【2026】作新学院大学野球部の戦力分析|メンバー・注目選手

大学野球
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関甲新学生野球連盟の1部で戦う、栃木・宇都宮の私立大学があります。プロ野球選手を3人送り出してきた作新学院大学です。

2026年春は1勝13敗の7位に終わり、投打ともに苦しいシーズンとなりました。それでも順位決定戦を制し、最下位だけは免れています。

投手陣の柱だった4年生が抜ける秋は、若い戦力での再建が主役になります。1年生や3年生の伸びしろが、巻き返しのカギを握ります。

この記事では作新学院大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手までを詳しく紹介します。

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まずは2026年の作新学院大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。

項目2026年の作新学院大学
所在地栃木県宇都宮市
設置私立
2026年春の成績関甲新1部 7位(1勝13敗・勝率.071)
登録選手102人
チームの軸谷哉磨斗・島村翼冴・下村春陽・菅生優雅
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作新学院大学野球部の2026年戦力総評

チーム総評|1勝13敗でリーグ7位

2026年春の作新学院大学は1勝13敗の勝率.071で、リーグ7位に終わりました。優勝した上武大学を筆頭とする上位校に、大きく水をあけられています。

8チームによる2回戦総当たりのリーグ戦で、勝ち星は14試合中わずか1つでした。得点32・失点86という数字が、苦戦した春を物語っています。

打線は14試合で32得点にとどまり、リーグでも得点力の乏しさが目立ちました。無得点に抑えられた完封負けも、5試合を数えています。

投手陣も失点86とリーグ下位で、点の取り合いに持ち込めない試合が続きました。攻守がかみ合わず、白星を積み上げられないシーズンでした。

それでも接戦を演じた試合はあり、地力の片りんはのぞかせています。4月26日の平成国際大学戦は1対2、5月10日の常磐大学戦は延長10回の末に1対2の惜敗でした。

あと一本、あと一点が遠かった春を、秋にどう取り返すかが問われます。数字ほど力の差はないという手応えを、結果に結びつけたいところです。

プロを3人輩出した育成の伝統

作新学院大学は、これまでに3人のプロ野球選手を送り出してきました。松崎啄也、寺田哲也、笹沼明広の3人が、NPBの舞台に立っています。

3人はいずれも作新学院大を巣立ち、社会人や独立リーグを経てプロ入りしました。地道に力を伸ばす、育成型のチームであることを示す実績です。

捕手の松崎啄也は2015年にドラフト8位で巨人へ入団しました。投手の寺田哲也は2014年にヤクルト、捕手の笹沼明広は2011年にソフトバンクへ進んでいます。

いずれも大学卒業後にすぐ指名されたわけではなく、遠回りを重ねてプロをつかみました。社会人や独立リーグで実力を磨いた先輩の姿は、後輩の目標になっています。

卒業後は栃木ゴールデンブレーブスなど、独立リーグへ進む選手も少なくありません。プレーを続けられる道が幅広いことも、このチームの特徴です。

水口監督が率いる若いチーム

チームを率いるのは、作新学院大出身の水口皇紀監督です。作新学院高から作新学院大へ進み、社会人の茨城日産でもプレーした捕手でした。

2016年夏の甲子園には、作新学院高の一員として代打で出場した経験も持ちます。母校でコーチを務めたのち、監督としてチームを預かっています。

2026年春の登録は102人で、多くの部員がしのぎを削る環境です。学年別では下級生が多く、これからのチームづくりが楽しみな構成になっています。

選手は岩手の盛岡大付や埼玉の春日部共栄など、全国から集まっています。系列の作新学院高からの内部進学組も、チームの骨格を担っています。

キャンパス内に野球グラウンドがあり、授業の合間にも練習できる環境です。移動の負担が少ない利点を生かし、日々の鍛錬を積み重ねています。

唯一の白星と最下位回避

春のリーグ戦で挙げた唯一の白星は、5月9日の常磐大学戦でした。21対3の6回コールドで大勝し、この日は打線が爆発しています。

正捕手の島村翼冴と岩澤周太郎に本塁打が飛び出し、長打で大量点を奪いました。1番の谷哉磨斗も快打を連ね、貧打に苦しんだ春の中で数少ない打棒が輝いた一戦です。

さらに5月30日の順位決定戦でも、同じ常磐大学を9対4で下しました。この勝利で7位が確定し、最下位だけは免れています。

順位決定戦では1年生の安部大翔ら若い投手をつないで、9得点を挙げました。次代を担う下級生に、大事な一戦の経験を積ませる戦いでもありました。

打順守備選手学年
1谷哉磨斗3年
2二渡健翔3年
3鈴木善3年
4DH浅野空羽1年
5近藤隆志2年
6島村翼冴4年
7岩澤周太郎4年
8上野滉典4年
9古川颯杜4年

