埼玉県坂戸市に本部を置く私立の総合大学の硬式野球部が、伝統校がひしめく首都大学野球連盟で戦う城西大学の硬式野球部です。
2001年には明治神宮大会で準優勝を果たした実績ある名門で、近年も続けてプロへ選手を送り出す伝統ある強豪校です。
2026年春は5勝8敗の6位に沈んで入れ替え戦に回りましたが、惜しくも敗れて7季ぶりの2部降格が決まっています。
この記事では城西大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手も詳しく紹介します。
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まずは2026年の城西大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の城西大学 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県坂戸市(本部)/野球場は毛呂山町 |
| 創部 | 1965年 |
| 2026年春の成績 | 首都大学野球1部 6位(5勝8敗)→2部降格 |
| チームの特徴 | プロを輩出する投手中心の伝統校 |
| チームの軸 | 石井利篤・星野翔太・大木大雅 |
城西大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|投手は粘るも打線が湿り最下位
2026年春の城西大は5勝8敗の勝ち点1で首都大学野球の6位に終わり、入れ替え戦の末に7季ぶりの2部降格が決まりました。
最下位に沈んだものの投手陣は最後まで粘りを見せており、深刻な得点力の不足こそが勝ち星の伸び悩んだ最大の要因になります。
チームの総得点は23点とリーグ最少に沈んで打線に大きく苦しみ、あと一本が出ない試合が続いて数々の接戦を落としました。
一方でマウンドは複数の好投手が踏ん張る安定した陣容で、4年生左腕の木下将輝は防御率0.00と抜群の内容を残しました。
打線ではベストナイン一塁手に3年生の石井利篤が選ばれており、こうした下級生の活躍が数少ない明るい話題を担いました。
城西大は2001年に明治神宮大会で準優勝した実績ある名門で、首都リーグでの優勝3回を誇る伝統ある野球部になります。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、城西大は秋は2部の舞台で1年での1部返り咲きを狙うチームです。
最大の課題である得点力さえ上向けば2部での巻き返しは十分に可能で、粘り強い投手陣を武器に再起を期すチームになります。
社会人の名将・村上文敏監督
チームを率いるのは2019年から指揮を執る村上文敏監督で、社会人野球で実績を積んできた経験豊富な指揮官になります。
村上監督は岩国商業から駒澤大学を経て社会人野球で活躍した後、NKKやJFE西日本で監督を務めてきた育成の名手です。
社会人野球の名将として培った手腕で粘り強いチームをつくっており、投手陣の踏ん張りにもその豊富な経験が生きています。
城西大の硬式野球部は1965年に創部された60年の歴史を持つ強豪で、首都大学野球連盟を舞台に長く上位争いを演じてきました。
野球部の本拠地は埼玉県毛呂山町にある専用の野球場で、この恵まれた環境のもとで選手たちは日々の厳しい鍛錬を重ねています。
部長は日本体育大学出身の平塚潤が務めてチームを支えており、この指導体制の充実が再起を目指す城西大の土台になっています。
プロを生む投手王国
城西大の選手は全国各地の強豪校から幅広く集まってきており、特に投手陣は30人が名を連ねる非常に層の厚い陣容になります。
投手のうち半数以上を左腕が占めるという珍しい編成が特徴で、多彩なタイプの左腕をそろえたまさに投手王国と呼べる陣容です。
近年もプロへ選手を送り出す育成力の高さが大きな魅力で、2025年のドラフトでは2人の選手がプロ入りを果たしました。
エース格の木下将輝は川越初雁、鈴木耀斗は昌平の出身で、各地の実力校で腕を磨いてきた投手たちがマウンドに並びます。
副将で右腕の星野翔太は八王子で全国を経験した本格派で、最速153キロを誇る城西大の2026年ドラフト候補になります。
野手では石井利篤が国士舘、大木大雅が日大豊山の出身で、それぞれの実力校で鍛えられた選手たちが打線の中軸です。
入部者には関西高校や常総学院、静岡の出身者が多く見られ、全国の実力校とのつながりがチームの選手層の厚さを生んでいます。
