山口県周南市に本拠を置く周南公立大学の硬式野球部は、中国六大学でリーグ最多の優勝回数を誇る、伝統の強豪校です。
旧・徳山大学の時代から数えて二十九回もの一部優勝を重ね、全国の舞台にも幾度となく駒を進めてきました。
二〇二六年春は八勝二敗で十六季ぶりの優勝を果たし、四年生を中心とした完成度の高いチームが頂点に立ちました。
この記事では、周南公立大学野球部の二〇二六年の戦力を投手陣と野手陣の両面から分析し、秋の展望や注目選手までを詳しく紹介していきます。
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まずは2026年の周南公立大学野球部の現在地を、下の表で早わかりにまとめていきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属リーグ | 中国六大学野球連盟 一部 |
| 2026年春の成績 | 優勝(8勝2敗) |
| 監督 | 中村光宏 |
| リーグ優勝 | 29回(連盟最多) |
| 全国大会 | 全日本選手権14回・明治神宮9回 |
| 注目選手 | 早川彰太郎・岩崎詩右・重本龍之介 |
周南公立大学野球部の2026年春の戦力総評
2026年春の周南公立大学は、四年生のエース早川彰太郎を軸に八勝二敗を挙げ、十六季ぶりの優勝で頂点に立ちました。
周南公立大学野球部のチーム総評
春のリーグ戦では、最高殊勲選手に輝いたエースの早川彰太郎が完投を重ね、チームの投手力を力強く支えました。
打線ではベストナインに選ばれた岩崎詩右や重本龍之介ら、四年生の中軸が長打と勝負強さを発揮しています。
四年生を主体とした完成度の高い戦いで、下位から上位まで多くの相手を、危なげなく退けてきました。
開幕から勢いに乗り、二位の広島文化学園大学や吉備国際大学からも、確実に勝ち点を奪いました。
唯一の黒星は東亜大学戦の二連敗にとどまり、他の四大学からはすべて勝ち点を奪う圧倒的な強さを見せています。
二年生で正捕手を務める原田燎ら、若い力が土台に加わった点も、優勝を支える大きな要因になりました。
リーグ最多29回優勝の絶対王者
周南公立大学は、旧・徳山大学の時代を含め、中国六大学で最多の二十九回もの一部優勝を誇る絶対王者です。
全日本大学選手権には十四度、明治神宮大会には九度出場し、全国でもベスト八に進むなど確かな足跡を残してきました。
二〇〇九年には明治神宮大会に出場するなど、公立化の前から全国で戦う伝統を、脈々と築いてきました。
徳山大学の時代には、高宮和也や井戸伸年ら、プロ野球で活躍した選手を数多く輩出しています。
二〇二二年に公立大学へと生まれ変わってからも、伝統の強さは揺らぐことなく、チームに受け継がれてきました。
五十年を超える歴史のなかで積み上げてきた勝利の重みが、選手たちの大きな誇りになっています。
2026年春は8勝2敗で優勝
二〇二六年春は八勝二敗で十六季ぶり二十九回目の優勝を果たし、全日本選手権への切符をつかみ取りました。
開幕の広島文化学園大学戦では、早川彰太郎が八対〇の完封で白星を挙げ、勢いに乗る好スタートを切っています。
翌日も井上心人と藤藪悠太の継投で一対〇の完封リレーを演じ、投手陣の充実ぶりをはっきりと示しました。
五位に沈んだ環太平洋大学との直接対決も二連勝で制し、接戦をものにする勝負強さを発揮しています。
八年ぶりの全国切符をつかんだ春の戦いは、伝統校の復権を強く印象づけるシーズンになりました。
| 観点 | 2026年春の内容 |
|---|---|
| 投手力 | MVP早川彰太郎が完投を量産 |
| 打撃 | BN岩崎・重本の4年中軸が長打 |
| 守備 | 2年原田が正捕手で全試合出場 |
| 実績 | リーグ最多29回優勝・全日本14回 |
周南公立大学野球部の投手陣を徹底分析
2026年の周南公立大学の投手陣は、四年生のエース早川彰太郎を、揺るぎない大きな軸に据えています。
早川投手が先発として長いイニングを投げ抜き、三年生の井上心人が続く形で、盤石の投手リレーを築いてきました。
経験豊富な主戦と成長著しい下級生がかみ合う投手力こそが、優勝を呼び込んだ大きな強みになっています。
