兵庫県神戸市に、2025年秋、全国の頂点にあと一歩まで迫った強豪があります。
それが、神戸市垂水区に本拠を置く神戸国際大付高校です。
秋には秋季近畿大会を制し、明治神宮大会でも準優勝を果たしました。
タイプの違う好投手をそろえた「投手王国」と、上位から下位まで長打の出る打線が自慢のチームです。
迎える2026年夏は、悲願の甲子園と全国制覇を狙う夏になります。
この記事では、2026年夏の神戸国際大付の戦力を、投手陣・野手陣の両面から徹底的に分析します。
最速147キロの豊岡速伍や4番・川中鉄平ら、注目選手や夏の兵庫大会の展望まで詳しく紹介していきます。
まずは2026年の神戸国際大付を、ひと目でつかめるように要点を整理しました。
| 項目 | 2026年夏の神戸国際大付 |
|---|---|
| 甲子園出場 | 春6回・夏3回(春はベスト4、夏はベスト8が最高) |
| 主なOB | 坂口智隆(近鉄)、平内龍太(巨人)、小深田大翔(楽天)ほか |
| 2025年秋 | 秋季近畿大会 優勝+明治神宮大会 準優勝 |
| 2026年春 | センバツ出場(1回戦敗退) |
| チームの軸 | 投手王国+4番・川中鉄平の長打力 |
| 夏の初戦 | 7月11日・2回戦から登場(シード) |
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神戸国際大付高校野球部の2026年戦力総評
チーム総評|多彩な投手陣と長打力の投打充実
2026年の神戸国際大付は、投打ともに全国クラスの充実したチームです。
最大の武器は、タイプの異なる好投手をそろえた「投手王国」です。
速球派の豊岡速伍に、技巧派左腕の秋田依吹と宮田卓亜と、相手に合わせて先発を選べる層の厚さがあります。
そこに、リリーフのキーマン・橋本大智が加わり、隙のない継投を組みます。
打線は、秋の公式戦で8本塁打を記録した長打力が持ち味です。
4番の川中鉄平を中心に、上位から下位まで一発のある思い切りの良い打者が並びます。
足はそれほど使わず、力強いスイングで得点を重ねるスタイルです。
投手が試合をつくり、打線が畳みかける、完成度の高いチームに仕上がっています。
登録部員は83人を数え、沖縄をはじめ県外からも有望な選手が集まっています。
昨秋からの躍進|近畿を制し全国準優勝
神戸国際大付の現在の力は、2025年秋の戦いぶりが証明しています。
秋季兵庫大会では、決勝で市尼崎を4対0と下して県を制しました。
続く秋季近畿大会では、圧巻の快進撃を見せます。
準決勝では優勝候補の大阪桐蔭を7対1で撃破しました。
そして決勝では、智弁学園との打ち合いを7対6で制しています。
16年ぶり3度目となる秋の近畿制覇で、全国にその名をとどろかせました。
勢いそのままに臨んだ明治神宮大会でも、快進撃は止まりませんでした。
準々決勝で中京大中京を7対0、準決勝で英明を6対2と下します。
決勝では九州国際大付に敗れたものの、堂々の全国準優勝を果たしました。
近年の主な戦績は、下の表の通りです。
| 時期 | 主な成績 |
|---|---|
| 2025年秋(近畿) | 秋季近畿大会 優勝(16年ぶり3度目・準決勝で大阪桐蔭に7-1) |
| 2025年秋(全国) | 明治神宮大会 準優勝(決勝で九州国際大付に1-11) |
| 2026年春 | センバツ1回戦(九州国際大付に3-4・延長11回) |
| 2026年夏 | シードで2回戦から登場 |
全国レベルでの評価|甲子園経験豊富な兵庫の強豪
神戸国際大付は、春夏合わせて甲子園に9回出場している兵庫の強豪です。
春の選抜では2005年にベスト4、夏の選手権では2021年にベスト8まで進みました。
甲子園での優勝経験はなく、聖地での日本一が長年の悲願となっています。
2025年秋の明治神宮大会準優勝は、その悲願に近づく大きな一歩でした。
2026年春にはセンバツにも出場し、全国の舞台を経験しています。