こうした多彩な力が一つになって2部からの1部返り咲きを狙っており、全国から集った選手たちが再起への原動力になっています。
| 選手 | 守備 | 出身校 |
|---|---|---|
| 星野翔太 | 投手(右) | 八王子 |
| 木下将輝 | 投手(左) | 川越初雁 |
| 鈴木耀斗 | 投手(右) | 昌平 |
| 石井利篤 | 内野手(一塁) | 国士舘 |
| 大木大雅 | 外野手 | 日大豊山 |
城西大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣で圧巻の内容を残したのが4年生左腕の木下将輝で、2026年春は7試合に登板して防御率0.00と好投を続けました。
川越初雁出身の技巧派で、WHIP0.29という驚異的な数字を残した城西大の頼れる守護神として終盤の試合を締めています。
先発の柱を担うのは昌平出身で2年生右腕の鈴木耀斗で、2026年春は5試合に先発して防御率1.88と好投しました。
28イニングあまりを投げ抜いた鈴木は下級生ながらエース格の存在で、この若い先発右腕の成長が投手陣の未来を担っています。
2年生右腕の前田冨雅は丸亀城西出身で防御率1.42と安定し、3年生左腕の菊地喬介も同じく防御率1.42と好投を続けています。
4年生左腕の原田海翔は加古川北の出身で先発と救援の両方を担い、加藤卓也ら経験豊富な左腕がマウンドをしっかり固める頼れる布陣です。
3年生左腕の菊地喬介は192センチの長身が魅力の本格派で、関東第一で鍛えた角度のある力強い投球で救援陣を支えています。
最速153キロの星野翔太を含めて投手陣は30人の大所帯で、半数以上を左腕が占めるその層の厚さが大きな武器になります。
複数の好投手が踏ん張って失点をリーグ最少級に抑えてきており、この総合的な投手力こそ2部での巻き返しを支える原動力です。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 木下将輝 | 投手(左) | 4年・2026年春 防御率0.00・WHIP0.29・7試合・川越初雁出身 |
| 鈴木耀斗 | 投手(右) | 2年・2026年春 防御率1.88・28回2/3・先発の柱・昌平出身 |
| 星野翔太 | 投手(右) | 4年・最速153キロ・185cm・副将・八王子出身 |
城西大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の中心はベストナイン一塁手に輝いた3年生の石井利篤で、国士舘出身で2026年春は打率.289と存在感を放ちました。
最下位に沈んだチームにあって数少ない明るい話題を担っており、下級生ながら中軸を任される城西打線の柱になっています。
4年生の大木大雅は日大豊山出身で機動力が武器の外野手で、チーム最多の打点に5盗塁の足も光る勝負強い好打者になります。
3年生の中島大護は佐久長聖の出身で打線の中軸を担う打者で、本塁打も放つ長打力で湿りがちな城西の打線をけん引してきました。
3年生の古賀青志は名門・健大高崎の出身で両打ちの外野手として、つなぎ役から打線に厚みを加える貴重な存在になっています。
2年生の丸山隼人は名門・常総学院出身の伸び盛りの内野手で、この若い力の成長が秋以降の城西の打線を支える力になります。
4年生の菅原大聖は埼玉平成の出身で遊撃を堅く守る上級生で、経験豊富なその存在が若い城西の打線に落ち着きを加える支柱です。
2年生の清水太一は日大三、3年生の臼田有稀は小諸商の出身で、二塁や捕手を担う選手も下級生を中心に着実に育っています。
最大の課題はリーグ最少に沈んだ得点力の底上げで、石井や大木を軸にした打線全体の奮起が2部での再起の鍵を握ります。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 石井利篤 | 内野手(一塁) | 3年・2026年春 打率.289・ベストナイン一塁手・国士舘出身 |
| 大木大雅 | 外野手 | 4年・チーム最多打点・5盗塁の機動力・日大豊山出身 |
| 古賀青志 | 外野手 | 3年・両打ちのつなぎ役・健大高崎出身 |
| 丸山隼人 | 内野手(三塁) | 2年・伸び盛りの若手内野手・常総学院出身 |
城西大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
最下位から2部降格が決まった春
首都大学野球は6校が2回戦総当たりで勝ち点を争うリーグ戦で、実力ある伝統校がしのぎを削り合うレベルの高い舞台です。
