第51回社会人野球日本選手権大会の関東代表決定戦は、10月6日に全18試合を終えました。
4つのブロックを制した4チームと、最終日の2試合を勝った2チームの計6チームが代表です。
創部11年目のオールフロンティアが初出場を決め、日産自動車も17年ぶりに全国へ戻りました。
この記事では全18試合の結果とブロックごとの勝ち上がり、代表6チームと注目選手を整理しました。
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社会人野球日本選手権2026(第51回大会)の日程と出場の仕組み
第51回社会人野球日本選手権大会は、2026年10月31日から11月10日まで開かれます。
会場は大阪市西区の京セラドーム大阪で、全国から集まった32チームが日本一を争う舞台です。
1974年に始まったこの大会は、夏の都市対抗と並ぶ社会人野球の二大大会に数えられています。
都市対抗のような補強選手の制度はなく、各チームは自前の戦力だけで勝ち上がっていきます。
1年をかけて積み上げてきたチームの総合力が、そのまま結果として表れる真剣勝負の舞台です。
開催が10月下旬のドラフト会議の後になるため、シーズンの総仕上げという色合いも濃くなりました。
まずは第51回大会の要点を、日程や会場も含めて下の表で早わかりの形にまとめておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第51回社会人野球日本選手権大会 |
| 本大会 | 2026年10月31日(土)〜11月10日(火) |
| 本大会会場 | 京セラドーム大阪(大阪市西区) |
| 出場 | 全国32チーム |
| 前回優勝 | ヤマハ(第50回大会) |
| 関東予選 | 2026年10月1日(木)・2日(金)・5日(月)・6日(火) |
| 予選会場 | 等々力球場・ゼットエーボールパーク |
| 予選の出場 | 20チーム(4ブロック制) |
| 関東代表 | 日本製鉄鹿島・オールフロンティア・東京ガス・SUBARU・日産自動車・三菱重工East |
出場32枠の内訳と関東に与えられた枠
32の出場枠は、推薦と9つの地区最終予選という2つのルートに分けて割り当てられる仕組みです。
推薦の枠は、夏の都市対抗を制したチームと全日本クラブ選手権の優勝チームに与えられます。
さらに主要な地区連盟が主催する11の対象大会でも、優勝したチームが出場権を手にしました。
関東からはこの推薦のルートで、すでに5つのチームが本大会への切符をつかんでいます。
顔ぶれはHondaとJR東日本、日本通運、東芝、そして鷺宮製作所という常連ばかりです。
なかでもHondaは京都大会と静岡大会、九州大会という3つの対象大会を制してみせました。
残る枠を懸けて、推薦に届かなかった20チームが10月の代表決定戦へ回ることになりました。
予選に出られるのは企業チームとそれに準じるチームだけ
地区の最終予選には、日本野球連盟に登録するすべてのチームが出られるわけではありません。
出場が認められるのは原則として企業チームと、それに準じると判断されたチームだけです。
クラブチームの場合は、過去10年以内に二大大会の本大会へ出た実績が必要になってきます。
関東では20のチームがこの条件を満たし、今年の代表決定戦に名前を連ねることになりました。
県別に見ると茨城が5チームで最も多く、東京と埼玉が4チーム、千葉が3チームと続きます。
さらに神奈川が3チーム、栃木と群馬が1チームずつという構成で1都6県がそろいました。
社会人野球の企業チームが関東にどれだけ集まっているかが、この数字からも伝わってきます。
社会人野球日本選手権2026 関東予選の日程・会場・組み合わせ
関東代表決定戦は、10月1日と2日、5日と6日の4日間に分けて予定どおり行われました。
会場となるのは川崎市の等々力球場と、千葉県袖ケ浦市のゼットエーボールパークの2つです。
初日と2日目は両方の球場で3試合ずつが行われ、12試合のうち6試合がコールドで決着しました。
3日目の10月5日には4つのブロックで代表決定戦が行われ、まず4チームが代表に決まっています。
