【2026年秋】高知商業高校野球部の戦力分析|新チーム・注目選手

高校野球
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高知市に、藤川球児をはじめ数多くの投手をプロへ送り出してきた名門があります。

高知市立の公立商業高校、高知商業高校です。

1980年春の選抜で全国制覇を果たした、「投手王国」と呼ばれる伝統校です。

その高知商業が2026年の夏は準々決勝で高知に2対4と敗れ、新チームへと移りました。

この記事では、2026年秋の高知商業を、夏の振り返りとあわせて徹底分析します。

新チームの戦力、秋の高知大会からセンバツへの道、注目選手までを詳しく紹介します。

まずは新チームの高知商業を、下の表でひと目で整理します。

項目2026年秋の高知商業
所在地高知県高知市大谷(高知市立・公立の商業高校)
甲子園春の選抜14回出場・優勝1回(1980年)/夏の選手権23回出場・準優勝1回
2026年夏2回戦 ○5-2 高知農 → 準々決勝 ●2-4 高知(ベスト8)
新チームの軸森田爽市(新3年・左腕)・西川昂汰(新3年・捕手)の若いバッテリー
新チームに残る下級生夏のベンチ20人のうち5人
秋の目標秋季県大会で上位に入り、四国大会・センバツへ

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高知商業高校野球部の2026年秋の戦力総評

新チームのチーム総評

2026年秋の高知商業を一言で表すなら、「ゼロから作り直す、極端な大再建チーム」です。

夏を戦ったベンチ20人のうち、新チームに残るのはわずか5人です。

夏のスタメンで残るのは、二塁を守った菊池拓斗ただ一人です。

プロ注目のエース北添颯志をはじめ、先発9人のほとんどが卒業しました。

正捕手も外野の3人も、そろって卒業します。

守備の骨格がまるごと入れ替わる、文字どおりのゼロからの再建です。

それでも、希望はあります。

控えにいた左腕の森田爽市と捕手の西川昂汰、この若いバッテリーが新チームの軸になります。

春に県を制し、四国大会でも準優勝した強い世代が抜けた穴は、決して小さくありません。

新チームは、投手王国の伝統を土台に一から出直します。

新チームの登録も、決して大所帯ではありません。

夏のベンチ20人のうち残るのは5人で、ここに新戦力が加わる形になります。

2026年夏の振り返り

2026年夏の高知商業は、春の県王者として優勝候補の一角に挙げられていました。

しかし準々決勝で高知に2対4と敗れ、ベスト8で夏を終えています。

2回戦では高知農を5対2と退け、順当な滑り出しを見せました。

エース北添颯志が9回を投げ、11個の三振を奪う力投でした。

迎えた準々決勝では、北添が9回を投げて自責点1と好投しました。

それでも打線が2点しか奪えず、相手の完投投手を打ち崩せませんでした。

投手を軸に守り勝つのが高知商業の野球ですが、この夏は最後に打線が振るいませんでした。

エースの奮投も報われず、名門の夏はベスト8で幕を閉じました。

高知商業を破った高知は、先発の古谷悠翔が9回を投げ切りました。

北添との投手戦を2点差で制した相手に、あと一歩及びませんでした。

2026年夏の高知商業のあゆみを、下の表にまとめます。

試合日付結果
2回戦7/18○ 5-2 高知農
準々決勝7/20● 2-4 高知(敗退)

