ニチダイ硬式野球部は、京都府京田辺市を本拠地として金型メーカーの株式会社ニチダイが母体を務める社会人野球の企業チームです。
選手の多くが工場のラインで現場業務に従事しながら、練習を重ねて全国の舞台を目指す町工場のチームとして知られています。
2026年の都市対抗野球の近畿予選では、大阪の大名門パナソニックを破る金星を挙げて周囲を大いに驚かせました。
この記事ではニチダイの2026年の戦力を投手陣と野手陣の両面から分析し、予選での戦いから注目選手まで詳しく紹介していきます。
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まずは2026年のニチダイの現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年のニチダイ |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京田辺市 |
| 創部 | 1997年 |
| 所属 | 日本野球連盟 京都府野球連盟 |
| 主な実績 | 都市対抗本大会2回・日本選手権本大会4回 |
| チームの軸 | 戌亥颯一郎・瀬千皓・宮坂元規 |
ニチダイ硬式野球部の2026年戦力総評
チーム総評|名門を撃破した町工場のチーム
ニチダイは京都府京田辺市を本拠地とする企業チームで、1997年に金型メーカーの株式会社ニチダイの野球部として創部されました。
母体は精密な金型で世界と渡り合う技術者集団で、その社風は野球部の粘り強い戦い方にも色濃く映し出されています。
選手のほとんどが日中は工場のラインで現場業務に従事し、仕事を終えてから練習に汗を流す社会人らしいチームです。
限られた練習環境のなかで力をつけてきたニチダイは、都市対抗野球の本大会に過去2回の出場を数えてきました。
秋の社会人野球日本選手権にも4回の本大会出場歴があり、京都を代表する企業チームとして戦い続けています。
2026年の都市対抗の近畿二次予選では、この町工場のチームが全国の強豪を相手に見事な快進撃を演じました。
名門を連破した2026年の戦力
初戦では57回の本大会出場を誇る大阪の大名門パナソニックと対戦し、4対1で堂々と勝ち切っています。
続く試合でも後に本大会へ進む日本製鉄瀬戸内を3対1で下し、格上を連破する金星で大きな話題を呼びました。
惜しくも本大会には届かなかったものの、名門を相手に見せた戦いぶりはニチダイの確かな地力を証明しています。
奈良大附属から帝京大学へと進んだエース戌亥颯一郎を軸に、力のある投手陣が試合をつくる野球が持ち味です。
天理高校から明治大学へ進んだ瀬千皓を中心とした打線も、勝負どころで確実に一本を放つ勝負強さを備えています。
投手を中心に守り、少ない好機を確実にものにする緻密な野球で、ニチダイは全国の強豪へ真っ向から挑んでいきます。
チームを率いる山口篤史監督
チームを率いるのは、龍谷大平安高校から日本大学へと進んだ山口篤史監督です。
限られた時間で最大限の力を引き出す指導を掲げ、社業と両立する選手たちを一つにまとめあげてきました。
投手を中心に守りを固める堅実な野球を志向し、格上との一戦でも臆さず立ち向かう姿勢を植えつけています。
2026年の近畿二次予選では、名門パナソニックを撃破する金星でチームの底力を全国に強く示しました。
強豪ひしめく近畿で格上を連破した戦いぶりは、指揮官が築いてきた粘り強い野球の確かな成果といえます。
本大会への返り咲きという大きな目標へ、山口監督は町工場のチームを力強く導いています。
1997年から続く京都の挑戦
ニチダイは1997年に創部され、京都府京田辺市の企業チームとして歴史を歩み始めました。
金型づくりで培った緻密さを野球にも生かし、京都の社会人野球界で着実に存在感を高めてきました。
都市対抗野球には2006年に初出場を果たし、2013年にも本大会の舞台へと駒を進めています。
秋の社会人野球日本選手権にも2004年から通算4回の出場を数え、全国での実績を積み重ねてきました。
大きな企業チームがひしめく近畿にあって、町工場のチームが本大会に届いた歩みは大きな誇りとなっています。
プロを生んだ育成と2026年の金星
