千葉県東金市に143人の部員を擁し、2019年に明治神宮大会で全国ベスト4に進んだのが、王者を倒す力を持つ城西国際大学の硬式野球部です。
2026年春のリーグ戦は7勝5敗の4位ながら、2季連続優勝の王者・国際武道大学をリーグでただ一つ打ち破りました。
エースの西村知紘や打点王の4番・阿部竜也ら経験豊富な4年生が主力を占め、ベテランの力を武器に秋の巻き返しを狙います。
この記事では城西国際大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手までを詳しく紹介します。
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まずは2026年の城西国際大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の城西国際大学 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県東金市 |
| 設置 | 私立(1992年開学) |
| 2026年春の成績 | 千葉1部 4位(7勝5敗) |
| 登録選手 | 143人 |
| チームの軸 | 西村知紘・阿部竜也・小林飛雄馬・横井寿海 |
城西国際大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|7勝5敗でリーグ4位
2026年春の城西国際大学は6校が争った千葉1部リーグで7勝5敗の4位に入り、2回戦総当たりの勝ち点制を勝ち点3で戦い抜きました。
順位は4位ながら、その戦いぶりは順位をはるかに上回る価値があり、優勝した国際武道大学をリーグでただ一つ打ち破ったチームです。
3位の千葉経済大学や6位の千葉商科大学との対戦でも取りこぼさず確実に勝ち点を挙げ、上位から下位まで力のある相手に渡り合う地力があります。
一方で最終的に2位となる東京情報大学との2連戦は7対19と2対3でともに落とし、試合ごとの波をどう抑えるかという課題も残りました。
好投手が試合をつくり、勝負どころで着実に得点する堅い守りの野球が持ち味で、派手さはなくとも強豪を倒す集中力を備えたチームです。
順位以上の力を示しながら4位に終わり、選手たちは大きな悔しさを抱えており、王者を倒した実力を秋は順位という結果につなげていきます。
王者・国際武道大を唯一破った実力
今季の城西国際大学を象徴するのが、2季連続優勝を果たした王者を2連勝で打ち破った、開幕カードの国際武道大学戦でした。
初戦は1対0、2戦目は4対3といずれも1点差の緊迫した接戦をものにし、リーグでただ一つ王者からシリーズを奪う値千金の2連勝を飾りました。
初戦の1対0は、エース西村を軸に投手陣が王者打線を完封した会心の勝利で、守り勝つ野球が強豪を相手に見事に機能しています。
2戦目の4対3も、一歩も引かない打ち合いを最後まで制した価値ある白星で、連勝で王者の出ばなをくじいた開幕が大きな自信になりました。
この開幕2連勝は、城西国際大学が上位校とも互角以上に戦える力を示し、順位以上の底力を開幕から強く印象づけています。
王者を倒すだけの地力があれば秋の優勝争いも決して夢ではなく、開幕の勢いを一年を通じて保てるかが浮上の大きなカギです。
明治神宮ベスト4を誇る近年の実力校
城西国際大学は全国の舞台でたびたび結果を残してきた近年の実力校で、2019年には明治神宮大会でベスト4まで勝ち進みました。
この年は横浜市長杯・関東地区大学野球選手権を初めて制して全国の切符をつかみ、神宮の舞台で全国4強に入った実績は大きな誇りです。
2025年にも全日本大学野球選手権に出場して2回戦まで勝ち上がり、近年の千葉を代表して全国で戦い続けてきました。
1992年に開学した城西国際大学は近年になって着実に力を蓄え、全国での経験の積み重ねが王者を倒す地力の土台になっています。
2021年3月に就任した佐藤孝治監督のもとでチームは着実に力を伸ばし、全国を知る指揮官が強豪を倒す集団をつくり上げてきた実力校です。
エース西村知紘と4番・阿部竜也
投手陣の柱は、兵庫の名門・報徳学園から進んで安定した投球で試合をつくる、4年生でエースの西村知紘です。
エース西村は5月17日の千葉商科大学戦で9回を自責点0に抑える完投勝ちを収め、1対0の接戦を投げ抜いた姿はエースの風格十分でした。
