【2026】北翔大学野球部の戦力分析|メンバー・注目選手

北海道
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北翔大学は北海道江別市に本部を置く私立の総合大学で、女子駅伝などのスポーツで全国に名をはせる文武両道の大学として知られます。

2026年秋は札幌学生3部を8戦全勝で制し、入れ替え戦でも北海道教育大岩見沢校を2勝1敗で下して2部復帰を決めました。

硬式野球部は1部で4度の優勝を誇り、千葉ロッテの本前郁也も輩出した実力校です。

この記事では、北翔大学野球部の2026年の戦力を投手陣と野手陣の両面から徹底分析し、秋の戦いぶりまでを詳しく紹介します。

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まずは北翔大学野球部の2026年の姿を、下の表で早わかりにまとめます。

項目内容
所属リーグ札幌学生野球連盟 3部(2026年秋)
2026年秋の成績3部優勝(8勝0敗)→入れ替え戦を2勝1敗で制し2部昇格
2026年春2部リーグ戦を途中で出場辞退(秋は3部へ)
1部リーグ優勝4回(2005年秋・2006年春・2008年秋・2011年秋)
主なプロOB本前郁也(千葉ロッテ)
監督渡部峻(2019年就任・母校出身)
創部1997年
所在地北海道江別市文京台
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北翔大学野球部の2026年戦力総評

チーム総評

2026年秋の北翔大学は札幌学生3部リーグを8戦全勝で制し、50季ぶり2回目となる3部優勝を果たしました。

8試合で59得点を挙げて失点は15にとどめ、コールド勝ちが三つ、完封リレーも二つと、投打に力の差を見せつけています。

春は2部のリーグ戦を途中で出場辞退して入れ替え戦にも出場せず、秋は3部からの再出発となっていました。

その秋を無敗で駆け抜け、10月5日からの入れ替え戦でも2部最下位の北海道教育大岩見沢校を2勝1敗で下して2部復帰を決めました。

主将で4年生の山下貴楽がまとめたチームは1年生と2年生が主力に並ぶ若い編成で、2027年の春は2季ぶりに2部で戦います。

若い投手陣と勝負強い打線

チームの中心は静内高校出身で1年生右腕の矢野朝輝で、5勝0敗、防御率1.04で優秀投手賞とベストナインに選ばれました。

同じ静内高校出身の2年生・杉本龍牙も3勝を挙げており、先発の二人で8勝すべてを記録した点がこのチームの強みです。

打線は副主将で3年生の藤本慎之亮が打率5割2分2厘で首位打者と最優秀選手賞に輝き、遊撃手のベストナインも受賞しました。

2年生三塁手の池田光佑もベストナインに選ばれ、4番を打つ4年生の坂下慎悟は打率4割2分9厘と中軸がそろって好調でした。

俊足の選手が多く8試合で20を超える盗塁を記録しており、足でかき回して得点をもぎ取る攻めも健在です。

将来性と2部復帰へ

優秀投手賞の矢野が1年生、ベストナインの池田が2年生と、表彰選手の顔ぶれからも下級生の勢いが伝わってきます。

秋の登録選手のうち1年生と2年生がおよそ7割を占めており、今季の経験がそのまま来季以降の戦力の土台になる編成です。

エースを中心とした守りの野球で入れ替え戦を突破したいま、1部への扉につながる2部で上位を争うことが次の目標になります。

2026年秋の3部リーグ戦で北翔大学が挙げた8勝は、下の表のとおりです。

対戦相手結果
酪農学園大学○ 13-0(5回コールド)・○ 8-0(8回コールド)
北海道科学大学○ 7-3・○ 10-2(7回コールド)
北海道教育大学札幌校○ 7-2・○ 3-1
北星学園大学○ 5-2・○ 6-5

