千葉県勝浦市の私立で、リーグ優勝42回を誇る絶対王者があります。武道教育で知られる、国際武道大学の硬式野球部です。
2026年春は8勝4敗で優勝し、2季連続42回目の栄冠に輝きました。全日本大学野球選手権にも、3年ぶり22回目の出場を果たしています。
全日本では2017年と2018年に連続準優勝した、全国区の強豪です。左腕エースの松山哲ら、プロ注目の選手も擁しています。
この記事では国際武道大学野球部の2026年の戦力を、投手陣・野手陣の両面から分析します。リーグ戦の展望や注目選手までを詳しく紹介します。
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まずは2026年の国際武道大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の国際武道大学 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県勝浦市 |
| 設置 | 私立(創部1984年) |
| 2026年春の成績 | 千葉1部 優勝(8勝4敗) |
| 登録選手 | 146人 |
| チームの軸 | 松山哲・関颯太・澤登悠幹・滝川颯人 |
国際武道大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|8勝4敗で2季連続の優勝
2026年春の国際武道大学は8勝4敗で、リーグの頂点に立ちました。2回戦総当たりの勝ち点制を制し、2季連続42回目の優勝です。
優勝校に与えられる全日本大学野球選手権への出場権も、確実に手にしました。3年ぶり22回目となる、全国切符を勝ち取っています。
4つのカードで勝ち点を奪い、勝ち点4で他校を上回りました。安定した投手陣を軸に、接戦をものにする勝負強さが光ります。
4位の城西国際大学には2連敗を喫しましたが、優勝は揺るぎませんでした。取りこぼしを最小限にとどめ、王者の総合力を示した春です。
とりわけ中央学院大学戦では、10対0の6回コールド勝ちも収めました。名門を相手に力の差を見せつける、圧巻の内容でした。
秋も同じ顔ぶれで臨むだけに、3季連続の優勝が現実的な目標です。全国での上位進出をうかがう、千葉の絶対王者にほかなりません。
全日本連続準優勝を誇る全国区の名門
国際武道大学は、全国の舞台で輝かしい歴史を刻んできた強豪です。全日本大学野球選手権には、実に22回もの出場を重ねています。
とりわけ2017年と2018年には、全日本で2年連続の準優勝を果たしました。あと一歩で日本一という舞台まで、二度も駆け上がっています。
2026年も全日本の1回戦に進みましたが、東日本国際大学に3対5で敗れました。2点を先制しながら、中盤に逆転を許した悔しい一戦でした。
2000年にはベスト8に進むなど、全国での実績は枚挙にいとまがありません。千葉を代表して全国で戦い続けてきた、名門中の名門です。
リーグ優勝は通算42回を数え、千葉の連盟で群を抜く強さを誇ります。長年にわたって王座を守り続けてきた、伝統ある野球部です。
この輝かしい歴史が、チームの大きな誇りであり原動力になっています。全国で勝つことを常に求められる、責任ある立場のチームです。
岩井監督と東海大系のネットワーク
チームを率いるのは岩井美樹監督で、東海大の出身にほかなりません。銚子商から東海大へ進み、母校で指導者としての経験を積みました。
その縁で、巨人監督を務めた原辰徳氏が客員教授に迎えられています。東海大野球部でともに過ごした人脈が、大学に厚みを加えています。
選手も東海大の系列校から、多くの有望株が進んでくるのが特徴です。東海大甲府や東海大浦安、東海大相模などの出身者が主力に並びます。
東海大福岡や東海大大阪仰星からも、実力ある選手が集まっています。全国の系列校ネットワークが、選手層の厚さを支えているのです。
登録146人という大所帯も、競争を通じてチームを強くしています。豊富な人材が、王者であり続けるための土台となっています。
MVP松山哲と首位打者・滝川颯人
チームの看板は、4年生の左腕エース・松山哲にほかなりません。この春は最優秀選手賞に加え、最多勝と奪三振王の二冠に輝きました。
東海大福岡から進んだ本格派で、最速148キロの直球を武器にします。2026年のドラフト候補にも名を連ねる、全国区の左腕です。
打線では、2年生の滝川颯人が打率.462で首位打者に輝きました。東海大相模から進んだ外野手で、俊足のリードオフマンです。
