こんばんは!
タカシです!
台風19号は立ち去ったみたいですが、まだ川の氾濫が続いており、大変危険な状態です。
昨日野球の試合で球場に向かう途中に荒川を跨ぐ橋を通りましたが、まだ川の水が溢れていました。
早く正常な状態まで戻ってほしいです。
さて、今日は野球をやめたい選手に向けてお話をしていきます。
小学生から社会人選手まで、もしかしたら野球をやめたいと思っている選手がいるかと思います。
- 上下関係での悩み
- 野球の練習が辛い
- 経済的に厳しい
- 野球より楽しいスポーツが見つかった
など様々な理由で野球部を辞めたい選手がいます。
部員数が多いマンモス校は、部員数が多い分辞める選手も多いのが現状です。
では、野球を辞めることについてパターン別に述べていきます!
厳しい上下関係、厳しい指導で辞めたい
高校、大学となると上下関係に悩んで辞める選手も多いかと思います。
先輩からの厳しい指導を受けて、野球が楽しくないと思うのであれば辞めていいです。
先輩から圧力をかけられてストレスを抱えながら野球をやるのは正直辛いもの。
であればさっさと辞めて、社会人クラブチームだったり、通信制の学校に転入して野球を続けたほうがいいです。
よく「これも社会人になるためには大事なこと」とか「この辛い経験が後々に生きる」とか言う人いますが、そもそもスポーツと言うのは楽しむためにあるもので、スポーツを通して心身共に健康を促進させるためのもの。
そこにわざわざ軍隊みたいな縛ったルールや理不尽な上下関係はいれるべきではありません。
そんなつらい思いをして本来楽しむべきスポーツが辛いと思いながらやるのは倫理上間違ってます。
なので上下関係や指導者の理不尽な指導が辛いのであれば、無理して野球部にいる必要はなく、クラブチームや通信制の高校に転入するといった選択をしたほうがいいです。
もし野球はもう続ける意思はなく、勉強と高校生活を充実させたいのならば、難関大学をめざして猛勉強するのもありです。
高校生、大学生というのは時間が限られていますので、 高校、大学で野球やるのが辛く、早く辞めたいのであればすぐに辞めた方がいいですし、 自分のキャリアに役立ちそうなことや、野球以外でやりたかったことをするべきです。
野球なんて部活でなくても続けられますし、プロは高校、大学でなくても目指せます。
現に一昨年のドラフトで千葉ロッテマリーンズに育成指名された和田康士朗選手は高校は陸上部に所属し、その傍ら社会人クラブチームに所属しており、 陸上と野球の掛け持ちで高校卒業後、富山GRNサンダーバーズに入団し、入団後1年目でロッテからの指名を勝ち取りました。
さらに横浜DeNAベイスターズの笠井崇正投手も大学時代は硬式野球サークルで、大学4年生の時にBCリーグ信濃グランセローズでプレーをし、その年に横浜DeNAベイスターズから育成指名を獲得。
このように必ずしも部活に入らないとプロへ行けないことはなく、自分のスタイルでプロを目指しても十分にプロに行ける可能性はあります。
理想としては、一度野球部の体験に行って、合わなければ野球部に入部せずに他の選択肢を模索するか、入部してもすぐに辞めれば野球部にかかるお金も払わずに済みます。
入部したけどどうしても辞めたいということであれば親と話し合って退部届けを出せばいいかと思います。
退部に伴って今まで野球部にお金を払ってきた中で途中退部となると親としてはショックかと思いますが、ここはお子さんの選択を尊重してあげてほしいと思います。
僕も大学1年生で硬式野球部を退部した身なので、部の道具を揃えるだけでもかなりのお金がかかっていましたが、親に退部する旨を伝えて、退部しました。
せっかくお金を払ってくれたのにと、申し訳なさでいっぱいでしたが、辞めたいという気持ちが強かったので無理を言って辞めさせていただきました。
親にとってもお金を払った後に辞められるのは痛い事かと思いますが、そういうこともあると前提に部活をやらせるという気持ちでいた方がいいかと思います。
お子さんも本当は部で野球をやりたいんです。
けど、どうしても辛くて抜け出したい人もいます。
スポーツは元々楽しんでするべきもので、辛い思いをしてするものではありません。
お子さんが辞めると腹を括っているのであれば、お子さんの意見を尊重してあげてほしいと思います。
野球より楽しいスポーツが見つかった
これに関しては、違うスポーツに完全に転向するか、野球もやりつつ別のスポーツもやるというような形にするかですね。
小学生や中学生であれば野球のほかにスイミングや、体操などをやっている子供がいるかと思いますが、高校生となると1つの部活に当てる生徒がほとんどかと思います。
少年野球や中学校の部活、中学硬式クラブチームで土日だけの活動のところであれば、平日は別のスポーツを習うことが可能かと思いますが、高校生になるとほぼ毎日部活があるところがほとんどかと思いますので、中々掛け持ちでスポーツをやることができなくなります。
そこで、現千葉ロッテマリーンズの和田選手みたいに高校生は社会人クラブチームで野球をやれば、平日は別のスポーツ、土日は野球というスタンスで活動ができます!
