阪神大学野球連盟の2026年秋季リーグ戦は、天理大学が7勝2敗1分で関西国際大学と並び、優勝決定戦を2対1で制して2季連続29回目の優勝を飾りました。
4年生エースの的場吏玖が優勝決定戦で9回1失点の完投勝利を挙げ、天理大は10月30日からの関西地区大学野球選手権へ進みます。
この記事では秋の優勝争いの流れと最終順位を振り返りながら、1部6校の戦いぶりと注目選手を分析していきます。
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まずは阪神大学野球連盟の2026年秋の結果を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 秋の優勝 | 天理大学(7勝2敗1分・2季連続29回目) |
| 優勝の決め手 | 10月16日の優勝決定戦で関西国際大学に2対1 |
| 2位 | 関西国際大学(7勝2敗1分・勝ち点22で並ぶ) |
| 秋の主役 | 的場吏玖(天理大・優勝決定戦で9回1失点の完投) |
| 次の舞台 | 関西地区大学野球選手権(10月30日〜・南港中央野球場) |
| 入れ替え戦 | 6位の甲南大学が11月6日から出場 |
阪神大学野球連盟の2026年秋季リーグ戦・総括
大阪・兵庫・奈良の18大学が集うリーグ
阪神大学野球連盟は1955年4月に創立され、大阪・兵庫・奈良の18大学が3つの部に分かれて戦う関西の伝統あるリーグです。
1部は6校が2回戦総当たりで戦い、勝ち3・引き分け1の勝ち点で順位を決める仕組みを採用しています。
2026年秋の1部は天理大・関西国際大・大阪体育大・大阪産業大・関西外国語大・甲南大の6校で行われました。
日程は9月5日に開幕し、雨天中止による順延を挟みながら10月11日にリーグ戦の全日程を終えました。
天理大と関西国際大が勝ち点22で並んだため、10月16日に南港で優勝決定戦が行われています。
天理大が2季連続29回目の優勝
優勝決定戦は1回裏に天理大が先制し、7回にも1点を加えて2対0とリードを広げました。
関西国際大も8回に1点を返しましたが、天理大の的場吏玖が9回を1失点で投げ切って逃げ切っています。
天理大はこれで春に続く2季連続の優勝となり、通算の優勝回数を29回に伸ばしました。
29回は大阪体育大の38回に次ぐ連盟2位の数字で、天理大が阪神を代表する名門であることを改めて示しました。
リーグ戦では10試合で25失点にとどまり、3度の完封勝ちを含む守りの野球が優勝の土台になっています。
春から変わった勢力図
2026年の春は天理大が9勝1敗で3季ぶりの優勝を果たし、2位に大阪体育大、3位に関西国際大が続きました。
秋は春に3位だった関西国際大が2位に浮上し、最後まで天理大と優勝を争っています。
大阪体育大は7勝3敗で首位と勝ち点1差の3位に入り、春の2位からわずかに順位を下げました。
2025年に春秋連覇した大阪産業大は2026年の春秋とも4位にとどまり、王座の奪回はなりませんでした。
春に2部東を制して1部へ戻った関西外国語大は5位で残留を決め、甲南大は1勝9敗の6位に沈みました。
関西地区大学野球選手権と入れ替え戦
優勝した天理大は、明治神宮大会の関西代表を争う関西地区大学野球選手権に阪神の代表として出場します。
大会は10月30日から大阪市の南港中央野球場で行われ、天理大は1回戦で近畿学生の王者・神戸医療未来大と対戦します。
勝ち進めば準決勝を経て、11月1日の決勝で関西六大学の大阪商業大と関西第1代表の座を争う組み合わせです。
敗れた大学にも第2代表への道が残り、関西からは2校が明治神宮大会へ進む仕組みです。
一方で6位の甲南大は、11月6日と8日にほっともっとフィールド神戸で1部・2部の入れ替え戦に臨みます。
相手は2部東の追手門学院大と2部西の流通科学大による出場決定戦の勝者で、10月16日の初戦は追手門学院大が1対0で先勝しています。
\最優秀選手と最優秀投手の二冠/
阪神大学野球連盟の2026年秋の最終順位
最終順位と勝ち点で並んだ2校
2026年秋の阪神大学野球1部の最終順位を、勝敗と勝ち点、得点と失点とあわせて下の表にまとめます。
| 順位 | 大学 | 勝敗(勝ち点) | 得点・失点 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 天理大学 | 7勝2敗1分(22) | 47・25 |
