【2026年秋】耐久高校野球部の戦力分析|新チーム・注目選手

和歌山県
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和歌山県有田郡湯浅町にある耐久高校は、1852年に生まれた学舎を前身とする県立高校です。

創立者のひとりは、稲むらの火の逸話で知られるヤマサ醤油の当主である濱口梧陵でした。

その創立175年目という節目に、野球部は夏の和歌山大会で初めて決勝の舞台へ進みました。

決勝では3連覇を狙う智弁和歌山に3対4と競り負け、甲子園まであと一歩に迫っています。

夏のベンチに入った20人はすべて県内の中学やクラブの出身で、地元の力だけで挑んだのでした。

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耐久高校野球部の2026年秋の戦力総評

新チームは夏のベンチ入りを果たした20人のうち、7人がそのまま残ることになりました。

そのなかに投手2人と捕手1人が含まれており、バッテリーの土台はどうにか形を保っています。

一方で最速148キロを誇ったエースの野崎健友が卒業し、大黒柱は不在となるのでした。

それでも夏の準優勝を経験した7人が土台にいるため、再建の出発点は決して低くありません。

回戦日付
2回戦7月13日
3回戦7月20日
準々決勝7月23日
準決勝7月25日
決勝7月27日
回戦対戦相手
2回戦神島
3回戦田辺
準々決勝近大新宮
準決勝和歌山東
決勝智弁和歌山