春のセンバツでは九州国際大付に延長の末に敗れ、悔しさも味わいました。
その経験を糧に、夏はさらにたくましくなって戻ってきます。
秋の実績を夏につなげられるか、名門の戦いに注目が集まります。
神戸国際大付高校野球部の投手陣を徹底分析
速球派エース・豊岡速伍
投手王国の柱となるのが、最速147キロの豊岡速伍です。
力のある直球で押せる、チーム随一の速球派右腕です。
U18日本代表候補の強化合宿にも選ばれた、全国クラスの実力者です。
2025年秋の明治神宮大会では、強豪・中京大中京を相手に7回を無失点に抑えました。
大舞台でも動じない度胸と、確かな制球力を兼ね備えています。
2026年のドラフト候補としても、スカウトから熱い視線を注がれる存在です。
ここ一番で三振を奪える力があり、夏も先発の軸を担います。
技巧派左腕の二枚看板|秋田依吹と宮田卓亜
豊岡とタイプの異なる左腕が、二枚控えているのが神戸国際大付の強みです。
まず、秋のエースを務めたのが秋田依吹です。
最速137キロながら、抜群の制球力と粘り強い投球が持ち味の左腕です。
秋季兵庫大会では、65回を投げて自責点0という驚異的な安定感を見せました。
3回戦の兵庫工戦では、9回を14奪三振無失点で完投しています。
もう一人の左腕が、変化球を巧みに操る宮田卓亜です。
130キロ台中盤の直球に、キレのある変化球を織り交ぜて打者を打ち取ります。
秋季近畿大会の準々決勝・橿原学院戦では、9回を投げてノーヒットノーランを達成しました。
夏の起用予測|リリーフ・橋本大智を軸に総力戦
夏の戦い方は、相手に合わせて先発を使い分ける総力戦になりそうです。
速球の豊岡、技巧派の秋田と宮田を、対戦相手によって先発に立てられます。
そして試合の中盤を締めるキーマンが、リリーフの橋本大智です。
最速142キロの右腕で、秋には18回3分の1で15奪三振と力のある投球を見せました。
先発が試合をつくり、橋本が流れを引き寄せる継投が理想の形です。
複数の柱がいることは、連戦が続く夏のトーナメントで大きな武器となります。
失点を3点前後に抑えられれば、自慢の打線が試合を決めてくれます。
秋の全国大会で修羅場を経験した投手陣は、夏の重圧にも動じない強さがあります。
神戸国際大付高校野球部の野手陣を徹底分析
4番・川中鉄平が引っ張る長打力
打線の中心に座るのが、4番の川中鉄平です。
身長183センチ、体重93キロの恵まれた体格を誇る大型スラッガーです。
高校通算16本塁打を記録し、秋の公式戦だけで4本のアーチを架けました。
2026年のドラフト候補にも名を連ねる、パンチ力が魅力の右の強打者です。
この川中が中軸に座ることで、相手投手は一瞬も気を抜けません。
さらに5番には、体重110キロの巨漢スラッガー・石原悠資郎が控えます。
石原も高校通算15本塁打を誇り、川中との中軸は全国屈指の破壊力です。
上位から下位まで一発のある打線は、一気に試合を決める力を秘めています。
秋の公式戦ではチーム全体で8本塁打を放ち、伏兵からも一発が飛び出しました。
上位打線|藤原陽翔・西谷太一が起点をつくる
切り込み隊長を務めるのが、外野手の藤原陽翔です。
明治神宮大会の準決勝・英明戦では、本塁打を含む4打点の大活躍を見せました。
1番から積極的に長打を狙える、力のあるリードオフマンです。
2番には、遊撃手の西谷太一が入ります。
阪神タイガースジュニアの出身で、走攻守にバランスの取れた選手です。
センバツでも2番ショートを任され、上位打線に安定感をもたらします。
外野の中西孝介や、センバツで本塁打を放った田中翔麻も、勝負強い打者です。
田中翔麻は投手も兼ねる二刀流で、明治神宮大会では本塁打を含む3安打の活躍を見せました。
力のある打者が切れ目なく並ぶのが、神戸国際大付打線の恐ろしさです。
守りの要|捕手・井本康太と堅い内野
投手王国を後ろから支えるのが、正捕手の井本康太です。
兵庫県の高校選抜にも選ばれた、リードと打撃を兼ね備えた3年生です。
明治神宮大会の中京大中京戦では、本塁打を放つなど打撃でも存在感を見せました。