エース・早川彰太郎
早川彰太郎投手は四年生の右腕として、春のリーグ戦で完投を重ね、最高殊勲選手に輝いたチームの絶対的な柱です。
開幕の広島文化学園大学戦では八対〇の完封を収め、走者を出しても崩れない安定した投球を続けてきました。
吉備国際大学との延長十回や、五位の環太平洋大学との一戦でも完投勝ちを収め、勝ちきる力を存分に示しています。
全日本選手権の一回戦では、近畿の王者である奈良学園大学を相手に完投し、十一対一の快勝を呼び込みました。
長いイニングを一人で投げ切るスタミナと勝負強さこそが、早川投手の最も大きな持ち味になっています。
早川を支える投手陣
三年生の井上心人投手は、五回を無失点に抑える安定した投球で、早川投手に続く二番手として計算できる存在です。
開幕二戦目の広島文化学園大学戦では、先発として好投を見せ、一対〇の完封リレーの口火を切りました。
藤藪悠太投手は終盤の継投を担い、要所を締める投球で、投手陣に確かな厚みを加えてきました。
山本祐人投手や村上大地投手ら、複数の投手が救援でマウンドに上がり、継投を支える層の厚さを示しています。
主戦の早川投手を軸に、三年生以下の投手が脇を固める布陣が、幾多の接戦を勝利へと導いてきました。
投手陣がしっかりと試合をつくる守り勝つ野球こそが、優勝を手にした周南公立大学の生命線になっています。
秋のリーグ戦へ向けた投手陣の展望
秋はエースの早川投手や三年生の井上投手が、そのままマウンドに立てる点が、大きな強みになります。
春に完投を量産した早川投手が最後の秋でさらに投球を磨けば、投手陣は一段と盤石の布陣へと近づくはずです。
二番手の井上投手が経験を重ねて安定感を増せば、二枚看板として計算できる先発陣が形づくられます。
継投を担う若い投手が力をつけ、主戦を支える層がさらに厚くなれば、連覇へ向けた戦力は一段と充実します。
春を支えた投手陣がそろって残る点こそが、秋の周南公立大学が優勝を狙ううえでの、最も大きな武器になりました。
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| 投手 | 学年 | 投打 | 2026年春 |
|---|---|---|---|
| 早川彰太郎 | 4年 | 右投右打 | MVP・完投を量産・8対0完封 |
| 井上心人 | 3年 | 右投右打 | 第2の柱・5回無失点 |
| 藤藪悠太 | ー | ー | 終盤を締める継投 |
| 山本祐人 | ー | ー | 救援で継投を支える |
周南公立大学野球部の野手陣を徹底分析
2026年の周南公立大学の野手陣は、ベストナインに輝いた四年生の岩崎詩右と重本龍之介を、中軸の柱にしています。
四年生が上位打線を厚く固め、二年生の若い力が下位を支える形で、切れ目のない攻撃を組み立ててきました。
二年生で正捕手を務める原田燎の存在も、打線と守備の両面を支える大きな力になっています。
中軸を担う岩崎詩右と重本龍之介
一番を打つ岩崎詩右選手は佐伯鶴城の出身で、四年生のリードオフとしてベストナインの一塁手に輝きました。
二塁打を量産する勝負強い打撃で出塁を重ね、打線の切り込み隊長として、幾度も得点の口火を切っています。
六番の重本龍之介選手は八幡南の出身で、四年生としてベストナインの指名打者に選ばれた、打線の大きな柱です。
岡山理科大学戦では本塁打を放つなど長打力を発揮し、勝負どころで打点を稼ぐ働きを見せてきました。
経験豊富な四年生の中軸が並ぶ上位打線こそが、多くの接戦を制した周南公立大学の原動力になっています。
打線を支える上級生と若手
四番を打つ明賀風太選手は近大福山の出身で、四年生の中堅手として、打線の得点力を力強く引っ張ってきました。
三番の橘一希選手は高川学園の出身で、勝負強い打撃と俊足で、中軸の一角として得点機を演出しています。
二年生で正捕手の原田燎選手は赤穂の出身で、ベストナインに輝く打撃と守備で、若くしてチームを支えました。
二年生の原健太選手や丸山想太選手が二遊間を固め、若い力が守備の要として着実に成長を続けています。
二番の小山貫太選手ら四年生も上位打線を固め、切れ目のない攻撃で得点を積み重ねてきました。