チームからは投手の西原圭大が広島東洋カープへと進み、ニチダイの名をプロの世界へと届けました。
その西原圭大は現役を退いたのちにコーチとして母体のチームへ戻り、後進の育成に力を注いでいます。
プロを経験した指導者が現場に立つ環境は、選手たちにとって何よりも大きな刺激となっています。
2026年には名門を破る金星を挙げ、京都の町工場のチームは全国にその名を強く印象づけました。
限られた環境で頂点を目指す挑戦の歴史を胸に、ニチダイは新たな全国の舞台へ歩みを進めています。
| 選手 | 守備 | 出身校 |
|---|---|---|
| 戌亥颯一郎 | 投手 | 奈良大附属高 |
| 清水大史 | 投手 | 滋賀学園高 |
| 宮坂元規 | 外野手 | 大垣日本大高 |
| 瀬千皓 | 外野手 | 天理高 |
| 辻航平 | 内野手 | 箕島高 |
ニチダイ硬式野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の柱を担うのは、奈良大附属高校から帝京大学へと進んだ右腕エースの戌亥颯一郎です。
戌亥颯一郎は2026年の近畿二次予選で5試合に先発し、32回3分の2を投げて33個の三振を奪いました。
防御率2点台の安定した投球で試合をつくり、この戌亥がニチダイの投手陣を力強く引っ張っています。
滋賀学園高校から関西外国語大学へと進んだ清水大史も、通算45登板を誇る頼れる右腕の中継ぎ投手です。
清水大史は先発も救援もこなす器用さを備え、接戦の終盤で相手打線を抑え込む重要な役割を担ってきました。
三重総合高校から日本文理大学へと進んだ左腕の小倉甲子郎は、通算防御率2点台の切れのある投球が武器です。
継投を支える多彩な投手陣
天理高校から近畿大学へと進んだ一文字隼も、通算防御率1点台という抜群の安定感で継投を支えています。
創成館高校から日本大学へ進んだ酒井駿輔や、山口県桜ケ丘から徳山大学へ進んだ吹本貴也も先発を担いました。
富山第一出身の左腕である濱田陸は、近畿二次予選の登板で無失点と好投し、投手陣に確かな厚みを加えました。
先発から中継ぎまで役割のはっきりした投手陣は、格上を相手にしても粘り強く試合を組み立てていきます。
力のある投手陣は近畿二次予選でパナソニックや日本製鉄瀬戸内といった強豪を抑え込み、金星を手繰り寄せました。
失点を最小限に抑える緻密な投球こそ、町工場のチームが格上と互角に渡り合うための大きな生命線です。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 戌亥颯一郎 | 投手 | 帝京大出身・予選で33奪三振のエース |
| 清水大史 | 投手 | 関西外大出身・通算45登板の中継ぎ |
| 小倉甲子郎 | 投手 | 日本文理大出身・防御率2点台の左腕 |
ニチダイ硬式野球部の野手陣を徹底分析
打線の中心を担うのは、天理高校から明治大学へと進んだ外野手の瀬千皓です。
瀬千皓は2026年の近畿二次予選で打率4割1分7厘を残し、勝負どころで確実に安打を放ってきました。
通算のOPSが1割を超える驚異の数字を誇り、この瀬がニチダイ打線を力強くけん引しています。
大垣日本大高校から日本大学へと進んだ宮坂元規も、勝負強い長打で得点を演出する頼れる外野手です。
宮坂元規は近畿二次予選でパナソニック戦とNTT西日本戦の2試合で本塁打を放ち、値千金の一発を届けました。
打線を支える多彩な打者たち
箕島高校から明星大学へと進んだ辻航平は、通算打率3割6分を誇る巧打の内野手として存在感を放っています。
辻航平は広角に安打を打ち分ける確かなバットコントロールで、打線に切れ目のないつながりを生み出しました。
智辯学園高校から同志社大学へと進んだ塚本大夢も、近畿二次予選で打率3割6分を残す好調ぶりを見せました。
奈良大付属から奈良学園大学へ進んだ本間悠人は、通算打率3割を誇る勝負強い打者として打線に厚みを加えます。
立花学園から関東学院大学へ進んだ濱田蓮も、通算打率2割8分の安定した打撃で下位打線を支えてきました。
東海大付属第五から東海大学へ進んだ丹羽美颯輝は、経験豊富な外野手として守備でもチームを引き締めます。