最終日の10月6日には等々力球場で次点の4チームによる2試合があり、残る2枠が埋まりました。
入場料はどの日も無料で、平日の開催ながらファンが気軽に足を運べる大会になっています。
4日間の全18試合の結果を、日付とブロックごとに分けて下の表へ整理して並べておきます。
| 日付 | ブロック | 結果 |
|---|---|---|
| 10月1日(木) | イ | テイ・エステック 14−3 JR千葉(7回コールド) |
| 10月1日(木) | イ | 日立製作所 8−5 JFE東日本(延長10回) |
| 10月1日(木) | ロ | オールフロンティア 21−0 SUNホールディングスEAST(7回コールド) |
| 10月1日(木) | ハ | 日産自動車 12−3 茨城トヨペット(7回コールド) |
| 10月1日(木) | ハ | 東京ガス 2−1 エイジェック |
| 10月1日(木) | ニ | 茨城日産 11−4 JR水戸(7回コールド) |
| 10月2日(金) | イ | 日本製鉄鹿島 4−2 テイ・エステック |
| 10月2日(金) | ロ | 三菱重工East 5−1 ENEOS |
| 10月2日(金) | ロ | オールフロンティア 1−0 日本製鉄かずさマジック |
| 10月2日(金) | ハ | 日産自動車 7−0 明治安田(7回コールド) |
| 10月2日(金) | ニ | SUBARU 3−0 NTT東日本 |
| 10月2日(金) | ニ | セガサミー 10−0 茨城日産(7回コールド) |
| 10月5日(月) | イ | 日本製鉄鹿島 9−2 日立製作所(7回コールド) |
| 10月5日(月) | ロ | オールフロンティア 6−5 三菱重工East |
| 10月5日(月) | ハ | 東京ガス 7−2 日産自動車 |
| 10月5日(月) | ニ | SUBARU 9−3 セガサミー |
| 10月6日(火) | 次点 | 日産自動車 6−4 セガサミー |
| 10月6日(火) | 次点 | 三菱重工East 1−0 日立製作所 |
初日と2日目は12試合のうち6試合がコールドに
初日の6試合は4試合が7回コールドで決着し、力の差がはっきり出る一日になりました。
オールフロンティアは18安打21得点を挙げ、SUNホールディングスEASTを圧倒しています。
接戦になったのは残る2試合で、日立製作所はJFE東日本を延長10回の末に8対5で下しました。
東京ガスは夏の都市対抗でベスト4のエイジェックを、8回の勝ち越し点で2対1と振り切っています。
2日目は三菱重工EastがENEOSを5対1で下し、横浜市の2チームによる対戦を制しました。
SUBARUは後藤克基の3ランでNTT東日本に3対0で勝ち、完封リレーで代表決定戦へ進んでいます。
オールフロンティアも日本製鉄かずさマジックを1対0で退け、2試合続けての完封勝ちでした。
10月5日の代表決定戦と6日の2試合で6チームが決まる
10月5日の代表決定戦は、4つのブロックで午前と午後に2試合ずつが一斉に行われました。
ブロックイは日本製鉄鹿島が日立製作所に9対2の7回コールドで逆転勝ちを収めています。
ブロックハは東京ガスが4回に5点を奪い、日産自動車を7対2で下して代表になりました。
ブロックロはオールフロンティアが三菱重工Eastに9回サヨナラの6対5で競り勝っています。
ブロックニはSUBARUが3回の連続本塁打などで主導権を握り、セガサミーに9対3で勝ちました。
翌6日は敗れた4チームが抽選で2試合に分かれ、日産自動車がセガサミーを6対4で下しました。
もう1試合は三菱重工Eastが日立製作所を1対0で振り切り、最後の1枠を手にしています。
社会人野球日本選手権2026 関東予選の出場20チーム
今年の関東代表決定戦には、歴史も規模もまったく異なる20のチームが顔をそろえました。
都市対抗を55回も戦ってきた名門から、創部から5年ほどの新しいチームまでが並びます。
1917年創部の日立製作所と2021年創部の茨城日産の間には、100年以上の開きが生まれました。
それでも予選のトーナメントでは、その差が一戦のうちに消えてしまうことも珍しくありません。
