神奈川県相模原市にキャンパスを構える青山学院大学の硬式野球部は、全日本大学野球選手権で6度の日本一を誇る、東都大学野球連盟の名門です。
2023年から全国の頂点に立ち続けた黄金期のチームで、2026年春は2位に終わったものの、そのチームの底力は全国屈指です。
4年生の渡部海と鈴木泰成というドラフト候補の2枚看板を擁し、若い野手陣とベテランの力で秋の王座奪回を狙います。
この記事では青山学院大学野球部の2026年の戦力を投手陣と野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手までを詳しく紹介します。
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まずは2026年の青山学院大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の青山学院大学 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県相模原市(相模原キャンパス) |
| 設置 | 私立(創部1883年) |
| 2026年春の成績 | 東都1部 2位(7勝5敗) |
| 登録選手 | 33人 |
| チームの軸 | 鈴木泰成・渡部海・中山凱・山口翔梧 |
青山学院大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|7勝5敗でリーグ2位
2026年春の青山学院大学は6校が2回戦総当たりで争う勝ち点制のリーグを勝ち点3で戦い抜き、7勝5敗で東都1部の2位に入りました。
優勝した國學院大學に次ぐ2位に入り、亜細亜大学と勝率でぴったり並び、頂点にあと一歩届かず悔しさの残る春となっています。
最大の要因は優勝した國學院大學に2連戦で連敗を喫したことで、直接対決で優勝した頂上校に力負けし、優勝争いから大きく一歩後退しました。
一方で東洋大学には4対3と10対1の2勝を挙げるなど上位の地力は健在で、エースを軸にした戦いで確実に勝ち点を積み上げた春です。
春の主役はドラフト候補の4年生バッテリーで、最優秀投手の鈴木泰成と強肩の捕手・渡部海がチームを力強く引っ張りました。
2位という結果に黄金期を築いてきた選手たちは満足しておらず、悲願の王座奪回に向けて、秋のリーグ戦へ強い覚悟で臨むことになります。
全日本2連覇・神宮2連覇を誇る黄金期
青山学院大学は近年、東都のみならず全国を席巻してきた名門で、2023年から2024年にかけて全日本大学野球選手権を2年連続で制する連覇を果たしました。
明治神宮大会でも2024年と2025年に2年連続で日本一に輝き、全国の頂点に立ち続けてきた、他を圧倒する圧倒的な実力を誇るチームです。
2025年も全日本大学選手権でベスト4に進んで神宮大会を制し、近年の大学野球界を代表する、まさに黄金期の只中にある常勝軍団です。
この強さを支えるのが2000年卒の安藤寧則監督の手腕で、青学高校の監督や元捕手を経て母校を率い、全国の頂点へと導いてきました。
チームには智辯和歌山や大阪桐蔭、報徳学園など全国の名門校出身者がそろい、豊富な人材の層の厚さが常勝軍団の大きな土台になっています。
プロを続々輩出する常勝軍団
青山学院大学はプロ野球界へ数多くの選手を送り出してきた名門で、小久保裕紀や井口資仁、石川雅規ら球界を代表する名選手を数多く輩出しています。
近年もドラフトの上位で指名される選手が途切れることなく続き、2024年には西川史礁がロッテ、佐々木泰が広島へと2人がドラフト1位で進みました。
2025年にも中西聖輝が中日、小田康一郎がDeNAへドラフト1位で入団し、全国屈指の逸材が集う選手育成の名門でもあります。
オリックスで活躍する吉田正尚もこの青山学院大学が輩出した強打者で、プロの第一線で輝くOBの存在が、選手たちにとって大きな目標になっています。
ドラフト候補の4年生バッテリー
今季のチームを象徴するのが4年生でエースの鈴木泰成で、東海大菅生から進んだ187センチの最速155キロの右腕が、投手陣の柱を担いました。
女房役の渡部海も4年生で智辯和歌山から進んだ強肩強打の捕手で、二塁送球1.85秒の”海キャノン”を武器に守備の要となっています。
ともに2026年のドラフト候補で日米大学野球の日本代表にも選ばれ、走攻守と投球で光る全国区の2枚看板が、青山学院大学の中心に座っています。
