九州六大学野球連盟は、福岡県内の6つの大学が勝率を争う歴史あるリーグです。
2026年の春は北九州市立大が9季ぶり9回目の優勝を果たし、全国への切符をつかみました。
前年の秋には西南学院大が2季連続9回目の優勝を飾り、2校が優勝回数で並びました。
この記事では、九州六大学野球連盟の2026年秋季リーグ戦の展望を、優勝争いと注目選手の両面から分析します。
春の振り返りから秋の見どころ、明治神宮大会への道までを順を追って紹介していきます。
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まずは九州六大学野球連盟の2026年秋の姿を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属地区 | 九州地区(大学野球) |
| 加盟校 | 6校(福岡県内の大学のみ) |
| 2026年春の王者 | 北九州市立大学(9季ぶり9回目) |
| 2025年秋の王者 | 西南学院大学(2季連続9回目) |
| 秋の注目選手 | 山下薫輝(北九州市立大・春の最優秀選手) |
| 全国への道 | 全九州大学野球選手権を経て明治神宮大会 |
九州六大学野球連盟の2026年秋季リーグ戦・総展望
福岡県内の6大学が争うリーグ
九州六大学野球連盟は1957年4月に創立され、70年に近い歴史を積み重ねてきました。
加盟するのは北九州市立大・福岡大・久留米大・九州国際大・西南学院大・九州大の6校です。
6校すべてが福岡県内に本拠を置く点は、全国の大学リーグでも珍しい形といえます。
各校が総当たりで2回ずつ対戦する10試合制を採り、勝率で順位を決めてきました。
首位が並んだ場合には優勝決定戦が行われ、一発勝負で王者が決まる仕組みです。
会場は筑豊緑地野球場や桧原運動公園野球場、小郡市野球場を中心に組まれています。
北九州から久留米まで、県内の各地を巡りながら戦う点もこのリーグの特色となりました。
全国の舞台に挑み続けてきた歴史
1部の春季王者は、毎年6月に開かれる全日本大学野球選手権へ九州の代表として臨みます。
福岡大は2021年の全日本でベスト4に進み、この連盟の実力を全国へ示しました。
2024年の明治神宮大会でもベスト8まで勝ち上がり、名門としての地位を固めています。
西南学院大は2025年の全日本で69年ぶりの勝利を挙げ、創部初のベスト8へ駆け上がりました。
北九州市立大も2026年の全日本で花園大を3対2で下し、21年ぶりの出場で白星を手にしています。
九州国際大は2002年に全日本ベスト8と明治神宮ベスト4を果たした実績を持っています。
春から秋へと続く優勝争いの構図
2026年の春は北九州市立大と福岡大がともに7勝3敗で並び、優勝決定戦にもつれ込みました。
5月17日の一発勝負を北九州市立大が8対5で制し、9季ぶり9回目の栄冠を手にしています。
春の優勝としては2005年以来21年ぶりで、長く続いた準優勝の悔しさを晴らす一勝でした。
前年の秋は西南学院大が7勝3敗で頂点に立ち、2季連続9回目の優勝を飾りました。
秋は北九州市立大の連覇か、それとも追う5校の巻き返しかという構図が焦点となります。
優勝回数で並んだ北九州市立大と西南学院大の争いは、このリーグの新しい軸になりました。
明治神宮大会につながる秋の戦い
秋のリーグ戦を終えた各連盟の上位校は、全九州大学野球選手権という舞台に集まります。
九州六大学からは3校が出場し、他の3つの連盟の代表と全国への切符を争いました。
2025年の第32回大会は12校が参加し、決勝はみずほPayPayドーム福岡で行われています。
北九州市立大は準決勝で日本経済大を5対0で下し、堂々と決勝まで勝ち上がりました。
ところが決勝では日本文理大に0対4と屈し、明治神宮大会への道を惜しくも絶たれています。
北九州市立大にとってこの決勝敗退は4度目で、神宮の本大会にはまだ立てていません。
悲願の初出場をつかむため、秋のリーグ戦から全力の戦いが続いていきました。
九州六大学野球連盟の2026年春季リーグ戦を振り返る
