東都大学野球連盟で最多の優勝回数を誇る伝統の名門が、1部リーグを歴代最多の32回制した専修大学の硬式野球部です。
全日本大学選手権を制した歴史を持って黒田博樹らプロも輩出し、長く東都の盟主として君臨してきた屈指の強豪になります。
2026年春は2部を制したものの入れ替え戦で東洋大学に敗れ、1部復帰まであと一歩と迫った悔しい春になりました。
この記事では専修大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手までを詳しく紹介します。
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まずは2026年の専修大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の専修大学 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区(神田キャンパス/本部) |
| 創部 | 1925年 |
| 2026年春の成績 | 東都2部 優勝(入れ替え戦で1部復帰ならず) |
| 登録選手 | 83人 |
| チームの軸 | 吉水真斗・多田結祐・宮崎元哉・梅澤翔大 |
専修大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|2部を制するも1部復帰は持ち越し
2026年春の専修大学は10勝1敗の勝ち点5で東都2部を制し、6校が2回戦総当たりで勝ち点を争うリーグを開幕から危なげなく駆け抜けました。
開幕から怒涛の8連勝を飾って危なげなく7季ぶり24回目の優勝を決め、就任1年目の町田公二郎監督がいきなりチームを頂点へと導きました。
2部を制したことで1部との一部・二部入れ替え戦へ臨むことになり、相手は1部最下位の東洋大学で1部復帰をかけた大事な3連戦です。
初戦は9対1と大勝して1部復帰へ最高の入りを見せたものの、第2戦を3対5で落として勝負は最終戦へもつれ込みました。
迎えた第3戦も2対3の接戦を落として1勝2敗で敗退し、あと1勝が遠く1部復帰は悔しくも秋以降へ持ち越しとなっています。
リーグ戦での圧倒的な強さを思えば入れ替え戦での敗退は悔いが残りますが、10勝1敗で2部を制した地力は秋への大きな自信になります。
春のメンバーの多くがそのまま秋のリーグ戦にも顔をそろえ、2部連覇と1部復帰の二兎を秋こそ確実に狙う立場です。
東都最多32回の優勝を誇る盟主
専修大学は1925年創部で100年におよぶ長い歴史を誇る伝統校で、東都大学野球連盟のなかでも屈指の実績を持つ名門として知られています。
1部リーグの優勝回数は東都で歴代最多となる通算32回を数え、まさにリーグの盟主として長く君臨してきた屈指の強豪です。
全日本大学選手権では1965年に初めて全国の頂点へと立ち、明治神宮大会でも1981年秋に準優勝を果たしています。
近年でも2015年の全日本大学選手権でベスト8に進出し、全国区の実力を確かな結果で示してきた伝統校でした。
輝かしい伝統は現役の選手たちの大きな誇りと目標となっており、1部の舞台へ戻ることが名門を受け継ぐ選手たちの大きな使命になります。
黒田博樹を筆頭にプロを輩出
専修大学はプロ野球界へ数多くの名選手を送り出してきた名門で、日米通算203勝を挙げた黒田博樹もこの専修大学のOBです。
黒田博樹はメジャーのヤンキースでも実績を残したのち古巣の広島へ復帰し、男気あふれる決断でも知られる球史に残る大投手になります。
ソフトバンクで活躍した長谷川勇也や岡林洋一らも名を連ね、全国区の実力校らしく豊富な人材を輩出してきました。
近年もプロ入りが続き、2023年には西舘昂汰がヤクルトへ進んだほか、2022年には菊地吏玖がロッテからドラフト1位で指名されました。
中日で活躍する福永裕基もこの専修大学から巣立った現役の内野手で、毎年のようにプロを輩出する確かな育成の伝統が息づいています。
プロで輝くOBの存在が選手たちの大きな目標となっており、名門の看板を背負って次代のプロ野球選手を育てています。
| 打順 | 守備 | 選手 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 1 | 左 | 岡田晴樹 | 1年 |
| 2 | 二 | 山本和輝 | 4年 |
| 3 | 三 | 谷頭太斗 | 4年 |
| 4 | 一 | 宮崎元哉 | 4年 |
