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軟式野球ボールの種類は?少年野球用から中学生~大人用、準硬式ボールを解説

野球ボールは、野球競技において最も重要な道具のひとつです。その形状や素材によって、投球や打撃、フィールディングなどのプレーが大きく左右されます。

また、野球ボールはルールにも厳格に定められており、その規格を守らなければ公式戦で使用することができません。

本記事では、軟式野球ボールの種類、少年野球用から中学生〜大人用、準硬式ボールについて解説し、野球ボールについてより深く知ることができるようにします。

軟式野球ボールの種類は主に4つ!

J球
M球
D球
H球
重さ(g)約129g±1.8g約140g105g〜110g143g±1.8g
大きさ(直径)69±0.5mm72±0.5mm64mm〜65mm72±0.5mm
料金相場(税込)583円682円429円847円

軟式野球ボールは上記表の4つに主に分類されます。​​これらのボールはそれぞれの用途に応じた特性を持っています。

適切なボールを使用することで、より快適なプレイや練習ができます。以下でそれぞれについて詳しく説明します。

軟式野球ボールJ球とは

出典:89キングダム

J球は、公益財団法人全日本軟式野球連盟公認のボールで、直径約69mm、重さ約130gです。

今まで一般的に学童(少年野球)で用いられていたC球よりも硬さがややあるため、球速が速く、飛距離も出やすい特徴があります。

また、ボールが従来のものと比較すると弾みづらい為、より硬式球に近い感覚でプレーすることができます。

軟式野球ボールJ球の特徴
  • 主に少年野球で使用される
  • 飛距離が出やすい
  • 従来のものと比較すると弾みづらい

軟式野球ボールM球とは

出典:89キングダム

M球は、公益財団法人全日本軟式野球連盟公認のボールで、直径約72mm、重さ約140gです。

今まで一般的に中学野球、草野球等で用いられていたA球、B球よりも硬さがややあるため、球速が速く、飛距離も出やすい特徴があります。

また、ディンプルや縫い目の形状・数など細やかな変更により、投球時に従来のボールよりも指にかかり易く、変化球の変化量も以前に比べて大きくなった印象です。

軟式野球ボールM球の特徴
  • 主に中学〜大人向けに使用される
  • 飛距離が出やすい
  • 従来のものと比較すると弾みづらい

軟式野球ボールD球とは

出典:内外ゴム

D球は、公益財団法人全日本軟式野球連盟が認定する軟式野球ボールの一種で、直径約64mm、重さ105gです。

J球よりも硬さは少し柔らかく、球速はやや遅くなります。主に小学校低学年で使用されています。また、色がオレンジ色なのが特徴の1つでもあります。

軟式野球ボールD球の特徴
  • 小学校低学年で使用される
  • 大きさ、重さは他のボールに比べると小さく、軽い
  • 色がオレンジ色

軟式野球ボールH球とは

出典:89キングダム

H球は、全日本軟式野球連盟が認定するボールで、直径約72mm、重さ約143gです。

硬式ボールと軟式ボールの中間的存在と言えます。打球感は硬式ボールとほぼ変わらず、バットスイングのスピードに比例して打球が強くなるので、硬式野球と同じ楽しみ方ができます。

軟式野球ボールH球の特徴
  • 硬式球と軟式球の間のようなボール
  • 打感は硬式球に近い
  • 表面はゴムなので硬式に比べると摩擦抵抗がある

軟式野球ボールと準硬式ボールの違いは?

軟式野球ボールは、柔らかい素材でできており、球の硬さが比較的柔らかく、重さは通常100〜120g程度です。

一方、準硬式ボールは、硬式野球ボールよりも柔らかいものの、軟式野球ボールよりも硬くなっています。重さは140g程度で、直径は軟式野球ボールより少し大きめ。

構造も表面は同じ天然ゴムですが、中身は軟式が空洞、準硬式がコルク糸が巻き付けられている部分で違いがあります。

飛距離や球速も、硬式ボールに近い準硬式ボールの方が出やすいと言えます。

軟式野球ボールと準硬式ボールの違い
  • 大きさ、重さ
  • ボールの構造
  • 軟式球に比べて準硬式球の方が飛距離や球速が出やすい

従来の軟式野球ボールとの違いは?

従来の軟式野球ボールと比べて、現代の軟式野球ボールにはいくつかの違いがあります。

従来と現代の軟式ボールの違い
  • 種類数
  • 大きさ
  • M号・J号の誕生

従来の軟式ボールはA号・B号・C号に分けて製造され、A号は高校生以上、B号は中学生、C号は少年野球とそれぞれ使用されてきました。

しかし、2017年以降はA号・B号が統合されM号に、C号はJ号に規格が変更。中学生以上はM号、少年野球はJ号とそれぞれ使用されるようになりました。

A号B号C号
大きさ72±0.5mm70±0.5mm68±0.5mm
重さ136±1.8g135±1.8g128±1.8g
反発数95±10cm90±10cm70±10cm
M号J号
大きさ72±0.5mm69±0.5mm
重さ138±1.8g129±1.8g
反発数80±10cm70±10cm

上記の表を比べると、M号は従来のA号に近く、C号はJ号に近い数値です。

近年、小学生や中学生の平均身長が伸びていることから、「中学生からM号を使用しても問題ない」と判断されたそう。

従来のA・B号よりも反発数が低く抑えられており、現代の軟式ボールが硬式に近くなったとの声が多いのはこのためと言えます。

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軟式野球ボールメーカー4社を紹介!