北九州市立大が優勝決定戦を制して9回目のV
2026年の春、北九州市立大は7勝3敗で福岡大と首位に並びました。
5月17日の優勝決定戦では8対5で福岡大を振り切り、9季ぶり9回目の優勝を決めています。
春の優勝は2005年以来21年ぶりで、公立大が福岡の頂点に立った瞬間でもありました。
3年続けて春を2位で終え、優勝決定戦にも2度敗れてきた末につかんだ栄冠です。
主将でエースの山下薫輝が最優秀選手に選ばれ、5勝2敗という数字を残しました。
山本浩二監督のもと、98人の部員が力を合わせて悲願を成し遂げています。
全日本大学選手権と個人タイトル
全国の舞台では、九州の代表として臨んだ北九州市立大が1回戦で花園大と対戦しました。
試合は3対2で競り勝ち、21年ぶり6回目の出場で全国の白星を手にしています。
続く2回戦ではこの大会を制した関西大に3対5と敗れ、健闘のまま姿を消しました。
個人タイトルでは、福岡大の4年生・楠井悠太が6勝を挙げて最多勝利投手に輝いています。
首位打者は西南学院大の1年生・喜多柏斗が打率3割9分3厘で獲得し、大きな驚きを与えました。
打点王は福岡大の4年生・古賀和希が17打点で手にし、王者を追う打線を引っ張りました。
昨秋の王者・西南学院大の苦戦
2025年の秋にリーグを制した西南学院大は、2026年の春を3勝7敗の5位で終えました。
春秋連覇を果たした主力が卒業し、スタメンに1年生4人が並ぶ再建の途上にあります。
それでも1年生の喜多柏斗が首位打者に輝き、次の世代の柱が早くも現れました。
4年生の矢野智也は10個の盗塁で盗塁王となり、ベストナインにも2度目の選出を果たしています。
3位に入った久留米大は2年生エースの橋本太陽が防御率1.96で無敗の4勝を挙げました。
最下位の九州大も王者・北九州市立大を6対4で破る底力を見せ、順位以上の力を示しています。
6校の実力差は決して大きくなく、秋も最後まで読みにくい戦いになりそうです。
2026年春の九州六大学野球の最終順位を、下の表にまとめます。
| 順位 | 大学 | 成績 |
|---|---|---|
| 1位 | 北九州市立大学 | 7勝3敗(優勝決定戦を制して9季ぶり9回目) |
| 2位 | 福岡大学 | 7勝3敗(優勝決定戦で敗れ準優勝) |
| 3位 | 久留米大学 | 6勝4敗 |
| 4位 | 九州国際大学 | 4勝6敗 |
| 5位 | 西南学院大学 | 3勝7敗 |
| 6位 | 九州大学 | 3勝7敗 |
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九州六大学野球連盟の秋のリーグ優勝争い|本命と対抗
本命は連覇を狙う北九州市立大
秋の優勝争いで本命に挙がるのは、春に9季ぶりの栄冠を手にした北九州市立大です。
北九州市の公立大学として、1950年の創部から長い歴史を刻んできました。
主将でエースの山下薫輝が最優秀選手に選ばれ、投打の中心として君臨しています。
ベストナインには2年生の古謝志侑と3年生の中尾湊、4年生の小畑仁誠が名を連ねました。
全日本で花園大を破った経験は、秋を戦ううえで大きな自信となるはずです。
山本浩二監督のもと、連覇と悲願の明治神宮初出場という二つの目標に挑んでいきます。
98人の部員が全力疾走を掲げて戦う姿勢は、公立大の誇りとなってきました。
対抗の筆頭は福岡大と久留米大
王者を追う対抗の筆頭は、優勝決定戦であと一歩に迫った福岡大にほかなりません。
1950年の創部から70年以上の歴史を持ち、2021年には全日本でベスト4へ進みました。
最多勝の楠井悠太と打点王の古賀和希、ベストナインの松西一喜という4年生がそろいます。
4年生を主体とした完成度の高さは、このリーグでも群を抜いた水準にありました。
3位の久留米大は2年生エースの橋本太陽が防御率1.96で無敗の4勝を挙げています。
栗秋悠斗監督が率いる148人の大所帯が、守り勝つ野球で上位をうかがってきました。
春に見せた勝負強さを秋も発揮できれば、2校が王者を最後まで追い詰めそうです。