2026年春の城西大は5勝8敗の勝ち点1で6位に終わってしまい、リーグ最下位として入れ替え戦に回ることになりました。
入れ替え戦では昇格を狙う東京経済大学に2連敗を喫して7季ぶりの降格が決まり、惜しくも1部残留はかないませんでした。
投手陣は最後まで粘ったもののリーグ最少の得点力に苦しんでおり、攻撃力の底上げが再起への大きな課題として残っています。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝ち点 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本体育大学 | 8勝4敗 | 4 | .667 |
| 2 | 東海大学 | 7勝4敗 | 3 | .636 |
| 3 | 武蔵大学 | 6勝6敗 | 3 | .500 |
| 4 | 帝京大学 | 6勝7敗 | 2 | .462 |
| 5 | 筑波大学 | 4勝7敗 | 2 | .364 |
| 6 | 城西大学 | 5勝8敗 | 1 | .385 |
秋のリーグ戦への展望
秋の城西大が目指すのは2部での優勝と1部への即復帰で、1年での返り咲きへ再起にかける選手たちの思いは強いところです。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、春に粘り強さを見せた城西の投手陣がそのまま秋の大きな戦力となります。
投手陣は木下将輝や鈴木耀斗を軸に安定した陣容を保っており、2年生右腕の鈴木ら若い力の成長も1部返り咲きの鍵になります。
打線は石井利篤や大木大雅を中心に得点力の向上を狙っており、課題の攻撃力さえ上向けば2部での優勝も十分に射程内です。
2部には力の拮抗した相手が多く油断のできない戦いが続くため、1試合ごとの勝負強さが2部優勝への大きな鍵となります。
明治神宮大会準優勝の伝統を誇る名門として意地を見せたいところで、1部への即返り咲きへ選手たちは大いに士気を高めています。
4年生の実力者に伸び盛りの下級生が加わる編成となっており、この世代のバランスの良さも城西大の大きな魅力の一つです。
秋のリーグ戦は9月に開幕して2部の舞台での戦いが始まり、1部返り咲きを狙う城西大の戦いに大きな注目が集まります。
城西大学野球部の注目選手
星野翔太(投手)
全国を経験した八王子から進んだ副将を務める4年生の右腕で、最速153キロを誇る城西大の2026年ドラフト候補になります。
185センチの長身から投げ下ろす力強い直球が最大の武器で、先発でも救援でも計算できるチームの頼れる本格派の右腕です。
副将としてチームを力強く引っ張る精神的な支柱でもあり、この星野の力投こそが秋の城西大の1部返り咲きを大きく左右します。
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木下将輝(投手)
川越初雁から進んだ4年生の技巧派左腕で、2026年春は7試合に登板して防御率0.00という圧巻の内容を残しました。
WHIP0.29という驚異的な数字を残したチームの頼れる守護神で、ここぞの場面で試合を締める城西大の大きな切り札です。
最終学年の技巧派左腕として最後の秋にかける思いは人一倍で、この木下の安定した好投が秋の接戦での強さを生み出します。
鈴木耀斗(投手)
強豪・昌平から進んだ先発の柱を担う2年生の右腕で、2026年春は5試合に先発して防御率1.88と好投を見せました。
2026年春は28イニングあまりを投げ抜いた下級生ながらのエース格で、この若い先発右腕の成長が投手陣の未来を担っています。
2年生の主力として秋以降の城西の投手陣を支えていく存在で、この鈴木のさらなる飛躍こそが1部返り咲きへの大きな鍵を握ります。
石井利篤(内野手)
国士舘から進んだ2026年春にベストナイン一塁手へ輝いた3年生で、打率.289を残して湿りがちな城西打線の中心を担いました。
最下位に沈んだチームの中で数少ない光を放ち続けた打者で、下級生ながら中軸を任される城西大の頼れる存在になっています。
3年生の主力として秋以降の城西の打線を引っ張っていく存在で、この石井の勝負強い打棒こそが得点力の向上には欠かせません。
大木大雅(外野手)
日大豊山から進んだ俊足と機動力が武器の4年生の外野手で、チーム最多の打点に加えて5盗塁の足も光る勝負強い好打者です。