| 5 | 右 | 井上颯太 | 3年 |
| 6 | 中 | 渡辺維介 | 3年 |
| 7 | DH | 西尾友冴 | 1年 |
| 8 | 遊 | 吉水真斗 | 4年 |
| 9 | 捕 | 加藤大悟 | 4年 |
専修大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の柱は健大高崎から進んだ174センチの3年生・多田結祐で、防御率0.82をマークして2部の最優秀防御率のタイトルを獲得しました。
安定した制球と粘り強い投球で優勝の立役者となった右腕で、入れ替え戦でも先発を任されチームの大黒柱を担っています。
2年生の梅澤翔大は専大松戸出身で最速153キロを誇る本格派右腕で、ノビのある直球を武器に先発と救援の両方を器用にこなしました。
リーグ戦の駒澤大戦では3回を無失点に抑える好投を見せており、フィールディングにも優れた隙のない総合力の高い投球が持ち味になります。
松商学園から進んだ3年生の齋藤新太は頼れる左腕投手で、大阪桐蔭出身で2年生の川上笈一郎は投打をこなす二刀流の右腕です。
千葉黎明から進んだ4年生の伊東賢生も経験豊富な右腕で、多彩な顔ぶれがそろって継投の選択肢は豊富にあります。
控えには最速157キロを誇る3年生の平野大地も待機しており、専大松戸出身で高い潜在能力を秘めた素材豊かな右腕です。
U-18の日本代表候補にも選ばれた将来有望なドラフト候補で、この平野大地の台頭があれば投手陣の層はさらに厚くなります。
最優秀防御率の多田を軸に梅澤や齋藤ら多彩な投手が脇を固める布陣で、先発と救援を柔軟に使い分ける継投こそ専修大学の生命線です。
2部で最少失点クラスを誇った投手陣は大きな強みで、この安定感を秋も保てるかどうかが1部復帰への大きな鍵を握ります。
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| 選手 | 学年 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 多田結祐 | 3年 | 右腕・最優秀防御率0.82・入れ替え戦先発・健大高崎出身 |
| 梅澤翔大 | 2年 | 右腕・最速153キロ・駒澤大戦3回無失点・専大松戸出身 |
| 齋藤新太 | 3年 | 左腕・継投の一角・松商学園出身 |
| 平野大地 | 3年 | 右腕・最速157キロ・U-18代表候補・専大松戸出身 |
専修大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の顔は松商学園から進んだ主将格の4年生・吉水真斗で、打率.471の高打率で2部の首位打者に輝いて最高殊勲選手にも選ばれました。
広い守備範囲を誇る遊撃手として攻守の両面にわたりチームを引っ張り、優勝の原動力となった専修大学が誇る中心選手です。
4番を打つのは明豊出身で4年生の一塁手・宮崎元哉で、長打力を備えた強打者として打線の中心に座りました。
3番の谷頭太斗は日本航空石川から進んだ4年生の三塁手で、勝負強い打撃で幾度も得点機で結果を残してきました。
6番中堅の渡辺維介は松本国際出身で185センチの大型外野手で、恵まれた体格から放つ打球は打線に厚みを加えています。
2番二塁の山本和輝は静岡出身の4年生でつなぎ役を担い、5番右翼の井上颯太は丹生から進んだ3年生の巧打者になります。
捕手の加藤大悟は専大松戸出身の4年生で投手陣を支える扇の要で、1年生の岡田晴樹が1番、西尾友冴が7番で早くも起用されました。
打線には松商学園や明豊、静岡といった全国の名門校の出身者が並び、各地から集まった好打者が切れ目のない厚みのある攻撃を生み出しました。
経験豊かな4年生に若い1年生の力がかみ合った打線で、上位から下位まで切れ目のない攻撃が大きな持ち味になります。
首位打者の吉水を軸に宮崎や谷頭ら経験豊富な4年生が中軸を固め、この総合力を秋の得点力へどう結びつけるかが大きく問われます。
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| 選手 | 守備 | 2026年春の主な役割 |
|---|---|---|
| 吉水真斗 | 内野手(4年) | 遊撃・首位打者.471・最高殊勲選手・松商学園出身 |
| 宮崎元哉 | 内野手(4年) | 4番・一塁・強打者・明豊出身 |