巻き返しを狙う西南学院大ら3校
春に5位となった西南学院大は、2025年に春秋連覇を果たした直近の王者です。
全日本では69年ぶりの勝利を挙げ、創部初のベスト8まで駆け上がりました。
スポーツ推薦に頼らず全国で戦う伝統は、この大学の大きな誇りとなっています。
4年生の矢野智也と1年生の喜多柏斗が、若い再建のチームを力強く引っ張ります。
4位の九州国際大は旧八幡大学の伝統校で、2002年に全日本ベスト8を果たしました。
最下位の九州大は国立の総合大学で、進学校出身の選手が文武両道を貫いています。
上位を脅かす力を秘めた3校が加われば、秋の優勝争いは一段と激しくなりそうです。
\延長10回17奪三振の右腕/
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九州六大学野球連盟の秋の注目チームを徹底分析
北九州市立大学
北九州市立大は北九州市小倉南区北方に本拠を置く、1950年創部の公立大学です。
リーグ優勝は9回を数え、2026年の春に9季ぶりの栄冠を手にしました。
春の優勝は2005年以来21年ぶりで、公立大が福岡の頂点へ返り咲いた形です。
全日本大学選手権には21年ぶり6回目の出場を果たし、1回戦で花園大を3対2で下しました。
2回戦では全国を制した関西大に3対5と敗れましたが、堂々たる戦いぶりを見せています。
中日などで活躍した中田賢一や広島の益田武尚といったプロ野球選手も輩出してきました。
明治神宮大会の代表決定戦では4度決勝で敗れており、初出場は長年の悲願となっています。
福岡大学
福岡大は福岡市城南区七隈に本拠を置く、1950年創部の私立総合大学です。
スローガンに「強く、速く、そして賢く」を掲げ、全国大会の優勝を目標としてきました。
2021年の全日本大学選手権ではベスト4に進み、この連盟の実力を全国へ示しています。
2024年の明治神宮大会でもベスト8まで勝ち上がり、日体大を7対2で下しました。
2026年の春は7勝3敗で首位に並びながら、優勝決定戦で5対8と敗れて準優勝に終わっています。
最多勝の楠井悠太と打点王の古賀和希という4年生が、チームの投打を支えてきました。
阪神の木下里都や西武の仲田慶介といったプロ野球選手も、この大学から巣立っています。
西南学院大学と追う3校
西南学院大は福岡市早良区西新に本拠を置く、キリスト教主義の私立大学です。
1921年の創部から100年を超える歴史を持ち、リーグ優勝は9回を数えます。
2025年は春秋連覇を成し遂げ、全日本では創部初のベスト8まで駆け上がりました。
久留米大は1950年創部の私立総合大学で、藤山野球場を本拠として戦ってきました。
九州国際大は旧八幡大学から改称した北九州の伝統校で、松山竜平らを輩出しています。
九州大は福岡市の国立総合大学で、進学校出身の少数精鋭が文武両道を貫いてきました。
個性の異なる6校がそろう点も、この連盟の大きな魅力となっています。
九州六大学野球連盟の秋の注目選手・2026年ドラフト候補
山下薫輝(北九州市立大・投手)
このリーグを代表する投手が、北九州市立大の4年生・山下薫輝にほかなりません。
鹿児島玉龍高校の出身で、主将とエースを兼ねてチームを引っ張ってきました。
2026年の春は5勝2敗を挙げ、39回を投げて防御率3.20という数字を残しています。
リーグの最優秀選手に選ばれ、9季ぶりの優勝を導いた立役者となりました。
北九州市立大からは広島の益田武尚が4年秋の最優秀選手を経てプロへ進んでいます。
その系譜に続く存在として、プロ球団のスカウトからも視線が注がれてきました。
最後の秋に連覇と悲願の明治神宮初出場を目指し、その投球から目が離せません。
楠井悠太(福岡大・投手)
福岡大の4年生・楠井悠太は、春に6勝1敗を挙げて最多勝利投手に輝いたエースです。
山口の下関商業高校の出身で、45回を超えるイニングを投げて防御率1.97を残しました。
ベストナインの投手と優秀選手賞にも選ばれ、リーグ屈指の実力を証明しています。
