【2026】東北学院大学野球部の戦力分析|メンバー・注目選手

大学野球
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仙台六大学野球連盟の東北学院大学野球部はリーグ優勝18回を誇る伝統校で、2026年は春秋とも3位、秋は2人がベストナインに選ばれました。

チームを率いるのは巨人と西武で捕手として活躍した同校OBの星孝典監督で、投手コーチには元巨人・楽天の金刃憲人が加わり指導陣にプロ経験者が並びます。

この記事では東北学院大学野球部の2026年の戦力を投手陣と野手陣の両面から分析し、秋のリーグ戦の結果や注目選手までを詳しく紹介します。

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まずは2026年の東北学院大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。

項目2026年の東北学院大学
所在地宮城県仙台市(泉キャンパス野球場)
監督星孝典(同校OB・2023年就任)
2026年春の成績仙台六大学 3位(6勝4敗・勝点3)
2026年秋の成績仙台六大学 3位(6勝6敗・勝点3)
リーグ優勝18回(最後は2012年秋)
チームの軸阿部勇星・高森晴太・大久保蓮・伊藤達也
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  1. 東北学院大学野球部の2026年戦力総評
    1. チーム総評|春秋とも3位、秋は延長戦を4試合
    2. 春はベストナイン3人を送り出した3位
    3. リーグ優勝18回という伝統
    4. 元プロ捕手・星孝典監督が率いる4年目
    5. 岸孝之から鈴木遼太郎までプロへ送り出した歴史
    6. 東北の高校から集まる110人の大所帯
  2. 東北学院大学野球部の投手陣を徹底分析
    1. 春の先発小野と無安打救援の千葉
    2. 春の層を支えた投手陣と完封リレー
    3. 秋は14人をつないだ継投と小野涼介
    4. 延長戦を支えた小島伸義と千葉達弥
  3. 東北学院大学野球部の野手陣を徹底分析
    1. 春は最多打点の大久保と捕手阿部
    2. 春に脇を固めた伊藤和哉と松下
    3. 春の下位打線と控え捕手
    4. 秋は2年生の高森晴太がベストナイン
    5. 大久保蓮・伊藤達也と8打点の伊藤和哉
  4. 東北学院大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
    1. 延長戦が2試合続いた東北大学との3連戦
    2. 上位2校に届かなかった秋と残った課題
  5. 東北学院大学野球部の注目選手
      1. 高森晴太(2年・二塁手)
      2. 阿部勇星(4年・捕手)
      3. 伊藤達也(3年・外野手)
      4. 大久保蓮(3年・一塁手)
      5. 小野涼介(投手)
  6. 東北学院大学の基本情報
    1. 所属する仙台六大学野球連盟
  7. 東北学院大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q. 東北学院大学はどのリーグに所属していますか?
    2. Q. リーグ優勝は何回していますか?
    3. Q. 2026年のリーグ戦の成績はどうでしたか?
    4. Q. 2026年にベストナインへ選ばれた選手は誰ですか?
    5. Q. 監督はどんな人ですか?
    6. Q. プロ野球選手のOBには誰がいますか?
  8. 東北学院大学野球部のまとめ