全国レベルでの評価と伝統

高知商業の歴史は、そのまま高知県の高校野球史でもあります。

1980年春の選抜で全国制覇を果たした、全国区の名門です。

センバツには14回出場して優勝1回・準優勝2回、夏の選手権にも23回出場して1978年に準優勝しています。

明治神宮大会でも準優勝の経験を持つ実力校です。

特筆すべきは、この学校が公立の商業高校であるという点です。

全国から選手を集める私学が席巻する時代に、地元の中学出身者だけでこれだけの実績を積んできました。

直近の夏の甲子園となった2018年でも、打撃戦を制して3回戦まで勝ち上がりました。

時代を超えて上位進出を重ねてきたのが、この名門の強みです。

この夏に卒業する世代も、確かな足跡を残しました。

2026年春には県大会で明徳義塾を破って優勝し、四国大会でも準優勝しています。

春の四国大会では、準決勝で高松商を相手に0対8から10対9へと大逆転しました。

決勝では新田に3対5と敗れましたが、粘り強い戦いで準優勝をつかんでいます。

新チームはその高い到達点からの再建になります。

まずは県内で足場を固め、投手王国の看板を守れるかが問われます。

高知商業高校野球部の投手陣を徹底分析

新エース候補の左腕・森田爽市

新チームのマウンドを託されるのが、左腕の森田爽市(新3年)です。

高知市立旭中の出身で、173センチ・72キロの体格を持ちます。

夏のベンチにいた投手4人のうち、新チームに残るのはこの森田ただ一人です。

プロ注目の北添をはじめ、他の投手はすべて卒業しました。

春の四国大会でもベンチ入りし、限られた登板で経験を重ねてきました。

次代のマウンドを担う左腕として、大きな期待がかかります。

プロ注目エース・北添颯志の卒業

卒業する北添颯志は、182センチの体格から最速148キロを投げ込むプロ注目の右腕でした。

藤川球児以来の快挙を期待された、高知商業の絶対的エースです。

2026年の公式戦では、5度の先発で4完投という頼れる働きを見せました。

41回3分の1を投げて31個の三振を奪う力投でした。

一人で長いイニングを背負えるスタミナこそ、北添の最大の武器でした。

2025年秋の四国大会・英明戦では、延長12回を自責点0で投げ抜きました。

それでも味方打線が沈黙し、0対1で惜敗した悔しい一戦もありました。

これほどの大黒柱が抜けるのですから、マウンドの再建は容易ではありません。

森田を中心に、いかに一年で計算できる投手陣を作れるかが課題です。

秋への起用の見通し

秋季大会は、勝ち上がるほど日程が詰まる短期決戦です。

森田一人に頼る戦い方には、どうしても消耗のリスクがつきまといます。

だからこそ、下級生投手をどれだけ育てられるかが鍵を握ります。

序盤の試合で経験を積ませ、二番手を作ることが再建の第一歩になります。

失点を抑えて接戦に持ち込むのが、投手王国・高知商業の伝統です。

新チームでも守り勝つ形を作れるかどうかが、秋の成否を分けます。

かつて藤川球児が高知商業のマウンドから阪神へ羽ばたきました。

その伝統を受け継ぐ新たな投手が、この秋に台頭してくるかも見どころです。

高知商業高校野球部の野手陣を徹底分析

唯一残った夏のスタメン・菊池拓斗

新チームの野手陣で軸となるのが、二塁手の菊池拓斗(新3年)です。

夏のスタメンで唯一、新チームに残った選手です。

高知市立青柳中の出身で、159センチ・53キロと小柄なつなぎ役です。

体は大きくありませんが、下位打線でしぶとくつなぐ役割を担ってきました。

春の四国大会でも9番・二塁として全試合に出場しました。

大再建のチームで数少ない実戦経験者として、その存在は貴重です。

小柄ゆえに長打は望めませんが、つなぎと堅実な守備が持ち味です。

経験の浅い新チームで、菊池がどれだけ潤滑油になれるかが注目されます。

新バッテリーを組む捕手・西川昂汰

森田とバッテリーを組むのが、捕手の西川昂汰(新3年)です。

高知市立西部中の出身で、161センチ・62キロの体格を持ちます。

夏は控え捕手でしたが、正捕手の島津壮佑が卒業し、新チームでは正捕手候補になります。

1年時からベンチ入りを続けてきた経験が生きます。

森田も西川も、これまでは控えの立場でした。

若い新バッテリーがどこまで急成長できるかが、新チームの浮沈を握ります。

打線をどう作り直すか

打線の再建は、この秋の高知商業にとって最大のテーマです。

3番で通算打率.476の小原颯泰、4番の河野蒼良ら、中軸がそろって卒業したためです。

4番の河野蒼良は174センチ・90キロの重量級で、打席に立つだけで圧力をかける存在でした。

二刀流の加藤弘也も含め、攻守の柱がまとめて抜けたのは痛手です。

残る野手は、菊池拓斗のほかに内野の佐藤潤平と外野の乾陽向がいます。

いずれも夏は控えで、ここから一気にレギュラーへ駆け上がる必要があります。

新チームに残る主なメンバーを、下の表に整理します。

選手学年2026年夏の役割
森田 爽市新3年左腕(新エース候補)
西川 昂汰新3年控え捕手(新正捕手候補)
菊池 拓斗新3年9番・二塁(夏のスタメン)
佐藤 潤平新3年内野の控え
乾 陽向新3年外野の控え

