軟式ボールは野球の練習や試合で使われていますが、練習用ボールも存在します。
多くのチームでは練習用と試合用でボールを分けていますが、試合で使われるボールを練習球にするとコストがかかります。
練習用ボールは公認ボールに比べて安価でコスト削減に役立ちます。
本記事では、軟式野球ボールの練習球について解説。今後練習用ボールを増やしたいチームやこれからチームを立ち上げる人はぜひ参考にしてみてください。
軟式野球練習用ボールとは?
軟式野球ボール練習用とはボールに公認マークがなく、公式戦では使用できないボールのことをいいます。
ボールを製造する過程でわずかな傷などが原因で検定落ちした場合は、公認球として認められません。、
とはいえ、傷などはごくわずかなもので、使用上の違和感は感じるほどでないことから、公認マークのない練習球として販売されています。
軟式野球ボール練習用と公認球の違いは?
練習用 | 公認球 | |
重さ | 138g±1.8g | 138g±1.8g |
大きさ | 72.05mm±0.5mm | 72.05mm±0.5mm |
料金相場(税込) | 4,240円 | 8,844円 |
上記表は「軟式野球練習用ボールJ号」と「公認球J号」を比較した表です。
重さ・大きさともに練習用ボールと公認球の違いはなく、使用感もほぼ変わりません。
唯一違う点は“価格”です。
軟式野球練習用ボールは、公認球と比較すると公認球は1ダース7,788円(税込)に対して練習球は4,240円(税込)と安価で購入できます。
できる限りコストをかけず練習用ボールを揃えたい場合におすすめです!
軟式野球ボール練習用の値段相場は?
※Yahooショッピング価格
軟式野球練習用ボールを製造・販売している内外ゴム、フィールドフォース、プロマーク(サクライ貿易)の3社の価格を比較してみました。
内外ゴムは練習球、試合球ともに同じ価格ですが、フィールドフォースやプロマークはJ球の方が安価で販売されていますね。
しかし、3社の中で安価なのは内外ゴムとフィールドフォースで、3,000円代で練習球を購入できます。
プロマークは試合球の製造をしておらず、練習球のみを製造しています。その分価格は高めですが、練習球としてのクオリティは十分に期待できます。
軟式野球ボール練習用はどこで買える?
軟式野球練習用ボールを購入する際は、各メーカーの公式サイトまたはネットショッピングで購入できます。
地域のスポーツ用品店でも購入可能ですが、在庫に限りがある場合があります。
そのため、たくさん練習用ボールを購入したい場合はネットで購入するのがおすすめです。
ネットならスマホやインターネットさえあれば手軽に購入が可能。
野球チームで大量に練習用ボールを必要としている方はまとめての購入も非常に便利なのでおすすめです。
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軟式野球ボール練習用メーカーランキング
内外ゴム
出典:内外ゴム
1ダース料金(税込) | NAIGAI PRACTICE BALL M号練習球(一般用・中学生用):3,300円※ NAIGAI PRACTICE BALL J号練習球(小学生用):3,300円※ |
使用素材 | 天然ゴム |
軟式ボール以外で販売している商品 | ・ソフトボール ・ティーボール ・グラウンド整備用品 |
本社所在地 | 〒674-0084 兵庫県明石市魚住町西岡2050番地 |
※Yahooショッピングでの価格
内外ゴムの特徴
- 公認球から練習用ボールまで多彩な商品がある
- 準硬式球『トップボール』を開発
公認球から練習用ボールまで多彩な商品がある
内外ゴムが製造する軟式野球ボールの特徴は、公認球から練習用ボールまで多くの種類を取り揃えていることです。
軟式野球の練習用ボールだけではなく、公認球や準硬式野球ボール、バッティングセンター用のボールなど軟式野球ボールの種類が豊富。
状況に応じて必要な種類を選べるのが強みです。
準硬式ボール(H球)を開発
内外ゴムは準硬式ボール(トップボール)も開発しています。
表面は軟式野球ボールの感触で、内面は硬式野球ボールに似た構造なのが特徴。
トップボールは硬式球や軟式球よりも知名度は低いですが、準硬式球を使うチームにも多く支持されています。
トップボールは、おもに全日本大学準硬式野球選手権大会の公認球として使用されています。
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フィールドフォース
出典:フィールドフォース
