東都大学野球の3部を10戦全勝で駆け抜け、プロ野球へ岩崎優らを送り出してきたのが国士舘大学の硬式野球部です。
かつて1部の優勝も経験した名門が、いまは長井秀夫監督のもとで3部から2部復帰を目指して再起を期しています。
2026年春は個人タイトルを独占して3部を完全優勝しましたが、入替戦で帝京平成大学に敗れ2部復帰はなりませんでした。
この記事では国士舘大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手までを詳しく紹介します。
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まずは2026年の国士舘大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の国士舘大学 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都町田市(硬式野球部の本拠・町田キャンパス) |
| 創部 | 1959年 |
| 2026年春の成績 | 東都3部 優勝(10戦全勝) |
| 春の歩み | 3部完全優勝・入替戦で帝京平成大に敗れ3部残留 |
| チームの軸 | 横山翔也・坂部羽汰・日出島健人 |
国士舘大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|3部を完全優勝も入替戦で涙
2026年春の国士舘大学は10戦全勝で東都3部を完全優勝し、79季ぶり3回目のリーグ制覇で投打のかみ合った圧倒的な強さを見せつけました。
6校による2回戦総当たりを一つも落とさずに勝ち抜いて個人タイトルもほぼ独占し、3部では頭一つ抜けた地力の高さを証明しています。
最高殊勲選手には2年生の主砲・横山翔也が選ばれ、最優秀投手はエースの坂部羽汰、首位打者は4年生の日出島健人がそれぞれ獲得しました。
3部を制した国士舘は2部との入替戦へ駒を進めたものの、2部6位の帝京平成大学の前に2敗1分と屈して惜しくも涙をのんでいます。
あと一歩のところで悲願の2部復帰を逃す悔しい結果でしたが、6校を相手に見せた3部での戦いぶりは力の違いを見せつけるものでした。
国士舘はかつて1部の優勝も経験した東都では屈指の伝統校で、近年は3部での戦いが続くものの、その実力は上位に十分匹敵します。
プロ野球へも岩崎優ら多くの選手を送り出してきた育成力のある部で、全国区の底力を秘めたチームが再び上位へと再起を期しています。
春の主力の多くが下級生で秋も同じ顔ぶれで戦うことができ、秋こそ入替戦を突破して悲願の2部復帰を果たしたいところです。
長井秀夫監督が率いる伝統校
チームを率いるのは2023年から指揮を執る長井秀夫監督で、3部完全優勝へとチームを導いた手腕の確かな指揮官です。
国士舘大学は1959年に創部された長い歴史を誇る伝統校で、武道やスポーツで広く知られる大学の看板を背負う部の一つです。
東都では長く2部を主戦場としながら1部の舞台も経験してきた実力校で、1979年秋には1部を制して明治神宮大会にも出場しました。
2009年秋には30季ぶりに1部へ復帰するなど上位で戦った時期もあり、近年は3部から上位への巻き返しを図っている状況です。
登録選手は120人を超えて部内の競争は非常に激しく、その厚い選手層こそがチームの高いレベルを支える大きな土台になっています。
本拠地は東京都町田市の町田キャンパスにある専用球場で、恵まれた練習環境のもとで選手たちは日々ひたむきに力を磨いています。
岩崎優ら多彩なプロOB
国士舘大学はプロ野球界へ数多くの選手を送り出し、阪神で救援の柱を務める左腕・岩崎優も、この国士舘大学のOBです。
岩崎優は阪神でセーブ王にも輝いた左腕の実力者で、侍ジャパンにも選ばれて日本代表の一員としても活躍しました。
ソフトバンクの椎野新や西武で長く投げた岡本洋介も国士舘の出身で、投手を中心に数多くのプロ野球選手を輩出してきました。
これまでにプロへ進んだ選手は20人を優に超える人数にのぼり、全国区の実力を持つ選手を着実に育て上げてきた伝統校です。
プロで輝くOBの存在は選手たちにとって大きな目標となり、同じ舞台を夢見て日々の厳しい練習に打ち込んでいます。
