独立リーガーの給料って気になる方が多いのではないでしょうか?
独立リーガーもプロ野球選手なので、球団から給料をもらいます。
テレビでも独立リーガーの給料について取り上げられることがありますが、実際どうなのかと思いますよね!
本記事はこんな方向けの記事
独立リーグの給料事情が知りたい
これから独立リーグを目指したいが、お金が心配
具体的な給料の内訳はどうなのか気になる
上記の方向けに、本記事では独立リーガーの給料事情についてご紹介します!
目次
独立リーグの給料の実態

独立リーグも球団から給料をもらいます。
しかし、NPBのように大きな運営母体を持たないので多数の協賛企業からスポンサーについてもらって広告費を球団の運営費にしています。
そのため、どこの球団も給料は低い傾向にあります。
・本記事の内容
- 球団によって給料は異なる
- スポンサー企業の広告費と球団グッズ等の売上で回している
- 遊ぶお金はない
- 球団によっては家賃激安で住めたり、食事サポートしてくれる飲食店も!
では、独立リーグの給料の実態について解説していきます!
球団によって給料は異なる

独立リーグの選手の給料は球団によって若干異なります。「月給10万円ももらえない球団」や「月給20万ほどもらえる球団」などまちまちです。
球団によってインセンティブもありますので、活躍次第で少し多めにもらえることもあります!
球団によっては在籍年数が重なれば給料が上がったり、月間MVPに選ばれれば5000円のボーナスを貰えたりします。
独立リーグは球団によって給料の違いがある
四国アイランドリーグはBCリーグよりも給料が低い傾向

ただ、四国アイランドリーグはBCリーグより給料は低い傾向にあります。
四国アイランドリーグは前期と後期にシーズンが分かれていますが、前期が終わったら一度1ヵ月の空き期間があります。この間にアルバイトをしなければなりません。
四国はシーズン中とシーズン終了後の2回アルバイトする選手がほとんどですので、BCリーグはシーズン中にも球団から給料がでることを踏まえると、BCリーグの方が生活はまだ楽かもしれません。
四国アイランドリーグは前期が終わると1ヶ月間のオフ期間があり、その後後期へと入る
関西独立リーグは球団からの給料はなし

関西独立リーグは球団からの報酬はなく、選手はアルバイトをしながら野球をやっています。
しかし近年、高校大学と提携して部活代わりに関西独立リーグのプロ選手として野球が出来るシステムも導入しており、独立リーグ選手としての傍ら学生として勉強も出来る環境があります。
プロになるという観点であれば、大学生からプロリーグの試合を重ねていった方が成長も早いですしプロになれる確率も上がるかと思います!
関西独立リーグは報酬はないが、大学部活を独立リーグ提携することでプロ球団との試合を重ねられる
スポンサー企業の広告費と球団グッズ等の売上で回している

独立リーグの球団は「スポンサー企業からの広告費」と「球団グッズ等の売り上げ」でやり繰りをしています。
しかし、大半は様々な企業からの広告費で球団が成り立っていると言っても過言ではありません。
中には企業がと個人的にスポンサーになってくれる選手もいます!
個人スポンサーとは、企業が個人の選手にお金や道具を支援して、代わりに企業を広告してもらうこと
自分が独立リーグにいた時は投手の先輩が個人スポンサーに3社ほどついてくれていました。
そのほかに、トレーニング施設や銭湯、接骨院などがスポンサーとしてついてくれれば、最小限の出費もしくはタダで利用できることもあります!
独立リーグはスポンサー企業の存在があるからこそ、様々なサービスを受けられたり球団を運営させたり出来るのです。
営業が上手い選手は個人的に企業からのスポンサーを受けられやすい
遊ぶお金はない

独立リーグでプレーすると平日は練習で週末は試合という流れになりますが、遊ぶ余裕はほとんどありません。
そもそも独立リーグに来ているということは、プロ野球選手になるために来ていると思いますので、遊びまくる選手はさすがにいないかと思います。笑
ただ、週に1日休みはありそこで遊びたい人も出てくるかと思いますので、贅沢をしなければ息抜きに出かけるのもいいでしょう。
いかにお金を節約するかを考えますので、休日はなるべくお金がかからないように出かけたり、体のケアに行ったりなどに使うようになります。
独立リーガーとして生きていくには、お金を節約することも重要になる
少ない給料の中で家賃、食費、ガソリン代などを出さなければいけませんので、そう考えるとお金はあまり使えません。
球団によっては家賃激安で住めたり、食事サポートしてくれる飲食店も!

球団によって家賃を安くしてくれたり、食事をサポートしてくれる飲食店もあります!
・サービスの主な例
- 月5000円の支払いでご飯食べ放題
- 家賃を安くしてくれる
- 温泉がタダで入れる
家賃に関しては球団のスポンサーで不動産屋がついてくれていたら、家賃安くしてくれたりとサポートがあるところが多いです!
ただこのようなサービスは球団によりますので、独立リーグでプレーしている友人や関係者がいましたら聞いてみるのもありかと思います。
球団によって違いがあるが、受けられるサポートが多くある
独立リーグはハングリー精神を補える場所!

独立リーグはもらえる給料が少ないです。
最低限の生活をするくらいしか貰えないところもあるので、自分で節約法を調べて実践していくことが重要です!
また給料が厳しい中で野球をやることで、早くここから脱出してプロへ行くという気持ちが一段と強くなります。
毎年トライアウトを行っている

独立リーグでは毎年トライアウトを実施しております。
日本にはBCリーグ、オセアン・日本海リーグ、関西独立リーグ、四国アイランドリーグ、九州独立リーグ、北海道独立リーグと年々チーム数が増加。
選手の受け皿が増え、NPBを目指す選手にとってはチャンスが広がっています。
野球に集中できる環境へ飛び込みたい選手は独立リーグのトライアウトを受けてみてはいかがでしょうか!