スポーツで全国に挑む大学

北翔大学は1939年創立の北海ドレスメーカー女学園を源流とし、北海道女子短大や浅井学園大を経て歩んできた大学です。

2007年に北翔大学と名を改めて江別市の文京台で発展を続け、生涯スポーツ学部などを擁してスポーツ指導者を数多く育てています。

大学全体では女子駅伝が全日本大学女子駅伝の常連として全国区で、冬季五輪に出場した卒業生もいる競技の強豪として知られます。

そうしたスポーツに力を注ぐ校風は硬式野球部にも受け継がれ、恵まれた環境の中で選手たちは競技力を磨いてきました。

野球部の歩みとスローガン

野球部は1997年の創部で、前身の北海道浅井学園大学時代の2001年に3部と2部を続けて制して1部へ駆け上がりました。

1部では浅井学園大学時代の2005年秋と2006年春、北翔大学となった2008年秋と2011年秋の計4度の優勝を誇ります。

2006年には全日本大学野球選手権に初出場し、この大会を制した大阪体育大学に1回戦で1対2と惜敗しました。

スローガンには「One for all All for one」を掲げ、一人はみんなのためにという結束の強さがチームの土台です。

プロを生んだ育成力

北翔大学の名を球界に知らしめたのが投手の本前郁也で、札幌光星から進んで北翔大学を代表する左腕へと成長しました。

札幌学生リーグでは3季連続で最優秀投手に輝き、2019年には千葉ロッテに入団して部初のプロ野球選手となりました。

本前は札幌学生リーグで通算14勝を挙げ、防御率1点台という圧巻の数字を残して北翔大学の名を全国に知らしめています。

本前に続けといまの選手たちも高い意識で日々の練習に励んでおり、プロ野球選手を生んだ実績は部にとって何よりの誇りです。

北翔大学野球部のこれまでの主な歩みを、下の表にまとめました。

年主な出来事
1997年硬式野球部が創部
2001年3部・2部を続けて制し1部へ昇格(当時は北海道浅井学園大学)
2005年秋〜2011年秋札幌学生1部で4度の優勝
2006年全日本大学野球選手権に初出場
2019年本前郁也が千葉ロッテに入団(部初のプロ)・渡部峻が監督に就任
2026年秋3部を8戦全勝で制し、入れ替え戦に勝って2部昇格