作新学院大学野球部の投手陣を徹底分析

投手陣は、経験豊富な4年生を軸に春のリーグ戦を戦いました。エース格を担ったのは、186センチの大型右腕・松本勇吾です。

松本は2年時から先発を任され、通算142イニングを投げてきた大黒柱です。この春は6試合に登板し、うち3試合で先発のマウンドに立ちました。

本大会で最も安定していたのが、4年生右腕の長田志道でした。7試合で最多の14イニングを投げ、防御率2.57と粘りの投球を見せています。

左腕の橋本輝太も4年生として、5試合で先発と救援の両方をこなしました。この松本、長田、橋本という4年生の3枚が、投手陣を支えてきました。

その主力3人がそろって卒業する秋は、マウンドの再建が最大の課題です。誰が新たな軸となるかが、チームの浮沈を大きく左右します。

後を継ぐ筆頭が、1年生左腕の下村春陽にほかなりません。前橋商から進んだルーキーで、チーム最多の11試合に登板しました。

下村は24イニングを投げて16奪三振、防御率3.75と1年目から存在感を放ちました。左腕の変化球を武器に、新エース候補として期待が高まっています。

先発の柱には、3年生の菅生優雅も名乗りを上げています。5試合すべてで先発を任され、21イニングを投げ抜きました。

3年生右腕の青沼大雅も防御率2.70と安定し、救援でチームを支えました。1年生の安部大翔も防御率3.52と、早くも計算できる存在です。

下級生の投手が多く残るのは、再建を進めるうえで大きな希望です。この若い投手陣がどこまで伸びるかに、秋の巻き返しがかかっています。

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選手学年2026年春の主な成績
松本勇吾4年右腕・エース格・186センチ・通算142イニングの経験・水戸葵陵出身
長田志道4年右腕・本大会最多14イニング・防御率2.57・北越出身
下村春陽1年左腕・チーム最多11登板・24回16奪三振・新エース候補・前橋商出身
菅生優雅3年右腕・5試合すべて先発・21イニング・黒羽出身

作新学院大学野球部の野手陣を徹底分析

打線は、3年生のリードオフを軸に組み立てられています。1番を打つ谷哉磨斗が、チームの得点源として機能しました。

谷は盛岡大付から進んだ3年生で、この春はチーム最多の15安打を放ちました。打率.259に6打点と、貧打に苦しむ打線の中で気を吐いています。

2番には桐生第一出身で3年生の二渡健翔、3番には3年生の鈴木善が続きました。上位を3年生トリオで固め、打線に流れを生み出そうとしています。

4番に座ったのは、1年生の浅野空羽という思い切った起用でした。東日本国際大昌平から進んだルーキーが、中軸の重責を担っています。

守備の要は、4年生で正捕手の島村翼冴が担いました。全試合でマスクをかぶり、1本塁打5打点と投手陣を力強くリードしています。

島村は5月9日の常磐大学戦で本塁打を放つなど、勝負どころで長打も見せました。攻守にわたってチームを引き締める、頼れる存在でした。

4年生の岩澤周太郎も、常磐大学戦で本塁打を放つなど勝負強さを発揮しました。上野滉典や古川颯杜と並び、内野の守りを支えています。

下級生では、2年生の瀬川峻平が打率.313と結果を残しました。福島商から進んだ外野手で、秋以降の中心打者として期待されています。

三塁を守る2年生の近藤隆志も、多くの試合で先発出場を重ねました。若い野手が上級生に交じり、経験を積んでいます。

チームの得点32はリーグでも少なく、得点力の底上げが課題です。走者を確実に返す一打を増やせるかが、秋の浮上の前提になります。

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選手守備2026年春の主な役割
谷哉磨斗外野手(3年)1番・チーム最多15安打・打率.259・盛岡大付出身
島村翼冴捕手(4年)正捕手・全試合先発・1本塁打5打点・春日部共栄出身
浅野空羽内野手(1年)4番打者・東日本国際大昌平出身
瀬川峻平外野手(2年)打率.313・秋の中心候補・福島商出身
岩澤周太郎内野手(4年)中軸・本塁打あり・浦和麗明出身

