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準硬式野球ボールとは?特徴や値段、おすすめボールメーカーも紹介

主に大学野球が対象である準硬式野球ですが、準硬式野球で使用しているボールはどのような種類のボールなのか疑問に思う人も多いと思います。

では、軟式野球(準硬式野球)ボールH球にはいったいどのような特徴があるのか、値段相場はいくらなのかを軟式野球ボールや硬式野球ボールとの比較、メーカー別の比較で解説します。

目次

軟式野球ボールH球とは?

軟式野球ボールH球とは、大学の準硬式野球連盟などで使用される準硬式野球ボールのことです。

軟式野球ボールH球は、中学・一般で使用される軟式野球ボールM号のような中空のゴムボールとは違い、硬式野球ボールのような使用感が特徴です。

外側は、ゴム製であるため握った感覚は軟式野球ボールと同じですが、内部は硬式野球ボールと類似した構造になっているため硬式野球さながらの打球感を体感できます。

軟式野球ボールH球は、開発した内外ゴムの商品名から「トップボール」とも呼ばれています。

軟式野球ボールH球とM球を比較!

H球
M球
重さ143±1.8g138g±1.8g
大きさ72mm±0.5mm72mm±0.5mm
料金相場(税込)1ダース/11,220円(税込)1ダース/8,844円(税込)

軟式ボールH球は、M球と比べ大きさは変わりませんが、重さはM球よりも重く作られています。

軟式野球ボールH球は、硬式野球ボールに内部構造が類似しています。

そのため、M球のように「ミート時にボールが潰れてしまう」ということがなくボールに力が伝わり、打球も強くなる傾向にあります。

そして、軟式野球ボールH球は、M球より反発力が低いためボールの跳ね方が硬式野球ボールのようにあまり跳ねないのが特徴です。

軟式野球ボールH球の値段相場は?

軟式野球ボールの大手製造販売メーカー『内外ゴム』と『ナガセケンコー』2社の価格を比較してみます。

メーカー名内外ゴムナガセケンコー
料金(税込)11,220円11,220円

2社ともに製造する軟式野球ボールH球は、全日本軟式野球連盟公認球に指定されており、価格はともに11,200円(税込)です。

2社の価格は変わらないため、選ぶ基準になる部分は素材や模様などの好みで選びます。

軟式野球ボールH球の素材は?

軟式野球ボールH球の素材は、外側は軟式野球と同様ゴム製で出来ています。

内側は、コルクやゴムの芯に糸が巻き付けられており、硬式野球ボールと類似した構造になっています。

つまり、軟式野球ボールと硬式野球ボールの中間のようなボールです。

軟式野球ボールH球の内部構造は、硬式野球ボールと類似しているため、打球音は硬式野球とほぼ同じです。

軟式野球ボールと硬式野球ボールのそれぞれの特徴を掛け合わせたもの。それが軟式野球ボールH球といえるでしょう。

軟式野球ボールH球はどこで買える?

軟式野球ボールH球は、スポーツ用品店で購入することができます。

しかし、大学野球関係のように1度に大量のボールが必要な場合にはまとめての購入が難しい場合もあります。

大数量の注文時に最もおすすめなのがネットショップでの購入です。

ネットショップならお店に行く必要もなく、スマートフォンやパソコンがあればH球を購入できます。

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軟式野球ボールH球おすすめメーカーをご紹介

内外ゴム

内外ゴム

出典:内外ゴム

1ダース料金(税込)ナイガイベースボールH号(準硬式球)
11,220円
使用素材表面:天然ゴム
芯:合成樹脂+コルク
軟式ボール以外で販売している商品・ソフトボール
・ティーボール
・グラウンド整備用品
本社所在地〒674-0084
兵庫県明石市魚住町西岡2050番地

内外ゴムの特徴

  • 軟式野球ボールH球の生みの親
  • 多彩な商品
軟式野球ボールH球の生みの親

1949年に発売した準硬式野球ボール「トップボール」は、軟式野球ボールの感触で、投球や打球は硬式野球ボール並みのスピード感のある新ボールです。内外ゴムが準硬式野球ボールを最初に製造し、現在も変わらず製造しています。

多彩な商品

内外ゴムは軟式野球ボールH球だけではなく、バッティングセンター用ボールやキャッチボール専用ボールなど多彩な商品を取り扱い野球人気を支えています。

中には、テクニカルピッチという軟式ボールで投球の球速や球質(回転数・回転軸)も計測できる高性能な投球計測ボールも販売しています。

ナガセケンコー

ナガセケンコー

出典:ナガセケンコー

1ダース料金(税込)ケンコーボールH号 11,220円
使用素材表面:天然ゴム芯:合成樹脂+コルク
軟式ボール以外で販売している商品・ソフトテニスボール
・ソフトボール
・審判用品
本社所在地〒131-0031
東京都墨田区墨田1-6-7

ナガセケンコーの特徴

  • 安全・安心の公認球
  • 世界基準の性能性
安全・安心の公認球

多くの大会は、大会で使用するボールをルールで定めています。

ナガセケンコーの「ケンコーボール」は、全日本軟式野球連盟が定める厳しい基準を突破した公認球であり、安心・安全に優れたボールです。

世界基準の性能性

ナガセケンコーの野球ボールには世界交流大会で使用されている『World Loubounce Ball』という衝撃性の低いボールがあります。

世界少年野球大会使用球としても使われ、世界基準のボールの開発にも力を入れています。

まとめ

大学野球(準硬式野球)で使用される軟式野球ボールH球は、外側は軟式ボール、内側は硬式ボールと類似した、双方の中間のようなボールです。

日本では知名度が広まりつつあるものの、硬式野球や軟式野球と比べて知名度は低く、製造しているメーカーも多くありません。

そのため、大学野球関係者など大量に軟式野球ボールH球を購入される場合はネットショップでの購入をお勧めします。

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