2年生ながらベストナインにも選ばれ、打線の切り込み役を担いました。若い主力が台頭したことは、チームの将来にとって大きな財産です。
4年生の松山は卒業しますが、下級生の成長が王座を支えていきます。ベテランと若手が融合した、バランスのよいチームです。
| 守備 | 選手 | 学年 | 出身校 |
|---|---|---|---|
| 投 | 松山哲 | 4年 | 東海大福岡 |
| 捕 | 関颯太 | 4年 | 享栄 |
| 一 | 廣田瑠稀哉 | 2年 | 作新学院 |
| 三 | 澤登悠幹 | 4年 | 東京学館浦安 |
| 遊 | 石渡文司 | 4年 | 茂原北陵 |
| 左 | 滝川颯人 | 2年 | 東海大相模 |
| 中 | 小山優臣 | 2年 | 下関国際 |
| 右 | 平井康生 | 4年 | 東海大大阪仰星 |
国際武道大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の絶対的な軸は、4年生の左腕エース・松山哲です。最優秀選手賞と最多勝、奪三振王を独占した、この春の主役でした。
東海大福岡から進んだ本格派で、最速148キロの直球を軸にします。奪三振は64個でリーグ最多を記録し、圧倒的な力を示しました。
千葉商科大学戦では、7回を投げて15奪三振・自責点0と圧巻でした。城西国際大学戦でも8回を無安打無失点に抑え込んでいます。
防御率1.03という数字が、松山の安定感を何より物語っています。2026年のドラフト候補にも名を連ねる、全国区の左腕です。
全日本大学野球選手権の1回戦でも、8回を投げて9奪三振と力投しました。全国の舞台でも通用する実力を、存分に発揮しています。
松山を支えるのが、4年生右腕で先発の一角を担う坂本崇斗です。市立船橋から進み、9回を1失点に抑えるなど安定感を見せました。
リリーフでは、2年生右腕の齊藤幹大が短い回を無失点に抑えました。千葉明徳から進み、継投を締める役割を確実にこなしています。
4年生の川口瑛大や3年生の荻野壮太も、登板を重ねて経験を積みました。層の厚い投手陣が、王者の守りを支えています。
エースの松山は卒業しますが、若い投手も着実に育っています。この春に築いた守りの野球を、秋も継続できるかが問われます。
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| 選手 | 学年 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 松山哲 | 4年 | 左腕・エース・最優秀選手賞・最多勝・奪三振王64・防御率1.03・2026年ドラフト候補・東海大福岡出身 |
| 坂本崇斗 | 4年 | 右腕・先発の一角・9回1失点の好投・市立船橋出身 |
| 齊藤幹大 | 2年 | 右腕・リリーフ・短い回を無失点に抑える・千葉明徳出身 |
| 川口瑛大 | 4年 | 右腕・登板を重ね継投を支える・東海大浦安出身 |
国際武道大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の切り込み役は、2年生で首位打者の滝川颯人です。東海大相模から進んだ外野手で、打率.462の高打率を残しました。
俊足を生かして出塁を重ね、リードオフマンとして打線に火をつけます。2年生ながらベストナインにも選ばれた、将来有望な打者です。
中軸を担うのは、4年生でベストナイン三塁手の澤登悠幹です。東京学館浦安から進み、勝負強い打撃で打点を稼ぎました。
5月17日の千葉経済大学戦では、本塁打を放って4打点と気を吐きました。優勝を決定づける一戦で、勝負強さを存分に発揮しています。
4年生の石渡文司は、茂原北陵から進んだ勝負強い遊撃手です。全日本の1回戦で3安打を放つなど、要所で打線を引っ張りました。
正捕手の関颯太も4年生で、享栄から進んだベストナイン捕手です。強肩で投手陣を引っ張り、打っても全日本で3安打を記録しました。
一塁には、2年生で作新学院出身の廣田瑠稀哉が定着しました。下級生ながら中軸を任され、打線に厚みを加えています。
中堅の小山優臣も2年生で、下関国際から進んだ俊足の外野手です。上位打線の一角として、出塁と得点に絡む働きを見せました。
澤登や関ら4年生は抜けますが、滝川や廣田ら2年生が数多く残ります。若い主力が成熟すれば、打線はさらに強力になっていきます。