| 2位 | 関西国際大学 | 7勝2敗1分(22) | 57・39 |
| 3位 | 大阪体育大学 | 7勝3敗(21) | 38・24 |
| 4位 | 大阪産業大学 | 4勝6敗(12) | 24・39 |
| 5位 | 関西外国語大学 | 3勝7敗(9) | 37・47 |
| 6位 | 甲南大学 | 1勝9敗(3) | 10・39 |
天理大と関西国際大はリーグ戦の直接対決でも1勝1分と互角で、9月30日の試合は8対8の引き分けに終わっています。
最終週を前に首位に立っていたのは7勝1敗の大阪体育大で、天理大と関西国際大は勝ち点5差で追う立場でした。
しかし天理大が10月10日と11日の直接対決に1対0、7対0と連勝し、関西国際大も2連勝して大阪体育大を抜き去っています。
数字で見る秋の6校
得点は関西国際大の57点が最も多く、天理大の47点、大阪体育大の38点が続きました。
失点は大阪体育大の24点と天理大の25点が少なく、両校は守りの堅さで勝ち点を積み上げています。
完封勝ちは天理大と大阪体育大がそれぞれ3試合を記録し、6校の合計では9試合に上りました。
最下位の甲南大は10試合で10点しか奪えませんでしたが、1点差の惜敗も3試合ありました。
関西外国語大は春に2部東を制した勢いのまま天理大から1勝を挙げ、1部残留を決めています。
\通算19勝2敗のエース右腕/
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阪神大学野球連盟の秋のリーグ優勝争い|本命と対抗の結末
本命・天理大が的場吏玖を軸に連覇
春の王者として本命に挙げられた天理大は、開幕から的場吏玖を中心に白星を重ねました。
的場は秋のリーグ戦で7試合に登板して5勝0敗、9月19日の大阪産業大戦と10月10日の大阪体育大戦で完封しています。
9月6日の関西外国語大戦と9月20日の大阪産業大戦を落としましたが、9月30日以降の4試合は3勝1分と崩れませんでした。
打線では3年生の福島暖也が打率4割5厘・12打点、関本大成が打率4割6厘と、中軸が高い数字を残しています。
優勝決定戦でも的場が9回を投げ切り、天理大は春秋連覇で本命の役割を果たしました。
最後まで競り合った関西国際大
春の3位から巻き返した関西国際大は、リーグ最多の57得点を挙げた攻撃力で上位争いを演じました。
捕手の山田歩夢がチーム最多の3本塁打・13打点を記録し、金山蒼も打率3割5分6厘で打線を引っ張っています。
投手陣は左腕の寺井恵太が先発を担い、8試合に登板して4勝1敗と勝ち星を積み上げました。
優勝決定戦では8安打を放ちながら1点にとどまり、天理大の的場を打ち崩すことはできませんでした。
3位の大阪体育大と前年王者の大阪産業大
大阪体育大は2年生の工藤樹が5試合に先発して4勝1敗を挙げ、春の救援から先発の柱へと役割を広げました。
4年生の高田純誠も9月5日の大阪産業大戦で完封し、チーム失点24は6校で最も少ない数字です。
しかし首位で迎えた最終カードで天理大に2連敗し、勝ち点1差で優勝を逃しています。
2025年に春秋連覇した大阪産業大は4勝6敗の4位で、9月20日には天理大に5対4で競り勝ちました。
9月13日の関西外国語大戦では津野直次郎が7回を投げ抜いて完封するなど、投手陣には来季へつながる収穫もありました。
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阪神大学野球連盟の秋の注目チームを徹底分析
天理大学(1位・7勝2敗1分)
春秋連覇を果たした天理大は、エースの的場吏玖を軸に10試合で25失点にとどめた守りの野球が光りました。
打線は福島暖也と関本大成の3年生コンビが4割台の打率を残し、得点力でも上位を保っています。
三幣寛志監督のもと、10月30日からの関西地区大学野球選手権で2024年以来の明治神宮大会出場を目指します。
関西国際大学(2位・7勝2敗1分)
関西国際大はリーグ最多の57得点を挙げ、勝ち点22で天理大と並ぶ2位に入りました。
捕手の山田歩夢が3本塁打・13打点、金山蒼が打率3割5分6厘と、打線の厚みはリーグ随一です。
