【2026年秋】滝川第二高校野球部の戦力分析|新チーム・注目選手

兵庫県
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神戸市西区にある滝川第二高校は、甲子園に7回出場した経験を持つ私学の実力校です。

サッカー部が全国選手権を制したこともあり、まさに文武両道の学校といえるでしょう。

2026年の夏は5回戦で東播磨に2対3と競り負け、ベスト16という結果で終わりました。

この記事では滝川第二高校野球部の秋の戦力を、投手陣と野手陣の両面から分析します。

新チームの現在地から秋季兵庫県大会の展望、注目選手までを詳しく紹介していきましょう。

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滝川第二高校野球部の2026年秋の戦力総評

2026年の秋を迎えた滝川第二は、夏の先発オーダーの大半を送り出すことになりました。

まずは新チームがどんな立ち位置にあるのかを、下の表で早わかりにまとめてみましょう。

新チームの特徴バッテリーが残り打線を作り直す再建
2026年夏の成績5回戦敗退(●2-3東播磨)
2026年春の成績県ベスト8(準々決勝●1-7東洋大姫路)
新エース候補青木龍之介(新3年・右腕)
秋の目標秋季兵庫県大会で上位進出・近畿大会出場

新チームの現在地

夏の5回戦でスタメンに名を連ねた10人のうち、新チームに残るのはわずか2人だけです。

その2人というのが、8番捕手の谷昊之介と先発マウンドに立った青木龍之介になります。

つまり夏を戦っていたバッテリーが、そっくりそのまま新チームへ引き継がれる形でした。

打線については、1番から7番までと9番の8人がまとめて卒業していくことになります。

一方で登録57人という部の規模を考えれば、控えていた選手の層は決して薄くありません。

特に投手は新3年だけで6人が残っており、頭数という点では県内でも恵まれた部類です。

守りの中心を残しながら打線を作り直す、そんな再建の秋が始まっていくことになります。

2026年夏の戦いを振り返る

2026年の夏、滝川第二は7月12日の2回戦で神港学園を1対0と振り切りました。

続く3回戦では龍野を12対2と圧倒し、打線が一気に目を覚ましたといえるでしょう。

4回戦の兵庫工戦は9対8という壮絶な乱打戦になり、最後まで息詰まる展開が続きました。

そして7月20日の5回戦で待ち構えていたのが、粘り強い野球で知られる東播磨でした。

相手の先発である藤田大地に9回を投げ抜かれ、被安打8ながら2失点に抑えられました。

4回と5回に1点ずつを失った滝川第二は、6回裏に4本の安打を集めて追いついたのでした。

ところが7回に勝ち越しの1点を許してしまい、2対3のまま夏の戦いに幕が下りました。

2025年8月24日 秋季神戸地区決勝○7-0 神港橘
2025年9月20日 秋季県大会2回戦●1-6 報徳学園
2026年4月26日 春季県大会3回戦○4-1 仁川学院
2026年4月29日 春季県大会準々決勝●1-7 東洋大姫路
2026年7月12日 夏の兵庫大会2回戦○1-0 神港学園
2026年7月15日 夏の兵庫大会3回戦○12-2 龍野
2026年7月18日 夏の兵庫大会4回戦○9-8 兵庫工
2026年7月20日 夏の兵庫大会5回戦●2-3 東播磨