渡部峻監督のもとで

チームを率いるのは2019年から指揮を執る渡部峻監督で、北翔大学の生涯スポーツ学部を卒業した生え抜きの指導者です。

大学院で生涯スポーツ学を修めて現在は大学の講師も務め、競技と学業の両面から選手の成長を力強く後押ししています。

母校の野球部を預かる立場としてチームへの思い入れも人一倍で、選手一人ひとりと向き合って着実にチームを強化してきました。

人間性を高めて社会で活躍できる土台をつくることを掲げ、秋は3部を全勝で制して2部復帰への足がかりを築いています。

道内を中心に集う選手層

北翔大学の選手は北海道内の高校出身者を中心に構成されており、北照や白樺学園、遠軽といった道内の強豪校が名を連ねます。

静内や鵡川、札幌大谷など道内各地から有望な選手が集まり、地元で鍛えられた選手たちが北翔大学で力を合わせています。

本州の高校から進学してきた選手もいて顔ぶれは多彩となり、さまざまな環境で育った選手が互いに刺激し合ってきました。

部の公式サイトには55人の選手が名を連ねており、日々激しいレギュラー争いのなかで一人ひとりが力を伸ばしています。

北翔大学野球部の投手陣を徹底分析

2026年秋の投手陣は静内高校出身の1年生右腕・矢野朝輝と2年生右腕・杉本龍牙が先発の両輪で、8試合を15失点に抑えました。

矢野は5試合に登板して5勝0敗、26イニングで21個の三振を奪い、与えた四球は6つ、失点はわずか3という内容です。

防御率1.04で3部の優秀投手賞とベストナインをそろって受賞し、入学1年目でいきなり投手陣の柱に座りました。

9月20日の北星学園大戦では6回から救援して4イニングを無失点に抑え、逆転勝利を呼び込んで5勝目を挙げています。

3勝の杉本と救援陣

2年生の杉本龍牙は5試合に登板して3勝0敗、20イニング3分の1を投げており、矢野と同じ静内高校の出身です。

9月6日の酪農学園大戦は杉本が6回、矢代久将が2回を無失点でつなぎ、8対0の8回コールドで完封リレーを完成させました。

遠軽高校出身の2年生・矢代久将は6試合に登板して10イニングで被安打4、8奪三振と、救援の一番手として機能しています。

鵡川高校出身の3年生左腕・乙井李央はリーグ戦こそ3試合の登板でしたが、入れ替え戦では2試合に先発して計10回を無失点に抑えました。

若さと課題

秋に白星を挙げた投手は1年生の矢野と2年生の杉本の二人だけで、投手陣の主力がそろって下級生という若い編成です。

先発が試合をつくって救援が締める形が8試合を通じて崩れず、失点が5を超えた試合は一度もありませんでした。

一方で最終戦は5回までに5点を失って追う展開となっており、入れ替え戦の第2戦でも6点のリードを終盤に守り切れませんでした。

入れ替え戦と来季へ

入れ替え戦は第1戦と第3戦に乙井、第2戦に3年生右腕の岡田樹和が先発し、矢野は3試合とも救援に回りました。

乙井は第1戦で5回を3安打、第3戦でも5回を2安打に抑えてともに得点を許さず、2勝をもたらす立役者となっています。

主力の投手がそろって残る来季に向けては、北国の長い冬に球速と変化球を磨き、2部でも通用する投手陣へ育てる段階になります。

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北翔大学野球部の野手陣を徹底分析

打線の中心は札幌第一高校出身の3年生遊撃手・藤本慎之亮で、秋は23打数12安打の打率5割2分2厘と打ちまくりました。

藤本は7試合で11得点、二塁打3本、3盗塁を記録し、最優秀選手賞と首位打者賞、遊撃手のベストナインを独占しています。

副主将も務める藤本がシーズン後半は1番や2番に座って出塁し、中軸が返す形が8試合で59得点を挙げた打線の基本でした。

4番坂下と中軸

4番の指名打者に座ったのは釧路工業高校出身の4年生・坂下慎悟で、打率4割2分9厘、二塁打4本、本塁打1本を記録しました。

坂下は7つの四球も選んでおり、9月12日の北海道教育大札幌校戦では2回に先制の本塁打を放って勝利に貢献しています。

遠軽高校出身の2年生三塁手・池田光佑は5試合で打率4割4分4厘、7打点を挙げ、三塁手のベストナインに選ばれました。

函館大付柏稜高校出身の2年生・平田滉稀は一塁で打率3割5分3厘、5打点を残し、3番や5番で中軸の一角を担っています。

主将の山下と機動力

主将で4年生の山下貴楽は北海道栄高校出身の外野手で、全8試合に左翼で出場して9四球を選び、7得点、4盗塁を記録しました。

白樺学園高校出身の2年生・金井颯も全8試合に中堅で出場し、チーム最多の6盗塁を決めた俊足の外野手です。

4年生の小林誉は4試合で13打数8安打、三浦悠斗は4試合で打率4割と、限られた出場機会で結果を残しました。

捕手は北照高校出身の4年生・西昂哉が6打点を挙げ、終盤は2年生の近藤崇仁も先発マスクをかぶって競争が生まれています。

機動力を武器にした攻め

全体として機動力を絡めた粘り強い攻めが北翔大学の持ち味で、足を使って相手を揺さぶり少ない好機を確実にものにします。

一発の長打よりつないで足でかき回す野球が身上のチームで、8試合のうち5試合で7点以上を奪う得点力を見せました。

俊足の選手がそろうだけに相手バッテリーへの重圧は相当で、機動力を最大の武器に切れ目のない攻撃を仕掛けていきます。

北翔大学野球部の主なメンバーを、下の表にまとめました。

選手学年守備出身校
矢野朝輝1年投手静内
杉本龍牙2年投手静内
矢代久将2年投手遠軽
西昂哉4年捕手北照
平田滉稀2年一塁手函館大付柏稜
池田光佑2年三塁手遠軽
藤本慎之亮3年遊撃手札幌第一
山下貴楽4年外野手北海道栄
金井颯2年外野手白樺学園
坂下慎悟4年指名打者(登録は外野手)釧路工業

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北翔大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想

北翔大学は2026年秋の札幌学生3部を8戦全勝で制し、2部最下位校との入れ替え戦にも勝って2部昇格を決めました。

札幌学生野球連盟では3部の優勝校と2部の6位校が2戦先勝方式で対戦し、勝ったほうが来季の2部に所属します。

全勝で駆け抜けた秋の8試合

8月17日の初戦で酪農学園大に13対0の5回コールドで快勝すると、北海道科学大に7対3、北海道教育大札幌校に7対2と3連勝しました。

8月29日には2位となる北星学園大を5対2で下し、9月6日は酪農学園大を8対0で退けて無傷の5連勝としています。

9月12日の北海道教育大札幌校戦は坂下の本塁打などで3対1と競り勝ち、翌13日に北海道科学大を10対2で下して優勝を決めました。

最終戦の北星学園大戦は一時0対5とされながら5回に4点、7回に2点を奪い、6対5の逆転勝ちで全勝を守っています。

2026年秋の札幌学生3部リーグの最終順位は、下の表のとおりです。

順位大学勝敗
1位北翔大学80
2位北星学園大学53
3位北海道教育大学札幌校35
3位酪農学園大学35
5位北海道科学大学17

入れ替え戦を2勝1敗で制して2部復帰

入れ替え戦は10月5日から7日までモエレ沼公園野球場で行われ、相手は秋の2部を2勝8敗の6位で終えた北海道教育大岩見沢校でした。

第1戦は3回に5点、4回に6点を奪うなど17安打を集め、坂下慎悟と平田滉稀の本塁打も飛び出して15対3で大勝しました。

第2戦は5回までに6対0とリードしながら8回に追いつかれ、9回に1点を勝ち越した直後に2点を失って8対9でサヨナラ負けを喫しています。

第3戦は4回に4点を奪って主導権を握り、藤本慎之亮が3安打3打点の活躍を見せて7対1で勝ち、2季ぶりの2部復帰を決めました。

かつて1部を4度制した実力校にとって、この昇格は再び上位リーグをめざすための確かな第一歩になります。

北翔大学野球部の注目選手

矢野朝輝(1年・投手)