2026年夏の戦いを振り返る

夏の和歌山大会は2回戦からの登場となり、7月13日に橋本を10対3で下しました。

3回戦の日高戦は野崎健友が9回を投げ抜き、2対1という緊迫した接戦を制しています。

準々決勝では南部龍神を14対3で圧倒し、序盤の2イニングで10点を奪ったのでした。

準決勝の熊野戦も野崎が完投し、5対2で創部初となる決勝進出をしっかり決めました。

その野崎は打っても5打数3安打2打点という活躍を見せ、投打の両面でチームを牽引します。

決勝は智弁和歌山に3対4と敗れ、初めての甲子園まではあと1点が届きませんでした。

それでも県立の高校が5つの試合を勝ち抜いた事実は、和歌山の勢力図に一石を投じました。

新チームに残る7人

夏のベンチ20人のうち3年生は13人で、残る7人が新チームへと進むことになります。

投手では松浦吏叶と高垣尋士が残り、この2人が秋のマウンドを担うことになりました。

控え捕手の佐原憂樹も残っており、バッテリーが丸ごと入れ替わるわけではありません。

内野手の上田一航は夏の大会で打席へ立ち、1安打1打点という記録を残しているのでした。

外野手の井口晴豊も夏のベンチに名を連ね、公式戦の空気をすでに味わってきています。

1年生だった米澤悠星と吉井健も残り、この2人にはさらに2年の時間が与えられました。

7人という数字は決して多くありませんが、投手と捕手がそろって残った意味は大きいのでした。

春も夏も智弁和歌山に阻まれて

2026年の春、耐久は準々決勝で近大新宮を1対0と退けて県のベスト4へ進みました。

準決勝では和歌山東を4対1で下して、24年ぶりとなる春の決勝進出を決めています。

決勝は智弁和歌山に3対9と敗れ、序盤の7失点が最後まで重くのしかかったのでした。

その悔しさを胸に臨んだ夏も、決勝の舞台で待っていた相手は同じ智弁和歌山になりました。

今度は3対4という1点差にまで詰め寄っており、春との差は確かに縮まってきています。

春と夏の2度にわたって王者の前で足を止めた事実は、新チームにも受け継がれるでしょう。

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耐久高校野球部の2026年秋の投手陣を徹底分析

新チームのマウンドづくりは、松浦吏叶と高垣尋士という2人の新3年生から始まります。

2人とも夏の大会はベンチ入りにとどまり、公式戦での登板記録はまだ多くありません。

最速148キロの野崎健友が抜けるため、秋はこの2人の成長が最大のテーマになりました。

実戦の経験は乏しいものの、2人とも地元のクラブで基礎をしっかり積み上げてきたのでした。

新エース候補の松浦吏叶

松浦吏叶は和歌山有田ボーイズの出身で、夏は背番号15を背負ってベンチに入りました。

中学時代から地元の強豪でプレーを重ね、下級生のうちから経験を積んできたのでした。

夏の和歌山大会では登板の機会こそなかったものの、ベンチから決勝の空気を味わっています。

準優勝という景色を間近で見た経験は、新チームでの投球にも必ず生きてくるでしょう。

秋は背番号1を託される可能性が高く、その責任の重さは夏とは比べものになりません。

経験の少なさは否めないものの、伸びしろという一点では大きな期待が寄せられました。

二番手を担う高垣尋士

高垣尋士は有田リトルシニアの出身で、夏は背番号16をつけてベンチ入りを果たしました。

有田リトルシニアは耐久へ多くの選手を送り込んでおり、その系譜を継ぐ一人になります。

夏の大会で登板はなかったものの、県大会を通してブルペンで準備を続けてきたのでした。

新チームでは松浦吏叶とともに、投手陣の2枚看板として秋を戦っていくことになります。

和歌山を勝ち抜くには複数の投手が欠かせず、この2人の併用が現実的な形になるでしょう。

どちらが背番号1をつけることになるのかも、秋の県大会を見るうえでの楽しみのひとつです。

卒業する野崎健友の足跡

野崎健友は紀州由良リトルシニアの出身で、173センチ80キロの本格派右腕でした。

夏の和歌山大会では自己最速の148キロを記録し、3球団のスカウトが視察に訪れています。

決勝では8回を投げて被安打10、自責点3という内容で98球を最後まで投げ切りました。

四死球はひとつもなく、24個のアウトのうち14個をフライで奪ってみせたのでした。

夏は4番も打ち、春の決勝では5番として智弁和歌山のエースから本塁打を2本放っています。

当初は大学への進学を考えていましたが、決勝の投球を経てプロへの思いを強めたのでした。

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耐久高校野球部の2026年秋の野手陣を徹底分析

打線は4番の野崎健友をはじめ、上位を担った3年生がまとめて抜けることになります。

残る野手は上田一航と井口晴豊、そして佐原憂樹と米澤悠星、吉井健の5人になりました。

経験の差は大きいものの、夏のベンチで頂点争いを見た事実は決して小さくありません。

夏に王者と1点差の勝負を演じた記憶は、打席に立つときの確かな支えになるでしょう。

選手学年
松浦吏叶新3年
高垣尋士新3年
佐原憂樹新3年
上田一航新3年
井口晴豊新3年
米澤悠星新2年
吉井健新2年

攻守の要となる佐原憂樹

佐原憂樹は有田市立有和中の出身で、夏は背番号18をつけた捕手として控えていました。

正捕手だった徳常隼士が卒業するため、秋はマスクをかぶる最有力候補に挙げられます。

中学は軟式の野球部であり、クラブチームの出身が多い耐久のなかでは異色の経歴でした。

経験の浅い投手陣を引っ張っていく立場となるため、その負担は決して軽くはありません。

それでも夏の準優勝を間近で見てきた経験は、秋の戦いで何よりの支えになるでしょう。

バッテリーがどこまで早く形になるかが、耐久の秋を左右する大きな分かれ目になりました。

