9月に台湾で開幕するアジア選手権へ向けて、日本の最大のライバル・韓国も高校代表を編成しました。
韓国はBFAと世界大会をあわせて何度も頂点に立ってきた、アジア屈指の高校野球強国です。
2026年のチームは、メジャー契約を結んだ強打者オム・ジュンサンら世代の実力者を集めました。
舞台は日本と同じ第14回アジア選手権で、日韓対決の行方にも大きな関心が寄せられています。
この記事では、高校韓国代表(U-18)の注目選手とメンバー一覧、そして大会の展望を紹介します。
\全国の逸材が勢ぞろい!/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第14回 アジア選手権(BFA U18アジア選手権) |
| 日程 | 2026年9月7日〜13日 |
| 会場 | 台湾・台北 |
| 韓国代表監督 | チョン・ユンジン(徳寿高) |
| 主なライバル | 日本・チャイニーズタイペイ |
| 韓国のU-18実績 | BFAアジア選手権 優勝5回 |
高校韓国代表(U-18)とは|第14回アジア選手権2026
高校韓国代表は、その年の韓国高校野球を代表する選手で編成されるU-18の国家代表です。
2026年は、9月7日から13日まで台湾・台北で開かれる第14回アジア選手権に出場します。
この大会には、織田翔希らを擁する高校日本代表も出場し、アジアの頂点をかけた短期決戦になります。
指揮官には、名門・徳寿高を率いるチョン・ユンジン監督が就きました。
代表の顔ぶれは、青龍旗大会の期間中にあたる2026年7月9日に一括で発表されています。
韓国の高校野球は、学校数こそ日本ほど多くないものの、育成環境の整った強豪がしのぎを削ります。
韓国はBFAが主催するアジア選手権で、日本と並ぶ最多5回の優勝を誇る強豪です。
世界大会でも通算5度の優勝を数え、アジアでは長く主役の座を守ってきました。
その伝統を受け継ぐ2026年の代表にも、国内から大きな期待が寄せられています。
高校韓国代表の投手陣|二刀流ハ・ヒョンスンら6人
投手陣は、左右のバランスがとれた6人で構成されました。
2年連続で代表に選ばれたハ・ヒョンスンは、外野もこなす左投げ左打ちの二刀流です。
パク・グンソやユン・イェソンら、各校のエース級がマウンドを支えます。
2年生ながら選出されたハン・ギュミンは、将来を嘱望される大田高の左腕。
右腕のキム・ミンフンとクァク・ドヒョンも、力のある速球で真っ向勝負を挑みます。
6人のうち左腕が3枚を占め、多彩な角度から的を絞らせない継投も期待できるでしょう。
\注目選手の実力は?/
高校韓国代表の捕手・内野手|メジャー契約のオム・ジュンサン
守りの中心となる捕手と内野には、勝負強い打者がそろいました。
正捕手を争うのは、ウォン・ジウと2年生のチョン・ヨンフンの2人です。
内野の目玉は、アリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約したオム・ジュンサンになります。
徳寿高が誇る右の強打者で、打線の軸を担う中心選手。
投手も兼ねるイ・ホミンとカン・インギュは、二刀流として攻守で力を発揮します。
ナム・ヒョヌ、ウ・ジュロ、アン・ウソクら各校の主力も、内野の層を厚くしています。
センターラインを固められる選手が多く、守備力の高さもこのチームの持ち味です。
高校韓国代表の外野手と注目選手
外野には、機動力と長打を兼ね備えた選手が並びました。
パク・ボスン、チャン・ミンジェ、チョ・ヒソン、ファン・ソンヒョンの4人が外野を担います。
今回の代表で最も注目を集めるのが、オム・ジュンサンの存在です。
米メジャーのアリゾナと契約した選手の代表入りは異例で、韓国国内でも大きな話題になりました。
ハ・ヒョンスンとともに2年連続の選出で、その実力はすでに折り紙つきといえます。
2年生のハン・ギュミンとチョン・ヨンフンの抜てきも、韓国の選手層の厚さを物語ります。
一方で、有力な2027年ドラフト候補の一部はけがのため代表を外れました。
悔しさを味わった選手たちの思いも背負い、代表は台湾へ乗り込みます。
高校韓国代表メンバー一覧(所属校・投打)
登録メンバー18人の一覧は、以下のとおりです。
| 守備 | 選手 | 所属校(学年) | 投打 |
|---|---|---|---|
| 投手 | ハ・ヒョンスン | 釜山高(3年) | 左投左打 |
| 投手 | パク・グンソ | ソウルデザイン高(3年) | 左投左打 |
| 投手 | ハン・ギュミン | 大田高(2年) | 左投左打 |
| 投手 | ユン・イェソン | 九里仁昌高(3年) | 右投左打 |
| 投手 | キム・ミンフン | 光州振興高(3年) | 右投右打 |
| 投手 | クァク・ドヒョン | 釜山工業高(3年) | 右投右打 |
| 捕手 | ウォン・ジウ | 江陵高(3年) | 右投右打 |
| 捕手 | チョン・ヨンフン | 世光高(2年) | 右投左打 |
| 内野手 | オム・ジュンサン | 徳寿高(3年) | 右投右打 |
| 内野手 | イ・ホミン | 慶南高(3年) | 右投右打 |
| 内野手 | ナム・ヒョヌ | ソウルコンベンション高(3年) | 右投右打 |
| 内野手 | カン・インギュ | 清州高(3年) | 右投左打 |
| 内野手 | ウ・ジュロ | 大田高(3年) | 右投右打 |
| 内野手 | アン・ウソク | 慶南高(3年) | 右投左打 |