多彩な投手陣を巧みに引っ張る、頼れる女房役です。
内野では、3番を打つサードの林健太が守備の中心を担います。
春の県大会の準決勝では本塁打も放つなど、打っても存在感があります。
投手を信じて守り抜く堅い守備が、神戸国際大付の野球を支えています。
内野には俊足でキャプテンシーのある幸地泰輝もおり、堅い守りにアクセントを加えます。
守備からリズムをつくり、自慢の打線で得点を重ねるのが理想の展開です。
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神戸国際大付高校野球部の夏の大会展望・優勝予想
兵庫大会の構図|166校が争う激戦区
2026年夏の全国高校野球選手権・兵庫大会は、県内166校149チームが出場する激戦区です。
7月4日に開幕し、決勝は7月26日に行われる長丁場のトーナメントです。
兵庫は神戸国際大付をはじめ、報徳学園や東洋大姫路といった全国区の強豪がひしめきます。
この激戦を勝ち抜いた1校だけが、夢の甲子園切符を手にします。
秋の近畿を制した神戸国際大付は、優勝を狙える有力校の一つです。
春に敗れた悔しさを晴らすためにも、夏は負けられない戦いが続きます。
秋の実績にふさわしい戦いで、聖地への道を切り開けるかが問われます。
神戸国際大付の初戦|シードで2回戦から登場
神戸国際大付は秋の実績を評価されたシード校として、2回戦からの登場となります。
下の表に、神戸国際大付の夏の初戦情報を整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初戦 | 7月11日10:00から |
| 相手 | 伊丹北ほかの勝者 |
| 登場ラウンド | 2回戦から(シード) |
| 決勝 | 7月26日 |
まずはこの初戦を確実にものにし、勢いに乗りたいところです。
自慢の投手陣が試合をつくれば、大崩れする心配は少ないチームです。
一戦ずつ着実に勝ち上がり、上位進出を目指していきます。
対抗勢力と優勝可能性|報徳学園らとの兵庫の頂上争い
神戸国際大付の前に立ちはだかるのが、報徳学園です。
報徳学園は2026年春の近畿大会を制した、兵庫のもう一つの雄です。
神戸国際大付は春の県大会3回戦で、この報徳学園に4対5で惜敗しています。
秋は近畿を制した神戸国際大付にとって、春の雪辱は大きなテーマです。
ほかにも、東洋大姫路や明石商といった実力校が優勝を争います。
それでも、多彩な投手陣と長打力を兼ね備えた総合力は全国でも上位です。
甲子園に出れば、悲願の全国制覇も狙える戦力を備えています。
秋の全国準優勝校が、夏の兵庫を勝ち抜けるかに注目です。
神戸国際大付高校野球部の注目選手
ここでは、2026年夏の神戸国際大付で特に注目したい選手を紹介します。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 豊岡速伍 | 3年・投手 | 最速147キロ・U18代表候補の速球派エース |
| 秋田依吹 | 3年・投手 | 秋の兵庫大会を自責点0で締めた技巧派左腕 |
| 宮田卓亜 | 3年・投手 | 近畿大会でノーヒットノーランの左腕 |
| 川中鉄平 | 3年・外野手 | 高校通算16本塁打の大型4番 |
| 石原悠資郎 | 3年・外野手 | 体重110キロの巨漢スラッガー |
豊岡速伍(3年・投手)
最速147キロの直球を武器にする、投手王国の柱です。
U18日本代表候補の強化合宿にも選ばれた、全国クラスの右腕です。
明治神宮大会では、強豪・中京大中京を相手に7回無失点の好投を見せました。
2026年のドラフト候補としても、大きな注目を集めています。
秋田依吹(3年・投手)
秋のエースを務めた、制球力抜群の技巧派左腕です。
秋季兵庫大会では、65回を投げて自責点0という驚異の安定感を誇りました。
兵庫工戦では9回14奪三振無失点と、三振も奪える投球が魅力です。