作新学院大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想

秋のリーグ戦で作新学院大学が目指すのは、まず最下位争いからの脱出です。1勝13敗という春の結果から、一つでも白星を増やすことが第一歩になります。

最大の課題は、卒業する4年生に代わる投手陣の再建にほかなりません。松本勇吾ら主力3枚が抜けたマウンドを、誰が引き継ぐかが焦点です。

その中心と期待されるのが、1年生左腕の下村春陽です。春に24イニングを投げた経験を糧に、新エースへと成長できるかが問われます。

3年生の菅生優雅や青沼大雅が先発を担えば、投手陣に軸ができます。若い投手が一段力をつければ、失点は着実に減らせるはずです。

打線は、3年生の谷哉磨斗を中心に得点力を高めたいところです。二渡健翔や鈴木善ら3年生トリオが、そろって上向けば流れが変わります。

1年生の浅野空羽や2年生の瀬川峻平ら、若い打者の成長も楽しみな要素です。この下級生が主力に定着すれば、打線の厚みは増していきます。

リーグには春に敗れた関東学園大学や、同じ栃木の平成国際大学がいます。まずは近い順位の相手を確実に叩くことが、上位進出への前提です。

春に2連敗した関東学園大学とのカードは、秋の一つの試金石になります。この直接対決を五分に戻せれば、順位アップが見えてきます。

王者・上武大学をはじめとする上位校との差は、まだ小さくありません。それでも下級生の多いチームには、伸びしろという武器があります。

プロを3人輩出してきた育成のチームらしく、じっくりと力を蓄えたいところです。松崎啄也らに続く選手が現れれば、注目度はさらに高まります。

順位大学勝敗勝率
1上武大学13勝1敗.929
2白鷗大学11勝3敗.786
3平成国際大学10勝4敗.714
4松本大学7勝7敗.500
5山梨学院大学7勝7敗.500
6関東学園大学6勝8敗.429
7作新学院大学1勝13敗.071
8常磐大学1勝13敗.071

作新学院大学野球部の注目選手

谷哉磨斗(外野手・3年)

1番を打ち、この春にチーム最多の15安打を放った3年生です。盛岡大付から進み、貧打の打線の中で得点源として気を吐きました。

打率.259に6打点と、上位打線で流れをつくる役割を担っています。俊足と勝負強さを兼ね備え、走攻守でチームを引っ張る存在です。

3年生として、秋も打線の中心に座り続けることになります。この谷の打棒が上向けば、チームの得点力は大きく変わります。

下村春陽(投手・1年)

1年目からチーム最多の11試合に登板した、期待の左腕です。前橋商から進み、24イニングを投げて16奪三振を奪いました。

防御率3.75と、ルーキーながら安定した投球で存在感を示しました。左腕から繰り出す変化球を武器に、打者を打ち取ります。

4年生の主力が抜ける秋は、新エース候補として期待が集まります。この下村の成長が、投手陣再建の最大のカギを握ります。

浅野空羽(内野手・1年)

1年生ながら、春の終盤に4番を任された大型のルーキーです。東日本国際大昌平から進み、中軸の重責を担いました。

5月30日の順位決定戦でも打線の中心として、勝利に貢献しています。思い切りのよい打撃で、将来の主砲候補と目されています。

1年目から経験を積んだことは、大きな財産になります。この浅野が本格化すれば、打線の得点力は一気に高まります。

瀬川峻平(外野手・2年)

2年生ながら打率.313をマークした、成長著しい外野手です。福島商から進み、下級生の中でも際立つ打撃を見せました。

13試合に出場して確実に安打を重ね、打線に勢いを与えました。バットコントロールに優れ、つなぎの打撃も光ります。

秋以降は、打線の中心を担う存在として期待されています。この瀬川が上位に定着すれば、攻撃の幅は大きく広がります。

菅生優雅(投手・3年)

