南東北大学野球連盟に2026年から新しく加わった注目の強豪が、新潟県新潟市北区に本部を置く新潟医療福祉大学です。
関甲新学生野球連盟から移った1年目は春が12勝2敗、秋も開幕11連勝から11勝3敗と、2季続けて2位に入りました。
この記事では新潟医療福祉大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣の両面から分析し、秋の戦いぶりや注目選手までを詳しく紹介します。
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まずは2026年の新潟医療福祉大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の新潟医療福祉大学 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県新潟市北区島見町 |
| 設置 | 私立(健康科学部が中心・強化指定クラブ) |
| 2026年春の成績 | 南東北 2位(12勝2敗・勝率.857) |
| 2026年秋の成績 | 南東北 2位(11勝3敗・勝率.786) |
| 登録選手(春) | 50人(投手14・捕手5・内野手15・外野手16) |
| チームの軸 | 山田翠生・内藤大和・白鳥佳亮・川瀬直 |
新潟医療福祉大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|春秋とも2位で終えた移籍1年目
2026年秋の新潟医療福祉大学は11勝3敗の勝率.786で、春に続いて東日本国際大学に次ぐ8チーム中2位に入りました。
秋は8月30日の初戦から11連勝で首位を走り、最終週を残した時点では1敗の東日本国際大学を上回る全勝でした。
ところが10月10日からの直接対決に2対6、7対14と連敗し、最終戦も福島大学に5対6で敗れて初優勝を逃しています。
それでも表彰では山田翠生が首位打者と盗塁王、新人王を獲得し、ベストナイン10人のうち5人をこのチームが占めました。
秋の打線は3年生以下が中心になっており、春とは違う顔ぶれで2位を守った点にこのチームの層の厚さが表れています。
移籍初年度の春は12勝2敗
移籍初年度の2026年春、新潟医療福祉大学は12勝2敗の勝率.857で、全勝優勝した東日本国際大学に次ぐ8チーム中2位に入りました。
特筆すべきは、この春が長く戦ってきた関甲新学生野球連盟から新天地の南東北へ2026年に移籍したばかりのデビューシーズンだった点です。
新しい連盟でいきなり2位に食い込んだのは地力の高さの何よりの証しで、強豪ぞろいの関甲新の1部で鍛えられた実力を南東北でも遺憾なく発揮しました。
投手陣も打線も安定して上位に定着する力を示し、その手応えは秋の開幕11連勝という形で優勝争いへとつながっていきました。
春秋とも越えられなかった王者の壁
この春の12勝2敗という圧倒的な数字は、喫した2敗がいずれも全勝優勝した東日本国際大学によるものという点で内容を見るとさらに際立ちます。
4月11日は4対8、翌12日は0対4と全勝優勝した王者の前には力及ばず、とりわけ12日は打線が沈黙して完封で下されました。
逆に言えば王者・東日本国際大学を除く残る6校には12戦全勝という成績で、2位以下では突出した安定感を誇りました。
秋もこの王者との直接対決が優勝の行方を分け、年間4試合で一度も勝てなかったことが2季連続2位という結果につながっています。
関甲新から移った強化指定クラブ
新潟医療福祉大学の硬式野球部は大学の強化指定クラブとして着実に育ち、2013年頃の創部からおよそ10年あまりで実力校の地位を築いてきました。
部の名を全国に知らしめたのが右腕の漆原大晟の存在で、新潟明訓から進んで2018年にオリックスから育成ドラフト1位の指名を受けました。
のちに阪神でもプレーしたこの漆原をはじめこれまで複数のプロを送り出しており、全国大会への出場を明確な目標に掲げる意欲的なチームでもあります。