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高知商業高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道

秋季高知県大会

新チームにとって最初の公式戦が、秋季高知県大会です。

抽選会は9月5日(土)に行われ、大会は9月12日(土)に開幕します。

決勝は10月11日(日)に予定されています。

秋の県大会は翌春のセンバツにつながる舞台であり、新チームの現在地を測る物差しになります。

高知の勢力図では、明徳義塾や高知、高知中央といった強豪がひしめきます。

大再建の高知商業は、この私学勢を追う立場から再スタートを切ります。

秋季四国大会とセンバツ枠

秋季県大会で上位3校に入れば、秋季四国大会への出場権を得られます。

四国4県から3校ずつ、計12校が集う舞台です。

2026年の秋季四国大会は香川県で開かれ、10月24日から11月1日にかけて争われます。

会場はレクザムスタジアムなどです。

2027年春のセンバツで四国に与えられる一般選考の枠は2つです。

まずは県でベスト4以上に入り、四国大会の切符をつかむことが目標になります。

新チームの目標

大再建の高知商業にとって、秋の現実的な目標は県での上位進出です。

ここで戦えれば、再建が順調に進んでいる証しになります。

そのためには、若いバッテリーの森田と西川が一日でも早く成長することが欠かせません。

菊池ら数少ない経験者が、下級生をどう引っ張るかも鍵です。

夏に打線が沈黙して敗れただけに、得点力をどう取り戻すかも課題です。

守り勝つ野球に最低限の得点力が伴えば、県上位も見えてきます。

強い世代が抜けた今こそ、地元の力で私学に挑む高知商業の真価が問われます。

まずは9月の県大会で、新チームの土台を示すことが第一歩です。

高知商業高校野球部の注目選手

2026年秋の高知商業で、特に注目したい5人の選手を紹介します。

森田 爽市(新3年・投手)

新チームのマウンドを託される、173センチの左腕です。

高知市立旭中の出身で、夏はベンチ入り投手として先輩たちを支えてきました。

夏のベンチにいた投手4人のうち、新チームに残るのは森田ただ一人です。

プロ注目の北添が抜けたマウンドを、この左腕がどう埋めるかが注目されます。

西川 昂汰(新3年・捕手)

森田とバッテリーを組む、新チームの正捕手候補です。

高知市立西部中の出身で、1年時からベンチ入りを続けてきた経験を持ちます。

夏は控え捕手でしたが、正捕手の卒業でいよいよ出番が回ってきました。

若い投手陣を後ろから引っ張る、守りの要としての成長が期待されます。

菊池 拓斗(新3年・内野手)

夏のスタメンで唯一新チームに残った、二塁手です。

高知市立青柳中の出身で、159センチ・53キロと小柄なつなぎ役です。

春の四国大会でも9番・二塁として全試合に出場しました。

数少ない実戦経験者として、大再建の打線を引っ張る役割を担います。

佐藤 潤平(新3年・内野手)

内野のレギュラー争いに名乗りを上げる、新3年です。

須崎市立朝ヶ丘中の出身で、173センチ・61キロの体格を持ちます。

夏は控えでしたが、内野の主力が抜けた今、出場機会は大きく広がります。

ここで定位置をつかめるかが、打線再建のカギを握ります。

乾 陽向(新3年・外野手)

外野の一角を狙う、新3年です。

高知中の出身で、163センチ・59キロと機動力を持ち味とするタイプです。

夏はベンチから戦いを見てきましたが、外野陣も総入れ替えとなりました。

快足を生かして、新チームの外野に定着できるかが注目されます。

2026年秋の高知商業の注目選手を、一覧にまとめます。

選手学年・守備注目ポイント
森田 爽市新3年・投手新チーム唯一の残留投手。マウンドを託される左腕
西川 昂汰新3年・捕手1年時からベンチ入り。若い新バッテリーの正捕手候補
菊池 拓斗新3年・内野手夏のスタメンで唯一残る二塁手。数少ない実戦経験者
佐藤 潤平新3年・内野手内野のレギュラー争いに挑む。打線再建のカギ
乾 陽向新3年・外野手快足が持ち味。総入れ替えの外野に定着を狙う

