岐阜県瑞穂市に本拠を置く朝日大は、昨春に岐阜リーグを制した東海地区の実力校です。
2026年春は8勝4敗で同率の2位となり、王座を中部学院大に譲る結果になりました。
それでも本塁打王と最速145キロを担う若い2年生たちに、大きな伸びしろがあります。
この記事では朝日大学野球部の2026年の戦力を投手陣と野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手まで詳しく紹介します。
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まずは2026年の朝日大の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の朝日大 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県瑞穂市(朝日大学) |
| 監督 | 藤田明宏 |
| 2026年春の成績 | 岐阜県学生野球リーグ 2位(8勝4敗) |
| チームの特徴 | 昨春に11回目の県制覇を果たした実力校 |
| チームの軸 | 樋田蒼生・江口勇勝・太田聖翔 |
朝日大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|昨春の王者が2位に
2026年春の朝日大は8勝4敗で、岐阜県学生野球リーグを同率の2位で終えました。
優勝したのは10勝2敗の中部学院大で、朝日大は頂点にあと一歩まで迫りながら届きませんでした。
前の年の春には11季ぶり11回目の県制覇を果たしており、王者として臨んだ今季でした。
その王座を中部学院大に明け渡す悔しい結果となり、雪辱は秋のリーグ戦へと持ち越されています。
それでも朝日大の戦いぶりには、次につながる確かな明るさがいくつも見て取れました。
打線では2年生の江口勇勝と太田聖翔がそろって本塁打王に輝き、若い長打力を存分に示しています。
マウンドでも2年生の高橋俊二が最速145キロの直球を投げ込み、次代のエース候補へと成長しました。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うため、この若い力は経験を積むほど伸びていきます。
秋へ向けた手応えと勝負強さ
昨春に県を制した地力に若手の勢いが加わり、朝日大は秋へ向けて確かな手応えをつかんでいます。
春のリーグ戦では最終カードで中京学院大にサヨナラ勝ちを収め、接戦での勝負強さも印象づけました。
王座奪回を目指す朝日大にとって、この2位はあくまで巻き返しへの通過点にすぎません。
甲子園を知る名将が率いるチーム
朝日大を率いるのは、高校野球の世界で数々の実績を残してきた監督の藤田明宏です。
藤田監督は県立岐阜商業などを率いて、甲子園でたびたび上位へと勝ち進んだ名将として知られています。
2009年の夏には甲子園でベスト4に導き、同じ年の秋の国民体育大会では全国制覇も成し遂げました。
それ以前にも岐阜三田を率いて、2006年春に県勢として47年ぶりの4強へとチームを導いています。
甲子園の大舞台を知り尽くした指導者が、2023年から朝日大の指揮を執っています。
朝日大での指導の成果
高校で全国と渡り合ってきた藤田監督の指導は、大学の選手たちにも着実に浸透してきました。
その手腕は昨春の11回目の県制覇として実を結び、朝日大を岐阜の頂点へと押し上げています。
勝負どころでの采配と選手を鍛え上げる指導力は、接戦の多いリーグ戦で大きな武器になります。
名将のもとで力をつけた選手たちは、秋の岐阜リーグでもふたたび上位を狙う構えです。
若い2年生トリオが担った春
2026年春の朝日大を最も特徴づけるのが、下級生を軸に据えた思い切りのよい戦い方です。
3番左翼の江口勇勝は2年生ながら、小松で鍛えた左の強打で本塁打王のタイトルを勝ち取りました。
8番遊撃の太田聖翔も2年生で、市立岐阜商仕込みの打棒で江口とともに本塁打王を分け合っています。
遊撃と左翼で守備の中心も担うこの2人により、若い野手が攻守の両面でチームを引っ張る形になりました。
マウンドでは2年生の高橋俊二が最速145キロの直球を投げ、次代を担うエース候補として台頭しています。
新人戦優勝と4年生の支え
下級生の勢いは、5月に開かれた春季新人戦での優勝という形でもはっきりと表れました。