夏の都市対抗でベスト4に入った2チームも、この20チームに名を連ねる豪華な顔ぶれです。
20チームの本拠地と全国大会での実績、今回の結果をブロック順に下の表へ並べておきました。
| ブロック | チーム | 本拠地 | 全国大会の実績 | 今回の予選 |
|---|---|---|---|---|
| イ | 日立製作所 | 日立市 | 都市対抗41回・日本選手権14回 | 最終日の決定戦で敗退 |
| イ | JFE東日本 | 千葉市 | 都市対抗27回・日本選手権12回 | 初戦で敗退 |
| イ | テイ・エステック | 行田市 | 2020年創部の新鋭 | 2戦目で敗退 |
| イ | JR千葉 | 千葉市 | 2002年創部の鉄道勢 | 初戦で敗退 |
| イ | 日本製鉄鹿島 | 鹿嶋市 | 都市対抗24回・日本選手権13回 | 代表(ブロックイ) |
| ロ | ENEOS | 横浜市 | 都市対抗55回・優勝12回は歴代最多 | 初戦で敗退 |
| ロ | 三菱重工East | 横浜市 | 都市対抗16回・2026年ベスト4 | 代表(最終日に決定) |
| ロ | オールフロンティア | 春日部市 | 2016年創部・全国大会は初出場 | 代表(ブロックロ) |
| ロ | SUNホールディングスEAST | 埼玉県 | 埼玉の企業チーム | 初戦で敗退 |
| ロ | 日本製鉄かずさマジック | 君津市 | 都市対抗17回・日本選手権10回 | 初戦で敗退 |
| ハ | 東京ガス | 東京都 | 都市対抗27回・日本選手権14回 | 代表(ブロックハ) |
| ハ | エイジェック | 小山市・栃木市 | 2018年創部・2026年ベスト4 | 初戦で敗退 |
| ハ | 茨城トヨペット | 水戸市 | 2006年創部 | 初戦で敗退 |
| ハ | 日産自動車 | 横須賀市 | 都市対抗優勝2回・日本選手権優勝1回 | 代表(最終日に決定) |
| ハ | 明治安田 | 東京都 | 都市対抗8回・日本選手権8回 | 初戦で敗退 |
| ニ | SUBARU | 太田市 | 都市対抗30回・日本選手権18回 | 代表(ブロックニ) |
| ニ | NTT東日本 | 東京都 | 都市対抗48回・日本選手権19回 | 初戦で敗退 |
| ニ | 茨城日産 | 茨城県 | 2021年創部の新鋭 | 2戦目で敗退 |
| ニ | JR水戸 | 茨城県 | 茨城の鉄道勢 | 初戦で敗退 |
| ニ | セガサミー | 東京都 | 都市対抗14回・日本選手権6回 | 最終日の決定戦で敗退 |
ブロックイ|日本製鉄鹿島が逆転コールドで5大会連続の代表
ブロックイを制したのは、初日が免除されて2日目から登場した鹿嶋市の日本製鉄鹿島でした。
初戦はテイ・エステックに4対2で勝ち、土屋大和と金城伶於の継投で逃げ切っています。
代表決定戦は日立製作所に2点を先行されましたが、5回に4点、6回に5点を奪いました。
8番の池間誉人が2本の二塁打で4打点を挙げ、9番の樫村昌樹も5回に2ランを放っています。
9対2の7回コールドで決着し、日本製鉄鹿島は5大会連続14回目の本大会出場を決めました。
日立製作所は初日にJFE東日本を延長10回で下しましたが、代表決定戦と最終日に連敗しました。
最終日は10安打を放ちながら1点も奪えず、岡直人の8回1失点の力投も実っていません。
ブロックロ|創部11年目のオールフロンティアが初出場
ブロックロを制したのは、埼玉県春日部市を本拠地に置く創部11年目のオールフロンティアです。
初戦を21対0、2戦目を1対0と2試合続けて完封で勝ち上がり、代表決定戦に進みました。
相手は夏の都市対抗でベスト4に入った三菱重工Eastで、3回までに4対0とリードを奪っています。
3番の石原昂が1回に適時二塁打、3回に3ランを放ち、1人で4打点を挙げる活躍でした。
9回表に2死から追いつかれたものの、その裏に金子昂也の犠牲フライでサヨナラ勝ちしています。
三菱重工Eastは翌日に日立製作所を1対0で下し、2年ぶり12回目の本大会出場を決めました。
都市対抗で12度の優勝を誇るENEOSは、初戦でその三菱重工Eastに1対5で敗れています。