内外ゴム

内外ゴム

出典:内外ゴム

1ダース料金(税込)ナイガイベースボールJ号(小学生用)
7,788円
ナイガイベースボールM号(一般用・中学生用)
8,844円
ナイガイベースボールD号(低学年用)
5,148円
使用素材天然ゴム
軟式ボール以外で販売している商品・ソフトボール
・ティーボール
・グラウンド整備用品
本社所在地〒674-0084
兵庫県明石市魚住町西岡2050番地

内外ゴムの特徴

  • 弾力性が高い
  • 耐久性が高い

内外ゴムは、弾力性が高く、ボールにヒットしたときに高い反発力が生まれ、球速や飛距離が出やすくなっています。

また、耐久性が高く、長時間使用しても変形しにくい特徴があります。ボールの寿命が長く、繰り返し使用しても変形せず、一定の打球感や飛距離を保つことができます。

これらの特徴により、内外ゴムは、軟式野球ボールの中で人気のボールメーカーの1つです。

\上質な野球ボールが欲しい方へ/

ナガセケンコー

ナガセケンコー

出典:ナガセケンコー

1ダース料金(税込)ケンコーボール J号 7,788円
ケンコーボール M号 8,844円
ケンコーボール D号 5,940円
使用素材天然ゴム
軟式ボール以外で販売している商品・ソフトテニスボール
・ソフトボール
・審判用品
本社所在地〒131-0031
東京都墨田区墨田1-6-7

ナガセケンコーの特徴

  • 独自の技術による高品質な製品
  • 豊富な種類とラインナップ

ナガセケンコーは、製品の品質にこだわっており、素材や製造工程にも細かな注意を払っています。

そのため、製品には高い品質が保たれており、プレイヤーたちからも高い評価を受けています。

ナガセケンコーの軟式野球ボールにはカラフルなデザインのものや、コストパフォーマンスに優れたエコボールなどがあり、幅広いニーズに対応しています。

\安価で高品質なボール/

ダイワマルエス

ダイワマルエス

出典:ダイワマルエス

料金公認軟式野球ボール 新意匠J号
1ダース:7,788円
公認軟式野球ボール 新意匠M号
1ダース:8,844円
半ダース:4,422円
使用素材天然ゴム
ボール以外で販売している商品・野球審判用品
・スポーツイベント用品
・ソフトボール用品
本社所在地〒674-0084
兵庫県明石市魚住町西岡2050番地

ダイワマルエスの特徴

  • 準硬式ボールの開発
  • 素材と製法の研究による高品質な製品

ダイワマルエスは、軟式野球ボールだけでなく、準硬式野球ボールの開発も手がけています。

ボールの打球音や飛距離、弾きなどにもこだわりがあり、硬式野球に近いプレーを楽しめると評判です。

また、素材や製法についても研究を重ねており、高品質なボールを生産しています。ボールの芯には高密度のウレタンフォームを使用し、弾力性と耐久性を両立させています。

\多くのファンを持つメーカー/

トップインターナショナル

トップインターナショナル

出典:トップインターナショナル

1ダース料金(税金)トップボールJ号(TOPJ) 7,788円
トップボールM号(TOPM) 8,844円
使用素材天然ゴム
ボール以外で販売している商品ソフトテニスボール
本社所在地〒131-0031
東京都墨田区墨田2‐34‐9

軟式野球ボールに関する質問

準硬式球は軟式用バットでも使えますか?

準硬式球は軟式用のバットを使用することはできません。

​準硬式球は「H球」と呼ばれ、外側は軟式球と同じ天然ゴムでできていますが、中身は硬式球と同じ素材が使われています。

そのため、軟式用のバットを使用した場合、バットが衝撃に耐えきれず破損する可能性があります。

準硬式ボールは硬式用の木製バットや金属バットを使用するのが一般的です。​その他、ルールや規定に関しては硬式野球と同様です。

旧軟式野球ボールと新軟式野球ボールはどちらが飛びますか?

旧軟式野球ボール(A球・B球)は比較的軽く、柔らかい素材で作られていたため、球速が出にくいと言えます。

風にも影響を受けやすかったため、飛距離が伸びづらい特徴もありました。

一方で、新軟式野球ボール(J球・M球)は従来よりも硬く、重い素材で作られているため、球速や飛距離が伸びる傾向にあります。

ただし、風や気象条件などによっては、飛距離に影響を与えることもあります。そのため、野球場や気象条件などによって異なる場合があります。

準硬式球をやる場合は硬式用のグローブを買った方がいいですか?

準硬式球は硬式用グローブを使用できます。

準硬式球をやる場合は軟式用のグローブでも対応可能ですが、ボールの硬さを考慮すると硬式用グローブの方が安全と言えます。

本人の感覚によって変わるため、軟式用の方が馴染んでいる場合は一度軟式用で試してみるのも良いでしょう。

まとめ

今回は軟式野球ボールの種類、少年野球用から中学生〜大人用、準硬式ボール等について解説しました。

野球ボールにも様々な種類のボールが存在します。それぞれの特徴を理解し、用途に合った使い方をすることで野球をもっと楽しめるでしょう。

また、正しい使い方をすることでケガをするリスクを減らせます。

安心・安全に楽しくプレーするにはボールやバットなどの正しい使い方についても理解しておいてください。

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