登録選手は50人にのぼって投手だけで左右合わせて14人という分厚い陣容を誇り、指揮を執るのは鵜瀬亮一監督で佐藤和也が総監督を務めています。
大学の開学は2001年で硬式野球部としての歴史はまだ決して長くありませんが、それでも短い期間で実力校へと駆け上がった勢いのあるチームです。
春の中軸を担った4年生
春の打線の強みは経験豊富な4年生が中軸にそろっていた点にあり、主将の小川隼弥をはじめ嶋田怜真や吉川翔が並ぶクリーンアップは迫力十分でした。
4番を担った嶋田怜真は福島の聖光学院から進んだ勝負強さの光る右の強打者で、打率.352を残してチーム最多の15打点を挙げました。
加茂暁星から進んだ左打ちの巧打者・吉川翔は打率.438・出塁率.518という際立った数字で、リーグでも屈指の巧みな打撃を見せました。
主将で捕手の小川隼弥も打率.333で14打点を挙げて攻守両面で要となり、この春のリーグでは打撃と守備が評価されて優秀選手にも選ばれています。
4月4日の開幕戦では東北公益文科大学を12対1の6回コールドで一蹴し、移籍初戦から打線が火を噴いて一気に勢いをつかみました。
| 日付 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 4月4日・5日 | 東北公益文科大学 | ○12-1/○4-2 |
| 4月11日・12日 | 東日本国際大学 | ●4-8/●0-4 |
| 4月18日・19日 | 新潟大学 | ○4-2/○12-3 |
| 4月25日・26日 | 福島大学 | ○8-1/○5-2 |
| 5月2日・3日 | 山形大学 | ○9-5/○3-1 |
| 5月16日・17日 | 日本大学工学部 | ○8-0/○7-3 |
| 5月23日・24日 | 石巻専修大学 | ○6-2/○10-1 |
秋の14試合|開幕11連勝と最終週の3連敗
秋は雨で初戦が8月30日にずれ込みましたが、山形大学を2対1で下すと10月4日まで一度も負けずに11連勝を飾りました。
この間は4試合が相手を0点に抑えた完封勝ちで、9月13日の新潟大学戦は12対0、10月3日の東北公益文科大学戦は7対0でした。
10月10日と11日は東日本国際大学に連敗し、12日は9回に2点を返しながら福島大学に5対6と1点届かず、3連敗で秋を終えています。
| 日付 | 対戦相手 | 2026年秋の結果 |
|---|---|---|
| 8月30日・9月22日 | 山形大学 | ○2-1/○11-1 |
| 9月5日・14日 | 日本大学工学部 | ○6-0/○7-2 |
| 9月12日・13日 | 新潟大学 | ○5-0/○12-0 |
| 9月19日・20日 | 石巻専修大学 | ○10-3/○8-6 |
| 9月27日・10月12日 | 福島大学 | ○6-2/●5-6 |
| 10月3日・4日 | 東北公益文科大学 | ○7-0/○8-1 |
| 10月10日・11日 | 東日本国際大学 | ●2-6/●7-14 |
新潟医療福祉大学野球部の投手陣を徹底分析
2026年春の投手陣は50人の部員のうち14人という分厚い登録が最大の強みで、左腕7人と右腕7人がそろって継投の選択肢が豊富にありました。
チームのエースを担ったのが4年生の右腕・川瀬直で、7試合に登板して4度先発し33回3分の1を投げて防御率1.89の好成績を記録しました。
37個の三振はチーム最多でWHIPも1.02という安定した投球を続け、新潟明訓から進んだ川瀬は大事な場面を任される信頼の厚いエース右腕です。
先発の柱としてもう一枚、福島の富岡から進んだ右腕・水野颯人が7試合すべてで先発し、39回3分の1を投げてチーム最多の投球回を担いました。
救援では前橋育英出身の信澤快都が防御率0.66という好成績を残し、13回3分の2を投げてWHIP0.73と走者をほとんど許さない安定感を見せました。
救援陣と分厚い継投
新潟工業から進んだ左腕・桐生隼も防御率1.23と救援でしっかり抑え、井田一颯や稲葉亮汰、澤村伸成といった4年生も春の継投を支えています。