東北学院大学野球部の2026年戦力総評

チーム総評|春秋とも3位、秋は延長戦を4試合

2026年の東北学院大学は春が6勝4敗、秋が6勝6敗でいずれも勝点3の3位に入り、2季続けて上位2校に次ぐ位置を守りました。

秋は12試合のうち4試合が延長タイブレークにもつれ、東北工業大学と東北大学との対戦はどちらも第3戦まで戦っています。

東北工業大学には延長11回の8対6と2対1、東北大学には8対3と延長10回サヨナラの9対8で勝ち、ともに2勝1敗で勝点を奪いました。

最終節では宮城教育大学に13対3、4対2と連勝して勝点を3に伸ばし、勝点2の東北大学を上回って3位を確定させています。

一方で仙台大学と東北福祉大学には4戦全敗で、この2校には春から数えて8試合続けて勝てませんでした。

表彰では捕手の阿部勇星が2季連続、2年生の二塁手・高森晴太が初めてベストナインに選ばれています。

春はベストナイン3人を送り出した3位

2026年春の東北学院大学は6勝4敗の勝点3で6チーム中3位に落ち着き、全勝優勝の東北福祉大学と2位の仙台大学には力の差を見せつけられました。

それでも下位3校との対戦では6試合すべてを制して取りこぼしのない戦いを見せ、上位2校に届かず下位には確実に勝つという構図がはっきりと表れました。

注目すべきはベストナインの顔ぶれで東北学院大学からは3人が選出され、これは全勝優勝した東北福祉大学と並ぶリーグ最多タイの人数になります。

捕手の阿部勇星・一塁手の大久保蓮・外野手の伊藤達也がそろって名を連ね、順位こそ3位でしたが個々の能力ではリーグ上位と互角に渡り合っていた証拠です。

2025年秋のリーグ戦では準優勝を果たしており、そこから一つ順位を下げた春は東北福祉大学の壁を越えられませんでした。

リーグ優勝18回という伝統

東北学院大学は仙台六大学野球連盟でリーグ優勝18回を数える伝統校で、これは78回を超える東北福祉大学に次ぐリーグ史上2番目の優勝回数です。

連盟が発足した1969年から1979年までの11年間だけで実に13回の優勝を記録し、草創期の仙台六大学は東北学院大学が引っ張っていました。

その後は長い低迷期を経て2006年春に18年ぶりの優勝を果たしており、直近の優勝は2012年秋でそこから14年にわたって頂点から遠ざかっています。

全日本大学野球選手権には第1回が開かれた1952年から通算20回出場しており、明治神宮野球大会の出場は1971年の第2回大会だけです。

元プロ捕手・星孝典監督が率いる4年目

チームを率いるのは2023年2月に監督へ就任した同校OBの星孝典で、宮城県名取市の出身で仙台育英学園高校から東北学院大学へ進んだ地元育ちです。

読売ジャイアンツで2005年から2011年までプレーしたのち埼玉西武へ移り、捕手として長くプロで戦って2019年まで現役を続けました。

引退後は東北楽天ゴールデンイーグルスで2020年から2022年までコーチを務め、プロの現場を離れた翌年に母校へ戻って指揮官として4年目を迎えています。

投手コーチには巨人と楽天で投げた金刃憲人が加わっており、捕手出身の監督と投手出身のコーチという組み合わせがバッテリーの育成を支えています。

岸孝之から鈴木遼太郎までプロへ送り出した歴史

東北学院大学が輩出したプロ野球選手でまず名前が挙がるのが岸孝之で、名取北高校から進学し2006年の希望枠で西武へ入団した右腕です。

大学4年時の2006年春にはリーグ新記録の92奪三振でMVPに輝き、大学通算23勝11敗を残してその年にチームは18年ぶりの優勝を飾っています。

プロ入り後は西武で長く先発の柱を務めて2017年からは地元の楽天でプレーし、東北学院大学の名前を全国に知らしめた最大のOBといえる存在です。

2017年にドラフト6位で日本ハムへ進んだ鈴木遼太郎もおり、石巻西高校の出身でリーグ通算39試合18勝・防御率1.76を残しました。

ほかにも西武からオリックスへ進んだ本田圭佑やソフトバンクの伊藤祐介がおり、現監督の星孝典を含めて複数の選手をプロへ送り出してきた大学です。

東北の高校から集まる110人の大所帯

2026年春のリーグ戦に登録された選手は110人でリーグ屈指の大所帯で、内訳は投手53人・捕手9人・内野手27人・外野手21人という構成です。

投手だけで53人を抱えている点はこの規模のチームならではの特徴で、ベンチ入りを勝ち取るまでの競争がそのままチーム全体の底上げにつながっています。

出身校を見ると東北6県と北海道の高校が大半を占めており、学法石川・聖光学院・一関学院・盛岡第三・仙台育英学園といった名門校の出身者が中心です。

秋田工業・角館・鶴岡東・青森北・札幌大谷・北海なども複数の選手を送り込み、東北を中心に選手を集めて地元の力で戦う編成方針が明確に見て取れます。

日付対戦相手結果
4月11日東北工業大学○3-1
4月12日東北工業大学○13-3(5回コールド)
4月25日仙台大学●1-8(7回コールド)
4月26日仙台大学●3-5
5月2日東北大学○2-1
5月4日東北大学○9-7
5月9日宮城教育大学○10-2(7回コールド)
5月10日宮城教育大学○1-0
5月23日東北福祉大学●1-5
5月24日東北福祉大学●2-3