静内高校から進んだ1年生右腕で、秋は5勝0敗、防御率1.04で3部の優秀投手賞とベストナインを独占しました。

26イニングで21奪三振、与四球6と制球も安定しており、先発でも救援でも白星を挙げた、これからの4年間を担う投手です。

藤本慎之亮(3年・遊撃手)

札幌第一高校出身の3年生遊撃手で副主将も務め、秋は打率5割2分2厘で首位打者と最優秀選手賞を獲得しました。

9月12日の北海道教育大札幌校戦では1番打者として二塁打を含む3安打を放ち、優勝を引き寄せる役割を果たしています。

入れ替え戦でも3試合で6打点を挙げ、第3戦は3安打3打点で昇格を決める勝利の中心になりました。

坂下慎悟(4年・指名打者)

釧路工業高校出身の4年生で、4番の指名打者として打率4割2分9厘、二塁打4本、本塁打1本と長打力を発揮しました。

7つの四球を選ぶ選球眼も備えており、入れ替え戦の第1戦では本塁打を放って大勝の流れをつくりました。

池田光佑(2年・三塁手)

遠軽高校出身の2年生三塁手で、秋は5試合で18打数8安打、7打点を記録して三塁手のベストナインに選ばれました。

通算20試合の経験を土台に中軸の一角へ成長しており、来季以降も打線の中心を担う存在です。

山下貴楽(4年・外野手)

北海道栄高校出身の4年生外野手で主将を務め、全8試合に左翼で出場して9四球、7得点、4盗塁とチームを引っ張りました。

通算37試合に出場してきた経験を若いチームに伝え、入れ替え戦の第1戦でも3安打3打点を記録して2部復帰に貢献しました。

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北翔大学の基本情報

  • 所在地:北海道江別市文京台23番地(北翔大学)
  • 所属:札幌学生野球連盟 3部(2026年秋に優勝し、入れ替え戦に勝って2027年春から2部)
  • 創部:1997年
  • 部員数:選手55名(部の公式サイト掲載)
  • 監督:渡部峻(2019年就任・北翔大学出身)
  • 主将:山下貴楽(4年・北海道栄)
  • スローガン:One for all All for one
  • 1部リーグ優勝:4回(2005年秋・2006年春・2008年秋・2011年秋)
  • 主なOB:本前郁也(千葉ロッテ)

北翔大学野球部に関するよくある質問(FAQ)

Q. 北翔大学はどのリーグに所属していますか?

A. 札幌学生野球連盟に所属し、2026年秋は3部を8戦全勝で制して、入れ替え戦にも勝って2部昇格を決めました。

Q. 2026年秋のリーグ戦での見どころは?

A. 1年生の矢野朝輝が5勝、3年生の藤本慎之亮が打率5割2分2厘で、ともに表彰を受けました。

Q. プロ野球選手を輩出していますか?

A. 札幌光星出身の本前郁也投手が、2019年に千葉ロッテへ入団しました。

Q. 入れ替え戦はどうなりましたか?

A. 10月5日から北海道教育大岩見沢校と対戦し、15対3、8対9、7対1の2勝1敗で2部昇格を決めました。

Q. どんな選手が入部していますか?

A. 北照や白樺学園、遠軽など、北海道内の高校出身者が中心となっています。

Q. 本拠地はどこにありますか?

A. 北海道江別市文京台にキャンパスを構え、大学のグラウンドで活動しています。

北翔大学野球部のまとめ

北翔大学野球部は1部で4度の優勝を誇る江別の実力校で、2026年秋は札幌学生3部を8戦全勝で制しました。

5勝の1年生右腕・矢野朝輝と首位打者の藤本慎之亮を軸にした若いチームは、投打に勢いがあります。

渡部峻監督のもと入れ替え戦でも北海道教育大岩見沢校を2勝1敗で下し、2027年の春は2部で戦うことが決まりました。

本前郁也に続くプロ野球選手が現れるかも含め、北翔大学野球部の今後の戦いにぜひ注目してください。

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