打線の中心は、福島の名門・学法石川から進んで4番として勝負強い打撃を見せる、打点王に輝いた4年生の阿部竜也です。
遊撃の小林飛雄馬も埼玉の名門・昌平から進んだ4年生の勝負強い内野手で、経験豊富な4年生が打線の中軸を固めています。
スタメンの多くを最上級生の4年生が占める経験豊かな布陣こそ今季の特徴で、ベテランの力で秋の上位進出を狙うチームです。
| 打順 | 守備 | 選手 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 1 | 左 | 横井寿海 | 4年 |
| 2 | 二 | 渡邉陸 | 3年 |
| 3 | 遊 | 小林飛雄馬 | 4年 |
| 4 | 一 | 阿部竜也 | 4年 |
| 5 | DH | 遠藤颯心 | 3年 |
| 6 | 三 | 永田一喜 | 2年 |
| 7 | 中 | 増子滉太 | 4年 |
| 8 | 右 | 菊池颯太朗 | 4年 |
| 9 | 捕 | 勝野凌空 | 4年 |
城西国際大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の柱は、兵庫の報徳学園から進んで先発と救援の両方で計算できる、4年生でエースの西村知紘です。
エース西村は5月17日の千葉商科大学戦で9回を被安打5・自責点0で投げ抜き、1対0の接戦を完投で締めたエースにふさわしい内容でした。
制球力に優れて長いイニングを安定して投げられるのが西村の持ち味で、要所を締める投球で守り勝つ野球の中心を担いました。
先発のもう一枚は、4月12日に7回1失点、4月25日に8回1失点と長い回で安定感を示した、粘り強い投球を続ける清水達矢です。
長いイニングを任せられる右腕・清水達矢は西村に次ぐ計算できる先発で、この二枚の先発がリーグ戦を通じて投手陣を支えています。
右腕の石橋春樹も先発の一角として複数の試合でマウンドに上がり、試合ごとに波はあるものの着実に経験を積んできました。
開幕の王者・国際武道大学を1対0で完封した初戦は投手陣の白眉で、強豪の打線を無失点に抑えた守りが金星を呼び込んでいます。
失点を最小限に抑える堅い守りこそ城西国際大学の野球の根幹で、エースの西村を軸に投手陣が秋も試合をつくる構えです。
4年生のエース西村が引っ張る投手陣は経験の豊かさが大きな強みで、この安定した守りを秋も続けられるかが上位進出の前提になります。
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| 選手 | 学年 | 2026年春の主な成績 |
|---|---|---|
| 西村知紘 | 4年 | 右腕・エース・千葉商科大戦で9回自責点0の完投・報徳学園出身 |
| 清水達矢 | – | 右腕・先発・7回1失点や8回1失点の好投・粘り強い投球 |
| 石橋春樹 | – | 右腕・先発の一角・複数試合で登板し経験を積む |
城西国際大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の中心は、福島の名門・学法石川から進んで4番として勝負強い打撃を見せた、打点王に輝く4年生の阿部竜也です。
走者を還す働きに長け、リーグの打点王として打線を力強く牽引し、中軸に阿部が座ることで得点力に大きな安定感が生まれました。
1番を打つのは、左翼と中堅を器用にこなして切り込み役として打線に火をつける、創志学園出身で4年生の横井寿海です。
埼玉の名門・昌平から進んだ勝負強い4年生遊撃手で3番の小林飛雄馬は、4月13日に3安打1打点と要所で打線を引っ張りました。
福島の名門・学法石川から進んだ4年生外野手で8番の菊池颯太朗は、5月17日に4打数3安打と下位打線から打撃の起爆剤になっています。
控えから出場した三塁の田中陽流も勝負強く、4月25日には4打点を挙げる活躍で大量得点の立役者となりました。
水戸商出身で中堅の増子滉太や長崎日大出身で正捕手の勝野凌空も4年生として打線を支え、経験豊富な上級生が勝負どころで力を発揮しています。
2年生の永田一喜は福岡の名門・柳川から進んだ三塁手として定位置をつかみ、若い力が上級生に交じって打線に活気を加えました。
4年生がずらりと中軸を固める打線は経験に裏打ちされた勝負強さが魅力で、ベテランの力で秋も得点を重ねる戦いを目指します。
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| 選手 | 守備 | 2026年春の主な役割 |