東北学院大学野球部の投手陣を徹底分析

2026年春の東北学院大学は9人の投手を起用しながらリーグ戦を戦い抜き、最も多くのイニングを投げたのが角館高校出身の田口天太です。

田口は5試合に登板して4試合で先発しそのうち2試合を完投しており、27回3分の2を投げて防御率2.93・23三振でチーム最多の3勝を挙げました。

4月12日の東北工業大学戦では一人で投げ切って13対3の5回コールド勝ちを呼び込み、5月2日の東北大学戦でも完投して2対1の接戦をものにしています。

春の先発小野と無安打救援の千葉

もう一枚の柱が一関学院高校出身の小野涼介で、5試合に登板して2試合で先発し19回3分の2を投げて防御率2.29と安定した数字を残しました。

小野は2勝1敗を記録して先発でも救援でも計算できる存在として重宝され、開幕戦となった4月11日の東北工業大学戦では先発して3対1の勝利につなげました。

救援陣で目を引くのが仙台東高校出身の千葉達弥が残した数字で、4試合で7回を投げて防御率1.29・被安打0という驚くべき内容でした。

与えた四球7個と制球に課題を残しましたが安打を1本も許さなかった事実は際立ち、走者を背負っても最後の一本を許さない粘り強さが持ち味です。

春の層を支えた投手陣と完封リレー

聖光学院高校の小林聡太朗も5回3分の1を投げて防御率1.69で1勝を挙げ、田口・小野・小林の3人でチームの6勝すべてを分け合いました。

そのほか相馬高校の寶佑真と盛岡第三高校の内田塁斗が先発の一角として起用され、日本航空石川高校の永井孝太郎や郁文館高校の小島伸義も救援に立っています。

特筆すべきは5月10日の宮城教育大学戦で永井・七海瑛斗・小野の3人が完封リレーを達成し、1対0の試合を継投で守り抜いた春唯一の完封勝利でした。

一方で春の東北福祉大学と仙台大学との4試合はいずれも先発が早い回に崩れ、上位2校を9回まで抑え込める投手の育成が課題として残りました。

秋は14人をつないだ継投と小野涼介

秋の東北学院大学は12試合で14人の投手を起用し、完投が1つもない継投中心の戦い方でシーズンを乗り切りました。

最も多く投げたのは小野涼介で、6試合に登板して5試合に先発し、チーム最多の28回を任されています。

9月1日の東北工業大学との第3戦では9回1死まで1失点に抑え、2対1の勝利で最初の勝点をもたらしました。

春に3勝を挙げた田口天太は秋のリーグ戦で登板がなく、盛岡第三高校出身の内田塁斗が4試合に先発しています。

内田は10月11日の宮城教育大学戦で4回を被安打3に抑え、千葉達弥と小林聡太朗につないで4対2で逃げ切りました。

延長戦を支えた小島伸義と千葉達弥

8月29日の開幕戦は6点のリードを追いつかれましたが、7回途中から登板した小島伸義が8回以降を0点に抑えました。

小島は延長11回まで4回3分の1を被安打1で投げ抜き、11回表に2点を勝ち越した打線とともに8対6の勝利を呼び込んでいます。

千葉達弥は6試合すべてに救援で登板して16回3分の2を投げ、10月4日の東北大学戦では2回途中から延長10回まで投げました。

この試合は延長10回に2点を失って3対5で敗れたものの、3回から9回までは東北大学に得点を許していません。

10月10日の宮城教育大学戦では真岡高校出身の細島悠が先発して5回を2失点にまとめ、13対3の勝利で白星を手にしました。

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東北学院大学野球部の野手陣を徹底分析

2026年春の打線はベストナインに選ばれた3人を中心に組み立てられ、中でも数字が際立つのが仙台育英学園高校出身の3年生・伊藤達也です。

伊藤は8試合で32打数15安打を放って打率.469という驚異的な数字を記録し、15本すべてが単打というミート重視の打撃でリーグの投手を苦しめています。

春は最多打点の大久保と捕手阿部

打点でチームを引っ張ったのが聖和学園高校出身の3年生・大久保蓮で、9試合で37打数15安打の打率.405・二塁打4本を含む9打点はチーム最多でした。

長打率.622・OPS1.058という数字が示すとおり走者を還す力に長けた一塁手で、ベストナインに選ばれたのもこの安定した長打力が評価された結果です。