秋の地区予選を勝ち抜いた新チーム

新チームは8月18日の秋季神戸地区予選で、神戸商を7対1と退けて好発進しました。

ところが8月22日の2回戦では、須磨翔風に2対6と敗れて崖っぷちに立たされたのでした。

そこから始まった敗者復活戦で、この新チームは持ち前の底力を見せることになりました。

8月24日に兵庫を3対1で下すと、28日には育英のことも4対3で振り切っています。

この2つの白星によって、滝川第二は秋季兵庫県大会への切符をつかみ取ったのでした。

一度は敗れながらはい上がった経験は、これからの戦いでも大きな支えになるでしょう。

新チームはこの秋の入り口で、粘り強さという確かな武器を手にしたのかもしれません。

滝川第二高校野球部の投手陣を徹底分析

滝川第二の新チームで最も心強いのは、そろって残ることになった6人の投手たちです。

夏を経験した右腕を軸にして、秋は競い合いながら序列を決めていくことになるでしょう。

新エース候補は青木龍之介

新チームのマウンドを託される最有力の候補となるのが、新3年になる青木龍之介です。

ヤング兵庫飾磨クラブの出身で、右投げ右打ちの本格派として力を伸ばしてきた投手でした。

2026年夏の5回戦・東播磨戦では、2年生ながら先発のマウンドを任されています。

春の3回戦の仁川学院戦でも先発を務め、4対1という結果を引き寄せていたのでした。

大事な試合を任されてきたという事実は、首脳陣からの厚い信頼を物語っているでしょう。

課題は球速をどこまで伸ばせるかという点で、秋までの成長が問われることになります。

エースナンバーを背負って戦うこの秋こそが、真価を問われる大きな舞台になるはずです。

阪田琉稀斗ら厚みのある投手層

青木を追いかける存在として、まっさきに名前が挙がるのが新3年の阪田琉稀斗になります。

175センチ71キロの右腕で、2026年の4月に最速138キロを計測しています。

威力のある直球と強気な投球が持ち味で、神戸市立垂水中から進んできた右腕投手でした。

174センチ80キロの見口龍馬は、カットボールを武器にする右腕として知られます。

抜群の制球力を評価される宮野滉大も、新3年として投手陣を支えていく1人でしょう。

さらに新2年には、187センチ83キロという恵まれた体格の浅井陸も控えています。

これだけの顔ぶれがそろっている投手陣は、新チームの最大の武器になっていくでしょう。

ドラフト候補・藤本絆那が抜ける影響

新チームが向き合っていく最大の課題は、藤本絆那の卒業という現実にほかなりません。

182センチ81キロの右腕で、2026年のドラフト候補として名前が挙がる存在です。

最速145キロを計測しており、淡路市立一宮中から進んできた大型の本格派右腕でした。

夏の2回戦では神港学園を相手にして、1対0という接戦を最後まで投げ抜いてみせました。

さらに最速143キロの内海皇城も、5試合で先発を任された主力として抜けていきます。

この2枚看板を1人で埋めるのは難しく、複数投手による継投が現実的な形になるでしょう。

幸いにも投手の頭数はそろっており、起用の選択肢には事欠かない状況になっています。

滝川第二高校野球部の野手陣を徹底分析

野手陣については、正捕手を残す一方で内野と外野を作り直す構図になっていくでしょう。

守備の安定を土台にしながら、どこまで得点力を積み上げていけるかが焦点になります。

夏の先発で残るのは捕手ただ1人

夏の5回戦では、1番中堅に入った俊足巧打の井尻礼音が打線を力強く引っ張っていました。

2番二塁には山下隆之介が入り、3番右翼には左打ちの財田和真が並んでいたのでした。

4番には水野航平が指名打者として入り、5番の一塁には吉良山大悟が座っていました。

6番遊撃の磯野員諄や7番左翼の小倉知也も、チームを支えた主力の一角だったのでした。

そして9番三塁には、190センチという大型内野手である宮元桜來が入っていました。

この9人の顔ぶれのなかで、新チームに残るのは8番捕手の谷昊之介だけだったのでした。

打線の骨格をまるごと作り直していくことが、この秋の最大のテーマになっていきます。

1番 中堅井尻礼音(卒業)
2番 二塁山下隆之介(卒業)
3番 右翼財田和真(卒業)
4番 指名打者水野航平(卒業)
5番 一塁吉良山大悟(卒業)
6番 遊撃磯野員諄(卒業)
7番 左翼小倉知也(卒業)
8番 捕手谷昊之介(新3年・残留)
9番 三塁宮元桜來(卒業)
先発投手青木龍之介(新3年・残留)

