候補研究所」はこちら




コメント