守備の要の捕手には福島東高校出身の4年生・阿部勇星が座り、打率.364に加えて本塁打2本と7打点を挙げる長打の期待できる打者でもあります。

阿部の本塁打は4月26日の仙台大学戦と5月2日の東北大学戦で飛び出し、特に東北大学戦の一発は2対1の接戦を決定づける価値の高い一打になりました。

春に脇を固めた伊藤和哉と松下

10試合すべてに出場したのが学法石川高校出身の伊藤和哉で、打率.270ながら二塁打5本と本塁打1本で長打率.486という数字を残しています。

札幌大谷高校出身の松下大樹も9試合で打率.276を残し、本塁打1本と三塁打1本を含む5打点を挙げました。

5月9日の宮城教育大学戦では松下が貴重な一発を放ち、10対2の大勝を演出しています。

春の下位打線と控え捕手

北海高校出身の片岡誠亮は9試合で二塁打3本を放って下位から流れをつくり、学法石川高校の佐藤辿柊も7試合で打率.304と確実性の高い打撃を見せています。

一関学院高校出身の菅野陽生は犠打5個で得点をつくる仕事に徹し、東海大山形高校の鈴木晴大も4試合で打率.308・3打点と結果を残しました。

控えの捕手として東日本国際大学附属昌平高校出身の砂田基成が3試合でマスクをかぶり、5月10日の完封勝利では女房役を務めて継投を組み立てています。

選手出身校2026年春の主な成績
伊藤達也仙台育英学園打率.469(8試合15安打)/ベストナイン外野手
大久保蓮聖和学園打率.405・9打点/ベストナイン一塁手
阿部勇星福島東打率.364・本塁打2・7打点/ベストナイン捕手
伊藤和哉学法石川打率.270・二塁打5/全10試合出場
田口天太角館3勝1敗・防御率2.93・27回2/3・2完投
小野涼介一関学院2勝1敗・防御率2.29・19回2/3
千葉達弥仙台東4試合7回・防御率1.29・被安打0

秋は2年生の高森晴太がベストナイン

秋の打線で最も安定していたのが盛岡中央高校出身の2年生・高森晴太で、全12試合に二塁手として先発出場しました。

41打数15安打の打率3割6分6厘に三塁打2本と6打点を記録し、初めてベストナインの二塁手に選ばれています。

10月3日の東北大学戦では三塁打を放って3打点を挙げ、翌4日も2打数2安打2打点と3連戦の打線を引っ張りました。

捕手の阿部勇星は全12試合に出場して42打数11安打を記録し、9月20日の東北福祉大学戦では本塁打を放っています。

10月5日の東北大学戦では途中出場から延長10回裏に2点適時打を放ち、9対8の逆転サヨナラ勝ちを決めました。

阿部は春に続いて2季連続でベストナインの捕手に選ばれ、4年生として迎えた秋のリーグ戦を表彰で締めくくっています。

大久保蓮・伊藤達也と8打点の伊藤和哉

春のベストナイン一塁手・大久保蓮は開幕から8試合で1番を任され、27打数11安打の打率4割7厘と出塁率5割2分9厘を残しました。

伊藤達也は11試合で45打数14安打の打率3割1分1厘を記録し、春の15安打に続いて秋の14安打もすべて単打でした。

10月5日の東北大学戦では6打数3安打1打点で、0対5から3回に7点を奪った逆転の攻撃に加わっています。

学法石川高校出身の伊藤和哉は全12試合に出場してチーム最多の8打点を挙げ、最終戦では右越えの本塁打を放ちました。

秋田工業高校出身の村上照和は6試合で19打数7安打5打点を記録し、盛岡第三高校出身の松田蓮は最終戦で5打数4安打でした。

選手出身校2026年秋の主な成績
高森晴太盛岡中央打率.366(12試合15安打)・三塁打2/ベストナイン二塁手
阿部勇星福島東12試合11安打・本塁打1/ベストナイン捕手
大久保蓮聖和学園打率.407(8試合11安打)・出塁率.529
伊藤達也仙台育英学園打率.311(11試合14安打)
伊藤和哉学法石川全12試合出場・8打点・本塁打1
小野涼介一関学院6登板5先発・28回
千葉達弥仙台東6登板・16回2/3

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東北学院大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想

