東都大学野球で明治神宮大会を2度も制した名門が、プロ野球へ西口文也や小郷裕哉を送り出した立正大学の硬式野球部です。
2025年秋に2部を制した立正は、入替戦で駒澤大学を破って金剛弘樹監督のもと1部へ返り咲きました。
1部復帰1年目の2026年春は5位に終わって壁の高さも感じましたが、唯一の勝ち点を2位の青山学院大学から奪っています。
この記事では立正大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣から分析し、リーグ戦の展望や注目選手までを詳しく紹介します。
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まずは2026年の立正大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の立正大学 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県熊谷市(硬式野球部の本拠・熊谷キャンパス) |
| 創部 | 1949年 |
| 2026年春の成績 | 東都1部 5位(6勝9敗・勝ち点1) |
| 全国の実績 | 明治神宮大会 優勝2回(2009年・2018年) |
| チームの軸 | 仁田陽翔・高田庵冬・丸山幹太 |
立正大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|1部復帰1年目の手応えと課題
2026年春の立正大学は6勝9敗の勝ち点1で東都1部の5位に入り、1部に復帰して迎えた最初のシーズンは実力差を感じる苦しい戦いでした。
1部の投打のレベルは想像以上に高くて上位との力の差もはっきりと突きつけられましたが、それでも6勝を積み上げた粘り強い戦いには確かな手応えも残りました。
唯一の勝ち点は2位に入った青山学院大学から奪ったもので、第1戦○2-1・第3戦○4-3と強豪を相手に2勝1敗で勝ち越し、1部でも十分に戦える力を示しています。
エースの仁田陽翔はその青学戦で2度先発していずれも勝利を挙げ、1試合は9回を投げ抜いて自責点1の完投勝利を飾りました。
打線では1年生の高田庵冬が國學院大戦で大暴れの活躍を見せ、5打数3安打3打点に本塁打2本と若き大砲が存在感を放ちました。
立正大学は前年秋に2部を16季ぶりに制して入替戦で駒澤大学を破って昇格し、その勢いのまま1部の舞台へと力強く駆け上がってきたチームです。
過去には明治神宮大会を2度制した全国屈指の実力を誇る名門でもあり、2部に落ちても全国区の底力をずっと持ち続けてきました。
春の主力には1年生から3年生の若い選手が多くて秋も同じ顔ぶれで戦え、積み上げた1部での経験を糧に秋は上位進出と定着を狙います。
立正大OBの金剛弘樹監督が率いる
チームを率いるのは母校へ戻ってきた金剛弘樹監督で、立正大学のOBとして若い選手たちを1部復帰へと力強く導いてきた指揮官です。
金剛監督は帝京高校の出身で、1995年夏の甲子園優勝を控え投手として経験し、日本一のチームの一員に名を連ねました。
進学した立正大学では最速150キロを誇る右腕として注目を集め、プロのスカウトも視線を送る将来を嘱望された逸材でした。
しかし2年時に右肘の手術を受けてプロ入りの夢は惜しくも遠のき、その悔しさも知る指揮官として選手たちと日々向き合っています。
母校の監督に就くと2025年秋には2部優勝と1部昇格を実現し、名門の再興を託されて指導者として確かな結果を残しました。
選手としての栄光と挫折を知る監督のもとでチームは一体となり、1部定着という新たな目標へ指揮官は選手を力強く鼓舞しています。
西口文也ら全国区のプロOB
立正大学は明治神宮大会を2度制した全国屈指の名門でもあり、2009年と2018年にはいずれも東都1部を制した勢いで大学日本一の栄冠を勝ち取りました。
いずれも東都1部で優勝を飾ってその勢いのまま神宮の頂点に立ち、全国の名だたる強豪を相手に大学野球の頂を二度も極めた輝かしい歴史を持ちます。
プロ野球界へも数多くの実力者を送り出してきた伝統校で、西武で通算182勝を挙げた名投手・西口文也もこのOBです。
日本ハムで長く投げた左腕の武田勝やロッテで活躍した南昌輝も輩出し、オリックスで力を見せた黒木優太もこの立正大学が誇る出身選手になります。
近年も現役のプロ選手を続々と生み出す育成力の高いチームで、楽天の小郷裕哉や伊藤裕季也がその代表格に挙げられます。