2024年の明治神宮大会では準々決勝で先発し、全国の舞台も確かに経験してきました。
青山学院大に1対2と惜敗した一戦で、大学日本一に迫るチームを相手に投げ合っています。
優勝決定戦で敗れた悔しさを晴らすうえで、この投手の存在は欠かせません。
最後の秋に王座奪回を果たせるかどうかは、この投手の出来にかかっています。
矢野智也(西南学院大・外野手)
西南学院大の4年生・矢野智也は、春に10個の盗塁で盗塁王に輝いた外野手です。
福岡の筑陽学園高校の出身で、1番打者として攻撃の起点を担ってきました。
2026年の春は打率3割8分5厘を記録し、リーグの打撃部門で2位に食い込んでいます。
ベストナインの外野手には2年連続で選ばれ、走攻守のそろった実力を示しました。
2025年に春秋連覇を果たしたチームで、全日本のベスト8も経験しています。
若い再建のチームを引っ張る役割を、最後の秋に担うことになりました。
スポーツ推薦に頼らない伝統校で磨いた足は、秋も大きな武器となるはずです。
九州六大学野球連盟の秋の注目選手を、下の表にまとめます。
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九州六大学野球連盟の基本情報
- 地区:九州地区(大学野球)
- 創立:1957年4月1日
- 加盟校:6大学(福岡県内の大学のみ)
- 2026年秋の顔ぶれ:北九州市立大・福岡大・久留米大・九州国際大・西南学院大・九州大
- リーグ方式:各校2回戦総当たりの勝率制(首位が並べば優勝決定戦)
- 2026年秋の日程:8月29日から9月27日まで
- 全国大会:全日本大学選手権(春の王者)と明治神宮大会(全九州大学野球選手権を経て出場)
- 主な会場:筑豊緑地野球場や桧原運動公園野球場、小郡市野球場
2026年秋に戦う6大学と、その特色を下の表にまとめます。
| 大学 | 特色 |
|---|---|
| 北九州市立大学 | 春に9季ぶり9回目のV・全日本で白星を挙げた公立大 |
| 福岡大学 | 全日本ベスト4の実績・最多勝と打点王を擁する名門 |
| 久留米大学 | 2年生エースが無敗の4勝・148人を擁する私立総合大 |
| 九州国際大学 | 旧八幡大学の伝統校・2002年に全日本ベスト8 |
| 西南学院大学 | 2025年に春秋連覇・全日本で創部初のベスト8 |
| 九州大学 | 進学校出身の少数精鋭が文武両道を貫く国立総合大 |
九州六大学野球連盟に関するよくある質問(FAQ)
Q. 九州六大学野球連盟にはどんな大学が所属していますか?
A. 北九州市立大・福岡大・久留米大・九州国際大・西南学院大・九州大という福岡県内の6大学です。
Q. 2026年春のリーグ王者はどこですか?
A. 北九州市立大学が優勝決定戦で福岡大を8対5で下し、9季ぶり9回目の優勝を果たしました。
Q. リーグ戦はどんな方式で行われますか?
A. 各校が2回戦総当たりで10試合を戦い、勝率で順位を決めて首位が並べば優勝決定戦に臨みます。
Q. 秋の優勝候補はどこですか?
A. 春を制した北九州市立大が本命で、準優勝の福岡大が対抗の筆頭となりそうです。
Q. 注目のドラフト候補は誰ですか?
A. 北九州市立大の山下薫輝が、春の最優秀選手に選ばれた2026年のドラフト候補として注目されています。
Q. 全国大会にはどうやって出場しますか?
A. 秋は全九州大学野球選手権に挑み、優勝すれば明治神宮大会へ進むことができます。
九州六大学野球連盟のまとめ
九州六大学野球連盟の2026年秋は、春に9季ぶりの優勝を飾った北九州市立大を中心に進みます。
最優秀選手の山下薫輝を擁する王者が、連覇と悲願の明治神宮初出場を狙って戦い抜きます。
対抗には全日本ベスト4の福岡大と、春秋連覇を果たした西南学院大が控えていました。
福岡の6大学がしのぎを削る熱い戦いを、注目選手の活躍とあわせてぜひ見届けましょう。
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