この4年生バッテリーを経験を積む若い野手陣が支える構図で、この世代を超えた総合力が、秋の王座奪回への大きな原動力です。
| 打順 | 守備 | 選手 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 1 | 二 | 山口翔梧 | 3年 |
| 2 | 右 | 新井瑛太 | 1年 |
| 3 | DH | 能美誠也 | 1年 |
| 4 | 捕 | 渡部海 | 4年 |
| 5 | 一 | 中山凱 | 2年 |
| 6 | 遊 | 菅野陽平 | 1年 |
| 7 | 左 | 谷口勇人 | 4年 |
| 8 | 三 | 松本大和 | 2年 |
| 9 | 中 | 大神浩郎 | 2年 |
青山学院大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の柱は4年生でエースの鈴木泰成で、東海大菅生から進んだ187センチの体で最速155キロの直球を投げ込む本格派右腕です。
2026年春には東都リーグの最優秀投手に輝いて投手陣を力強く牽引し、威力ある直球とキレのある変化球で多くの三振を奪います。
5月19日の國學院大學戦では9回を投げて13奪三振・自責点2と力投し、打線の援護に恵まれず敗れたものの力量を存分に示しました。
5月7日の東洋大学戦でも8回を3安打1失点・10奪三振で好投し、長いイニングを任せられる頼れる本格派のエースです。
先発のもう一枚は二松学舎大付から進んだ4年生左腕の布施東海で、抜群の制球力を武器に、鈴木に次ぐ2番手の先発として試合をつくりました。
九州国際大付出身で2年生左腕の田端竜也も國學院大學戦で先発を任され成長株で、若い左腕の台頭が投手陣に厚みを加えています。
報徳学園出身で3年生の盛田智矢は最速151キロの本格派右腕で、高校時代のセンバツ出場の経験を持ち、救援でマウンドを力強く支えています。
2年生で最速148キロの永見光太郎や最速153キロの山田玲ら若い投手も力をつけ、層の厚い投手陣が青山学院大学の強さの根幹を支えました。
エースの鈴木を軸にした投手陣は経験と若さのバランスが魅力で、この安定した継投を秋も続けられるかが上位進出の鍵になります。
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| 選手 | 学年 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 鈴木泰成 | 4年 | 右腕・エース・最速155キロ・東都リーグ最優秀投手・東海大菅生出身 |
| 布施東海 | 4年 | 左腕・先発の一角・制球力が武器・二松学舎大付出身 |
| 盛田智矢 | 3年 | 右腕・最速151キロ・救援で貢献・報徳学園出身 |
青山学院大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の中心は4番を打つ4年生の捕手・渡部海で、智辯和歌山から進んだ180センチの強打の捕手として、勝負強い打撃が光ります。
二塁送球1.85秒の強肩は”海キャノン”と呼ばれて守備でも群を抜き、攻守両面での確かな存在感で、チームの中心に長く座り続けてきました。
一塁を守る2年生の中山凱はベストナインに選ばれた勝負強い打者で、専大松戸から進んで2年生ながら、若い打線の重要な中軸を担いました。
2番を打つ3年生の山口翔梧は名門・龍谷大平安から進んだ堅実な二塁手で、U18代表の候補にも挙がった走攻守そろう内野手になります。
三塁の松本大和も2年生で天理から進んだ勝負強い内野手で、5月5日の東洋大学戦では本塁打を含む2打点をマークする活躍を見せました。
1年生の新井瑛太や能美誠也が上位打線でスタメンに定着し、U18代表候補の新井瑛太ら若い力が、打線に大きな勢いを加えました。
福岡大大濠出身の菅野陽平が遊撃、同じく大神浩郎が中堅で守りを固め、下級生が多くの定位置をつかむ若さあふれる布陣が特徴です。
4年生の谷口勇人ら大阪桐蔭出身のベテランも打線を力強く支え、経験豊富な上級生が若い野手陣を力強く引っ張っています。
渡部を軸に若い力が融合した打線は伸びしろの大きさが魅力で、この若手の着実な成長が、秋の打線の得点力を大きく左右していきます。
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| 選手 | 守備 | 2026年春の主な役割 |
|---|---|---|