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高知市立高知商業高等学校の基本情報

  • 正式名称:高知市立高知商業高等学校
  • 所在地:高知県高知市大谷6番地
  • 設置者:高知市(公立・男女共学の商業高校)
  • 創立:1898年(明治31年)/硬式野球部 創部1918年
  • 監督:岡村英人(高知商業OB・大東文化大を経て母校へ。2024年4月就任)
  • 甲子園:春の選抜14回・優勝1回(1980年)・準優勝2回/夏の選手権23回・準優勝1回(1978年)=通算37回出場(通算61勝36敗)
  • そのほかの実績:1972年夏ベスト4/1983年・1985年・1986年夏ベスト8/2018年夏3回戦/明治神宮大会 準優勝
  • 主なOB:藤川球児(元阪神ほか・現阪神監督)、江本孟紀(元南海ほか)、鹿取義隆(元巨人・西武)、中西清起(元阪神)、岡林洋一(元ヤクルト)、中山裕章(元大洋ほか)、嶋村麟士朗(阪神・捕手)

高知商業は、高知市が設置する公立の商業高校です。

野球部の入部者は、全員が高知県内の中学出身者です。

全国から選手を集める私学とは対照的な、地元密着型のチーム編成です。

それでいて、プロ野球へ送り出した投手の系譜は圧巻です。

藤川球児、岡林洋一、中山裕章と、3人のドラフト1位投手を輩出しました。

さらに江本孟紀、鹿取義隆、中西清起と、球史に名を刻む投手が次々と巣立っています。

2024年のドラフトでは、捕手の嶋村麟士朗が阪神に2位で指名されました。

高知商業が甲子園で刻んできた足跡を、下の表に整理します。

年・大会成績
1980年 春の選抜優勝
1978年 夏の選手権準優勝
1972年 夏の選手権ベスト4
2018年 夏の選手権3回戦(直近の夏の甲子園)

高知商業高校野球部に関するよくある質問(FAQ)

2026年夏の高知商業高校の結果は?

2回戦で高知農を5対2と下しましたが、準々決勝で高知に2対4と敗れました。

エース北添颯志の完投も打線が2点にとどまり、ベスト8で夏を終えています。

2026年秋の高知商業高校の新チームはどんなチームですか?

夏のベンチ20人のうち5人しか残らない、極端な大再建チームです。

左腕の森田爽市と捕手の西川昂汰、この若いバッテリーが中心となります。

新チームのエースは誰ですか?

左腕の森田爽市(新3年)が新エース候補です。

夏のベンチにいた投手4人のうち、新チームに残るのは森田ただ一人です。

高知商業高校の甲子園での実績は?

1980年春の選抜で全国制覇を果たしています。

センバツ14回・夏の選手権23回で春夏通算37回出場し、1978年夏には準優勝も経験しました。

高知商業高校野球部の主なOBは誰ですか?

最も有名なのは、現在は阪神監督を務める藤川球児です。

ほかにも江本孟紀、鹿取義隆、中西清起、岡林洋一と、多くの投手を輩出してきました。

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高知商業高校野球部のまとめ

2026年秋の高知商業は、1980年春に全国制覇した「投手王国」が新チームで再出発するシーズンです。

夏は準々決勝で高知に2対4と敗れ、ベスト8で終わりました。

新チームに残るのは、夏のベンチ20人のうちわずか5人です。

プロ注目のエース北添颯志ら中軸が卒業し、極端な大再建でのスタートとなります。

それでも、控えにいた左腕の森田爽市と捕手の西川昂汰、この若いバッテリーが軸になります。

夏のスタメンで唯一残った菊池拓斗とともに、一から打線と守りを作り直します。

まずは9月の秋季県大会が最初の関門です。

藤川球児を生んだ名門が、地元の力で私学に挑む再建の秋から目が離せません。

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