日本ハムの奈良間大己も立正大学が育て上げた現役の内野手で、こうした全国区で活躍するOBの存在こそが選手たちの大きな目標です。
| 選手 | 守備 | 学年 | 出身校 |
|---|---|---|---|
| 仁田陽翔 | 投手 | 3年 | 仙台育英 |
| 鈴木良麻 | 投手 | 4年 | 専大松戸 |
| 丸山幹太 | 内野手(主将格) | 4年 | 北越 |
| 高田庵冬 | 内野手 | 1年 | 仙台育英 |
| 門野結大 | 内野手 | 3年 | 高知 |
| 福田敦士 | 内野手 | 2年 | 富山商 |
| 吉村優輝 | 捕手 | 3年 | 熊谷商 |
| 西村元希 | 外野手 | 3年 | 明豊 |
立正大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の柱は名門・仙台育英から進んだ3年生の左腕・仁田陽翔で、切れのある投球で1部の強打者を相手にも十分に通用する確かな力をしっかり示しました。
春の青山学院大戦では2試合に先発していずれも勝利を挙げ、第1戦は9回を投げ抜いて被安打5・自責点1の完投勝利でした。
中央大戦でも7回を投げて9奪三振・自責点1と好投を披露し、この試合は打線の援護に恵まれず惜しくも敗れています。
1部の強打者を相手に粘り強く試合をつくる姿が光った春で、エースとしての自覚が投球にもはっきりと表れています。
先発の一角は大村昂輝も同じく試合をつくる投手で、國學院大戦や東洋大戦の勝利で先発として力強い好投を見せました。
4年生の鈴木良麻は専大松戸出身の右腕で経験も非常に豊富な投手で、先発から救援まで状況に応じて幅広くこなして投手陣を陰から支える貴重な存在でした。
3年生の中平陽翔や左腕の石橋飛和らも投手陣に確かな厚みを加え、1年生の田中昇之介も救援で登板して経験を積んでいます。
仁田を軸に大村や鈴木ら複数の投手で試合をつくるのが持ち味で、継投を絡めながら粘り強く失点を防ぐ戦い方になります。
1部の強力打線を相手にいかに大量失点を防ぐかが秋の鍵で、エース仁田の安定感が上位進出の行方を大きく左右するはずです。
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| 選手 | 学年 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 仁田陽翔 | 3年 | 左腕・エース格・青学大戦で9回完投勝利(自責1・7奪三振)・仙台育英出身 |
| 鈴木良麻 | 4年 | 右腕・先発から救援まで・専大松戸出身 |
| 中平陽翔 | 3年 | 右腕・投手陣に厚みを加える・桐光学園出身 |
| 石橋飛和 | 3年 | 左腕・横浜隼人出身 |
立正大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の話題をさらったのは1年生の高田庵冬で、仙台育英の出身で183センチ88キロという恵まれた体格を誇る大砲です。
優勝した國學院大との一戦では5打数3安打3打点に本塁打2本と大暴れで、1年生ながら早くも打線の中軸を担う非凡な勝負強さをはっきりと見せました。
長打力を秘めた若き大砲としてこれからの成長が大いに楽しみで、この高田の打棒が立正大学の得点力を大きく引き上げます。
主将格の丸山幹太は新潟の北越から進んだ4年生の内野手で、チームをまとめる精神的な支柱として守りの要でも大きな力を発揮しました。
3年生の門野結大は高知出身で183センチの長身を誇る内野手で、2年生の福田敦士も188センチの大型内野手として控えます。
体格に恵まれた長距離砲の候補が下級生に多くそろうのも強みで、彼らの成長が打線に大きな厚みと迫力をもたらしていきます。
捕手では熊谷商出身で3年生の吉村優輝が扇の要を担い、春の青山学院大戦では本塁打を放つ勝負強さも見せました。
外野は明豊出身の西村元希ら3年生を中心とした布陣で、若い選手が多くて伸びしろの大きな打線に仕上がっています。
1年生の高田を軸に経験を積んだ4年生が要所を締める打線で、この総合力を秋の得点力へどう結びつけるかが問われます。
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| 選手 | 守備 | 2026年春の主な役割 |
|---|---|---|
| 高田庵冬 | 内野手(1年) | 國學院大戦で5打3安3打点・本塁打2・仙台育英出身 |