|---|---|---|
| 阿部竜也 | 内野手(4年) | 4番・一塁・打点王・勝負強い中軸・学法石川出身 |
| 横井寿海 | 外野手(4年) | 1番・切り込み役・左翼と中堅をこなす・創志学園出身 |
| 小林飛雄馬 | 内野手(4年) | 3番・遊撃・3安打の試合も・昌平出身 |
| 菊池颯太朗 | 外野手(4年) | 下位打線・4打数3安打の試合も・学法石川出身 |
| 永田一喜 | 内野手(2年) | 三塁・若い主力・下級生ながら定位置・柳川出身 |
城西国際大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
秋のリーグ戦で城西国際大学が狙うのは、この春の4位からの巻き返しで、王者を倒した実力を秋は順位という結果につなげたいところです。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、この春に王者を破ったメンバーがそのまま秋の上位を目指していきます。
投手陣は報徳学園出身でエースの西村知紘が引き続き先発の柱を担い、9回を完投する安定感を秋もどれだけ発揮できるかが焦点です。
清水達矢や石橋春樹ら西村を支える先発陣の働きも大きな鍵を握り、二枚三枚の先発で失点を抑える戦いを続けていきます。
打線は学法石川出身で打点王に輝いた阿部竜也を中心に勝負強い4年生がそろい、経験豊富な中軸が得点力をどこまで高められるかが鍵です。
2年生の三塁手・永田一喜ら若い力がベテランに刺激を与えられるかも見どころで、世代を超えた融合が打線に厚みをもたらします。
最大の課題は、この春に7対19と2対3で2連敗した東京情報大学との再戦にあり、取りこぼしをなくせば上位進出は十分に狙える位置です。
秋のリーグ優勝校は明治神宮大会をかけた関東地区の選手権に進み、2019年の神宮ベスト4を知るチームとして全国復帰を狙います。
王者・国際武道大学を破った地力があれば優勝争いも視野に入り、4位からの巻き返しへ秋の戦いに大きな注目が集まる一年です。
秋のリーグ戦は9月5日に開幕して10月まで熱戦が繰り広げられ、同じ顔ぶれで挑む秋に上位進出への大きな期待がかかります。
黒沢翔太や宇佐見真吾に続くプロ入りを目指して選手は練習に励み、プロへの道が開けた環境こそ選手の大きな目標です。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 国際武道大学 | 8勝4敗 | .667 |
| 2 | 東京情報大学 | 7勝4敗 | .636 |
| 3 | 千葉経済大学 | 6勝4敗1分 | .600 |
| 4 | 城西国際大学 | 7勝5敗 | .583 |
| 5 | 中央学院大学 | 4勝7敗1分 | .364 |
| 6 | 千葉商科大学 | 2勝10敗 | .167 |
城西国際大学野球部の注目選手
西村知紘(投手・4年)
先発と救援の両方をこなす4年生の右腕エースで、兵庫の名門・報徳学園から進んだ制球力に優れる安定感が持ち味です。
5月17日の千葉商科大学戦では9回を自責点0で投げ抜き、1対0の接戦を完投で締めた姿はエースの風格十分でした。
最上級生の4年として王者・国際武道大を倒す守りの野球の中心を担い、この西村の投球が秋の上位進出の行方を大きく左右します。
阿部竜也(内野手・4年)
打点王に輝いた4年生の勝負強い一塁手で、福島の名門・学法石川から進んで4番として走者を還す打撃が持ち味です。
阿部が中軸に座ることで城西国際大学の得点力に大きな安定感が生まれ、勝負どころでの一打がチームの勝利を呼び込みます。
最上級生の4年として秋も打線の中心に座り続ける存在で、この阿部の打棒こそ巻き返しへの大きな原動力です。
小林飛雄馬(内野手・4年)
3番を打つ埼玉の名門・昌平から進んだ4年生の遊撃手で、4月13日には3安打1打点と要所で打線を引っ張りました。
広い守備範囲を誇る遊撃の堅い守りでもチームを支える存在で、攻守にわたる働きで内野の要となっています。
最上級生の4年として秋も中軸を担う重要な選手で、この小林の勝負強さこそ打線の厚みを支える力です。
横井寿海(外野手・4年)
1番を打つ岡山の名門・創志学園から進んだ4年生の外野手で、左翼と中堅をこなす切り込み役として打線に火をつけます。