ブロックハ|東京ガスが制し、日産自動車は17年ぶりの全国へ
ブロックハを制したのは東京ガスで、初戦はエイジェックに2対1の逆転勝ちを収めました。
7回に中尾勇介のソロ本塁打で追いつき、8回に相手の野選の間に1点を勝ち越しています。
代表決定戦は日産自動車に一度は逆転されましたが、4回に2死満塁から5点を奪いました。
7対2で勝った東京ガスは、これで5大会連続15回目となる本大会への出場を決めています。
敗れた日産自動車は翌日の一戦でセガサミーを6対4で下し、最後に代表の座をつかみました。
2009年の休部から2025年に活動を再開し、日本選手権は17年ぶり17回目の出場になります。
先発の領家佑馬が9回を1人で投げ切り、活動再開後では初めての全国大会出場を決めた形です。
ブロックニ|SUBARUが2試合で12得点、NTT東日本は初戦で敗退
ブロックニを制したのは、群馬県太田市を本拠地に置く1953年創部のSUBARUでした。
初戦は後藤克基の3ランでNTT東日本を3対0で下し、松永大輝と八野田龍司が完封しています。
代表決定戦は3回に藤原龍之介と外山優希の連続本塁打で4点を奪い、セガサミーを突き放しました。
9対3で勝ったSUBARUは、2大会連続19回目となる本大会への出場を決めています。
セガサミーは2026年シーズン限りでの活動終了を発表しており、最終日の敗戦で公式戦を終えました。
NTT東日本は初戦で姿を消し、明治大で副将を務めた中堅手の直井宏路も4打数1安打でした。
直井は2番の中堅手として先発し、この秋のドラフト候補としても名前が挙がる存在です。
\明治大の副将/
社会人野球日本選手権2026 関東予選の見どころ
今年の関東予選は、9月の都市対抗の余韻をそのまま持ち込んだような顔ぶれになりました。
9月に東京ドームで開かれた第97回都市対抗には、関東から11チームが出場しています。
そのうちエイジェックと三菱重工East の2チームが、そろってベスト4まで勝ち上がりました。
エイジェックは準々決勝で東邦ガスを相手に、延長10回の末に4対3で振り切っています。
三菱重工East も準々決勝で大阪ガスを5対3と下し、初めてのベスト4進出を果たしました。
ところが秋はエイジェックが初戦で敗れ、三菱重工Eastも最終日の1対0でようやく代表になりました。
2026年の都市対抗で関東勢がどこまで勝ち進んだかと今回の結果を、下の表にまとめておきます。
| チーム | 本拠地 | 都市対抗2026 | 関東予選 |
|---|---|---|---|
| エイジェック | 小山市 | ベスト4(3勝1敗) | 初戦で敗退 |
| 三菱重工East | 横浜市 | ベスト4(3勝1敗) | 最終日に代表決定 |
| NTT東日本 | 東京都 | 2回戦(1勝1敗) | 初戦で敗退 |
| JR東日本 | 東京都 | 2回戦(1勝1敗) | 推薦で本大会へ |
| 日本製鉄鹿島 | 鹿嶋市 | 1回戦敗退 | ブロックイの代表 |
| 日本製鉄かずさマジック | 君津市 | 1回戦敗退 | 初戦で敗退 |
| 東京ガス | 東京都 | 1回戦敗退 | ブロックハの代表 |
| 東芝 | 川崎市 | 1回戦敗退 | 推薦で本大会へ |
夏のベスト4が苦しみ、新しい顔が代表になった秋
エイジェックは2018年の創部で、栃木県の小山市と栃木市の2つを本拠地としています。
都市対抗の出場はまだ3回にすぎませんが、今年はいきなりベスト4まで駆け上がりました。
準決勝では優勝した西濃運輸に2対3と惜敗し、あと一歩のところで決勝の舞台を逃しています。
三菱重工East も準決勝でNTT西日本に2対5と敗れ、同じ悔しさを味わいました。
そのエイジェックは初戦で東京ガスに1対2で競り負け、秋の全国には届きませんでした。
三菱重工Eastも代表決定戦でサヨナラ負けを喫し、最終日の1対0で切符を拾っています。
夏に初戦で敗れた東京ガスと日本製鉄鹿島は、ともにブロックを制して借りを返しました。
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社会人野球日本選手権2026 関東予選の注目選手とドラフト候補