仙台六大学野球連盟は同じ相手に先に2勝したチームが勝点を得る方式で、2026年秋は8月29日から10月11日まで行われました。

東北学院大学は開幕の東北工業大学戦で延長11回の末に8対6で先勝し、第3戦を2対1で制して最初の勝点を挙げています。

続く仙台大学には0対6と6対8、東北福祉大学には0対10と5対8で敗れ、上位2校との4試合はすべて黒星でした。

10月は東北大学との3連戦を2勝1敗で制し、宮城教育大学に連勝して6勝6敗の勝点3でシーズンを終えました。

日付対戦相手結果
8月29日東北工業大学○8-6(延長11回)
8月31日東北工業大学●3-8(延長10回)
9月1日東北工業大学○2-1
9月12日仙台大学●0-6
9月13日仙台大学●6-8
9月19日東北福祉大学●0-10(6回コールド)
9月20日東北福祉大学●5-8
10月3日東北大学○8-3
10月4日東北大学●3-5(延長10回)
10月5日東北大学○9-8(延長10回サヨナラ)
10月10日宮城教育大学○13-3
10月11日宮城教育大学○4-2

延長戦が2試合続いた東北大学との3連戦

秋を象徴したのが東北大学との3連戦で、第1戦は2対3で迎えた8回と9回に3点ずつを奪って8対3で逆転勝ちしました。

第2戦は3点を先行されてから5回に追いつきましたが、延長10回に2点を失って3対5で敗れています。

第3戦は2回までに0対5とされながら3回に一挙7点を奪って逆転し、7対7に追いつかれて延長タイブレークに入りました。

10回表に1点を勝ち越されたものの、その裏に阿部勇星が2点適時打を放って9対8でサヨナラ勝ちを収めています。

この1勝で東北大学から勝点を奪ったことが、最終節の連勝と合わせて3位を確保する決め手になりました。

順位大学勝敗勝点
1仙台大学10勝1敗5
2東北福祉大学8勝2敗4
3東北学院大学6勝6敗3
4東北大学5勝7敗2
5東北工業大学5勝8敗1
6宮城教育大学0勝10敗0

上位2校に届かなかった秋と残った課題

仙台大学との第2戦は7回表に3点を奪って6対4と逆転しながら、その裏に4点を失って6対8で敗れました。

東北福祉大学との第2戦も5回に3点を挙げて4対2とリードしましたが、6回以降に6点を奪われています。

上位2校との4試合で喫した失点は32にのぼり、リードした試合を守り切る投手力が課題として残りました。

リーグ優勝は2012年秋が最後で、2026年も春秋とも3位にとどまって王座には届いていません。

それでも2年生の高森晴太がベストナインに選ばれ、3年生の大久保蓮と伊藤達也も打率3割を超える成績を残しました。

東北学院大学野球部の注目選手

高森晴太(2年・二塁手)

岩手の盛岡中央高校から進んだ2年生の二塁手で、2026年秋は全12試合に先発出場してベストナインに初めて選ばれました。

41打数15安打の打率3割6分6厘を残し、三振はわずか2個で、犠打も4つ決めて攻撃のつなぎ役を果たしています。

10月3日の東北大学戦では三塁打を放って3打点、翌4日は2打数2安打2打点と、勝点のかかった3連戦で結果を残しました。

阿部勇星(4年・捕手)

福島東高校の出身で2026年春のベストナインに捕手として選ばれた守備の要で、9試合で打率.364とチーム最多の本塁打2本を記録しました。

5月2日の東北大学戦で放った本塁打は、2対1という接戦を決定づける貴重な一発になりました。

秋は全12試合に出場して10月5日に逆転サヨナラの2点適時打を放ち、2季連続でベストナインの捕手に選ばれています。

伊藤達也(3年・外野手)

仙台育英学園高校の出身で2026年春のベストナインに外野手として選ばれた打者で、8試合で32打数15安打・打率.469はリーグでも群を抜いていました。

特筆すべきは15本の安打がすべて単打だった点で長打を狙わない徹底ぶりが際立ち、三振はわずか2個で確実にバットに当てる技術の高さを証明しました。

秋は11試合で45打数14安打の打率3割1分1厘を残し、三振は3個にとどめて14本の安打はここでもすべて単打でした。

大久保蓮(3年・一塁手)

聖和学園高校の出身でチーム最多の9打点を残した春のベストナイン一塁手で、9試合で37打数15安打の打率.405を記録しました。

二塁打4本と三塁打2本を放って長打率.622・OPS1.058という高い水準に達し、走者を還す場面での集中力がチームの得点力を大きく支えました。

秋は開幕から8試合に1番一塁で出場して27打数11安打を記録し、6個の四球を選んで出塁率は5割2分9厘に達しています。

小野涼介(投手)