出塁して自ら得点圏へ進む切れ目のない攻撃の起点で、俊敏な守備でも外野の広い範囲をカバーしました。
最上級生の4年として秋も打線の先頭を担う存在で、この横井が塁に出れば中軸の得点機会は着実に広がります。
永田一喜(内野手・2年)
三塁の定位置をつかんだ2年生の内野手で、福岡の名門・柳川から進んで下級生ながらベテランぞろいの打線に食い込みました。
4年生が多いチームで数少ない若い力を象徴する存在になっており、上級生に交じって経験を積み着実に成長しています。
2年生としてこれからの伸びしろが大いに期待される存在で、この永田の成長こそチームの未来を照らす光です。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

城西国際大学の基本情報
- 所在地:千葉県東金市
- 設置:私立(1992年開学)
- 所属リーグ:千葉県大学野球連盟(1部)
- 監督:佐藤孝治
- 部員:2026年の登録は143人
- 2026年春の成績:4位(7勝5敗)
- 主なOB:黒沢翔太(ロッテ)・宇佐見真吾(中日)・野川拓斗(DeNA)・川口冬弥(ソフトバンク)・安藤銀杜(西武)
城西国際大学は緑豊かな千葉県東金市に校舎を構える私立の総合大学で、1992年に開学して幅広い学部を擁する総合大学として発展してきました。
硬式野球部が所属する千葉県大学野球連盟の1部リーグは、国際武道大など6校が2回戦総当たりで勝ち点を争うリーグ戦です。
近年は全国の舞台でもたびたび結果を残し、関東地区大学野球選手権を制して2019年の明治神宮大会でベスト4に進みました。
2025年にも全日本大学野球選手権に出場するなど、近年の千葉を代表する実力校で、千葉を代表して全国で戦い続けてきた伝統あるチームです。
プロ野球では、秩父出身で投手の黒沢翔太が2010年にドラフト1位でロッテへ進み、捕手の宇佐見真吾も巨人を経て中日で活躍しています。
左腕の野川拓斗はDeNA、東海大菅生出身の川口冬弥はソフトバンクへと投手が次々にプロ入りし、2025年には安藤銀杜が西武へ進みました。
チームを率いるのは、全国を知る指揮官として日本一への挑戦を続ける、2021年就任の佐藤孝治監督です。
143人の選手は千葉県内の強豪に加えて全国の各地から幅広く集まり、豊富な人材が王者を倒す力の土台になっています。
城西国際大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 城西国際大学はどのリーグに所属していますか?
A. 城西国際大学は、6校が2回戦総当たりで争う千葉県大学野球連盟に所属し、その1部リーグに名を連ねています。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 7勝5敗で4位ながら、2季連続優勝の国際武道大学をリーグでただ一つ2連勝で破る価値ある春を過ごしました。
Q. 全国大会での実績はありますか?
A. 2019年に明治神宮大会で全国ベスト4に進み、2025年には全日本大学野球選手権にも出場した実績があります。
Q. プロ野球選手を出していますか?
A. 投手の黒沢翔太がロッテへドラフト1位で入団したほか、捕手の宇佐見真吾や野川拓斗、川口冬弥らがプロで活躍しています。
Q. 2026年春に活躍した選手は誰ですか?
A. 4年生エースの西村知紘が完投勝ちを挙げ、4番の阿部竜也が打点王に輝いて打線を力強く引っ張りました。
Q. 秋の目標は何ですか?
A. 4位からの上位進出と優勝争いで、王者・国際武道大学を破った地力を秋も発揮できるかが焦点になります。
城西国際大学野球部のまとめ
2026年春の城西国際大学は7勝5敗の勝ち点3でリーグ4位に入り、順位以上に価値があったのは王者・国際武道大学を唯一破った2連勝です。
エースの西村知紘が9回完投勝ちを挙げ、4番の阿部竜也が打点王に輝き、経験豊富な4年生が主力を占める勝負強いチームでした。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、王者を倒した地力を秋は順位という結果につなげたいところです。
2019年に明治神宮大会で全国ベスト4に進んだ近年の実力校でもあり、ベテランの力を武器に秋のさらなる飛躍に期待が集まります。
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