3部での戦いが続いてもその育成力と底力は少しも衰えておらず、次代のプロ野球選手を育てる伝統の系譜は着実に受け継がれています。
OBには社会人野球で長く活躍する選手も多く、プロと社会人の両面で卒業後に輝く人材を育て続けてきた懐の深い伝統校です。
| 選手 | 学年 | 出身校 |
|---|---|---|
| 横山翔也 | 2年 | 花咲徳栄 |
| 坂部羽汰 | 3年 | 前橋商業 |
| 日出島健人 | 4年 | 東京学館船橋 |
| 西川瞬 | 3年 | (外野) |
| 臼井夕馬 | 2年 | 中央学院高校 |
| 日隈翔弥 | — | 正捕手 |
国士舘大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の柱は前橋商業から進んだ3年生の坂部羽汰で、最優秀投手に輝いた国士舘のエースを担う本格派の右腕です。
春は5試合すべてに先発して2勝を挙げ、防御率2.54に28回3分の1で31奪三振と三振を奪う力もしっかり見せました。
坂部を軸に投手陣は3部で複数の試合を完封する盤石ぶりで、学習院大戦や上智大戦では継投で相手をきっちり零封しています。
坂部に続くのが中央学院から進んだ2年生の臼井夕馬で、防御率2.84と安定感があって先発の一角を任される右腕になります。
2年生ながら通算でも多くの登板を重ねて着実に経験を積み、坂部とともに投手陣を引っ張る存在へと大きく成長しました。
救援には防御率0点台の投手も複数そろってリレーの精度も高く、先発が試合をつくって救援陣が締める理想の形が確立されています。
投手陣は総じて層が厚く3部では失点を最少に抑え込み、この安定した投手力こそが完全優勝を支えた大きな要因でした。
正捕手の日隈翔弥がその投手陣を巧みなリードで引っ張り、バッテリーの固い信頼関係が粘り強い守りを支えています。
秋は2部の強打者を相手にいかに失点を防ぐかが大きな課題で、坂部と臼井の投球が2部復帰の行方を大きく握ります。
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| 選手 | 学年 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 坂部羽汰 | 3年 | 最優秀投手・エース・防御率2.54・5先発2勝・前橋商業出身 |
| 臼井夕馬 | 2年 | 右腕・防御率2.84・先発の一角・中央学院高校出身 |
| 日隈翔弥 | — | 正捕手・投手陣を巧みにリード |
国士舘大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の主砲は花咲徳栄から進んだ2年生の横山翔也で、最高殊勲選手に輝いた国士舘の中心打者を担う右投左打です。
春は打率.357に本塁打5本と長打力で打線を力強く引っ張り、OPS1.246という抜群の数字で高い得点力を生み出しました。
2年生ながらチームの4番格を堂々と担って今後の成長も楽しみで、この横山の打棒が国士舘の得点力を大きく高めています。
首位打者に輝いたのが4年生の日出島健人で、東京学館船橋の出身で打率.406という高い確実性を誇る打線の主軸になります。
勝負強い打撃で幾度も得点機に結果を残してきた頼れる存在で、4年生として最後の秋も打線の中心を担う重要な打者です。
3年生の西川瞬も打率.366をマークした好打者として活躍し、上位打線で出塁を重ねて攻撃の起点となる欠かせない存在です。
中軸に横山と日出島、そこへ西川らがつながる打線は破壊力があり、3部では相手を圧倒する得点力で完全優勝を力強く支えました。
下級生から4年生までバランスよく戦力がそろっているのも強みで、厚い選手層が打線に激しい競争と厚みをもたらしています。
横山を中心とした強力打線を秋も維持できるかが大きな鍵で、この総合力を2部でも通用する得点力へとさらに高めていきます。
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| 選手 | 学年 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 横山翔也 | 2年 | 最高殊勲選手・打率.357・本塁打5・OPS1.246・花咲徳栄出身 |
| 日出島健人 | 4年 | 首位打者・打率.406・打線の主軸・東京学館船橋出身 |