粘り強いピッチングで、大事な試合を任される存在です。
宮田卓亜(3年・投手)
キレのある変化球で打者を打ち取る、もう一枚の左腕です。
秋季近畿大会の準々決勝では、9回を投げてノーヒットノーランを達成しました。
130キロ台中盤の直球と変化球の緩急で、打者のタイミングを外します。
豊岡、秋田とともに、タイプの違う先発陣を形づくります。
川中鉄平(3年・外野手)
183センチ93キロの体格を誇る、打線の中心となる大型4番です。
高校通算16本塁打を記録し、秋の公式戦だけで4本のアーチを架けました。
2026年のドラフト候補にも名を連ねる、パンチ力自慢の強打者です。
この一発が、神戸国際大付打線の最大の武器となります。
石原悠資郎(3年・外野手)
体重110キロの体から豪快な打球を放つ、右の巨漢スラッガーです。
高校通算15本塁打を誇り、川中とともに中軸に強力な迫力を加えます。
明治神宮大会の中京大中京戦でも、本塁打を含む活躍を見せました。
下位打線からも一発が出る、神戸国際大付の長打力を象徴する打者です。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

神戸国際大学附属高等学校の基本情報
- 所在地:兵庫県神戸市垂水区学が丘五丁目1番1号
- 運営:神戸国際大学附属高等学校(私立・共学)
- 創立:1963年(硬式野球部創部1963年)
- 監督:青木尚龍(神戸国際大付OB)
- 甲子園成績:春の選抜6回出場(最高ベスト4)/夏の選手権3回出場(最高ベスト8)
- 主なOB:坂口智隆(近鉄・2002年ドラフト1位)、平内龍太(巨人・2020年ドラフト1位)、小深田大翔(楽天・2019年ドラフト1位)、松本凌人(DeNA)、阪上翔也(楽天)ほか
- 登録部員:83人
神戸国際大付は、兵庫県神戸市垂水区に位置する私立の共学校です。
1963年に創立され、硬式野球部も同年に創部されました。
神戸国際大学の附属校として、文武両道の教育で知られています。
硬式野球部は甲子園の常連校として、多くのプロ野球選手を輩出してきました。
近鉄などで活躍した坂口智隆や、巨人の平内龍太もこの学校の出身です。
神戸国際大付高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
神戸国際大付は2025年秋にどんな成績を残しましたか?
秋季近畿大会で16年ぶり3度目の優勝を果たしました。
続く明治神宮大会でも準優勝と、全国の頂点に迫る成績を残しています。
2026年夏の神戸国際大付の初戦はいつですか?
シードで2回戦から登場し、2026年7月11日に初戦を戦います。
相手は、伊丹北らが出場する組の勝者です。
神戸国際大付のエースは誰ですか?
最速147キロの速球派・豊岡速伍が投手陣の柱です。
技巧派左腕の秋田依吹や宮田卓亜もおり、タイプの違う投手をそろえた投手王国です。
神戸国際大付出身のプロ野球選手は誰がいますか?
近鉄などで活躍したヒットメーカー・坂口智隆が代表的な選手です。
ほかにも巨人の平内龍太や楽天の小深田大翔など、多くのプロを輩出しています。
神戸国際大付はどんなチームですか?
タイプの違う好投手をそろえた投手王国と、長打力自慢の打線が持ち味です。
投手が試合をつくり、思い切りの良い打線で得点を重ねるのが勝ちパターンです。
神戸国際大付高校野球部のまとめ
2026年夏の神戸国際大付は、秋の近畿を制し全国準優勝を果たした強豪です。
最速147キロの豊岡速伍を中心に、タイプの違う投手をそろえた投手王国が最大の武器です。
4番・川中鉄平や石原悠資郎ら、上位から下位まで長打の出る打線も強力です。
春に敗れた報徳学園への雪辱を胸に、夏の兵庫大会に挑みます。
甲子園に出れば、悲願の全国制覇も狙える総合力を備えています。
秋の全国準優勝校・神戸国際大付の夏に、大きな注目が集まります。
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