完成された四年生と伸び盛りの二年生がかみ合う打線こそが、秋へ向けた周南公立大学の大きな強みになりました。
守りで支える周南公立大学
周南公立大学は、エースの早川投手を中心とした投手力と、二年生の正捕手を軸とした堅い守りを持ち味にしています。
原田燎選手が若くして扇の要を担い、投手陣を巧みにリードする配球で、失点を最小限に抑えてきました。
二年生の二遊間が広い守備範囲でゴロをさばき、内野の堅い守りが、投手陣を力強く支えています。
接戦を一点差で守り抜く粘りこそが、多くの勝ち点を積み上げた周南公立大学の大きな強みになっています。
山口県内の高校で鍛えられた選手が多く、一つ一つのプレーに丁寧さがにじむ点も、伝統校らしい魅力です。
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| 選手 | 学年 | 守備 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 岩崎詩右 | 4年 | 一塁 | ベストナイン・リードオフ |
| 重本龍之介 | 4年 | 指名打者 | ベストナイン・本塁打の長打力 |
| 原田燎 | 2年 | 捕手 | ベストナイン・若い正捕手 |
| 明賀風太 | 4年 | 外野 | 4番を打つ中堅手 |
周南公立大学野球部の秋のリーグ戦展望・優勝予想
春を制した周南公立大学にとって、秋のリーグ戦は連覇を狙う大きな戦いになります。
エースの早川投手や四年生の中軸がそろって秋も残る点は、優勝を狙ううえで大きな支えになります。
春に見せた完成度の高い戦いを土台にすれば、秋も上位を争う戦力を、十分に備えました。
四年生にとって最後の秋となるだけに、この世代の集大成として、連覇へ向けた戦いに大きな期待が集まります。
連覇と全国での勝利を見据えて
秋は春に唯一の黒星を喫した東亜大学を、どこまで抑え込めるかが、連覇へ向けた大きな焦点になります。
広島文化学園大学や東亜大学ら上位を争う相手を退け、まずは連覇を確実にすることが、大きな目標です。
四年生の中軸とエースの早川投手が最後の秋で真価を発揮すれば、連覇は十分に狙える射程に入っています。
二年生の原田選手ら若い力がさらに伸びれば、この先の周南公立大学を担う土台も、着実に育っていきます。
八年ぶりの全国出場で得た自信を胸に、秋こそ全国での勝利をつかめるかどうかが、大いに注目されました。
| 順位 | 大学 | 勝敗 |
|---|---|---|
| ① | 周南公立大学 | 8勝2敗 |
| ② | 広島文化学園大学 | 8勝4敗 |
| ③ | 東亜大学 | 7勝6敗 |
| ④ | 吉備国際大学 | 6勝8敗 |
| ⑤ | 環太平洋大学 | 5勝7敗 |
| ⑥ | 岡山理科大学 | 2勝9敗 |
周南公立大学野球部の注目選手
早川彰太郎(4年・投手)
早川彰太郎投手は四年生の右腕として、春に完投を量産し、最高殊勲選手に輝いたチームの絶対的なエースです。
広島文化学園大学戦での完封や、全日本での奈良学園大学戦の完投など、大舞台で勝ちきる力を存分に示しています。
岩崎詩右(4年・一塁手)
岩崎詩右選手は佐伯鶴城の出身で、四年生のリードオフとしてベストナインの一塁手に輝いた、打線の起点です。
二塁打を量産する勝負強い打撃で出塁を重ね、切り込み隊長として、幾度も得点の口火を切ってきました。
重本龍之介(4年・指名打者)
重本龍之介選手は八幡南の出身で、四年生としてベストナインの指名打者に選ばれた、中軸の大きな柱です。
本塁打を放つ長打力と勝負強さを兼ね備え、打点を稼ぐ働きで、チームの得点力を大きく高めてきました。
原田燎(2年・捕手)
原田燎選手は赤穂の出身で、二年生ながらベストナインに輝いた正捕手として、若くしてチームを支えました。
巧みな配球で投手陣をリードする守備と勝負強い打撃を兼ね備え、これからの成長が大いに楽しみな存在です。
井上心人(3年・投手)
井上心人投手は三年生の右腕として、五回を無失点に抑える安定した投球で、早川投手に続く二番手を担いました。