| 渡部海 | 捕手(4年) | 4番・ドラフト候補・”海キャノン”の強肩・智辯和歌山出身 |
| 中山凱 | 内野手(2年) | 5番・一塁・ベストナイン・専大松戸出身 |
| 山口翔梧 | 内野手(3年) | 1番・二塁・U18代表候補・龍谷大平安出身 |
| 松本大和 | 内野手(2年) | 三塁・本塁打含む2打点の試合も・天理出身 |
| 新井瑛太 | 外野手(1年) | 2番・右翼・1年生で定位置・滝川出身 |
青山学院大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
秋のリーグ戦で青山学院大学が狙うのは2位からの王座奪回で、黄金期に築いた全国屈指の実力を、再び優勝という結果につなげたいところです。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、この春に2位に入ったメンバーでそのまま秋の頂点を目指す戦いです。
投手陣はエースの鈴木泰成が引き続き先発の柱を担い、最優秀投手の安定した投球を秋もどれだけ発揮できるかが焦点になります。
布施東海や盛田智矢ら鈴木を支える投手陣の働きも鍵を握り、層の厚い継投で失点を抑える戦いを続けたいところです。
打線は4番の渡部海を中心に若い野手が経験を積んで成長し、ドラフト候補の2枚看板と若手がかみ合えば、得点力はさらに高まります。
1年生の新井瑛太や能美誠也ら下級生の伸びしろも大きな見どころで、若い力の成長が打線に一段と厚みをもたらします。
最大の課題はこの春に2連敗した國學院大學との再戦で、春に完敗した頂上校を攻略できれば、優勝は十分に狙える位置です。
東都で優勝すれば全日本大学選手権や明治神宮大会への道が開け、全国連覇を知る常勝軍団として、再び全国の頂点への挑戦を続けます。
黄金期を築いた実力があれば秋の優勝争いの主役になれる位置で、2位からの巻き返しへ秋の戦いに大きな注目が集まります。
秋のリーグ戦は9月に開幕して神宮球場で熱戦が繰り広げられる中、王座奪回を目指す青山学院大学の戦いに期待がかかる秋です。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝ち点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 國學院大學 | 10勝4敗 | 5 |
| 2 | 青山学院大学 | 7勝5敗 | 3 |
| 2 | 亜細亜大学 | 7勝5敗 | 3 |
| 4 | 中央大学 | 5勝8敗 | 2 |
| 5 | 立正大学 | 6勝9敗 | 1 |
| 6 | 東洋大学 | 5勝9敗 | 1 |
青山学院大学野球部の注目選手
鈴木泰成(投手・4年)
最速155キロを誇る東海大菅生出身の4年生の右腕エースで、威力ある直球とキレのある変化球で多くの三振を奪います。
2026年春には東都リーグの最優秀投手に輝いて投手陣を牽引し、日米大学野球の日本代表にも選ばれた、東都でも屈指の本格派右腕です。
複数の球団が将来性を高く評価する2026年のドラフト候補で、この鈴木の力のある投球が、秋の王座奪回の行方を大きく左右します。
▶ 鈴木泰成選手の詳しいスカウト評価・指名予想は、2026年のドラフト候補を分析する「ドラフト候補研究所」の特集記事へ
渡部海(捕手・4年)
4番を打つ智辯和歌山出身の4年生の強肩強打の捕手で、二塁送球1.85秒の強肩”海キャノン”を武器に、守備の要をしっかり担います。
高校時代は2021年夏の甲子園決勝で本塁打を放って優勝に貢献し、U18やU15の日本代表にも選ばれた実績豊富な捕手です。
攻守にわたる高い能力で2026年のドラフト候補に挙がっており、この渡部の勝負強い打棒と的確なリードが、チームの浮上を大きく支えます。
▶ 渡部海選手の詳しいスカウト評価・指名予想は、2026年のドラフト候補を分析する「ドラフト候補研究所」の特集記事へ
中山凱(内野手・2年)
5番を打つ専大松戸から進んだ2年生の一塁手で、下級生ながらベストナインに選ばれた勝負強い打者になります。
中軸で確実に打点を稼ぎ、若く勢いのある打線を力強く引っ張り、ベテランに交じって打線の重要な役割を果たしました。
2年生としてこれからの伸びしろが大いに期待される逸材で、この2年生・中山の成長が、チームの秋の得点力を大きく高めていきます。
山口翔梧(内野手・3年)
1番を打つ龍谷大平安から進んだ3年生の二塁手で、U18代表の候補にも挙がった走攻守そろう内野手になります。