| 西川瞬 | 3年 | 打率.366・攻撃の起点となる好打者 |
国士舘大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
3部を完全優勝した春
東都大学野球は6校が2回戦総当たりで争うリーグ戦の形式で、3部でも6校が総当たりで上位進出を目指して競い合います。
2026年春の国士舘大学は10戦全勝で3部を完全優勝し、79季ぶり3回目のリーグ制覇で圧倒的な強さを存分に見せました。
2位の大正大学に4試合もの差をつけて頭一つ抜けた戦いぶりで、投打ともに他校を上回る横綱相撲でした。
6つの相手すべてに勝ち越して一度も負けずに頂点へと立ち、守っては零封・攻めては大量得点という圧巻の内容が続きました。
3部を制した国士舘は2部との入替戦へ意気込んで臨みましたが、帝京平成大学に2敗1分と屈して惜しくも2部復帰はなりませんでした。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 国士舘大学 | 10勝0敗 | 1.000 |
| 2 | 大正大学 | 8勝4敗 | .667 |
| 3 | 上智大学 | 6勝6敗 | .500 |
| 4 | 成蹊大学 | 5勝7敗 | .417 |
| 4 | 学習院大学 | 5勝7敗 | .417 |
| 6 | 一橋大学 | 0勝10敗 | .000 |
秋のリーグ戦への展望
秋の国士舘大学が目指すのは3部連覇と2部への復帰で、春に惜しくも逃した2部昇格を秋こそ実現したいところになります。
大学のリーグ戦は春と秋をほぼ同じ顔ぶれで戦うのが基本で、春に3部を制したメンバーでそのまま秋のリーグに臨みます。
投手陣はエースの坂部羽汰が引き続き先発の柱を担い、2年生の臼井夕馬ら脇を固める投手陣のさらなる成長も大きな鍵です。
打線は主砲の横山翔也を軸に首位打者の日出島健人が続き、西川瞬らつなぐ打者がそろえば得点力はさらに高まっていきます。
3部で圧倒した力を秋も維持できれば3部連覇は十分に狙え、まずはリーグを制して再び入替戦の舞台をつかみたいところです。
2部復帰のためには入替戦での勝利が絶対の条件となり、春の悔しさを晴らして今度こそ厚い壁を乗り越えなければなりません。
下級生が多い今のチームはこれからさらに大きく伸びる余地を残し、秋の成長次第では2部でも十分に戦える戦力に育っていきます。
秋のリーグ戦は9月に開幕して上位を目指す熱戦が繰り広げられ、2部復帰を狙う国士舘大学の戦いに大きな注目が集まります。
国士舘大学野球部の注目選手
横山翔也(2年)
花咲徳栄から進んだ打線の主砲を担う2年生の右投左打で、最高殊勲選手に輝いた国士舘の中心打者になります。
春は打率.357に本塁打5本、OPS1.246と抜群の数字を残し、長打力で得点を生み出す頼れる打線の柱です。
2年生としてチームの4番格を堂々と担って今後の成長も楽しみで、この横山の打棒が秋の得点力を大きく高めていきます。
坂部羽汰(投手・3年)
前橋商業から進んだ最優秀投手に輝いた3年生のエースで、安定した投球で投手陣を力強く引っ張る本格派の右腕になります。
春は5試合すべてに先発して2勝に防御率2.54と安定し、28回3分の1で31もの三振を奪う三振を取れる本格派です。
3年生として投手陣の柱を担う欠かせない存在で、この坂部の投球が秋の2部復帰の行方を大きく握ることになります。
日出島健人(4年)
東京学館船橋から進んだ首位打者に輝いた4年生の主軸打者で、打率.406という高い確実性で打線をどっしり支えました。
勝負強い打撃で得点機に幾度も結果を残してきた頼れる存在で、中軸としてチームの得点力を引っ張る攻撃の要となる打者です。
4年生として最後の秋も打線の中心を担う頼れる選手で、この日出島の打棒が秋の悲願の2部昇格を力強く後押しします。
西川瞬(3年)
打率.366をマークした確実性の高い3年生の好打者で、上位打線で出塁を重ねて攻撃の流れを生み出す頼れる切り込み隊長です。
高い出塁率で中軸の横山や日出島へと打線を確実につなぎ、得点の流れを生み出す攻撃の欠かせない起点となっています。
3年生としてこれからの成長がさらに楽しみな選手で、この西川の出塁が秋の得点力を大きく引き上げていきます。
臼井夕馬(投手・2年)