内野と外野は新しい顔ぶれで

新チームの内野には、櫃本敬汰や町田寛晴、加藤湊士郎といった顔ぶれが並んでいます。

町田寛晴は右投げ左打ちで、2024年の関西オールスター大会にも選ばれた選手です。

石岡和龍や眞野颯人といった選手たちも、内野のポジション争いに加わっていくでしょう。

外野に目を移してみると、俊足と広い守備範囲が持ち味の大西拳吾に期待が集まっています。

181センチの松村羚央や檜山承哉も、外野の一角を担っていく候補になっていくはずです。

新2年にも、姫路西リトルシニアの出身である山田凰稀と横田悠牙が控えていたのでした。

実戦経験の少ない選手が多いだけに、秋は誰が出てくるかが大きな見どころになります。

打線の再構築が最大のテーマ

2026年の夏、滝川第二は3回戦の龍野戦で12得点を挙げる爆発力を見せつけました。

4回戦の兵庫工戦でも9点を奪って打ち合いを制し、5回戦へとしっかり駒を進めています。

その一方で2回戦は1対0、5回戦は2対3と、点が取れない試合も少なくありません。

相手の力量によって得点力が大きく振れる点こそが、打線が抱えていた最大の課題でしょう。

しかも打線の中心にいた井尻礼音や財田和真、宮元桜來はまとめて卒業してしまいます。

新チームでは谷昊之介を軸にしながら、一から打線を組み上げていく作業が待っています。

1点をもぎ取る野球をどこまで磨けるかが、秋の勝敗を分ける鍵になっていくでしょう。

\注目選手の実力は?/

滝川第二高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道

新チームにとって最初の大きな舞台となるのが、この秋季兵庫県高校野球大会になります。

地区予選を勝ち抜いてきた滝川第二は、すでにこの大舞台への出場権を手にしています。

秋季兵庫県大会の日程としくみ

2026年の秋季兵庫県大会については、9月12日の開幕がすでに決定しているところです。

出場するのは、地区予選を勝ち抜いた53チームに甲子園へ出た社を加えた54チーム。

兵庫県は160校を超える全国屈指の激戦区として、昔から広く知られてきた土地でした。

この大会で上位3校のなかに入れば、秋季近畿大会への出場権を手にすることができます。

大阪と兵庫には毎年3つの枠が与えられており、ほかの府県より1つ多くなっています。

秋季近畿大会は10月17日から11月1日にかけて、京都府で開催される予定でした。

まずは県大会で1つでも多く勝ち星を積むことが、滝川第二にとっての第一歩でしょう。

秋季神戸地区予選2026年8月18日〜8月28日(滝川第二は突破)
秋季兵庫県大会2026年9月12日開幕・54チーム
近畿大会への出場枠上位3校
秋季近畿大会2026年10月17日〜11月1日(京都府)
センバツ近畿地区の枠6校

立ちはだかるライバル校

兵庫の勢力図を語るうえで外せないのが、やはり報徳学園という全国区の存在でしょう。

昨秋の県大会の2回戦では、その報徳学園に1対6で敗れて姿を消すことになりました。

今春の準々決勝で当たった東洋大姫路も、1対7という力の差を見せつけた相手でした。

神戸国際大付や明石商といった学校も、毎年のように県の上位へと食い込んでいきます。

秋の地区予選で敗れた須磨翔風とも、県大会でもう一度顔を合わせる可能性があります。

これだけの強豪をどこで攻略できるかが、滝川第二の秋を占う分かれ目になるでしょう。

組み合わせ抽選の結果次第で、この秋の景色は大きく変わっていくことになりそうです。

センバツ出場への現実的な道筋

2027年春のセンバツで、近畿地区に与えられる一般選考の枠は6校となっています。

他の地区より枠が多いぶん、近畿大会で勝ち進めば大きなチャンスが生まれるでしょう。

滝川第二が甲子園への出場を果たしたのは、いまのところ2015年の夏が最後でした。

すでに11年もの歳月が流れており、そろそろ本格的な復活が待たれる時期になります。

春のセンバツについては、1999年を最後にして出場から遠ざかっている状況でした。

まずは県大会でベスト4以上へ進み、近畿大会の切符をつかむことが当面の目標になります。

若い投手陣が力をつけていけば、その目標は決して手の届かない場所ではないでしょう。

滝川第二高校野球部の注目選手

ここからは、新チームの中心になっていくと見られる5人の選手を詳しく紹介していきます。

青木龍之介(新3年・投手)

ヤング兵庫飾磨クラブの出身で、右投げ右打ちの新エース候補と目されている投手です。

2026年夏の5回戦では、2年生ながら東播磨戦の先発マウンドをしっかり任されました。

春の仁川学院戦でも先発を務め、4対1の勝利を引き寄せる働きを見せていたのでした。

大事な試合を託されてきた実績が、新チームでの立場を物語っているといえるでしょう。

谷昊之介(新3年・捕手)

西舞子少年団からヤングオール神戸を経て進んできた、右投げ右打ちの新3年の捕手です。

2026年の春から夏にかけては、ほとんどすべての試合でマスクをかぶり続けてきました。

堅実な守備とキャッチングに加えて、キャプテンシーの高さでも知られる新チームの柱。

夏の先発オーダーで唯一残る選手として、チームを引っ張っていく立場になったのでした。

阪田琉稀斗(新3年・投手)

神戸市立垂水中の出身で、175センチ71キロの体格を持っている新3年の右腕です。

2026年の4月には最速138キロを計測しており、着実に球速を伸ばしてきています。

威力のある直球と強気な投球こそが、この投手ならではの大きな持ち味といえるでしょう。

青木とともに二枚看板を形成できれば、この投手陣の厚みは一気に増していくはずです。

大西拳吾(新3年・外野手)