上位から下位まで気を抜けない打線は、名門を相手にした一戦でも臆せず得点を奪う勝負強さを備えています。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 瀬千皓 | 外野手 | 明治大出身・本大会打率4割超の中心打者 |
| 宮坂元規 | 外野手 | 日本大出身・予選で2本塁打の長距離砲 |
| 辻航平 | 内野手 | 明星大出身・通算打率3割6分の巧打者 |
| 塚本大夢 | 内野手 | 同志社大出身・予選で打率3割6分の好打 |
ニチダイ硬式野球部の大会展望・優勝予想
都市対抗野球の近畿予選での戦い
社会人野球の頂点を決めるのが夏の都市対抗野球で、全国の強豪が東京ドームに集う最高峰の舞台です。
ニチダイはこの大会に過去2回の本大会出場歴を持ち、京都府の代表として全国の舞台に立ってきました。
2026年の近畿二次予選では、初戦で57回出場の大名門パナソニックを4対1で破る大きな金星を挙げました。
続く一戦でも後に本大会へ進む日本製鉄瀬戸内を3対1で下し、格上を連破する快進撃で話題をさらっています。
その後は大阪ガスやNTT西日本、大和高田クラブといった強豪との接戦に敗れ、あと一歩の戦いが続きました。
本大会返り咲きへの手応え
最後は日本生命に2対3のサヨナラ負けを喫し、惜しくも本大会への切符には届いていません。
それでも名門を連破した戦いぶりは、来季の本大会返り咲きへ向けた確かな手応えとなって残りました。
格上を相手に一歩も引かなかった経験は、町工場のチームにとってかけがえのない財産になっています。
2027年の近畿予選での雪辱と本大会復帰へ、ニチダイの挑戦にはこれからも熱い視線が注がれていきます。
社会人野球日本選手権への挑戦
秋の社会人野球日本選手権もニチダイにとって大きな目標で、京セラドーム大阪で頂点を争う大会です。
この大会には2004年からこれまでに4回の本大会出場歴があり、全国での実績を積み重ねてきました。
秋の予選でも力のある投手陣を軸に、京都から全国の舞台への返り咲きを本気で狙っていきます。
夏の都市対抗予選で名門を破った経験は、秋の戦いに向けた大きな自信となりました。
エース戌亥颯一郎を擁する投手陣と、瀬千皓を軸とした打線がかみ合えば、全国復帰も十分に見込めます。
投手を中心に守り勝つ緻密な野球こそ、短期決戦の秋の予選で大きな武器となる持ち味です。
限られた環境のなかで全国を目指すニチダイの戦いには、京都のファンから温かい期待が寄せられています。
町工場のチームがどこまで全国の壁に迫れるのか、秋の日本選手権予選での躍進に注目が集まります。
| 年 | 大会・出来事 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 1997年 | 創部 | 金型メーカーのニチダイの野球部として発足 |
| 2006・2013年 | 都市対抗野球 | 本大会に出場 |
| 2026年 | 都市対抗近畿予選 | パナソニックと日本製鉄瀬戸内を撃破 |
ニチダイ硬式野球部の注目選手
戌亥颯一郎(投手)
奈良大附属高校から帝京大学へと進んだ右腕で、ニチダイの投手陣を束ねる頼れるエースです。
戌亥颯一郎は2026年の近畿二次予選で5試合に先発し、32回3分の2で33個の三振を奪う力投を見せました。
切れのある投球で試合をつくるこの戌亥の出来が、チームの全国復帰を大きく左右していきます。
瀬千皓(外野手)
天理高校から明治大学へと進んだ外野手で、ニチダイ打線の中心を担う勝負強い好打者です。
瀬千皓は近畿二次予選で打率4割1分7厘を残し、通算のOPSも1割を超える驚異の数字を誇ります。
広角に鋭い打球を放つ確かな打棒こそ、この瀬が打線にもたらす大きな魅力にほかなりません。
宮坂元規(外野手)
大垣日本大高校から日本大学へと進んだ外野手で、長打力を武器とするニチダイの得点源です。
宮坂元規は近畿二次予選でパナソニック戦とNTT西日本戦の2試合で本塁打を放ち、勝負強さを発揮しました。
ここぞの場面で一発を狙える宮坂の存在は、相手投手にとって大きな脅威となっています。
清水大史(投手)
滋賀学園高校から関西外国語大学へと進んだ右腕で、通算45登板を誇る頼れる中継ぎ投手です。