新人戦の決勝では同じく2位に並んだ岐阜聖徳学園大を4対2で下し、若い力の充実を示しています。
そこに4番の二村竜矢ら経験豊富な4年生が加わり、若さと実績がかみ合った打線が生まれました。
下級生が主軸を張った2026年の布陣は、同じ顔ぶれで戦う秋にさらなる上積みが見込めます。
| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 樋田蒼生 | 投手 | 先発を担う4年生・敢闘賞・土岐商出身 |
| 江口勇勝 | 外野手 | 本塁打王に輝いた2年生・小松出身 |
| 太田聖翔 | 内野手 | 本塁打王を分け合った2年生・市立岐阜商出身 |
| 高橋俊二 | 投手 | 最速145キロの2年生右腕 |
| 二村竜矢 | 内野手 | 打線を支える4年生の4番 |
朝日大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の柱を担うのは、土岐商から進んだ4年生でエース格の樋田蒼生です。
樋田はリーグ戦で数多くの先発を任され、粘り強い投球でチームの勝ち星を積み重ねてきました。
その安定した働きはリーグを通じて高く評価され、2026年春のリーグ戦では栄えある敢闘賞を受賞しています。
樋田を追うのが、最速145キロの直球を武器にする2年生右腕の高橋俊二です。
高橋は下級生ながら先発でも救援でも腕を振り、次代のエース候補として存在感を高めました。
春季新人戦の決勝では先発を任され、岐阜聖徳学園大を相手にチームの優勝を手繰り寄せています。
岐阜大戦や東海学院大戦で先発の一角を担った山田竜也も、テンポのよい投球で試合をつくれる計算できる右腕です。
4年生の左腕では冨安奏等と下里琉稀がそろい、左右のバランスの取れた継投を可能にしました。
継投の厚みと秋の課題
同じ4年生の島袋大翔もマウンドに上がり、勝ちパターンの継投に厚みを加えています。
救援では近藤泰星が終盤の難しい場面を任され、リードを守り抜く役割を担ってきました。
先発から救援までを幅広い顔ぶれでつなぐ継投は、朝日大の守りを安定させる大きな支えになりました。
2年生の高橋に4年生の左腕がそろう投手陣は、左右の的を絞らせない多彩さを備えています。
この層の厚い投手陣は、2026年春に岐阜大との2連戦を5対0と10対0でいずれも完封に抑えました。
複数の投手が先発と救援をこなせる陣容は、連戦の続くリーグ戦で大きな強みになります。
秋に向けた課題は、エースの樋田が抜けたあとを見据えて先発の柱を増やすことです。
若い高橋が一段と成長すれば、朝日大の投手陣は失点をさらに抑え込めるようになります。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 樋田蒼生 | 投手 | 先発の柱で敢闘賞・土岐商出身 |
| 高橋俊二 | 投手(右) | 最速145キロの2年生右腕 |
| 山田竜也 | 投手 | 先発を担う計算できる右腕 |
| 冨安奏等 | 投手(左) | 継投を支える4年生左腕 |
朝日大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の主役を担うのは、小松から進んだ2年生で3番左翼の江口勇勝です。
江口は下級生ながら鋭く振り抜く左の強打を武器にし、2026年春のリーグ戦で2本塁打を放って本塁打王のタイトルを勝ち取りました。
その一打は得点圏で大きな威力を発揮し、朝日大の若い打線にとって欠かせない中軸へと大きく成長しています。
8番遊撃の太田聖翔も2年生で、市立岐阜商で磨いた勝負強い打棒により、江口とともに2本塁打で本塁打王を分け合いました。
下位打線からでも一発を放てる太田の存在は、下位まで気の抜けない打線として相手投手にとって大きな脅威になります。
4番一塁には4年生の二村竜矢が座り、勝負強い打撃で打線に迫力を生み出してきました。
二村も春のリーグ戦で本塁打を放っており、若い長打陣を経験でしっかりと支えています。
切れ目ない下位打線と守りの要
1番二塁の林俊斗は3年生で、二塁打も放つ鋭い打球を飛ばすリードオフマンとして、俊足を生かして打線の起点をつくりました。
2番中堅の片野琉斗は4年生で、広い守備範囲を誇る堅実な守備と巧みな打撃により、走者を進めて好機を広げる役割を担います。