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| 選手 | 守備 | 2026年春の主な役割 |
|---|---|---|
| 滝川颯人 | 外野手(2年) | 1番・首位打者.462・ベストナイン・俊足・東海大相模出身 |
| 澤登悠幹 | 内野手(4年) | 中軸・ベストナイン三塁手・本塁打4打点の試合も・東京学館浦安出身 |
| 関颯太 | 捕手(4年) | 正捕手・ベストナイン・強肩・全日本で3安打・享栄出身 |
| 石渡文司 | 内野手(4年) | 遊撃・全日本で3安打・勝負強い打撃・茂原北陵出身 |
| 廣田瑠稀哉 | 内野手(2年) | 一塁・下級生ながら中軸に定着・作新学院出身 |
国際武道大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
秋のリーグ戦で国際武道大学が狙うのは、3季連続の優勝です。春を制した王者として、連覇の期待が大きくかかります。
大学のリーグ戦は、春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本になります。この春に優勝したメンバーで、そのまま秋の連覇を目指す戦いです。
投手陣はエースの松山哲が、引き続き先発の柱を担います。防御率1.03の左腕がどれだけ勝ち星を積めるかが、連覇の生命線です。
坂本崇斗や齊藤幹大ら、松山を支える投手が力を発揮できるかも鍵です。層の厚い投手陣で、失点を抑える戦いを続けたいところです。
打線は首位打者の滝川颯人を中心に、勝負強い打者がそろっています。2年生の滝川や廣田瑠稀哉ら、若い主力の成長も楽しみです。
春に2連敗した城西国際大学との再戦が、連覇へのカギを握ります。取りこぼしをなくせば、王者の総合力で押し切れるはずです。
秋の優勝校は、明治神宮大会をかけた関東地区の選手権に進みます。全国復帰へ、まずは秋のリーグ戦を制することが絶対条件です。
全日本で連続準優勝した名門として、狙うのは全国の頂点にほかなりません。春に届かなかった全国での勝利を、秋以降に果たしたいところです。
下位に沈んだ千葉商科大学らを確実に叩くことも、優勝への前提です。王者にふさわしい安定した戦いが、秋も求められています。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 国際武道大学 | 8勝4敗 | .667 |
| 2 | 東京情報大学 | 7勝4敗 | .636 |
| 3 | 千葉経済大学 | 6勝4敗1分 | .600 |
| 4 | 城西国際大学 | 7勝5敗 | .583 |
| 5 | 中央学院大学 | 4勝7敗1分 | .364 |
| 6 | 千葉商科大学 | 2勝10敗 | .167 |
国際武道大学野球部の注目選手
松山哲(投手・4年)
最優秀選手賞と最多勝、奪三振王を独占した4年生の左腕エースです。東海大福岡から進み、最速148キロの直球を武器にします。
奪三振64個はリーグ最多で、防御率1.03という安定感も際立ちます。千葉商科大学戦の15奪三振など、圧巻の投球を連発しました。
2026年のドラフト候補にも名を連ねる、全国区の左腕にほかなりません。プロ入りをかけた秋の投球に、大きな注目が集まります。
▶ 松山哲選手の詳しいスカウト評価・指名予想は、2026年のドラフト候補を分析する「ドラフト候補研究所」の特集記事へ
滝川颯人(外野手・2年)
打率.462で首位打者に輝いた、2年生の俊足外野手です。東海大相模から進み、打線のリードオフマンを務めました。
俊足を生かして出塁を重ね、ベストナインにも選ばれています。2年生での首位打者は、チームの将来を照らす大きな成果です。
下級生として、これからの成長が最も楽しみな選手の一人です。この滝川が塁に出れば、王者の得点機会は着実に広がります。
関颯太(捕手・4年)
ベストナインに選ばれた、4年生の強肩正捕手です。享栄から進み、投手陣を巧みに引っ張る守備が持ち味になります。
打っても全日本大学野球選手権で3安打を放つなど、打力も備えます。二塁送球の速さには定評があり、走者を許さない捕手です。
4年生として、王者の秋の連覇を支える重要な存在になります。この関の強肩が、投手陣の安定を大きく後押しします。
▶ 関颯太選手の詳しいスカウト評価・指名予想は、2026年のドラフト候補を分析する「ドラフト候補研究所」の特集記事へ
澤登悠幹(内野手・4年)
