軟式野球のボールの規格には様々な種類のボールがあり、各年代によって使用する軟式野球ボールの値段・大きさ・重さにも違いがあります。
本記事では、軟式野球野球ボールの値段相場を軟式野球ボールの種類別や硬式球と比較して解説します。
目次
- 軟式野球ボールの値段相場は?
- 軟式野球ボールと硬式野球ボールの値段相場を比較!
- 軟式野球ボールはどこで買える?
- 軟式野球ボールメーカーランキング
- 軟式野球ボールの大きさ・重さの違いは?
- 軟式野球ボールの素材は?
- 軟式野球ボールの練習球もある?
- 軟式野球ボールの値段相場に関する質問
- まとめ
軟式野球ボールの値段相場は?
M球 | J球 | D球 | H球 | |
1球料金(税込) | 737円 | 649円 | 462円 | 935円 |
1ダースの料金(税込) | 8,844円 | 7,788円 | 5,544円 | 11,220円 |
軟式野球ボールの値段は、ボールの種類によって価格に違いがあります。
値段はD球が一番安く、一番高いのは硬式球に近いH球(準硬式球)でした。
軟式ボールも仕様が変わり、A球やB球、C球からM球、J球に進化し、昔よりもボールの硬さや重さが増しています。
準硬式野球ボールは表面上軟式野球ボールですが、中身は硬式野球ボールに近いため値段が高めです。
軟式野球ボールと硬式野球ボールの値段相場を比較!
軟式(M球) | 硬式 | |
1球料金相場(税込) | 737円 | 1,600円 |
1ダース料金相場(税込) | 8,844円 | 16,000円 |
軟式野球ボールと硬式野球ボールでは、硬式野球ボールの方が値段が高いです。
上記表の軟式野球ボール(M球)は、公認球、硬式ボールは試合球の価格ですが、硬式野球ボールの半値程度で購入できます。
試合用の硬式野球ボールはボールの内部に巻いてあるウールが、再生ウールではなくバージンウール(新品のウール)が使用されています。
外側の革部には牛の背骨付近の革が使用されていることから、値段も高くなっています。
軟式野球ボールはどこで買える?
軟式野球ボールは、スポーツ用品店やホームセンターで購入できます。
軟式野球チームの関係者など、多くのボールを注文したい場合には軟式野球ボールの製造メーカーが紹介する問屋から購入することも可能です。
また、軟式野球ボールはネットショップでも購入できます。
ネットショップでは、軟式野球ボールを1球から大容量まで様々な需要に対応しており、スマートフォンやパソコンがあれば誰でも注文できます。
ネットショップの場合、在庫の確認や納期の指定もできるため、必要な時にすぐに購入できるのでおすすめです。
軟式野球ボールメーカーランキング
内外ゴム
出典:内外ゴム
1ダース料金(税込) | ナイガイベースボールM号:8,844円 ナイガイベースボールJ号:7,788円 ナイガイベースボールD号:5,148円 ナイガイベースボールH号:11,220円 |
使用素材 | 天然ゴム |
軟式ボール以外で販売している商品 | ・ソフトボール ・ティーボール ・グラウンド整備用品 |
本社所在地 | 〒674-0084 兵庫県明石市魚住町西岡2050番地 |
内外ゴムの特徴
- 軟式野球ボールのパイオニア
- バッティングセンター用の軟式野球ボールを取り扱っている
軟式野球ボールのパイオニア
内外ゴムは、1949年に「トップボール」と呼ばれる準硬式野球ボールの販売をはじめました。
それ以降、開発に研究を重ね、投球による回転数やスピードを計測できる最新の軟式野球ボールを販売。
軟式野球ボール公認球を取り扱う企業として軟式野球業界に貢献しています。
バッティングセンター用の軟式野球ボールを取り扱っている
内外ゴムは、バッティングセンターのマシン用の専用軟式野球ボールも製造しています。
バッティングセンター用のボールは一般の軟式野球ボールとは違い、マシンのコントロール性能を上げるために表面が特殊なつくりになっています。
スポーツ用品店の中には在庫を持たないお店も多いため、バッティングセンター関係者の方は内外ゴムのホームページをチェックし問い合わせてみてはいかがでしょうか。
ナガセケンコー
出典:ナガセケンコー
1ダース料金(税込) | ケンコーボール M号:8,844円 ケンコーボール J号:7,788円 ケンコーボール D号:5,940円 ケンコーボール H号:11,220円 |
使用素材 | 天然ゴム |
軟式ボール以外で販売している商品 | ・ソフトテニスボール ・ソフトボール ・審判用品 |
本社所在地 | 〒131-0031 東京都墨田区墨田1-6-7 |
ナガセケンコーの特徴
- ケンコーボールと呼ばれる公認球
- 知名度の高さ
ケンコーボールと呼ばれる公認球
ナガセケンコーの軟式野球ボールは、ケンコーボールと呼ばれ全日本軟式野球連盟公認球に認定されています。
軟式野球ボール(M号・J号・D号)や準硬式野球ボールH号など軟式野球ボール全てを取り扱っています。
さまざまなボールを販売
ナガセケンコーでは軟式ボール以外にもさまざまな野球ボール開発に取り組んでいます。
例えば、
- BASEBALL5
- WORLD LOWBOUNCE BALL
- PLAY CATCH
- ソフトボール
など、あらゆるボールを開発し、野球の普及に貢献しています。