5月16日の日本大学工学部戦では川瀬らの継投で8対0の完封を達成し、相手打線を9回にわたって0点に封じた投手陣の総合力を示す試合となりました。
14人もの投手が役割を分け合う形は長いリーグ戦を戦ううえで大きな武器で、秋も12人の投手が登板して継投で失点を抑えました。
先発が長いイニングを投げて救援がリードを守り抜く形が確立しており、投手の数の豊富さは連戦の続くリーグ戦でこそ大きな強みになります。
秋は川瀬直の完封と信澤快都の完投
秋の投手陣は4年生の川瀬直と水野颯人、3年生の信澤快都と服部朔矢の4人を中心に先発を回し、14試合の失点を42点に抑えました。
川瀬直は10月3日の東北公益文科大学戦で8回を一人で投げ抜き、被安打4、7奪三振で7対0のコールド勝ちを完封で飾っています。
信澤快都は初戦の山形大学戦で9回を1失点で完投して2対1の勝利を呼び、秋は5試合で25回を投げてチーム最多の投球回でした。
水野颯人も9月22日の山形大学戦を5回1失点で一人で投げ切り、11対1のコールド勝ちで秋の初勝利を挙げています。
完封リレーを支えた左腕と下級生
3年生左腕の服部朔矢は9月12日の新潟大学戦で先発して6回を被安打3に抑え、4人の継投による5対0の完封リレーの先陣を切りました。
9月5日の日本大学工学部戦も2年生の遠藤康太から涌井陽斗、樋口歩夢、関口達海とつないで6対0の完封リレーを完成させています。
左腕の涌井陽斗は5試合すべてで救援のマウンドに上がって9回を被安打4に抑え、試合の中盤を任される存在でした。
| 選手 | 学年 | 2026年秋の主な成績 |
|---|---|---|
| 信澤快都 | 3年 | 右腕・5登板4先発1完投・25回・12奪三振 |
| 水野颯人 | 4年 | 右腕・7登板3先発1完投・20回1/3・15奪三振 |
| 川瀬直 | 4年 | 右腕・5登板3先発1完投(完封)・17回1/3・17奪三振 |
| 服部朔矢 | 3年 | 左腕・6登板2先発・14回・9奪三振 |
| 涌井陽斗 | 3年 | 左腕・5登板すべて救援・9回 |
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| 選手 | 学年 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 川瀬直 | 4年 | 右腕・7登板4先発1完投・33回1/3・チーム最多37奪三振・防御率1.89 |
| 水野颯人 | 4年 | 右腕・7登板7先発・39回1/3・27奪三振 |
| 信澤快都 | 3年 | 救援・5登板・13回2/3・防御率0.66・WHIP0.73 |
| 桐生隼 | 4年 | 左腕・4登板・7回1/3・防御率1.23 |
| 稲葉亮汰 | 4年 | 救援・6登板・防御率2.25 |
新潟医療福祉大学野球部の野手陣を徹底分析
春の打線で4番に座ったのが4年生の外野手・嶋田怜真で、14試合すべてで打率.352を記録してチーム最多の15打点を挙げました。
福島の名門・聖光学院から進んだ嶋田は本塁打も放つ勝負強い右の強打者で、4月4日の開幕戦でも一発を放って移籍初年度の幕開けを飾りました。
春にリーグでも屈指の高打率を残したのが加茂暁星出身で左打ちの4年生・吉川翔で、打率.438と出塁率.518という際立った数字でした。
吉川の21安打はチーム最多で切れ目のない打線の中でも際立つ存在で、上位で塁に出続けて中軸へと得点機会を確実につなぐ役割を担いました。
主将で捕手の小川隼弥は長野の上田西から進んで打率.333・14打点を挙げ、攻守両面の要となってこの春の優秀選手にも選ばれました。
長打と俊足の下級生
小川は4月26日の福島大学戦で本塁打を放って勝負強さでも打線を引っ張り、厚い投手陣を後ろから支える扇の要としても欠かせない存在でした。
春に長打力で目を引いたのが日本航空から進んだ3年生内野手の白鳥佳亮で、三塁打4本と本塁打1本を放って長打率.612という高い数字を残しました。