切り込み役として出塁を重ねて攻撃の起点となり、俊敏な守備でも二塁の要としてチームを支えました。
3年生として秋も打線の先頭を担う重要な選手で、1番のこの山口が塁に出れば、中軸打者の得点機会は着実に広がります。
新井瑛太(外野手・1年)
2番でスタメンに定着した滝川出身の1年生の外野手で、U18代表の候補にも挙がった大器の呼び声高い逸材になります。
入学早々から上位打線を任されて、若い打線に大きな勢いを加え、1年生ながら物おじしない打撃で存在感を放ちました。
1年生としてこれからの4年間の成長が大いに楽しみな選手で、この1年生・新井の台頭が、チームの明るい未来を照らしていきます。
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青山学院大学の基本情報
- 所在地:神奈川県相模原市中央区(相模原キャンパス)
- 創部:1883年
- 所属リーグ:東都大学野球連盟(1部)
- 監督:安藤寧則
- 部員:2026年の登録は33人
- 2026年春の成績:2位(7勝5敗)
- 主なOB:小久保裕紀・井口資仁・石川雅規・吉田正尚・西川史礁(ロッテ)・中西聖輝(中日)
青山学院大学の硬式野球部は1883年に創部された長い歴史を持ち、東都大学野球連盟に所属し、リーグ優勝18回を誇る全国屈指の名門です。
運動部の主要な活動拠点は神奈川県相模原市の相模原キャンパスにあり、恵まれた施設と環境のもとで全国の頂点を目指し、日々練習に励んでいます。
全日本大学野球選手権ではこれまでに6度の日本一に輝き、2023年と2024年には大会を2年連続で制する快挙も達成しています。
明治神宮大会でも2024年と2025年に連覇を果たして黄金期を築き、近年の大学野球界を代表するまさに常勝軍団といえるチームです。
プロ野球へは小久保裕紀や井口資仁ら球界を代表するOBを送り出し、オリックスの吉田正尚もこの青山学院大学の出身になります。
近年も西川史礁や中西聖輝らドラフト上位の選手が続々と誕生し、全国屈指の逸材が集う選手育成の名門でもあります。
チームを率いるのは2000年卒の安藤寧則監督で、青学高校の監督を経て母校を率いて全国連覇へと導いてきました。
選手は智辯和歌山や大阪桐蔭など全国の名門校から幅広く集まり、その全国から集う豊富な人材が、常勝軍団を支える大きな土台になっています。
青山学院大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 青山学院大学はどのリーグに所属していますか?
A. 6校が2回戦総当たりで争う東都大学野球連盟の1部リーグに所属し、屈指の強豪として知られています。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 7勝5敗で2位に入り、優勝した國學院大學に次ぐ順位で亜細亜大学と勝率で並んでいます。
Q. 全国大会での実績はありますか?
A. 全日本大学選手権で6度の日本一を誇って2023年と2024年に連覇し、明治神宮大会も2024・2025年に連覇しています。
Q. プロ野球選手を出していますか?
A. 小久保裕紀や井口資仁、吉田正尚を代表格に、近年も西川史礁や中西聖輝がドラフト1位でプロ入りしました。
Q. 2026年春に活躍した選手は誰ですか?
A. 4年生エースの鈴木泰成が最優秀投手に輝き、捕手の渡部海とともにドラフト候補の2枚看板が打線と投手陣を引っ張りました。
Q. 秋の目標は何ですか?
A. 2位からの王座奪回で、黄金期を築いた実力を武器に東都の優勝と全国の舞台への復帰を目指します。
青山学院大学野球部のまとめ
2026年春の青山学院大学は7勝5敗で東都1部の2位に入り、優勝した國學院大學に次ぐ順位で頂点にあと一歩届きませんでした。
エースの鈴木泰成が最優秀投手に輝いて捕手の渡部海とともに主軸を担い、ドラフト候補の全国区の2枚看板が、チームを力強く引っ張っています。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、全日本2連覇の黄金期を築いた実力を秋こそ結果につなげたいところです。
ベテランの2枚看板と伸びしろの大きい若い野手陣が融合したチームで、王座奪回を目指す秋の戦いに大きな期待が集まります。
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