| 丸山幹太 | 内野手(4年) | 主将格・守りの要・北越出身 |
| 門野結大 | 内野手(3年) | 183センチの長身・高知出身 |
| 福田敦士 | 内野手(2年) | 188センチの大型内野手・富山商出身 |
| 吉村優輝 | 捕手(3年) | 扇の要・青学大戦で本塁打・熊谷商出身 |
立正大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
1部の壁に挑んだ春
東都大学野球は6校が2回戦総当たりで争う勝ち点制のリーグで、同じカードで2勝すれば勝ち点1となってその合計を競います。
2026年春の立正大学は勝ち点1で6勝9敗の1部5位に入り、1部に復帰して迎えた最初の春は上位との実力の差もはっきりと残しました。
それでも青山学院大学からは2勝1敗で唯一の勝ち点を奪い、優勝した國學院大からも1勝を挙げてしっかり意地を見せました。
1部の高いレベルを肌で感じた復帰1年目の春が秋への大きな糧となり、あと一歩の勝負強さが順位を上げるための最大の課題となっています。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝ち点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 國學院大學 | 10勝4敗 | 5 |
| 2 | 青山学院大学 | 7勝5敗 | 3 |
| 2 | 亜細亜大学 | 7勝5敗 | 3 |
| 4 | 中央大学 | 5勝8敗 | 2 |
| 5 | 立正大学 | 6勝9敗 | 1 |
| 6 | 東洋大学 | 5勝9敗 | 1 |
秋のリーグ戦への展望
秋の立正大学が目指すのは1部への確かな定着と上位進出で、復帰1年目に積み上げた貴重な経験を順位の上昇へつなげたいところです。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、春に1部を経験したメンバーでそのまま秋のリーグに臨みます。
投手陣は3年生の仁田陽翔が引き続きエースとして先発の柱を担い、大村昂輝や4年生の鈴木良麻ら脇を固める投手も鍵になります。
打線は1年生の高田庵冬を軸に長打力のある若手が中心となり、主将格の丸山幹太ら経験ある4年生の働きも欠かせません。
1部の強豪を相手に接戦をものにできれば順位は着実に上がり、春に2位の青学から奪った貴重な勝ち点が秋への何よりの大きな自信になっています。
立正大学は過去に神宮を2度制して東都1部でも2度優勝した全国区の実力を持つ名門で、1部に定着すれば再び全国の舞台も見えてくるはずです。
下級生が多い今のチームはこれからさらに伸びる余地を残し、秋の成長次第では上位進出も十分に狙える戦力になります。
秋のリーグ戦は9月に開幕して神宮球場で熱戦が繰り広げられ、1部定着を狙う立正大学の戦いに大きな注目が集まります。
立正大学野球部の注目選手
仁田陽翔(投手・3年)
仙台育英から進んだ立正大学のエースを担う3年生の左腕で、1部の強打者を相手に粘り強い投球で試合をつくります。
春の青山学院大戦では2度先発していずれも勝利を手にし、1試合は9回を投げ抜いて自責点1の完投勝利を飾りました。
中央大戦でも7回9奪三振と好投するなど安定感が光る投手で、この仁田の投球が秋の上位進出の行方を大きく握ります。
高田庵冬(内野手・1年)
仙台育英から進んだ183センチ88キロの恵まれた体格の1年生で、長打力を秘めた立正大学期待の若き大砲になります。
1年春から主力に定着して1部の投手陣にも物おじしない打撃が光り、國學院大戦での2本塁打3打点はその非凡な打力の証明でした。
これからの成長が大いに楽しみな逸材の内野手で、この高田の力強い打棒が秋の得点力を大きく高めていきます。
丸山幹太(内野手・4年)
北越から進んだチームをまとめる主将格の4年生の内野手で、守りの要として内野の中心で大きな存在感を放ちました。
4年生として最後の1年をかけて1部定着に挑む重要な選手で、経験豊富な守備で若い投手陣を後ろから力強く支えています。
攻守にわたってチームを引っ張る頼れるリーダーで、この丸山のまとめ役としての働きが秋の躍進を力強く支えます。
福田敦士(内野手・2年)
富山商から進んだ188センチ88キロの大型内野手の2年生で、恵まれた体格を生かした長打が大きな魅力になります。