西明石モンキーズから明石ボーイズを経て入学してきた、171センチの俊足外野手です。

俊足と広い守備範囲が持ち味で、ムードメーカーとしても高い評価を集めてきた選手です。

中学時代は主に中堅と左翼を守っており、下位打線で存在感を示すタイプの選手でした。

井尻礼音が抜けた外野において、レギュラーの座をつかみ取る大きな好機を迎えています。

浅井陸(新2年・投手)

明石ボーイズの出身で、187センチ83キロという実に恵まれた体格を誇る右腕です。

威力のある直球と強肩、そして驚異のフルスイングが高く評価されている選手になります。

まだ新2年ではありますが、その素材の大きさには入学当初から注目が集まる存在でした。

2年後の姿まで見据えれば、滝川第二に欠かせない投手へ育っていくに違いありません。

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滝川第二高等学校の基本情報

ここからは、滝川第二高等学校そのものについて基本的な情報を整理していきましょう。

学校の成り立ちを知っておくと、この野球部の姿もいっそう立体的に見えてくるはずです。

学校名滝川第二高等学校
所在地兵庫県神戸市西区春日台6丁目
設置区分私立
創立1984年
監督塚本泰成
登録部員数57人(2026年夏時点)
甲子園出場春3回・夏4回(通算7回)
甲子園通算成績8勝7敗(最高ベスト8)
主なOBマック鈴木・髙松渡・中村公治ほか

サッカーでも全国区の私学

滝川第二高等学校は、神戸市西区の春日台に校舎を構えている私立の高等学校になります。

創立は1984年で、すでに40年を超える歴史を積み重ねてきた学校でもありました。

全国的には、サッカー部の活躍によってその名前を知られている学校といえるでしょう。

2010年度の全国高校サッカー選手権では、久御山を5対3で下して初優勝を飾りました。

兵庫県大会でも22回の優勝を重ねており、選手権の常連として戦ってきた強豪でした。

野球部のほうもまた、甲子園に7回出場してきた兵庫を代表する実力校の一つになります。

現在チームを率いているのは、母校でコーチを務めたのちに就任した塚本泰成監督です。

プロ野球へ進んだOB

滝川第二の野球部からは、これまでに何人もの選手がプロ野球の世界へ進んでいきました。

なかでも広く知られているのは、メジャーリーグでも投げたマック鈴木の名前でしょう。

俊足の外野手として活躍している髙松渡も、この学校から巣立っていった選手の1人です。

そのほかにも中村公治や坂井陽翔、加藤洸稀、益田大介といった名前が数多く並びます。

甲子園では1999年の夏に、ベスト8まで勝ち上がった歴史も刻まれているのでした。

同じ1999年には春のセンバツにも出場しており、実に充実した一年を過ごしています。

その伝統を受け継いでいくことこそが、いまの部員たちに託された役割になるでしょう。

滝川第二高校野球部に関するよくある質問(FAQ)

滝川第二高校野球部は甲子園に出場したことがありますか?

春のセンバツに3回、夏の選手権には4回と、これまで通算7回の出場を重ねてきました。

甲子園での通算成績は8勝7敗で、最高の成績は1999年夏のベスト8になっています。

2026年の夏はどこまで勝ち進みましたか?

7月20日に行われた5回戦で東播磨に2対3と敗れ、そこで夏の戦いを終えています。

2回戦から4回戦までは3連勝しており、あと一歩というたいへんに惜しい敗戦でした。

新チームのエース候補は誰になりますか?

夏の5回戦で先発を任された新3年の青木龍之介が、最有力の候補になっていくでしょう。

最速138キロの阪田琉稀斗ら6人の投手が残るため、その序列は簡単には決まりません。

滝川第二の出身でプロ野球に進んだ選手はいますか?

メジャーリーグでも投げたマック鈴木は、もっともよく知られている出身選手になります。

そのほかにも髙松渡や中村公治、坂井陽翔といった選手たちがプロへ進んでいきました。

秋季兵庫県大会にはどうやって出場しますか?

地区予選を勝ち抜くことが条件で、滝川第二は神戸地区の敗者復活戦から勝ち上がりました。

9月12日に開幕する県大会で上位3校に入れば、秋季近畿大会へ進むことができます。

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滝川第二高校野球部のまとめ

2026年秋の滝川第二は、夏の先発オーダーの大半を送り出す再建に取り組んでいます。

それでも新3年に6人の投手が残っており、マウンドの層は県内でも屈指の厚さでしょう。

夏の5回戦で組んだ青木龍之介と谷昊之介のバッテリーが、そのまま新チームの軸です。

一方でドラフト候補の藤本絆那や打線の中心が抜ける影響は、決して小さくありません。

11年ぶりの甲子園を目指す滝川第二の秋を、これからも一緒に見守っていきましょう。

ドラフト候補研究所|全国のドラフト候補を徹底分析

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