関東の予選には、全国でもトップクラスの実力者が20チームぶん一斉に集まってきます。
10月下旬のドラフト会議を目前に控える時期も、この大会に独特の緊張感を与えました。
150キロを超える本格派が各チームにそろい、締まった投手戦になる試合も少なくありません。
大学球界で主将やベストナインを経験した打者も、この予選には数多く名前を連ねました。
代表決定戦では石原昂や池間誉人、外山優希といった打者が試合を決める一打を放ちました。
4日間で目を引いた選手と注目を集めた選手の顔ぶれを、下の表に整理して並べておきます。
| 選手 | チーム | 守備 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 石原昂 | オールフロンティア | 内野手 | 代表決定戦で3ランを含む3安打4打点 |
| 手島直 | オールフロンティア | 投手 | 2戦目で6回1/3を無失点・予選2勝 |
| 領家佑馬 | 日産自動車 | 投手 | 7回完封と9回完投で2勝 |
| 池間誉人 | 日本製鉄鹿島 | 内野手 | 代表決定戦で二塁打2本の4打点 |
| 外山優希 | SUBARU | 内野手 | 2試合で8打数5安打・代表決定戦で本塁打 |
| 藤澤涼介 | 東京ガス | 外野手 | 打球速度153キロ・2試合で6打数3安打・ヤクルト1位 |
| 印出太一 | 三菱重工East | 捕手 | 早大主将・ENEOS戦で2点二塁打 |
| 松崎公亮 | 東京ガス | 投手 | 最速154キロ・初戦で2回2/3を無失点 |
| 清水一眞 | 東京ガス | 投手 | 初戦に先発して5回1失点 |
| 直井宏路 | NTT東日本 | 外野手 | 明治大の副将を務めた中堅手 |
| 長屋竣大 | ENEOS | 投手 | 最速152キロ・初戦で2回無失点・ロッテ3位 |
| 中川智裕 | セガサミー | 内野手 | 最終日に本塁打を含む3安打4打点 |
投手陣|2勝の領家佑馬と手島直、完封リレーのSUBARU
日産自動車の領家佑馬は2戦目で明治安田を7回完封し、最終日は9回を1人で投げ切りました。
最終日のセガサミー戦は10安打を浴びながら4失点でしのぎ、チームを全国へ導いています。
オールフロンティアの手島直は2戦目で6回3分の1を無失点に抑え、1対0の勝利を呼びました。
代表決定戦でも9回のマウンドに立ち、その裏のサヨナラ勝ちで予選2勝目を手にしています。
SUBARUは松永大輝と八野田龍司の継投でNTT東日本を完封し、初戦を3対0で制しました。
三菱重工Eastの安達壮汰は2試合に先発して13回を1失点に抑え、最終日の勝利投手になりました。
東京ガスは初戦に清水一眞が5回1失点、最速154キロの松崎公亮が2回3分の2を無失点でつないでいます。
ENEOSの長屋竣大は初戦で2回を無失点に抑え、10月22日のドラフト会議でロッテから3位で指名されました。
\最速154キロの大型右腕/
野手陣|代表決定戦を決めた石原昂と池間誉人
オールフロンティアの石原昂は代表決定戦で適時二塁打と3ランを放ち、4打数3安打4打点でした。
1番の齊藤光も3試合で10打数6安打を記録し、2戦目では決勝の適時三塁打を放っています。
日本製鉄鹿島の池間誉人は代表決定戦で2本の二塁打を放ち、8番打者ながら4打点を挙げました。
セガサミーの中川智裕は最終日に本塁打を含む3安打4打点と、最後まで意地を見せています。
東京ガスの藤澤涼介は横浜国立大の出身で、打球速度153キロという数字を残しました。
今年4月の第72回JABA静岡大会では、首位打者賞と最優秀新人賞を同時に受けています。
今回の予選は2試合で6打数3安打を記録し、代表決定戦では1回に先制の犠牲フライを放ちました。
その藤澤は10月22日のプロ野球ドラフト会議で、ヤクルトから1位で指名を受けました。
\打球速度153キロ/
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関東代表を待つ本大会|京セラドームに集う32チーム
予選を勝ち抜いた6チームを待っているのは、11日間にわたって続いていく全国の大舞台です。