1ダース料金(税込) | 軟式練習球J号 3,740円 軟式練習球M号 3,960円 |
使用素材 | 天然ゴム |
軟式ボール以外で販売している商品 | ・グラブ ・打撃練習用品 ・スローイング上達用品 |
本社所在地 | 〒277-0872 千葉県柏市十余二380番地54中央210街区8 |
フィールドフォースの特徴
- 練習用に特化したボールの販売
- 野球スキル向上のための商品が多彩
練習用に特化したボールの販売
フィールドフォースの製造販売するボールの特徴は、練習に特化したボールの種類が豊富なことです。
軟式野球練習用ボールはもちろん、硬式練習用ボールやバッティング練習用のボールも製造・販売しています。
野球スキル向上のための商品が多彩
フィールドフォースには、打撃や投球などカテゴリー別にスキルアップのための多彩な商品が揃っているのが魅力です。
打撃では、回転軸のバランスを強化する商品やミート力を上げるアイテムを開発。
投球に関しては、コントロールを強化する商品や緩急を磨く商品など、スキル向上を目的とした商品を購入できます。
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サクライ貿易 PROMARK
出典:サクライ貿易
1ダース料金(税込) | PROMARK (プロマーク) 軟式練習球【M号】6,336円 PROMARK (プロマーク) 軟式練習球【J号】5,676円 |
使用素材 | 天然ゴム |
ボール以外で販売している商品 | ・バット ・グローブ ・トレーニングアイテム |
本社所在地 | 〒111-0051 東京都台東区蔵前2-2-5 |
サクライ貿易の特徴
- 現代野球に対応した練習用ボール
- 究極の機能性を追求した製品
現代野球に対応した練習ボール
サクライ貿易の練習用ボールは質にこだわって製造されています。
変化球やストレートなど、投球の分析に用いられるボールの回転数が計測できる「回転数チェックボール」も製造しており、分析データを多く活用する現代野球に適応したボールも販売しています。
究極の機能性を追求した製品
サクライ貿易の製品は機能性に特化した製品が多く、特にグローブは『親指革命』という親指の強度を驚異的に向上させた究極のグローブを開発しました。
技術向上のためのグローブやバットなど、機能性を重視した選手に寄り添った製品を取り揃えています。
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軟式野球ボール練習球の素材は?
軟式野球ボール練習球は、公認球同様にゴム製でできています。
発泡剤を注入した黒いスーパーボールのような球を作成し、その外側に白いゴムをかぶせます。
製造過程で公認球の検査に通らなかった細かな傷があるボールが練習用として扱われることになります。
見た目や機能性は公認球とほぼ見分けがつかないため、素材や使用感は公認球と変わらずの感触で練習が可能です。
軟式野球の練習用ボールに関するよくある質問
軟式野球用練習球で練習試合しても大丈夫?
公認球ではなく、軟式野球用練習球が練習試合で使用されることもあります。
公式戦の場合は公認球でないと使用は認められませんが、練習試合の場合は規定はなく、練習球の使用は認められています。
練習球は公認球として認められなかった製品のため、ごくわずかながら球の変化やバウンドにイレギュラーが出る可能性があります。
練習試合においても公認球を使用することをおすすめします。
練習球で投げすぎない方がいい?
練習球のサイズや重さは公認球と変わらず、練習で投げ込んでも問題ありません。
練習球を投げることがケガや故障を誘発するといったことはありません。機能性は公認球と変わりませんので安心して使用できます。
練習球と公認球はどっちが飛ぶ?
練習球と公認球はサイズや重さ、機能性は変わらないため、飛距離もさほど違いはありません。
「練習球によって試合で飛距離が落ちる」という心配はありませんので、心置きなくバッティング練習ができます。
まとめ
軟式野球練習用ボールは、ボールのサイズや大きさ、機能性は公認球と変わりません。
公認マークがなく、公式戦では使用できないこと以外にデメリットはほとんどありません。公認球より安価で購入できるため、練習でたくさんのボールを使うチームには練習用ボールの購入がおすすめです。
各メーカーのホームページや地域のスポーツ用品店で購入可能ですが、ネットショップならスマホでも手軽に安価で手に入るため、ぜひ活用してみてください。
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