侍ジャパン大学代表監督を務める鈴木英之監督のもと、来春は優勝決定戦の雪辱を期す戦いになります。
大阪体育大学(3位・7勝3敗)
大阪体育大は失点24と6校で最も少なく、工藤樹と高田純誠の投手陣が安定した戦いを支えました。
9月30日の関西外国語大戦では工藤と高田の継投で完封するなど、守りの完成度は随一です。
最終カードで天理大に2連敗して優勝を逃しましたが、通算38回の優勝を誇る名門の地力を示しました。
大阪産業大学(4位・4勝6敗)
2025年に春秋連覇した大阪産業大は、秋は4勝6敗の4位で王座の奪回はなりませんでした。
それでも9月20日に天理大を5対4で破り、9月13日の関西外国語大戦では8対0の7回コールドで大勝しています。
捕手の白野心士郎が打率4割4分4厘を残すなど、打線には来季へ向けた明るい材料もあります。
関西外国語大学(5位・3勝7敗)
春に2部東を制して1部へ戻った関西外国語大は、3勝7敗の5位で1部残留を果たしました。
9月6日には天理大を6対2で破り、10月11日の甲南大戦では古川尚弥が7回を投げ抜いて完封しています。
中堅の赤松純弥が打率3割7分5厘を記録し、1部の舞台でも通用する打撃を見せました。
甲南大学(6位・1勝9敗)
1919年創立の甲南学園を母体とする甲南大は、1勝9敗の6位で11月の入れ替え戦に回りました。
唯一の白星は10月1日の大阪産業大戦で、大森幌が9回を一人で投げ抜いて1対0で完封しています。
10試合で10得点と打線が苦しみましたが、1点差の惜敗が3試合あるなど、投手陣は粘り強く戦いました。
\複数球団が注目する144キロ右腕/
阪神大学野球連盟の秋の注目選手・2026年ドラフト候補
的場吏玖(天理大・投手)
天理大の4年生右腕・的場吏玖は、186センチの長身から最速148キロの直球を投げ込む本格派です。
秋のリーグ戦は7試合で5勝0敗、41回2/3を投げて30個の三振を奪い、2度の完封を記録しました。
10月16日の優勝決定戦でも9回を1失点で投げ切り、春に続く2季連続の優勝をマウンドで決めています。
的場吏玖は2026年10月22日のプロ野球ドラフト会議で、阪神から5位で指名されました。
春には最優秀選手と最優秀投手の二冠に輝いており、2026年のドラフト候補として注目を集めています。
福島暖也(天理大・内野手)
天理大の3年生・福島暖也は、春にベストナインの遊撃手に選ばれた守りの要です。
秋のリーグ戦では打率4割5厘を記録し、チーム最多の12打点を挙げて打線の中心を担いました。
優勝決定戦でも1番・遊撃で先発し、来季の最上級生としてチームを引っ張る存在です。
山田歩夢(関西国際大・捕手)
関西国際大の山田歩夢は東大阪大柏原高校の出身で、秋のリーグ戦では全10試合に出場した捕手です。
秋は打率4割3分3厘、3本塁打、13打点を記録し、いずれもチームで最も高い数字を残しました。
長打率は9割に達し、関西国際大のリーグ最多57得点を支える長打力を発揮しています。
工藤樹(大阪体育大・投手)
大阪体育大の2年生右腕・工藤樹は、宮崎の延岡学園高校から進んだ投手です。
春は救援が中心でしたが、秋は5試合すべてに先発して4勝1敗、35回で24個の三振を奪いました。
9月6日の大阪産業大戦では9回を一人で投げ抜いて6対0で完封し、先発の柱に名乗りを上げています。
杉山大宙(関西国際大・外野手)
関西国際大の2年生・杉山大宙は、春に打率4割4分1厘で首位打者に輝いた右翼手です。
秋は打率2割9分4厘ながら二塁打と三塁打を2本ずつ放ち、9つの四球を選んで出塁を重ねました。
優勝決定戦では3番・指名打者で先発し、来季も関西国際大の打線の軸を担う存在です。
阪神大学野球連盟の秋の注目選手を、下の表にまとめます。
| 選手 | 大学 | 守備 | 秋の主な成績 |
|---|---|---|---|
| 的場吏玖 | 天理大学 | 投手 | 5勝0敗・2完封・優勝決定戦で完投 |
| 福島暖也 | 天理大学 | 内野手 | 打率.405・チーム最多の12打点 |
| 山田歩夢 | 関西国際大学 | 捕手 | 打率.433・3本塁打・13打点 |
| 工藤樹 | 大阪体育大学 | 投手 | 5先発で4勝1敗・1完封 |
| 杉山大宙 | 関西国際大学 | 外野手 | 二塁打2・三塁打2・春の首位打者 |