唯一の出場経験を持つ上田一航

上田一航は有田リトルシニアの出身で、夏は背番号14の内野手としてベンチに入りました。

残る7人のなかでただ一人、夏の和歌山大会で打席に立った経験を持つ選手になります。

記録は5打席で4打数1安打1打点であり、少ない機会を確かに結果へつなげたのでした。

新チームでは内野の中心として、打線を力強く引っ張っていく役割が期待されています。

夏のベンチで学んできた空気を、今度は自分自身がグラウンドの上で示す番になりました。

勝負どころで打てる打者が育つかどうかが、秋の得点力を大きく左右していくでしょう。

外野と下級生に残る力

井口晴豊は有田川町立吉備中の出身で、夏は背番号17の外野手としてベンチに入りました。

夏の和歌山大会でも1試合の出場記録が残っており、公式戦の空気をすでに味わっています。

米澤悠星は日高オールスターズの出身で、1年生ながら背番号19を与えられていたのでした。

吉井健も和歌山有田ボーイズから進んでおり、1年生のうちに背番号20を背負っています。

この2人には2年という時間が残されており、伸びしろは7人のなかで最も大きいでしょう。

下級生が早くから経験を積める環境は、部員33人という規模ならではの強みになりました。

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\注目選手の実力は?/

耐久高校野球部の2026年秋の大会展望

新チームは8月に行われた県下新人戦から、公式戦のスタートを切ることになりました。

2回戦で南部龍神を11対1と圧倒したものの、3回戦では近大新宮に1対6で敗れています。

秋季和歌山県大会は9月5日に開幕を迎え、ここからがいよいよ本当の勝負になるのでした。

8月の新人戦で味わった敗戦の悔しさを、秋の県大会でどう晴らすのかに注目が集まります。

秋季和歌山県大会の日程と枠

秋季和歌山県大会の抽選会は9月2日に行われ、5日から各地で熱戦の火ぶたが切られます。

日程は10月4日の決勝まで組まれており、およそ1か月にわたる長い戦いになりました。

和歌山からは上位2校が秋季近畿大会へ進み、3位校による出場決定戦も控えているのでした。

その決定戦は10月10日にあやべ球場で予定され、3校目となる可能性も残されています。

昨秋の耐久は一次予選の決勝で近大新宮に敗れ、県の上位までは手が届きませんでした。

春と夏に見せた力を秋にも示せるかどうかが、まずは大きな試金石になっていくでしょう。

秋季近畿大会とセンバツへの道

秋季近畿大会は2026年、京都府のわかさスタジアム京都を主会場として開かれます。

日程は10月17日から11月1日までとなり、近畿の2府4県の代表が頂点を争います。

センバツの近畿枠は6つあり、近畿大会でベスト8に入れば当確圏が見えてくるのでした。

耐久は2023年の秋に近畿大会でベスト4まで進み、翌春のセンバツ出場を勝ち取りました。

1回戦では兵庫の社を5対4で下し、準々決勝でも須磨翔風を4対1でしっかり退けています。

あのときの快進撃をもう一度再現できれば、2度目の甲子園も決して夢の話ではありません。

目標は昨秋を超えること

新チームがまず超えるべき壁は、一次予選の決勝で止まった昨秋という結果になります。

夏に準優勝を経験した学校として、周囲から向けられる視線も昨年までとは変わったのでした。

井原正善監督は和歌山県の出身で、地元の選手だけでこのチームを作り上げてきました。

県内の中学とクラブから集まった選手が、王者に迫る力をつけたという事実は動きません。

投手陣の経験不足という課題を、秋の実戦のなかでどこまで埋められるかが焦点になります。

創立175年の歴史を背負うチームが、次にどんな景色を見せるのか楽しみでなりません。

時期大会
8月15日県下新人戦2回戦
8月22日県下新人戦3回戦
9月2日秋季和歌山県大会
9月5日〜10月4日秋季和歌山県大会
10月17日〜11月1日秋季近畿大会

\スカウト評価と指名予想は?/

耐久高校野球部の2026年秋の注目選手

新チームを支えていく5人について、その経歴と持ち味に沿って順に紹介していきます。

松浦吏叶(新3年・投手)

和歌山有田ボーイズの出身で、夏の大会は背番号15を背負ってベンチ入りを果たしました。

公式戦での登板はまだなく、実戦の経験という点では未知数の部分が残っているのでした。

それでも最速148キロの野崎健友が抜けた今、秋のマウンドを託される一人になりました。

地元のクラブで鍛えた土台をどこまで伸ばせるかに、耐久の秋がかかっているのでした。

高垣尋士(新3年・投手)

有田リトルシニアの出身で、夏の大会は背番号16でベンチ入りを果たした投手になります。

松浦吏叶とともにマウンドを分け合う立場で、2枚看板として秋を戦うことになりました。

有田リトルシニアは耐久に多くの選手を送っており、その系譜を受け継ぐ存在なのでした。

複数の投手で継投を組む形こそが、和歌山を勝ち抜くうえでの現実的な道になるでしょう。

佐原憂樹(新3年・捕手)

有田市立有和中の出身で、夏の大会は背番号18の捕手としてベンチに名を連ねました。

クラブチームの出身が多い耐久にあって、中学の軟式野球部から進んだ珍しい経歴です。

正捕手だった徳常隼士が卒業するため、秋はマスクをかぶる最有力候補になるのでした。

経験の浅い投手陣をどう導いていくかに、新チームの浮沈がかかっているといえるでしょう。

上田一航(新3年・内野手)

有田リトルシニアの出身で、夏の大会は背番号14の内野手としてベンチ入りしました。

残る7人のなかでは唯一、夏の和歌山大会で打席に立った経験を持っている選手になります。

4打数1安打1打点という記録は、限られた機会をしっかりと生かした確かな証でした。

新チームでは打線の中心として、得点を自分から生み出していく役割が期待されています。

米澤悠星(新2年・内野手)