先発として計算できる投球で完封リレーの口火を切り、投手陣の二枚看板を形づくる存在になっています。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

周南公立大学の基本情報
- 所在地:山口県周南市学園台(周南公立大学)
- 監督:中村光宏
- 創部:1974年
- 所属リーグ:中国六大学野球連盟 一部
- リーグ優勝:29回(連盟最多)
- 主な進路:日本製鉄山口・リョーユーパン
周南公立大学は山口県周南市学園台にキャンパスを構える、旧・徳山大学を前身とする公立の大学として知られています。
一九七一年に徳山大学として開学し、二〇二二年四月に公立化して、周南公立大学へと生まれ変わりました。
その硬式野球部は一九七四年に創部し、中国六大学で最多の二十九回もの一部優勝を誇る、伝統の強豪です。
全日本選手権には十四度、明治神宮大会には九度出場し、全国でもベスト八に進む力を、幾度も示してきました。
五十七人の部員が、山口県内の高校で育った選手を中心に、日本一を目指して日々の練習に励んでいます。
卒業後は日本製鉄山口などの社会人野球へ進む選手も多く、次の舞台でも活躍を続ける人材を送り出してきました。
監督・中村光宏
チームを率いるのは中村光宏監督で、多々良学園から徳山大学へと進んだ、部の卒業生にあたる指揮官です。
大学卒業後はNTT東海やNTT西日本で社会人野球を経験し、実戦で培った知識をチームづくりに生かしています。
二〇一六年に母校の監督へ就任し、伝統校の再興へ向けて、長く指揮を執り続けてきました。
母校の系譜を受け継ぐ選手を育てながら、周南公立大学を再び頂点へと導いた手腕が、高く評価されています。
伝統校の復権への歩み
周南公立大学は、旧・徳山大学の時代から数えて二十九回の優勝を誇りながら、頂点から遠ざかる時期もありました。
四年生の完成度とエースの早川彰太郎を軸に、十六季ぶりの優勝で、伝統校の復権を鮮やかに印象づけています。
公立大学として再出発したチームが再び全国の舞台をつかむ姿には、多くの野球ファンの期待が集まっています。
周南公立大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 周南公立大学野球部はどのリーグに所属していますか?
A. 中国地区大学野球連盟の一部リーグにあたる中国六大学に所属し、2026年春は八勝二敗で優勝しました。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 一部リーグで八勝二敗を挙げて十六季ぶりの優勝を果たし、全日本大学選手権への出場権を獲得しました。
Q. 周南公立大学のリーグ優勝の実績はどうですか?
A. 旧・徳山大学の時代を含め、中国六大学で最多となる二十九回もの一部優勝を誇る、伝統の強豪校です。
Q. 注目の選手は誰ですか?
A. 最高殊勲選手のエース早川彰太郎投手と、ベストナインに輝いた岩崎詩右選手や重本龍之介選手が中心です。
Q. 周南公立大学野球部の監督は誰ですか?
A. 徳山大学の卒業生で、社会人野球を経験した中村光宏監督が、2016年からチームを率いています。
Q. 周南公立大学は徳山大学とどう違いますか?
A. 一九七一年に開学した徳山大学が前身で、二〇二二年に公立化して周南公立大学へと生まれ変わりました。
周南公立大学野球部のまとめ
2026年春の周南公立大学は八勝二敗で十六季ぶり二十九回目の優勝を果たし、全国への切符をつかみ取りました。
最高殊勲選手のエース早川彰太郎が完封を含む完投を量産し、投手陣の絶対的な柱として君臨しています。
ベストナインの岩崎詩右と重本龍之介が四年生の中軸として長打を放ち、打線を力強く引っ張りました。
八年ぶりに出場した全日本選手権では、近畿の王者である奈良学園大学を十一対一で退ける快勝も収めています。
秋はエースら主力がそのまま残り、四年生にとって最後の秋で、連覇と全国での勝利を狙う戦いに臨みます。
中国六大学で最多の優勝を誇る伝統校が挑む、頂点連覇と全国での勝利への戦いから、これからも目が離せません。
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