ベストナイン三塁手に輝いた、4年生の勝負強い内野手です。東京学館浦安から進み、中軸として打点を稼ぎました。
優勝を決めた千葉経済大学戦では、本塁打を含む4打点の活躍でした。大事な一戦で勝負強さを発揮する、頼れる打者です。
4年生として、秋も打線の中心に座り続けることになります。この澤登の一打が、連覇の行方を大きく左右します。
廣田瑠稀哉(内野手・2年)
一塁の定位置をつかんだ、2年生の勝負強い内野手です。作新学院から進み、下級生ながら中軸を任されました。
長打力を備え、打線に厚みを加える打撃が持ち味になります。2年生として、これからの伸びしろが大いに期待されます。
滝川とともに、王者の未来を担う若い主力の一人です。この廣田が成熟すれば、打線はさらに強力になっていきます。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

国際武道大学の基本情報
- 所在地:千葉県勝浦市
- 設置:私立(創部1984年)
- 所属リーグ:千葉県大学野球連盟(1部)
- 監督:岩井美樹
- 部員:2026年の登録は146人
- 2026年春の成績:優勝(8勝4敗)
- 主なOB:伊藤将司(阪神)・豊田寛(阪神)・鈴木康平・勝俣翔貴・冨重英二郎(巨人)
国際武道大学は千葉県勝浦市に校舎を構える私立大学です。武道教育を建学の精神とし、1984年に硬式野球部を創部しました。
硬式野球部は千葉県大学野球連盟の1部リーグに所属しています。6校が2回戦総当たりで争う、勝ち点制のリーグ戦です。
リーグ優勝は通算42回を数え、連盟で群を抜く強さを誇ります。春の優勝校は、全日本大学野球選手権への出場権を手にします。
全日本には22回出場し、2017年と2018年には連続準優勝を果たしました。全国の頂点を争ってきた、千葉屈指の名門です。
チームを率いるのは岩井美樹監督で、東海大の出身にほかなりません。その縁で、原辰徳氏が客員教授として大学に迎えられています。
プロ野球では、左腕の伊藤将司が阪神で先発として活躍しています。外野手の豊田寛も阪神へ進み、鈴木康平や勝俣翔貴もプロ入りしました。
2025年には、左腕の冨重英二郎が育成ドラフト1位で巨人へ進みました。独立リーグを経てプロをつかんだ、努力の実った一人です。
選手は東海大の系列校を中心に、全国から幅広く集まっています。豊富な人材が、王者であり続ける原動力になっています。
国際武道大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 国際武道大学はどのリーグに所属していますか?
A. 千葉県大学野球連盟に所属しています。6校が2回戦総当たりで争う連盟で、国際武道大学はその1部リーグの絶対王者です。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 8勝4敗で優勝しました。2季連続42回目の優勝で、全日本大学野球選手権にも3年ぶり22回目の出場を果たしています。
Q. 全国大会での実績はありますか?
A. あります。全日本大学野球選手権で2017年と2018年に連続準優勝を果たしました。全国大会には22回出場している名門です。
Q. プロ野球選手を出していますか?
A. 出しています。阪神で活躍する伊藤将司や豊田寛のほか、鈴木康平や勝俣翔貴、冨重英二郎らがプロへ進みました。
Q. 2026年春に活躍した選手は誰ですか?
A. 左腕エースの松山哲が最優秀選手賞など三冠に輝きました。2年生の滝川颯人も、打率.462で首位打者を獲得しています。
Q. 秋の目標は何ですか?
A. 3季連続の優勝と、全国での上位進出です。同じ顔ぶれで秋に臨み、明治神宮大会への出場も狙います。
国際武道大学野球部のまとめ
2026年春の国際武道大学は8勝4敗で、2季連続42回目の優勝を飾りました。全日本大学野球選手権にも、3年ぶり22回目の出場を果たしています。
左腕エースの松山哲が最優秀選手賞など三冠に輝き、投手陣を支えました。2年生の滝川颯人も首位打者に輝き、打線を引っ張っています。
全日本で連続準優勝した歴史を持つ、千葉屈指の全国区の名門です。大学のリーグ戦は同じ顔ぶれで秋を戦うため、連覇の期待が高まります。
松山ら4年生は抜けますが、滝川ら若い主力も数多く残ります。全国の頂点を目指し、秋のさらなる飛躍に期待が集まります。
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