| 外野手 | パク・ボスン | 慶南高(3年) | 左投左打 |
| 外野手 | チャン・ミンジェ | 忠岩高(3年) | 右投右打 |
| 外野手 | チョ・ヒソン | 儒信高(3年) | 左投左打 |
| 外野手 | ファン・ソンヒョン | 徳寿高(3年) | 右投右打 |
高校韓国代表の実績と日韓のライバル関係
韓国のU-18代表は、世界大会でも通算5回の優勝を誇る伝統国です。
1981年の初優勝を皮切りに、2000年や2008年の黄金世代が世界を驚かせました。
2008年にはエースの力投で決勝を制し、圧倒的な強さで世界一に輝いています。
イ・スンヨプやチュ・シンス、イ・デホといった名選手も、この代表を巣立っていきました。
近年もカン・ベクホやキム・グァンヒョンら、多くのスターがプロや海外で活躍しています。
日本にとって韓国は、国際大会で幾度も名勝負を演じてきた特別なライバルです。
アジアの大会では、両国の対戦がそのまま優勝の行方を左右してきました。
「日韓戦」は、勝敗以上の重みを持つ一戦として長く語り継がれています。
第14回アジア選手権の展望・韓国の優勝予想
2026年の目標は、日本やチャイニーズタイペイを抑えてのアジア制覇にほかなりません。
投打に主力がそろう韓国は、今大会でも優勝を争う一角に挙げられます。
特に、オム・ジュンサンを中心とする打線の破壊力は大きな武器になります。
俊足と勝負強さを備えた打線は、相手投手にとって大きな脅威になるはずです。
一方で、経験の浅い2年生を含む投手陣がどこまで踏ん張れるかが鍵を握るでしょう。
開催国のチャイニーズタイペイや、織田翔希を擁する日本との対戦も見どころになります。
頂点を狙う韓国にとって、日韓対決を制することが優勝への近道になりそうです。
\ドラフト候補を先取り!/
高校韓国代表の試合結果|6戦全勝で2大会ぶり6度目の優勝
第14回アジア選手権は9月7日から13日まで台北で行われ、韓国がアジアの頂点に立ちました。
グループBのオープニングラウンドはチャイニーズタイペイ、シンガポール、タイを破り、3戦全勝で首位通過しています。
スーパーラウンドでも日本に3対2、フィリピンに6対0で勝ち、全勝で迎えた決勝の相手は再び日本でした。
9月13日の決勝ではハ・ヒョンスンが7回を1安打に抑えて完封し、日本を2対0で破っています。
優勝は2018年以来2大会ぶりで、通算6度目は日本の5度を上回る大会単独最多の回数でした。
韓国が戦った全6試合の日付と対戦相手、ラウンド、そして結果は、下の表にまとめたとおりです。
| 日付 | ラウンド | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 9月7日 | オープニングラウンド | チャイニーズタイペイ | 2-0で勝利 |
| 9月8日 | オープニングラウンド | シンガポール | 15-0で勝利 |
| 9月9日 | オープニングラウンド | タイ | 14-0で勝利 |
| 9月11日 | スーパーラウンド | 日本 | 3-2で勝利 |
| 9月12日 | スーパーラウンド | フィリピン | 6-0で勝利 |
| 9月13日 | 決勝 | 日本 | 2-0で勝利(優勝) |
日本とのスーパーラウンドは3対2|ハ・ヒョンスンの好救援で逆転勝ち
9月11日のスーパーラウンド初戦は台北ドームで行われ、韓国は日本に3対2で逆転勝ちしました。
初回に2点を先制されたものの、4回に4番のイ・ホミンが左翼へソロ本塁打を放って1点差に迫ります。
6回には右中間への二塁打で同点に追いつき、さらに勝ち越し打も飛び出して試合をひっくり返す展開でした。
5回からマウンドに上がったハ・ヒョンスンは3回を無安打に抑え、日本に反撃を許しませんでした。
翌12日はフィリピンを6対0で退け、韓国はスーパーラウンドを3戦全勝の首位で終えています。
決勝で再び顔を合わせたのは、韓国に敗れた後にチャイニーズタイペイを破って勝ち上がった日本でした。
決勝は日本に2対0|ハ・ヒョンスンが7回1安打の完封
9月13日の決勝は台北ドームで行われ、韓国が再び日本を2対0で破って優勝を決めました。
2回にチャン・ミンジェが右翼線への三塁打を放ち、日本の守備の乱れを突いて先制のホームを踏みます。
5回には1死から好機を広げ、チョ・ヒソンの適時打で貴重な追加点を挙げる展開でした。
先発のハ・ヒョンスンは7回を投げ抜き、日本打線を1安打に抑えて完封勝利を挙げています。
5回までは1本の安打も許さず、最終回の7回は3者連続三振で締めくくる圧巻の投球でした。
チョン・ユンジン監督が率いたチームは、上位3チームに与えられる2027年のU-18ワールドカップ出場権も手にしました。
高校韓国代表(U-18)2026のまとめ
2026年の高校韓国代表(U-18)は、9月7日開幕の第14回アジア選手権に挑みます。
チョン・ユンジン監督のもと、投打にバランスのとれた18人がそろいました。
アリゾナと契約したオム・ジュンサンら、世代を代表する実力者が名を連ねています。
BFA最多タイの5回優勝を誇る伝統国として、今大会でも優勝候補の一角に挙げられます。
最大の見せ場は、やはり日本との「日韓戦」になるでしょう。
アジアの頂点をかけた若きライバルたちの戦いから、目が離せません。




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