学校法人石川から進んだ俊足の小沼佳生は春にチーム最多の9盗塁を決め、出塁率.479で15得点を挙げる機動力で試合を動かせる選手です。
松本第一から進んだ竹内晴紀も打率.364・OPS1.098の高い成績を残し、神田睦貴や舘岡春樹も加わった春の打線には切れ目がありませんでした。
同じ新潟の新潟大学との2連戦は4対2と12対3で2つとも勝ち切り、この県内対決を制した点も移籍初年度の確かな収穫の一つです。
秋はベストナインに5人|首位打者の山田翠生
秋の打線は3年生以下が中心になり、表彰ではベストナイン10人のうち内野の4つと外野の1つを新潟医療福祉大学の選手が占めました。
長野商業高校出身で2年生の山田翠生は打率.486で首位打者に輝き、12盗塁で盗塁王、さらに新人王と外野手のベストナインも受賞しています。
遊撃を守る3年生の内藤大和は全14試合に先発して45打数16安打を放ち、優秀選手賞と遊撃手のベストナインに選ばれました。
一塁の古越玲空は55打数18安打に9盗塁、三塁の白鳥佳亮は15個の四球と2本塁打を記録し、ともに初のベストナインです。
二塁では長野日大高校出身の1年生・宮澤律羽が36打数17安打と打ちまくり、1年生ながら二塁手のベストナインをつかみました。
| 選手 | 守備 | 2026年秋の主な成績 |
|---|---|---|
| 山田翠生 | 外野手(2年) | 首位打者(打率.486)・盗塁王(12盗塁)・新人王・ベストナイン |
| 内藤大和 | 遊撃手(3年) | 優秀選手賞・ベストナイン・45打数16安打 |
| 白鳥佳亮 | 三塁手(3年) | ベストナイン・本塁打2・15四球・7盗塁 |
| 古越玲空 | 一塁手(3年) | ベストナイン・55打数18安打・9盗塁 |
| 宮澤律羽 | 二塁手(1年) | ベストナイン・36打数17安打 |
| 竹内晴紀 | 外野手(3年) | 全14試合に先発・48打数16安打 |
50盗塁の機動力と若い捕手陣
秋の最大の武器は足で、山田翠生の12盗塁を筆頭に小沼佳生が10盗塁、古越玲空が9盗塁、白鳥佳亮が7盗塁を決めています。
チーム全体では14試合で50個の盗塁を数え、96得点という攻撃力は出塁した走者が次々に先の塁を奪う形から生まれました。
中堅の竹内晴紀は全14試合に先発して48打数16安打を記録し、指名打者には日本文理高校出身で2年生の宮澤日向が入っています。
捕手は1年生の一ノ瀬慎平と2年生の加藤力が先発を分け合い、春の正捕手だった小川隼弥から新しい世代へと引き継がれました。
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| 選手 | 守備 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 嶋田怜真 | 外野手(4年) | 打率.352・チーム最多15打点・本塁打1・OPS.876 |
| 吉川翔 | 内野手(4年) | 打率.438・チーム最多21安打・出塁率.518 |
| 小川隼弥 | 捕手(4年・主将) | 打率.333・14打点・本塁打1・優秀選手 |
| 白鳥佳亮 | 内野手(3年) | 三塁打4・本塁打1・長打率.612・OPS1.019 |
| 小沼佳生 | 外野手(3年) | チーム最多9盗塁・出塁率.479・15得点 |
新潟医療福祉大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
2026年秋のリーグ戦で新潟医療福祉大学は、南東北での初優勝まであと一歩のところまで迫りました。
8月30日の初戦で山形大学を2対1で振り切ると、日本大学工学部、新潟大学、石巻専修大学を相手に白星を積み上げています。
9月27日に福島大学を6対2で下して9連勝とし、10月3日と4日は東北公益文科大学に7対0、8対1と連続コールド勝ちでした。
この時点で11戦全勝となり、10勝1敗の東日本国際大学を上回る首位で最終週の直接対決を迎えています。
王者に連敗した最終週
10月10日の第1戦は3回に先制した直後に逆転を許し、打線も5安打に抑えられて2対6で秋の初黒星を喫しました。