捕手の坂田大は4年生で、多くの二塁打も放ちながら若い投手陣をうまくリードし、攻守の両面で存在感を放ってきました。
三塁の廣瀬央河やDHの於保光晟ら4年生も打線に顔をそろえ、経験を生かした打撃で好機を広げます。
下級生の長打力に上級生の勝負強さが加わり、朝日大の打線は好機を確実に得点へと結びつけました。
1番の林俊斗から下位の太田まで切れ目のない打線は、相手投手に息をつく間を与えません。
江口と太田の2年生コンビが軸となる野手陣は、秋にかけてさらに得点力を高めていきます。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 江口勇勝 | 外野手(左) | 本塁打王に輝いた2年生・小松出身 |
| 太田聖翔 | 内野手(遊) | 本塁打王を分け合った2年生・市立岐阜商出身 |
| 二村竜矢 | 内野手(一) | 打線を支える4年生の4番 |
| 林俊斗 | 内野手(二) | 打線の起点をつくる3年生・リードオフマン |
朝日大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
岐阜リーグ2位で終えた春
朝日大が戦う岐阜県学生野球リーグは、東海地区大学野球連盟に属する7校で争われるリーグ戦です。
各県のリーグを制した王者が東海地区の選手権へ進み、全日本大学野球選手権への出場をかけて戦います。
2026年春は中部学院大が10勝2敗で優勝し、朝日大は岐阜聖徳学園大と並ぶ8勝4敗の2位でした。
直接対決では岐阜大を2試合連続で完封し、下位を相手に地力の高さをはっきりと示しています。
一方で優勝した中部学院大には連敗を喫し、王者との力の差が明暗を分ける結果となりました。
| 順位 | 大学 | 勝敗 |
|---|---|---|
| 1 | 中部学院大学 | 10勝2敗 |
| 2 | 岐阜聖徳学園大学 | 8勝4敗 |
| 2 | 朝日大学 | 8勝4敗 |
| 4 | 東海学院大学 | 6勝6敗 |
| 5 | 中京学院大学 | 5勝7敗 |
| 6 | 岐阜協立大学 | 3勝9敗 |
| 7 | 岐阜大学 | 2勝10敗 |
秋のリーグ戦への展望
秋の朝日大がまず狙うのは、2位からもう一段順位を押し上げての岐阜リーグ優勝です。
優勝した中部学院大は東海地区の選手権も制して全日本へ進んでおり、大きな壁として立ちはだかります。
今春に連敗した中部学院大を秋にどう攻略するかが、王座奪回に向けた最大の焦点です。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うため、若い選手の成長がそのまま戦力の底上げにつながります。
打線は本塁打王の江口勇勝と太田聖翔の2年生コンビが、さらに長打を伸ばせるかが鍵になります。
投手陣ではエースの樋田蒼生に続く先発を固めることが、失点を減らすうえで欠かせません。
2位争いと全国への道
今春に1勝1敗と競り合った岐阜聖徳学園大との2位争いも、秋の順位を左右する大事な直接対決になります。
春季新人戦を制した下級生の勢いが加われば、朝日大の戦力はもう一段厚みを増していきます。
甲子園を知る名将のもとで力をつけた朝日大は、秋こそ岐阜の頂点を取り返す戦いへ全力で挑む構えです。
若い力が経験を糧に成長すれば、朝日大はふたたび全日本への道を歩み出す力を十分に秘めています。
朝日大学野球部の注目選手
江口勇勝(外野手)
小松から進んだ朝日大の2年生で、3番左翼を任される若き主砲になります。
下級生ながら左の強打で本塁打王のタイトルを勝ち取り、打線の中軸として一気に台頭しました。
秋も打線の柱として、この江口の長打が朝日大の得点力を大きく引き上げていきます。
太田聖翔(内野手)
市立岐阜商から進んだ朝日大の2年生で、遊撃を守りながら下位打線で一発を放つ打者になります。
江口とともに本塁打王を分け合い、若いチームの長打力を象徴する存在へと成長しました。
秋も守備の要と長打の両面で、この太田の働きが朝日大の戦いを大きく左右します。
樋田蒼生(投手)
土岐商から進んだ朝日大の4年生で、先発の柱として敢闘賞に輝いたエース格になります。
数多くの先発を任され、粘り強い投球でチームを何度も勝利へと導いてきました。
秋も先発の中心として、この樋田の投球が朝日大の投手陣を大きく支えていきます。
高橋俊二(投手)