前回の第50回大会では、静岡県浜松市を本拠地とするヤマハが堂々と日本一に輝きました。
2026年は夏の都市対抗を制した西濃運輸が、推薦の枠で早々と出場権を手にしています。
西濃運輸は決勝でNTT西日本を4対3と振り切り、12年ぶり2度目の優勝を飾りました。
京セラドーム大阪には、こうした全国各地の強豪32チームが11日間にわたって集まります。
関東からは推薦の5チームと予選の6チームを合わせ、11チームが本大会の舞台に立ちます。
32チームのうち3分の1を超える数を占めており、関東は全国のなかでも群を抜いた存在です。
関東勢が全国で残してきた足跡
関東勢は日本選手権の長い歴史のなかで、これまで数多くの優勝チームを送り出してきました。
ENEOSは1991年と2012年に頂点へ立ち、日本選手権でも27回の出場を数えます。
日産自動車も2003年に日本一となり、その舞台へ17年ぶりに戻ってくることになりました。
昨年の第50回大会では、関東から明治安田やHondaなど7チームが本大会に出場しています。
2024年の第49回大会は予選から5チームが勝ち上がり、関東の層の厚さを改めて示しました。
SUBARUは1981年と2006年に優勝しており、今回の6チームで最も多い2度の日本一です。
初出場のオールフロンティアを含む6チームが、大阪でも上位進出を狙うことになります。
社会人野球日本選手権2026 関東予選の結果と代表6チーム
関東の代表は、4つのブロックを制した4チームと最終日に勝った2チームの計6チームです。
ブロックイは日本製鉄鹿島、ブロックロはオールフロンティアがそれぞれ代表の座をつかみました。
ブロックハは東京ガス、ブロックニはSUBARUが勝ち、どちらも2試合で代表を決めています。
最終日は日産自動車がセガサミーを、三菱重工Eastが日立製作所を下して残る2枠を得ました。
6チームのうちオールフロンティアは初出場で、日産自動車は17年ぶり17回目の出場になります。
一方でENEOSとNTT東日本、エイジェックといった実績のあるチームが初戦で姿を消しました。
夏の都市対抗に出て予選へ回った6チームのうち、代表になったのは半分の3チームです。
SUBARUは外山優希の一発で流れをつかむ
SUBARUの代表決定戦は、3回の2死から飛び出した2本の本塁打で流れが決まりました。
3番の藤原龍之介が2ランを放つと、直後に4番の外山優希もソロ本塁打で続いています。
外山は5回にも適時打を放ち、2試合で8打数5安打と4番の役割をしっかり果たしました。
186センチ97キロの左打者は、本大会でもSUBARUの打線の中心に座ることになります。
\186センチ97キロの左の大砲/
三菱重工Eastは最終日の1対0で切符をつかむ
三菱重工Eastは代表決定戦でサヨナラ負けを喫し、翌日の最終日に回ることになりました。
その一戦は5回に武田健吾のソロ本塁打で挙げた1点を、3人の継投で守り切っています。
先発マスクをかぶった印出太一は初戦のENEOS戦でも2点二塁打を放ち、攻守で勝利に貢献しました。
早稲田大で主将を務めた強打の捕手は、2年ぶり12回目の本大会でも扇の要を担います。
\早大主将・六大学ベストナイン3度/
まとめ|社会人野球日本選手権2026・関東予選の要点
第51回社会人野球日本選手権大会の関東代表決定戦は、10月1日から6日までの4日間で行われました。
舞台は川崎市の等々力球場と袖ケ浦市のゼットエーボールパークで、20チームが18試合を戦っています。
代表は日本製鉄鹿島とオールフロンティア、東京ガス、SUBARUの4チームがまず決まりました。
最終日には日産自動車と三菱重工Eastが勝ち、関東から予選を通過した代表は6チームになっています。
オールフロンティアは創部11年目での初出場、日産自動車は活動再開後で初めての全国大会です。
ドラフト会議でヤクルトから1位指名を受けた藤澤涼介も、東京ガスの一員として本大会に進みます。
10月31日に京セラドーム大阪で開幕する本大会での戦いぶりから、いよいよ目が離せません。
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