| 谷頭太斗 | 内野手(4年) | 3番・三塁・勝負強い打撃・日本航空石川出身 |
| 渡辺維介 | 外野手(3年) | 6番・中堅・185cmの大型外野手・松本国際出身 |
| 山本和輝 | 内野手(4年) | 2番・二塁・つなぎ役・静岡出身 |
専修大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
2部を圧倒的な強さで制覇
東都大学野球の2部は6校が2回戦総当たりで争う勝ち点制のリーグで、同じカードで先に2勝すれば勝ち点1となり、その合計で順位を競います。
2026年春の専修大学は勝ち点5で5つのカードすべてを制し、10勝1敗という圧倒的な成績で2部の頂点に立ちました。
唯一の黒星は2位となった駒澤大学との初戦で喫した1敗で、それでも続く2戦を取り返して勝ち点はしっかり奪っています。
投打がかみ合った総合力の高さがリーグ戦での強さを支え、この地力が入れ替え戦でも東洋大学を初戦で圧倒しました。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝ち点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 専修大学 | 10勝1敗 | 5 |
| 2 | 駒澤大学 | 8勝6敗 | 3 |
| 3 | 日本大学 | 6勝6敗 | 3 |
| 4 | 拓殖大学 | 6勝6敗 | 2 |
| 5 | 東京農業大学 | 4勝6敗 | 2 |
| 6 | 帝京平成大学 | 1勝10敗 | 0 |
秋のリーグ戦への展望
秋の専修大学が目指すのは2部連覇と悲願の1部復帰の両立で、春にあと一歩で果たせなかった昇格を秋こそ確実に決めたいところです。
大学のリーグ戦は春と秋をほぼ同じ顔ぶれで戦うのが基本で、春に2部を制した実力あるメンバーでそのまま秋のリーグ戦へ臨みます。
投手陣は最優秀防御率の多田結祐が引き続き先発の柱を担い、2年生の梅澤翔大の成長も投手陣の厚みを大きく高めます。
控える平野大地ら地力のある投手が台頭すれば戦力はさらに増し、層の厚い継投で失点を抑える戦いを続けたいところです。
打線は首位打者の吉水真斗と4番の宮崎元哉を軸に組み立て、谷頭や渡辺ら勝負強い打者が並ぶ切れ目のない攻撃が武器になります。
秋の2部には実力校の駒澤大学や日本大学が引き続き顔をそろえ、優勝候補としてこれらのライバルとの争いを制する必要があります。
2部を制した以上は秋も優勝候補の筆頭に挙げられる立場で、まずはリーグ戦を制して再び入れ替え戦の権利をつかみたいところです。
入れ替え戦を勝ち抜けば悲願の1部復帰が現実のものとなり、東都最多の1部優勝32回を誇る名門が本来の舞台への帰還を目指します。
秋のリーグ戦は9月に開幕して伝統ある神宮球場で熱戦が繰り広げられ、1部復帰を狙う専修大学の戦いに大きな注目が集まります。
専修大学野球部の注目選手
吉水真斗(内野手・4年)
松商学園から進んだ打線の中心を担う4年生の遊撃手で、打率.471で2部の首位打者に輝いて最高殊勲選手にも選ばれました。
広い守備範囲と巧みなバットコントロールで攻守の両面に存在感を放ち、優勝の原動力となった専修大学が誇る中心選手になります。
4年生として最後の秋もチームの顔を担う重要な選手で、この吉水の打棒こそが1部復帰への行方を大きく左右する重要な存在です。
多田結祐(投手・3年)
健大高崎から進んだ防御率0.82を誇る3年生の右腕で、2部の最優秀防御率に輝いて優勝の立役者となりました。
安定した制球と粘り強い投球で長いイニングを任せられる投手で、入れ替え戦でも先発を担って大黒柱として奮闘した頼れる右腕です。
3年生としてこれからの成長がさらに期待される逸材で、この多田の投球こそが秋の投手陣の大きな柱になっていきます。
梅澤翔大(投手・2年)
専大松戸から進んだ最速153キロを誇る2年生の右腕で、ノビのある直球を武器に先発と救援の両方をこなしました。
リーグ戦の駒澤大戦では3回を無失点に抑える好投を見せ、フィールディングにも優れた隙のない投球が持ち味です。
まだ2年生ながらこれからの伸びしろが大いに期待される投手で、この梅澤の成長こそが秋の投手陣を大きく支えていきます。
宮崎元哉(内野手・4年)
明豊から進んだ打線の4番を任される4年生の一塁手で、長打力を備えた強打者として打線の中心に座りました。
勝負強い打撃で幾度も得点機でチームを勢いづけてきた選手で、中軸としての経験の豊富さが大きな持ち味になっています。