翌11日は初回に7点を失いながらその裏に5点を返す粘りを見せたものの、中盤以降に突き放されて7対14の7回コールドで敗れています。
最終日の12日は東日本国際大学が先に勝って優勝を決め、福島大学戦も9回に2点を返しながら5対6で届きませんでした。
直接対決の2試合で喫した20失点が重くのしかかり、年間4試合を戦った王者からは春秋を通じて白星を挙げられていません。
2026年秋の最終順位は次のとおりで、新潟医療福祉大学は3位の東北公益文科大学に2勝差をつけて2位を確保しました。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東日本国際大学 | 13勝1敗 | .929 |
| 2 | 新潟医療福祉大学 | 11勝3敗 | .786 |
| 3 | 東北公益文科大学 | 9勝5敗 | .643 |
| 4 | 福島大学 | 7勝7敗 | .500 |
| 5 | 石巻専修大学 | 5勝9敗 | .357 |
| 6 | 新潟大学 | 5勝9敗 | .357 |
| 7 | 日本大学工学部 | 3勝11敗 | .214 |
| 8 | 山形大学 | 3勝11敗 | .214 |
来春へ|残る主力と王者攻略の課題
秋の打線を担った山田翠生や内藤大和、白鳥佳亮、古越玲空、宮澤律羽はいずれも3年生以下で、来春も同じ顔ぶれで戦えます。
投手陣では完封を記録した川瀬直と水野颯人の4年生2人が抜けるため、信澤快都や服部朔矢ら3年生の先発陣が柱になります。
東日本国際大学には2026年の4試合で合計13得点32失点と力の差を見せつけられており、この失点を減らすことが第一の課題です。
それでも移籍1年目で春秋とも2位に入った実績は確かで、南東北での初優勝と全国大会への出場は来春の目標として持ち越されました。
新潟医療福祉大学野球部の注目選手
山田翠生(外野手・2年)
長野商業高校から進んだ右投げ左打ちの外野手で、秋は打率.486で首位打者、12盗塁で盗塁王に輝いた2年生です。
新人王と外野手のベストナインも受賞して四つの表彰を受け、9月14日の日本大学工学部戦では1試合で3つの盗塁を決めました。
10月3日の東北公益文科大学戦では3打数3安打を記録しており、出塁すれば足でかき回せる攻撃の起点になっています。
内藤大和(遊撃手・3年)
長野の小諸商業高校から進んだ右投げ左打ちの遊撃手で、連盟の公式サイトでは秋の時点で主将として登録されています。
秋は全14試合に遊撃で先発して45打数16安打を記録し、優秀選手賞と遊撃手のベストナインを初めて受賞しました。
敗れた10月11日の東日本国際大学戦でも4打数3安打と気を吐いており、来春は最上級生としてチームを引っ張る立場です。
白鳥佳亮(三塁手・3年)
日本航空高校から進んだ左打ちの三塁手で、春は三塁打4本と本塁打1本を放って長打率.612を記録しました。
秋は主に1番打者として全14試合に先発し、15個の四球を選んで2本塁打と7盗塁を記録して三塁手のベストナインに選ばれています。
9月19日の石巻専修大学戦と22日の山形大学戦で本塁打を放ち、出塁と長打の両方で得点の入口になりました。
古越玲空(一塁手・3年)
長野の小諸商業高校から進んだ右打ちの内野手で、秋は一塁と二塁を守りながら全14試合に先発して中軸を任されました。
55打数18安打に9盗塁という数字を残して一塁手のベストナインに初めて選ばれ、同じ高校出身の内藤大和と内野を固めています。
9月19日の石巻専修大学戦では4打数3安打を記録しており、足も使える中軸として来春も打線の中心に座る選手です。
川瀬直(投手・4年)
春は7試合に登板して4度先発し33回3分の1を投げたエース右腕で、防御率1.89とチーム最多の37奪三振を記録して投手陣を引っ張りました。
新潟明訓から進んだ川瀬はWHIP1.02という数字が示すとおり走者を出さない安定感が持ち味で、接戦を任される信頼の厚い投手です。