最速145キロの直球を武器にする朝日大の2年生右腕で、次代のエース候補になります。
春季新人戦の決勝では先発を任され、岐阜聖徳学園大を相手にチームの優勝を手繰り寄せました。
秋も投手陣の一角として、この高橋の成長が朝日大の失点をさらに抑え込みます。
二村竜矢(内野手)
朝日大の4年生で一塁を守り、打線の4番として勝負強い打撃を見せる中軸になります。
春のリーグ戦では本塁打も放ち、若い長打陣を経験でしっかりと支えてきました。
秋も打線の中心として、この二村の一打が朝日大の得点力を確かに押し上げます。
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朝日大学の基本情報
- 所在地:岐阜県瑞穂市(朝日大学)
- 所属リーグ:東海地区大学野球連盟(岐阜県学生野球リーグ)
- 監督:藤田明宏
- 2026年春の成績:岐阜県学生野球リーグ 2位(8勝4敗)
- 主なOB:松澤裕介(巨人)ほか、社会人野球で活躍する選手多数
- チームの軸:樋田蒼生・江口勇勝・太田聖翔・高橋俊二
- リーグ優勝:11回
朝日大の硬式野球部は、東海地区大学野球連盟の岐阜県学生野球リーグで戦うチームです。
本拠を置くのは岐阜県瑞穂市で、およそ70人の部員が日々しのぎを削っています。
朝日大は歯学部を擁する大学として知られ、幅広い学部の学生が同じ岐阜の地で学んでいます。
チームを率いるのは監督の藤田明宏で、高校野球で培った勝負勘を大学の指導にも生かしてきました。
藤田監督は岐阜三田や県立岐阜商業を率いた高校時代に、甲子園で幾度も全国の強豪と渡り合っています。
県立岐阜商業では2009年夏に4強へ進み、その年の秋には国民体育大会を制して全国の頂点にも立ちました。
その名将が2023年から朝日大の指揮を執り、昨春の11回目の県制覇へとチームを押し上げています。
岐阜リーグでの通算優勝は11回を数え、朝日大は県内でも屈指の伝統を誇るチームです。
リーグの歴史とOB
その11回の優勝は中部学院大に次ぐ数で、朝日大が長く岐阜のリーグをけん引してきた歴史を物語ります。
全国の舞台では1993年に全日本大学野球選手権へ出場し、初の全国に挑んだ歴史を刻みました。
卒業生の多くは社会人野球で活躍し、四国アイランドリーグを経て巨人でプレーした松澤裕介も送り出しています。
こうした確かな実績を土台に、2026年のチームも岐阜の頂点奪回を目指して力を蓄えてきました。
若い戦力に名将の指導が加わった朝日大は、秋の岐阜リーグでも上位を狙う構えを崩しません。
朝日大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 朝日大学はどのリーグに所属していますか?
A. 東海地区大学野球連盟の岐阜県学生野球リーグに所属し、2026年春は8勝4敗の2位でした。
Q. 2026年春はどんなシーズンでしたか?
A. 昨春の県王者として臨みましたが、中部学院大に王座を譲り同率2位でシーズンを終えました。
Q. 監督は誰ですか?
A. 監督は藤田明宏で、県立岐阜商業などを甲子園に導いてきた高校野球の名将です。
Q. 2026年春の注目選手は誰ですか?
A. 本塁打王に輝いた2年生の江口勇勝と太田聖翔、先発の柱で4年生の樋田蒼生が挙げられます。
Q. どんなプロ野球選手を輩出していますか?
A. 四国アイランドリーグを経て巨人でプレーした松澤裕介をはじめ、社会人野球でも多くのOBが活躍しています。
Q. 秋の目標は何ですか?
A. 岐阜リーグの優勝が目標で、2年生コンビの長打とエースに続く先発の確立が鍵になります。
朝日大学野球部のまとめ
2026年春の朝日大は8勝4敗で岐阜県学生野球リーグを同率2位で終え、王座を中部学院大に譲りました。
昨春に11回目の県制覇を果たした王者としては悔しい結果で、雪辱は秋のリーグ戦へと持ち越されています。
それでも本塁打王の江口勇勝と太田聖翔、最速145キロの高橋俊二ら2年生トリオに大きな伸びしろがあります。
春季新人戦を制した下級生の勢いに甲子園を知る名将の指導が加われば、秋の巻き返しは十分に可能です。
岐阜の頂点奪回を目指す朝日大のさらなる戦いに、秋のリーグ戦へ向けて大きな注目が集まります。
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