その他、ソフトテニス用のボールも販売しており、野球以外でのスポーツグッズの販売も進められています。
ダイワマルエス
出典:ダイワマルエス
料金 | 公認軟式野球ボール 新意匠M号 1ダース:8,844円 半ダース:4,422円 公認軟式野球ボール 新意匠J号 1ダース:7,788円 |
使用素材 | 天然ゴム |
ボール以外で販売している商品 | ・野球審判用品 ・スポーツイベント用品 ・ソフトボール用品 |
本社所在地 | 〒674-0084 兵庫県明石市魚住町西岡2050番地 |
ダイワマルエスの特徴
- 少年野球に寄り添う企業ダイワマルエス
- 審判用品の充実性
少年野球に寄り添う企業ダイワマルエス
ダイワマルエスは、自社のホームページに軟式野球ボールを紹介するページ内にYoutubeを載せています。
その動画内では、少年野球をしている子供たちとともにマルエスの次世代ボールを紹介する内容となっています。
ダイワマルエスは、自社で主催する軟式野球大会もあり、少年野球に寄り添いともに歩んできた企業です。
審判用品の充実
ダイワマルエスは、審判用品を数多く取り揃えています。
審判用の帽子やシャツ、ブルゾンにスラックスなど審判に必要なものが数多く販売されています。
中には試合で使用する各チームのメンバー表を入れるケースも売っているなど、審判に関する品はダイワマルエスで揃えることができます。
トップインターナショナル
出典:トップインターナショナル
1ダース料金(税金) | トップボールM号(TOPM) 8,844円 トップボールJ号(TOPJ) 7,788円 |
使用素材 | 天然ゴム |
ボール以外で販売している商品 | ソフトテニスボール |
本社所在地 | 〒131-0031 東京都墨田区墨田2‐34‐9 |
軟式野球ボールの大きさ・重さの違いは?
軟式(M球) | 硬式 | |
大きさ | 直径 72±0.5mm | 直径72.93mm~74.84mm |
重さ | 138g±1.8g | 141.7g~148.8g |
軟式野球ボールM球と硬式野球ボールの大きさと重さを比較してみると、軟式野球ボールM球の方が硬式野球ボールに比べ少し小さく軽いことがわかります。
そこまで大きな差があるわけではありませんが、軟式野球ボールと硬式野球ボールの最大の違いはボールの構造です。
軟式ボールはゴムが2重で重ねられており中身は空洞。対して硬式ボールは、ボールの芯となるコルクに糸を巻きつけ、表面を革で覆って造られています。
これらの構造の違いがボールの大きさ、重さにも表れています。
軟式野球ボールの素材は?
軟式野球ボールの素材は天然ゴムを使用しています。
M球・J球・D球、H球は天然ゴムを使用して造られていますが、H球だけは中身が硬式ボールと同じ構造です。
外側表面は、M球・J球・D球・H球いづれもゴム製で硬式ボールと比較すると若干柔らかい素材となっています。
軟式野球ボールの練習球もある?
軟式野球ボールには練習球もあります。
内外ゴムやナガセケンコー、ダイワマルエスのように試合球として使用するには、全日本軟式野球連盟の公認球として認定される必要があります。
検定に落ち、公認球として認定されなかったボールが練習用として公認球より安く販売されています。
軟式野球ボールの値段相場に関する質問
1球と1ダース買うのはどちらがお得?
スポーツ用品店やホームセンターで軟式野球ボールを購入すると、1ダースの1球当たりの単価と1球のみ購入した時の値段は同じ事が多いです。
製造メーカーなどから直接仕入れる場合は、購入が多くなるほど1球あたりの単価を下げられる傾向にありますが、交渉次第となるでしょう。
最もお得に購入できるのがネットショップです。
購入した場合1ダース単位での購入の場合割引をしているショップが多いため、お得に購入することができます。
種類によって使用できるバットは違う?
少年野球で使用される軟式野球ボールJ球の場合、少年用・大人用どちらのバットを使用することも可能です。
軟式野球ボールM球の場合、大人用のバットを使用します。
全日本軟式野球連盟によると、M球使用の大会で特別な事情があり少年用バットを使用する場合審判の許可があれば使用できます。
練習用ボールと試合用ボールの違いは?
軟式野球練習用ボールと試合用ボールの違いは、全日本軟式野球連盟の公認球であるかないかと価格の違いです。
練習用ボールは試合用ボールより値段が安く設定されています。
性能的なことや大きさ、重さは際立った違いはありません。
まとめ
軟式野球ボールにも様々な種類があり、種類ごとに大きさや重さ、値段が違います。
軟式野球ボールと硬式野球ボールはボールの構造も異なるため、同じ球でも別物と考えた方が良いでしょう。
軟式野球ボールを安価で購入したい野球チーム関係者や父兄の皆様にはネットショップでの購入をおすすめします。
1ダース単位で割引がついているネットショップが多く1球あたりの単価を落とせるため、まとめ買いでお得に軟式野球ボールの購入が出来ます。
また、練習用ボールは試合球より安く購入することができるので、チームの練習時に使用したり、自宅での自主練に使用したりできるとてもコスパのよいボールです。
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