日本の高校は1つの部活に入ると別のスポーツを中々できなくなりますので、そういった工夫もできます。
高校、大学で部活に入るときは少し時間をかけて考えた方がいいかもしれないですね!
野球以外にはまったスポーツに絞りたいのであれば、迷いなくはまったスポーツの部活に入部してください。
お金がない
中学生でシニアなどの硬式クラブチームでやるお金がない、高校、大学で野球をやるお金がないという方でも色んな選択をすることができます。
シニアやボーイズリーグで野球やるお金がないのであれば、中学校の部活をオススメします。
中学校の野球部はさほどお金はかかりませんし、中学校の部活は軟式球がほとんどですが、中学軟式だからといってプロになれないわけではありません。
現に中学校の軟式野球部出身で高校卒業後プロに行った選手はたくさんいます!
高校野球に関しては公立高校で野球やればいいです。
僕がいた高校の月の部費はたったの2000円でした。
公立高校の部費は思ったより安いところが多いかと思いますので、もし経済的に余裕がなく、それでも高校野球をやりたいのであれば公立高校でやりましょう!
公立高校でもプロになることは十分に可能です!
それか、社会人クラブチームですね!
先ほどもお話に出てきた千葉ロッテの和田康士朗選手も高校は陸上部の傍ら、土日は社会人クラブチームでやっていました。
なので高校から社会人クラブチームで野球やるのもいいでしょう。
大学で野球やるお金がないのであれば、社会人クラブチームに入るのもいいですし、高校卒業後独立リーグに進んだり、実力があれば社会人企業で野球やるのもいいですね!
ただし、企業で野球やるにはある程度実力が必要になります。
独立リーグはトライアウトがありますので、そこで合格すれば入団できますし、高校卒業だと将来性を買われて入団出来ることが多いので、独立リーグに挑戦するのもアリです!
また、社会人クラブチームだと主に土日活動のところがほとんどで、平日は学校、アルバイトに励むことができますし、学生の場合クラブチームの部費を割引してくれるチームが多いです。
なので、部費はアルバイトすればすぐ払えます。
他にも道具代を払わなければいけませんが、大学に入学する前にアルバイトで稼いでおけば十分に賄えます。
これらのように、中学硬式野球、高校、大学と野球部に入らなくても野球は続けられますし、部活が全てではありませんので、もし経済的に余裕がなければ部活以外の選択肢も考えてみてください。
これからの時代部活以外の選択肢が増えてくる
今の時代、部活に所属する選択肢以外にも社会人クラブチームに所属する学生が増えてきています。
僕がいたクラブチームの2割から3割は学生で、大半は大学からクラブチームに入部したり、大学野球部をやめてクラブに入部という形でした。
大学生の中には大学に在学しながら独立リーグに所属していた強者までいます。
僕の知り合いで高校から社会人クラブチームで野球していた人もいますので、今の時代は部活がすべてではありません!
様々な選択肢が今の日本にはありますので、これから中学、高校、大学へと進学する際には野球部に入部する以外の選択肢も模索してみてください。
部活に入るよりも部活以外のところで野球をする方がメリットもありますので、進学する際にはいろんな方向での選択をじっくり考えてみてください!
ベストな選択をして、自分にとって1番いい環境へ踏み込んでいきましょう!
ではこのへんで!