4年生として最後の秋も打線の中心を担う重要な選手で、この宮崎の打棒がチームの得点力を大きく高めていきます。
渡辺維介(外野手・3年)
松本国際から進んだ185センチの大型外野手である3年生で、恵まれた体格から放つ打球で打線に厚みを加えました。
中堅の広い守備範囲も持ち味で攻守にわたり存在感を放ち、6番として下位打線からの反撃を担う頼れる存在です。
3年生としてこれからの成長が大いに楽しみな外野手で、この渡辺の打棒が打線の厚みをさらに増していきます。
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専修大学の基本情報
- 所在地:東京都千代田区(神田キャンパス/本部)
- 創部:1925年
- 所属リーグ:東都大学野球連盟(2部)
- 監督:町田公二郎
- 部員:2026年の登録は83人
- 2026年春の成績:2部優勝(入れ替え戦で1部復帰ならず)
- 主なOB:黒田博樹(広島ほか)・長谷川勇也(ソフトバンク)・西舘昂汰(ヤクルト)・福永裕基(中日)
専修大学の硬式野球部は1925年に創部された歴史ある名門で、東都大学野球連盟に所属し1部優勝32回を誇る全国区の強豪として知られています。
大学の本部は東京都千代田区の神田キャンパスに置かれており、硬式野球部は緑豊かな神奈川県伊勢原市のグラウンドを拠点に活動します。
1部リーグの優勝回数は歴代最多の32回で東都の盟主と呼ばれ、全日本大学選手権も1965年に制した伝統ある強豪です。
プロ野球へは日米で活躍した黒田博樹をはじめ多くのOBを送り出し、長谷川勇也や西舘昂汰、福永裕基らもこの専修大学の出身になります。
チームを率いるのは母校の専修大学へ戻った町田公二郎監督で、明徳義塾から広島でドラフト1位に指名された元プロの強打者として知られます。
広島や阪神で打撃コーチを務めて社会人や大学でも指揮を執り、2026年に母校の監督へ就任して1年目で2部優勝へ導きました。
選手は専大松戸や大阪桐蔭、明豊など全国の名門校から幅広く集まり、その豊富な人材が伝統ある名門を長く支える大きな土台になっています。
2026年春は2部を制しながら入れ替え戦で1部復帰を逃し、悲願の昇格を果たすべく秋のリーグ戦へ臨みます。
専修大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 専修大学はどのリーグに所属していますか?
A. 東都大学野球連盟に所属しており、2026年春は2部でプレーした1部優勝回数が歴代最多32回を誇る名門です。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 10勝1敗で2部を制し、入れ替え戦では東洋大学に1勝2敗で敗れて1部復帰は秋以降へ持ち越しとなっています。
Q. 全国大会での実績はありますか?
A. 全日本大学選手権で1965年に優勝し、2015年にもベスト8へ進んだほか、明治神宮大会でも1981年秋に準優勝の経験があります。
Q. プロ野球選手を出していますか?
A. 日米通算203勝の黒田博樹を代表格に、長谷川勇也や西舘昂汰、福永裕基ら多くのプロ野球選手を輩出してきました。
Q. 2026年春に活躍した選手は誰ですか?
A. 4年生の吉水真斗が首位打者と最高殊勲に輝き、3年生の多田結祐も最優秀防御率のタイトルを獲得しています。
Q. 秋の目標は何ですか?
A. 2部連覇と1部復帰を掲げ、秋もリーグ戦を制して入れ替え戦の権利をつかみ悲願の昇格を果たすことを目指します。
専修大学野球部のまとめ
2026年春の専修大学は10勝1敗の勝ち点5で東都2部を制し、入れ替え戦では東洋大学に1勝2敗で敗れて1部復帰は秋へ持ち越しとなりました。
首位打者の吉水真斗と最優秀防御率の多田結祐がそろって優勝を支え、投打の軸が機能して2部では圧倒的な強さを見せています。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、東都最多の1部優勝32回を誇る名門らしい戦いを秋こそ結果に結びつけたいところです。
2部連覇と1部復帰を狙う秋の大きな巻き返しに期待が集まり、悲願の昇格を目指す専修大学の戦いに大きな注目が集まります。
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