岩手の一関学院高校出身で、2026年春は防御率2.29というチーム最高の数字を残し、5試合で19回3分の2を投げて2勝を挙げました。

4月11日の開幕戦では先発して3対1の勝利を呼び込み、5月10日の宮城教育大学戦では最後を締めて1対0の完封リレーを完成させています。

秋は6試合に登板して5試合に先発し、チーム最多の28回を投げて9月1日の東北工業大学戦では9回1死まで1失点に抑えました。

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東北学院大学の基本情報

  • 所在地:宮城県仙台市(硬式野球部は泉キャンパス野球場で活動)
  • 所属リーグ:仙台六大学野球連盟
  • 創部:1922年6月16日
  • 監督:星孝典(同校OB・2023年2月就任)
  • 投手コーチ:金刃憲人
  • 部長:佐々木郁子
  • 2026年春のリーグ登録選手:110人
  • 2026年の成績:春3位(6勝4敗・勝点3)/秋3位(6勝6敗・勝点3)
  • リーグ優勝:18回(最後は2012年秋)
  • 主なOB:岸孝之(楽天)、星孝典(現監督)、鈴木遼太郎、本田圭佑、伊藤祐介

東北学院大学は宮城県仙台市に本部を置くキリスト教主義の私立大学で、硬式野球部の創部は1922年6月16日で100年を超える歴史を持ちます。

活動の拠点となるのは仙台市泉区天神沢にある泉キャンパスの野球場で、火曜から金曜は午前か午後に練習を行い土日はリーグ戦やオープン戦に充てられています。

部が掲げる目標は野球を通じた人間力の向上と野球と勉強の両立という二本柱で、競技力に加えて地域への貢献や仲間との協力を重んじる姿勢が受け継がれてきました。

所属する仙台六大学野球連盟

所属する仙台六大学野球連盟は1969年に発足した宮城県内の6大学によるリーグで、1999年からは連盟独自の枠で全日本大学野球選手権へ代表を送れます。

リーグ戦は春と秋の年2シーズン制の勝点方式で、2026年は春が4月11日から5月24日、秋が8月29日から10月11日まで行われました。

試合の多くは東北福祉大学野球場で行われて6校が同じ球場で日程を消化し、仙台という一つの都市に6大学が集まる全国的にも珍しい連盟の形です。

東北学院大学野球部に関するよくある質問(FAQ)

Q. 東北学院大学はどのリーグに所属していますか?

A. 仙台六大学野球連盟に所属し、東北福祉大学・仙台大学・東北工業大学・東北大学・宮城教育大学と同じ6校のリーグで戦っています。

Q. リーグ優勝は何回していますか?

A. 18回の優勝を数えてこれは東北福祉大学に次ぐリーグ史上2番目の記録で、直近の優勝は2012年秋でそこから14年遠ざかっています。

Q. 2026年のリーグ戦の成績はどうでしたか?

A. 春は6勝4敗、秋は6勝6敗でともに勝点3の3位に入り、秋は東北工業大学・東北大学・宮城教育大学から勝点を奪いました。

Q. 2026年にベストナインへ選ばれた選手は誰ですか?

A. 春は捕手の阿部勇星・一塁手の大久保蓮・外野手の伊藤達也の3人、秋は阿部勇星と二塁手の高森晴太の2人が選ばれました。

Q. 監督はどんな人ですか?

A. 同校OBで元プロ野球捕手の星孝典監督が2023年2月から指揮を執っており、巨人と西武でプレーして楽天でコーチを務めた経歴の持ち主です。

Q. プロ野球選手のOBには誰がいますか?

A. 西武から楽天へ移った岸孝之が代表的なOBで2006年の希望枠でプロ入りし、ほかに鈴木遼太郎・本田圭佑・伊藤祐介、そして現監督の星孝典がいます。

東北学院大学野球部のまとめ

2026年の東北学院大学は春が6勝4敗、秋が6勝6敗でいずれも勝点3の3位に入り、2季続けて仙台大学と東北福祉大学に次ぐ成績でした。

秋は延長タイブレークを4試合戦い、東北大学との第3戦では阿部勇星の2点適時打で9対8の逆転サヨナラ勝ちを収めています。

阿部勇星が2季連続、2年生の高森晴太が初めてベストナインに選ばれた一方で、仙台大学と東北福祉大学には春秋8戦全敗でした。

元プロ捕手の星孝典監督が率いる伝統校にとって、2012年秋を最後に遠ざかるリーグ優勝へは上位2校の攻略が欠かせません。

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