走攻守にバランスの取れた城西打線に欠かせない存在で、上位打線を長くけん引してきた経験豊富で頼れる中軸打者になります。
最上級生の4年生として最後の秋にかける思いは人一倍で、この大木の走攻守にわたる活躍が秋の1部返り咲きを後押しします。
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城西大学の基本情報
- 所在地:埼玉県坂戸市(本部)/野球場は毛呂山町
- 創部:1965年
- 所属リーグ:首都大学野球連盟(2026年秋から2部)
- 監督:村上文敏(2019年就任)
- 2026年春の成績:1部6位(5勝8敗)→2部降格
- リーグ優勝:1部3回(1997年春・2001年秋・2003年秋)
- 全国大会:明治神宮大会 準優勝1回(2001年)/全日本大学野球選手権 出場1回
- 主なOB:渡辺直人・比屋根渉・竹原直隆・松川玲央・小林結太
- チームの軸:石井利篤・星野翔太・木下将輝・大木大雅・鈴木耀斗
城西大の硬式野球部は1965年に創部された60年の歴史を持つ強豪で、首都大学野球連盟に所属して伝統の舞台で戦い続けています。
大学の本部は埼玉県坂戸市にあり野球部の本拠地は同じ埼玉県毛呂山町の専用野球場で、選手たちは日々の練習に励んでいます。
野球部の監督を務めるのは2019年に就任した村上文敏で、社会人野球の名門で長く実績を積んできた経験豊富な指揮官です。
山口県の岩国商業から駒澤大学に進んだ後に社会人野球でプレーし、指導者としても社会人の名門で長く手腕を振るってきた人物です。
首都リーグでは1部優勝3回を誇る実績ある名門で、1997年春の初優勝に続いて2001年秋と2003年秋にも頂点に立ちました。
2001年には明治神宮大会で準優勝を果たして全国に名を刻んでおり、大学の名を全国へ広げた城西大の最も輝かしい実績になります。
この準優勝の立役者が後に楽天で活躍した内野手の渡辺直人で、在学時にベストナイン遊撃手へ輝いた城西大の看板OBになります。
近年も続けてプロへ選手を送り出す育成力の高さが大きな魅力で、2025年にはヤクルトへ松川玲央、広島へ小林結太が進みました。
ヤクルトで活躍した比屋根渉や西武の竹原直隆らもOBに名を連ねており、数多くのプロ野球選手を育ててきた伝統ある野球部です。
投手の阿南徹もオリックスや巨人でプレーした城西大のOBの一人で、マウンドを支える人材を数多く輩出してきた投手王国です。
2026年春は2部降格が決まりましたが早くも再起への準備を進めており、名門の誇りにかけて1部返り咲きへ力を蓄えています。
城西大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 城西大学はどのリーグに所属していますか?
A. 首都大学野球連盟に所属しており、2026年春は1部6位で秋からは2部で戦うことになります。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 5勝8敗の勝ち点1で1部6位となり、入れ替え戦で東京経済大学に敗れて2部降格が決まっています。
Q. 野球部の本拠地はどこにありますか?
A. 大学の本部は埼玉県坂戸市にあり、野球部は同じ埼玉県毛呂山町の専用野球場で練習に励んでいます。
Q. どんなプロ野球選手を輩出していますか?
A. 楽天の渡辺直人やヤクルトの比屋根渉らを輩出しており、2025年にはヤクルトへ松川玲央が進んだ育成力ある名門です。
Q. チームの特徴は何ですか?
A. 30人を数える層の厚い投手陣が特徴で、半数以上を左腕が占める投手王国と呼べる陣容になります。
Q. 秋の目標は何ですか?
A. 目標は2部での優勝と1部への即復帰で、粘り強い投手陣を武器に1年での返り咲きを目指しています。
城西大学野球部のまとめ
2026年春の城西大は5勝8敗で首都大学野球の最下位となり、入れ替え戦にも敗れて7季ぶりの2部降格が決まりました。
投手陣は木下将輝や鈴木耀斗が踏ん張って最後まで粘りを見せましたが、リーグ最少の得点力に苦しんで最下位に沈みました。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、明治神宮大会準優勝の名門が秋には2部から1部返り咲きを目指します。
課題の得点力さえ上向けば2部での巻き返しは十分に可能で、1部返り咲きを狙う城西大の戦いに大きな注目が集まります。
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