清水大史は先発も救援もこなす器用さを備え、接戦の終盤でマウンドを託される重要な役割を担ってきました。
状況に応じて役割をこなす清水の投球が、ニチダイの継投を支える大きな力となっています。
辻航平(内野手)
箕島高校から明星大学へと進んだ巧打の内野手で、通算打率3割6分を誇る勝負強い打者です。
辻航平は広角に安打を打ち分ける確かなバットコントロールで、打線に切れ目のないつながりを生みます。
要所で安打を放つ勝負強さこそ、この辻が打線にもたらす確かな安定感といえます。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

ニチダイ硬式野球部の基本情報
- 所在地:京都府京田辺市
- 創部:1997年
- 所属:日本野球連盟 京都府野球連盟・近畿地区野球連盟
- 監督:山口篤史(龍谷大平安高→日本大)
- 都市対抗野球:本大会2回出場(2006・2013年)
- 社会人野球日本選手権:本大会4回出場
- 母体:株式会社ニチダイ(金型メーカー)・チームカラーは紺
- チームの軸:戌亥颯一郎・清水大史・瀬千皓・宮坂元規・辻航平
ニチダイは1997年創部の企業チームで、日本野球連盟の京都府野球連盟に所属してきました。
母体は精密な金型で世界と渡り合う株式会社ニチダイで、京都府京田辺市に拠点を置いています。
ふだんは京都府宇治田原町のグラウンドを拠点として、選手たちは社業と両立しながら練習を積み重ねてきました。
選手のほとんどが日中は工場のラインで現場業務に従事し、仕事を終えてから練習に汗を流しています。
紺のユニホームをまとった町工場のチームは、京都の社会人野球界で着実に存在感を高めてきました。
都市対抗野球には2006年と2013年に本大会出場を果たし、京都府の代表として全国の舞台に立ちました。
全国での実績と監督
秋の社会人野球日本選手権にも4回の本大会出場歴があり、全国での実績を着実に積み重ねています。
チームからは投手の西原圭大が広島東洋カープへと進み、ニチダイの名をプロの世界へ届けました。
引退後の西原圭大はコーチとしてチームに戻り、プロで培った経験を選手たちへ惜しみなく伝えています。
2026年には大名門パナソニックを破る金星を挙げ、京都の町工場のチームは全国にその名を強く印象づけました。
監督は龍谷大平安高校から日本大学へと進んだ山口篤史が務め、粘り強い野球でチームをまとめています。
限られた環境で全国を目指す挑戦を続ける京都の企業チームとして、ニチダイは新たな栄光への歩みを進めています。
ニチダイ硬式野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. ニチダイ硬式野球部はどこにありますか?
A. 京都府京田辺市を本拠地とし、金型メーカーの株式会社ニチダイが母体を務める企業チームです。
Q. ニチダイ硬式野球部はいつ創部されましたか?
A. 1997年に創部され、都市対抗野球の本大会に2回、日本選手権の本大会に4回出場してきました。
Q. 2026年の都市対抗の近畿予選ではどんな戦いをしましたか?
A. 初戦で大名門パナソニックを4対1で破り、続く一戦でも日本製鉄瀬戸内を下す金星を挙げました。
Q. ニチダイの2026年の注目選手は誰ですか?
A. エースの戌亥颯一郎や、打率4割超を残した瀬千皓、長距離砲の宮坂元規らが中心です。
Q. どんなプロ野球選手を輩出していますか?
A. 投手の西原圭大が広島へ進み、現在はコーチとしてチームに戻って後進を指導しています。
Q. 監督は誰ですか?
A. 龍谷大平安高校から日本大学へと進んだ山口篤史監督が率いています。
ニチダイ硬式野球部のまとめ
ニチダイは1997年創部の京都の企業チームで、選手が社業と両立しながら全国を目指す町工場のチームです。
2026年の都市対抗の近畿予選では、大名門パナソニックを破る金星を挙げて大きな注目を集めました。
エースの戌亥颯一郎や中心打者の瀬千皓を軸に、投手を中心とした緻密な野球で格上に立ち向かうチームです。
全国の舞台への返り咲きを懸けたニチダイの挑戦に、京都のファンから温かい期待が寄せられています。
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