秋は10月3日の東北公益文科大学戦で8回を被安打4、7奪三振に抑え、7対0のコールド勝ちを一人で完封して11連勝に導きました。
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新潟医療福祉大学の基本情報
- 所在地:新潟県新潟市北区島見町1398番地
- 設置:私立(健康科学部が中心・強化指定クラブ)
- 所属リーグ:南東北大学野球連盟(2026年〜/2025年までは関甲新)
- 監督:鵜瀬亮一(総監督:佐藤和也/部長:佐藤敏郎)
- 主将:内藤大和(遊撃手・3年)※2026年春は小川隼弥(捕手・4年)
- 部員:2026年春のリーグ登録は50人
- 2026年春の成績:2位(12勝2敗・勝率.857)
- 2026年秋の成績:2位(11勝3敗・勝率.786)
- 2026年秋の表彰:首位打者・盗塁王・新人王 山田翠生/優秀選手賞 内藤大和/ベストナイン5人
- 主なOB:漆原大晟(オリックス・阪神)
新潟医療福祉大学は新潟市北区島見町に校舎を構える健康科学系の私立大学で、硬式野球部は大学の強化指定クラブとして着実に力をつけてきました。
2025年まで関甲新学生野球連盟に所属し2026年から南東北へと移り、この連盟は1991年に発足して福島・山形・宮城・新潟の8校が加盟しています。
春と秋にそれぞれ2回戦総当たりのリーグ戦を行う勝率制のリーグで、いわき市や郡山市、楢葉町の球場を舞台に春は4月から5月、秋は8月から10月に戦われます。
プロ輩出と体制
2018年には新潟明訓から進んだ右腕・漆原大晟がオリックスから育成ドラフト1位で指名を受け、のちに阪神でもプレーしました。
チームを率いるのは鵜瀬亮一監督で佐藤和也が総監督を務め、捕手で主将の小川隼弥を中心に登録50人の大所帯がこの春のリーグ戦を戦いました。
選手は地元の新潟県内だけでなく長野や福島、群馬、秋田など各地から集まっており、強化指定クラブとして全国から有望な選手を迎えてきたチームです。
新潟医療福祉大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 新潟医療福祉大学はどのリーグに所属していますか?
A. 2025年までは強豪ぞろいの関甲新学生野球連盟で戦っており、同じ新潟の新潟大学とともに2026年から南東北大学野球連盟へ移ってきました。
Q. 2026年秋のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 開幕11連勝のあと3連敗して11勝3敗の2位で、12勝2敗だった春に続いて2季連続の2位でした。
Q. プロ野球選手を出していますか?
A. 新潟明訓から進んだ漆原大晟が2018年にオリックスから育成ドラフト1位で指名を受け、のちに阪神でもプレーしました。
Q. どんなチームですか?
A. 大学の強化指定クラブで登録選手は50人にのぼる大所帯で、投手だけで14人を擁して継投で失点を抑える野球を持ち味にしています。
Q. 2026年秋に活躍した選手は誰ですか?
A. 2年生の山田翠生が首位打者と盗塁王、新人王を獲得し、内藤大和が優秀選手賞、投手では川瀬直が8回完封を記録しました。
Q. 来春の課題は何ですか?
A. 2026年に4戦全敗した東日本国際大学の攻略で、主力の多くが3年生以下という打線を軸に南東北での初優勝を目指します。
新潟医療福祉大学野球部のまとめ
2026年の新潟医療福祉大学は関甲新から移った1年目で春が12勝2敗、秋が11勝3敗と、2季続けて南東北の2位に入りました。
秋は開幕11連勝で首位に立ちましたが、最終週に東日本国際大学との直接対決で連敗し、初優勝にはあと一歩で届いていません。
山田翠生が首位打者と盗塁王、新人王を獲得し、ベストナインには内藤大和ら5人が選ばれて打線の充実ぶりを示しています。
主力の多くが3年生以下で来春も残るため、王者の攻略という課題を越えれば南東北の頂点は十分に狙える位置にあります。
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