日高オールスターズの出身で、1年生ながら背番号19を与えられた内野手になります。

夏のベンチ20人のうち1年生は2人だけであり、その期待の大きさがうかがえました。

新チームでは下級生ながら、上級生に交じって出場の機会をつかむ立場になるのでした。

2年という時間がまだ残されているだけに、伸びしろは7人のなかでも際立っています。

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耐久高校野球部の基本情報

耐久高校は和歌山県有田郡湯浅町湯浅に校舎を構えている、県立の高等学校になります。

全日制の普通科に加えて定時制の課程も置かれており、地域の学びを長く支えてきました。

湯浅の町は醤油発祥の地としても知られ、古い町並みが今も大切に守られているのでした。

項目内容
学校名和歌山県立耐久高等学校
所在地和歌山県有田郡湯浅町湯浅1985
設置公立(和歌山県立)
監督井原正善
登録人数33人(2026年)
甲子園出場春1回(2024年)
主なOB梅本正之

学校の沿革と特色

耐久高校の始まりは、1852年に湯浅の地へ開かれた一つの稽古場にまでさかのぼります。

1866年にはその稽古場が耐久社と名づけられ、それが今の校名の由来になったのでした。

創立者のひとりである濱口梧陵は、ヤマサ醤油の当主として全国に名を知られる人物です。

安政の大地震で稲むらに火を放ち、村人を津波から救った逸話が今も語り継がれています。

校名には学舎が末永く続き自学自労の精神を持つ人が育つようにとの願いが込められたのでした。

2026年は創立から175年目にあたり、県内でも屈指の歴史を持つ学校になりました。

甲子園の実績と主なOB

甲子園への出場は2024年の春に一度だけで、夏の大会にはまだ出た経験がありません。

2023年の秋に県大会を制し、近畿大会でもベスト4に進んだ成績が評価されました。

センバツの1回戦では中央学院と対戦し、1対7で敗れて甲子園の初勝利には届いていません。

それでも県立の高校が甲子園の土を踏んだという事実は、地域に大きな誇りを残しました。

プロ野球へ進んだOBには梅本正之がおり、卒業生には彫刻家の木下繁もいたのでした。

政治の世界では、経済企画庁長官を務めた正示啓次郎もまたこの学校の出身になります。

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耐久高校野球部に関するよくある質問

耐久高校野球部の2026年夏の成績は

全国高校野球選手権和歌山大会では決勝まで勝ち進み、智弁和歌山に3対4で敗れました。

創部初となる決勝への進出であり、甲子園まではあと1勝という位置に迫っていました。

耐久高校は甲子園に出場したことがありますか

2024年の春のセンバツに一度だけ出場し、1回戦で中央学院に1対7と敗れました。

夏の甲子園にはまだ出場の経験がなく、その初出場が学校全体の悲願になっているのでした。

新チームには何人の選手が残りますか

夏のベンチ入り20人のうち7人が残り、そのうち2人は投手で1人は捕手になります。

最速148キロのエースだった野崎健友が卒業し、マウンドは大きく姿を変えていきました。

耐久高校の野球部はどんな編成ですか

夏のベンチに入った20人は、全員が和歌山県内の中学やクラブの出身になっています。

紀州由良や有田のシニア、そして和歌山有田ボーイズから進んだ選手が中心を占めました。

耐久高校の校名の由来は何ですか

1866年に名づけられた耐久社という稽古場の名称が、そのまま校名の由来になりました。

創立者である濱口梧陵は、稲むらの火の逸話で知られるヤマサ醤油の当主でもあります。

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耐久高校野球部の2026年秋のまとめ

2026年の夏に創部初の決勝へ進んだ耐久は、7人を残して新チームを立ち上げました。

最速148キロの野崎健友が抜けるため、秋は松浦吏叶と高垣尋士がマウンドを担います。

捕手の佐原憂樹と内野の上田一航が、その若い投手陣を支える役割を任されたのでした。

8月の県下新人戦は3回戦で終わりましたが、県大会まではまだ時間が残されています。

創立175年の歴史を背負う地元の選手たちが、次に開く扉をいっしょに見届けましょう。

ドラフト候補研究所|全国のドラフト候補を徹底分析

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