春のリーグで5試合すべてに先発した、3年生の右腕です。黒羽から進み、21イニングを投げて先発の柱を務めました。

長いイニングを任せられるスタミナが、菅生の持ち味になります。テンポのよい投球で、試合をつくる役割を担いました。

4年生が抜ける秋は、経験ある3年生として先発ローテの中心になります。この菅生が軸になれば、投手陣に安定感が生まれます。

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作新学院大学の基本情報

  • 所在地:栃木県宇都宮市
  • 設置:私立(1989年開学)
  • 所属リーグ:関甲新学生野球連盟(1部)
  • 監督:水口皇紀
  • 正捕手:島村翼冴(4年・春日部共栄)
  • 部員:2026年の登録は102人
  • 2026年春の成績:7位(1勝13敗・勝率.071)
  • 主なOB:松崎啄也(巨人)・寺田哲也(ヤクルト)・笹沼明広(ソフトバンク)

作新学院大学は栃木県宇都宮市に校舎を構える私立大学です。硬式野球部は関甲新学生野球連盟の1部で戦っています。

所属する関甲新学生野球連盟は、関東と甲信越の大学が加盟するリーグです。春と秋に2回戦総当たりのリーグ戦を行う、勝率制のリーグになります。

上位に勝ち進めば、全日本大学野球選手権や明治神宮大会への道が開けます。まずはリーグ戦で順位を上げることが、当面の目標になります。

チームを率いるのは、母校出身の水口皇紀監督です。作新学院高から作新学院大へ進んだ捕手で、社会人の茨城日産でもプレーしました。

硬式野球部は関甲新の1部で戦い、これまでに3人のプロ野球選手を輩出しています。地道な育成でNPBへ人材を送り出してきた伝統があります。

選手は岩手の盛岡大付や埼玉の春日部共栄など、全国から集まっています。系列の作新学院高からの内部進学組も、多く在籍しています。

キャンパス内に野球グラウンドがあり、授業の合間にも練習できる環境です。移動の負担が少ない利点を生かし、日々の鍛錬に励んでいます。

卒業後は栃木ゴールデンブレーブスなど、独立リーグへ進む選手もいます。プレーを続けられる道が幅広いことも、このチームの魅力です。

作新学院大学野球部に関するよくある質問(FAQ)

Q. 作新学院大学はどのリーグに所属していますか?

A. 関甲新学生野球連盟に所属しています。関東と甲信越の大学が加盟する連盟で、作新学院大学はその1部リーグに名を連ねています。

Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?

A. 1勝13敗の勝率.071で7位でした。順位決定戦で常磐大学を9対4で下し、最下位だけは免れています。

Q. プロ野球選手を出していますか?

A. 出しています。松崎啄也が巨人、寺田哲也がヤクルト、笹沼明広がソフトバンクへ進みました。いずれも社会人や独立リーグを経てのプロ入りです。

Q. どんなチームですか?

A. 系列の作新学院高からの内部進学組を骨格とする、育成型のチームです。下級生が多く、これからの成長が楽しみな構成になっています。

Q. 2026年春に活躍した選手は誰ですか?

A. 1番の谷哉磨斗が3年生としてチーム最多の15安打を放ちました。1年生左腕の下村春陽も、11試合に登板して存在感を示しています。

Q. 秋の目標は何ですか?

A. 最下位争いからの脱出です。投手陣を再建しつつ、若い野手陣の成長で得点力を高め、順位を上げることが目標になります。

作新学院大学野球部のまとめ

2026年春の作新学院大学は1勝13敗の勝率.071で、リーグ7位に終わりました。得点32・失点86という数字が示す通り、投打ともに苦しいシーズンでした。

それでも順位決定戦で常磐大学を9対4で下し、最下位だけは免れています。数字ほど力の差はないという手応えを、秋につなげたいところです。

投手陣は4年生の主力が抜け、1年生左腕の下村春陽らを軸に再建へ進みます。打線は3年生の谷哉磨斗を中心に、若い戦力で得点力を高めたいシーズンです。

プロを3人輩出してきた育成のチームらしく、下級生の伸びしろが最大の武器です。松崎啄也らに続く選手を育てながら、秋の巻き返しに挑みます。

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