中央学院から進んだ防御率2.84と安定感のある2年生の右腕で、エースの坂部に続く先発の一角を担う投手になります。
2年生ながら多くの登板を重ねて着実に経験を積んできた頼れる存在で、坂部とともに投手陣を引っ張る二本柱へと成長しています。
2年生としてこれからの伸びしろが大いに楽しみな選手で、この臼井の成長が秋の投手陣を大きく支える大きな力になるはずです。
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国士舘大学の基本情報
- 所在地:東京都町田市(硬式野球部の本拠・町田キャンパス)/大学本部は世田谷区
- 創部:1959年
- 所属リーグ:東都大学野球連盟(3部)
- 監督:長井秀夫
- 部員:2026年の登録は120人超
- 2026年春の成績:3部優勝(10戦全勝)
- 全国の実績:東都1部優勝1回(1979年秋)・明治神宮大会出場1回
- 主なOB:岩崎優(阪神)・椎野新(ソフトバンク)・岡本洋介(西武)
国士舘大学の硬式野球部は1959年に創部された歴史ある伝統校で、東都大学野球連盟に所属して町田キャンパスを拠点に活動します。
大学の本部は東京都世田谷区にあって野球部の本拠は町田市で、専用球場を備えた恵まれた環境で選手たちは日々汗を流してきました。
1979年秋には東都1部を制して明治神宮大会にも出場し、長らく2部を主戦場としながらも1部の舞台を幾度か経験してきた古豪です。
プロ野球へは阪神でセーブ王にも輝いた岩崎優らを送り出し、ソフトバンクの椎野新や西武の岡本洋介もこのOBに名を連ねています。
チームを率いるのは2023年から指揮を執る長井秀夫監督で、3部の完全優勝へとチームを導いた手腕の確かな指揮官です。
選手は花咲徳栄や前橋商業など全国の各地から幅広く集まり、その多彩な人材がチームを支える大きな土台になっています。
2026年春は3部を10戦全勝で制して圧倒的な強さを見せ、入替戦では惜しくも敗れて2部復帰へ再挑戦する秋を迎えます。
武道やスポーツで名高い大学の看板を背負って野球部も日々奮闘し、伝統の力を胸に2部復帰という大きな目標へ突き進んでいくはずです。
国士舘大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 国士舘大学はどのリーグに所属していますか?
A. 東都大学野球連盟に所属していて、2026年春は3部で10戦全勝を挙げて完全優勝を果たした東都屈指の実力校です。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 10戦全勝で3部を完全優勝しましたが、79季ぶり3回目の制覇の後、入替戦で帝京平成大学に敗れて2部復帰はなりませんでした。
Q. 過去に1部で戦ったことはありますか?
A. 1979年秋に1部を制して明治神宮大会に出場し、2009年秋にも30季ぶりに1部へ復帰するなど上位で戦った実績があります。
Q. 監督はどんな人ですか?
A. 2023年から指揮を執る長井秀夫監督で、チームを3部の完全優勝へと力強く導いた実績を持つ手腕の確かな指揮官です。
Q. プロ野球選手を出していますか?
A. 数多く輩出していて、阪神の岩崎優が代表格で、椎野新や岡本洋介ら20人を超えるプロ野球選手を送り出してきました。
Q. 2026年春に活躍した選手は誰ですか?
A. 2年生の横山翔也が最高殊勲選手に選ばれ、エースの坂部羽汰が最優秀投手、日出島健人が首位打者に輝きました。
国士舘大学野球部のまとめ
2026年春の国士舘大学は10戦全勝で東都3部を完全優勝し、個人タイトルも独占して確かな地力の高さを見せつけました。
主砲の横山翔也が最高殊勲選手、エースの坂部羽汰が最優秀投手に輝き、投打がかみ合った圧倒的な強さで堂々と頂点に立ちました。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、春の入替戦で惜しくも逃した2部復帰を秋こそ実現したいところです。
かつて1部を制した伝統校の秋の力強い巻き返しに期待が集まり、2部復帰を狙う国士舘大学の秋の戦いに大きな注目が集まります。
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