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阪神大学野球連盟の基本情報
- 地区:関西地区(大学野球)
- 創立:1955年4月1日
- 加盟校:18大学(1部6校・2部東6校・2部西6校)
- 2026年秋の1部優勝:天理大学(2季連続29回目)
- 2026年秋の1部:天理大・関西国際大・大阪体育大・大阪産業大・関西外国語大・甲南大
- リーグ方式:勝ち点制(勝ち3・引き分け1)で1部の順位を決定
- 2026年秋の日程:9月5日から10月11日まで(優勝決定戦は10月16日)
- 全国大会:明治神宮大会(関西地区大学野球選手権を経て出場)
- 主な会場:ほっともっとフィールド神戸や南港中央野球場など関西各地の球場
2026年秋に1部で戦った6大学の成績と特色を、下の表にまとめます。
| 大学 | 2026年秋 | 特色 |
|---|---|---|
| 天理大学 | 1位(優勝) | 2026年は春秋連覇・リーグ優勝29回の名門 |
| 関西国際大学 | 2位 | 明治神宮ベスト4・侍ジャパン代表監督が率いる実力校 |
| 大阪体育大学 | 3位 | 2006年の全日本を制した大学日本一の名門 |
| 大阪産業大学 | 4位 | 2025年の春秋を連覇した部員230人超の大所帯 |
| 関西外国語大学 | 5位 | 2026年春に2部東を制して1部へ復帰 |
| 甲南大学 | 6位(入れ替え戦へ) | 1919年創立の甲南学園・2024年に初のプロを輩出 |
全国の頂点を知る大学が並ぶ歴史
阪神大学野球連盟には、全国の舞台で頂点を極めた経験を持つ大学が数多く名を連ねています。
大阪体育大は2006年の全日本大学選手権を制し、大学日本一の栄冠を確かに手にしました。
天理大も2024年に全日本と明治神宮大会でともにベスト4へ進み、全国区の力を示しています。
関西国際大は2018年の明治神宮大会でベスト4に入り、近年の躍進ぶりが際立っていました。
プロ野球では上原浩治や益田直也、友杉篤輝といったOBが第一線で長く活躍してきました。
全国とプロの両方で結果を残してきた歴史が、このリーグの底力を確かに支えています。
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阪神大学野球連盟に関するよくある質問(FAQ)
Q. 阪神大学野球連盟にはどんな大学が所属していますか?
A. 大阪・兵庫・奈良の18大学が所属し、1部と2部東、2部西の3つの部に分かれて戦っています。
Q. 2026年秋のリーグ戦はどこが優勝しましたか?
A. 天理大学が7勝2敗1分で関西国際大学と並び、10月16日の優勝決定戦を2対1で制して2季連続29回目の優勝を飾りました。
Q. 優勝決定戦はどんな試合でしたか?
A. 天理大が1回と7回に1点ずつを奪い、的場吏玖が9回を1失点で投げ切って2対1で関西国際大を下しました。
Q. 注目のドラフト候補は誰ですか?
A. 秋も5勝0敗・2完封を挙げた天理大の的場吏玖は、10月22日のドラフト会議で阪神から5位で指名された投手です。
Q. 明治神宮大会にはどうやって出場しますか?
A. 天理大が10月30日からの関西地区大学野球選手権に出場し、勝ち抜けば関西代表として明治神宮大会へ進みます。
Q. 1部と2部の入れ替え戦はいつ行われますか?
A. 6位の甲南大が11月6日と8日に、2部の出場決定戦の勝者とほっともっとフィールド神戸で対戦します。
阪神大学野球連盟のまとめ
阪神大学野球連盟の2026年秋は、天理大が関西国際大との優勝決定戦を制し、2季連続29回目の優勝で幕を閉じました。
エースの的場吏玖は秋も5勝0敗・2完封を挙げ、優勝決定戦の完投で春秋連覇を決めています。
3位の大阪体育大まで勝ち点1差にひしめく接戦で、関西国際大の打線や工藤樹の台頭も秋を彩りました。
天理大は10月30日からの関西地区大学野球選手権に挑み、甲南大は11月の入れ替え戦で1部残留をかけて戦います。
全国への切符をかけた天理大の挑戦はこれからも続くため、関西の熱い戦いにぜひ注目しましょう。
\公立出身・90回を投げた左腕/
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