まだ発展途上ながら将来の中軸を担う存在として期待され、高田庵冬とともに下級生の長距離砲として控えています。
2年生としてこれからの伸びしろが大いに楽しみな選手で、この福田の成長が打線に一層の迫力を加える存在です。
鈴木良麻(投手・4年)
専大松戸から進んだ経験豊富な4年生の右腕投手で、先発から救援まで幅広くこなして投手陣を力強く支えてきました。
エースの仁田を後ろから支える頼れる存在として奮闘し、長いイニングも短い場面も状況に応じて役割を果たします。
4年生として最後の秋も投手陣の柱を担う重要な選手で、この鈴木の働きが秋の失点を抑える大きな鍵になります。
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立正大学の基本情報
- 所在地:埼玉県熊谷市(硬式野球部の本拠・熊谷キャンパス)/大学本部は東京都品川区
- 創部:1949年
- 所属リーグ:東都大学野球連盟(1部)
- 監督:金剛弘樹
- 部員:2026年の登録は89人
- 2026年春の成績:1部5位(6勝9敗・勝ち点1)
- 全国の実績:明治神宮大会 優勝2回(2009年・2018年)
- 主なOB:西口文也(西武)・武田勝(日本ハム)・小郷裕哉(楽天)・奈良間大己(日本ハム)
立正大学の硬式野球部は1949年に創部された歴史ある名門で、東都大学野球連盟に所属して熊谷キャンパスを拠点に活動します。
大学の本部は東京都にありますが野球部は埼玉県熊谷市が本拠で、恵まれた環境のグラウンドで選手たちは日々汗を流しています。
東都では2部と1部を行き来しながらも全国区の実力を長く保ってきたチームで、明治神宮大会を2度制して大学日本一に輝いた大学野球屈指の伝統校です。
プロ野球へは西武ひと筋で通算182勝を挙げた名投手だった西口文也らを送り出し、日本ハムの武田勝や楽天の小郷裕哉もこのOBに名を連ねています。
チームを率いるのは母校へ戻ってきた金剛弘樹監督で、帝京高校で夏の甲子園優勝を経験した立正大学出身の指揮官です。
選手は仙台育英や横浜、浦和学院など全国の名門校から集まり、その多彩な人材がチームを支える大きな土台になっています。
2025年秋には2部を制して入替戦を勝ち抜いて1部へ復帰し、全国区の名門が再び1部の舞台へと堂々と戻ってきました。
2026年春は1部で5位となって1部定着へ向けて経験を積み、秋のさらなる巻き返しを目指してチームは力を蓄えています。
立正大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 立正大学はどのリーグに所属していますか?
A. 東都大学野球連盟に所属していて、2026年春は1部でプレーし、前年秋に2部を制して入替戦を勝ち抜き1部へ復帰した名門です。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 6勝9敗で1部の5位でしたが、唯一の勝ち点を2位の青山学院大学から奪っています。
Q. 全国大会での実績はありますか?
A. 明治神宮大会を2度制していて、2009年と2018年に大学日本一となった全国区の実力を誇る名門です。
Q. 監督はどんな人ですか?
A. 立正大学OBの金剛弘樹監督で、帝京高校で1995年夏の甲子園優勝を経験して母校を1部復帰へと導きました。
Q. プロ野球選手を出していますか?
A. 西武で通算182勝の名投手・西口文也が代表格で、楽天の小郷裕哉や日本ハムの奈良間大己ら現役選手も数多く輩出しています。
Q. 2026年春に活躍した選手は誰ですか?
A. エースの仁田陽翔が青学大戦で完投勝利を挙げ、1年生の高田庵冬も國學院大戦で本塁打2本と打ちまくりました。
立正大学野球部のまとめ
2026年春の立正大学は6勝9敗の勝ち点1で東都1部の5位に入り、1部復帰1年目は苦しみましたが確かな手応えもしっかり残しました。
エースの仁田陽翔が青学大戦で完投勝利を挙げて1部でも力を示し、1年生の高田庵冬も國學院大戦で本塁打2本と大暴れでした。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、神宮を2度制した全国区の名門が1部定着と上位進出へ向けて着実に力を蓄えています。
下級生が多い若いチームの秋のさらなる成長に期待が集まり、1部に挑み続ける立正大学の戦いに大きな注目が集まります。
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