東京都国分寺市に本部を置く経済系の伝統校が、首都大学野球連盟で戦う東京経済大学の硬式野球部です。
2026年春は2部を制して21季ぶりの1部昇格を決めており、秋から1部の舞台へ返り咲きます。
主将で捕手の岸本空知やエースの高橋琉士ら4年生の主軸が、完成度の高い戦いで2部の頂点に立ちました。
この記事では東京経済大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手も詳しく紹介します。
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まずは2026年の東京経済大学の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の東京経済大学 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都武蔵村山市(野球部の本拠地・武蔵村山キャンパス野球場)/本部は国分寺市 |
| 創部 | 1949年 |
| 2026年春の成績 | 首都大学野球2部 1位(7勝2敗)→入替戦を制し1部昇格 |
| チームの特徴 | 4年生の主軸を中心にした完成度の高いチーム |
| チームの軸 | 岸本空知・高橋琉士・渡邉楽意 |
東京経済大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|2部を制し21季ぶりの1部昇格
2026年春の東京経済大は7勝2敗の勝率.778で首都大学野球2部を堂々と制し、21季ぶりとなる1部昇格を決めた実力校です。
2部の1位として臨んだ一部・二部入れ替え戦では城西大を2連勝で下しており、秋から1部の舞台へ返り咲きます。
チームの軸は投打の中心を担う4年生で、主将で捕手の岸本空知とエースの高橋琉士が完成度の高い戦いをけん引しました。
高橋琉士はリーグの最優秀選手にも選ばれたチームの大黒柱で、副将としてマウンドから打線までを幅広く支える存在です。
打の中軸と守りの要
打線では4番の渡邉楽意が主軸として勝負強い打撃を見せ、ベストナインに輝く活躍で得点を重ねる原動力になっています。
山田蓮と岸本空知の投手・捕手のバッテリーもそろってベストナインに選ばれ、守りの中心として安定した戦いを支えました。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、東経大はこの勢いのまま秋の1部での戦いに挑みます。
飯田孝雄監督が率いる完成度の高いチーム
チームを率いるのは桐蔭学園から法政大へ進んだ監督の飯田孝雄で、社会人の名門IBM野州で選手と監督を務めた実績のある指導者です。
飯田監督は法政大の助監督や社会人チームのコーチも歴任しており、その豊富な経験を武器にチームを2部の頂点へと導きました。
助監督の青山孝一は呉工業から東北福祉大へ進んだ指導者で、母校の呉工業で監督を務めた経験を東経大の育成にも生かしています。
東京経済大の硬式野球部は1949年に創部された長い歴史を持つチームで、1964年の首都大学野球連盟の発足にも創設メンバーとして参加しました。
過去には1965年にノーヒットノーランや連盟記録の1シーズン83奪三振も生まれており、投手の伝統が息づく歴史ある野球部です。
1部での優勝経験はまだなく最高成績は2002年秋の2位ですが、2部を制した勢いを武器に1部での上位進出を狙っていきます。
全国から集う多彩な出身校の選手たち
東経大の選手は関東を中心に東海や中国など全国各地から集まっており、甲子園を経験した選手も数多くチームに名を連ねています。
エースの高橋琉士は神奈川の桐光学園、主将の岸本空知は岡山の倉敷商の出身で、各地の実力校で鍛えられた選手たちが主軸の顔ぶれです。
副将の岡田諒汰郎は岡山学芸館、外野手の早川颯眞は関東学園大付の出身で、こうした実力者たちが打線の中心に並んでいます。
2番手右腕の山田蓮は静岡の藤枝明誠、内野手の大塚和央は文星芸大付の出身で、それぞれの地で腕を磨いた選手が戦力の柱です。
若い力を含む多彩な顔ぶれ
1年生の長岡琉太は埼玉栄、白濵佑樹は東海大市原望洋の出身で、こうした若い力も早くも公式戦の舞台で存在感を放っています。
八戸学院光星の萩原涼太や東邦の宇佐美敦斗といった各地の名門からも選手が集まり、チームの層を厚くする戦力になっています。
佐久長聖や埼玉栄、明秀日立など幅広い強豪校から選手が集まっており、多彩な出身校の顔ぶれが東経大の大きな魅力です。
4年生の豊富な経験に若い下級生の勢いが融合した編成となっており、この世代のバランスの良さも東経大を支える強みになります。
| 選手 | 守備 | 出身校 |
|---|---|---|
| 岸本空知 | 捕手 | 倉敷商 |
| 高橋琉士 | 投手(左) | 桐光学園 |
| 渡邉楽意 | 外野手 | 西武台 |
| 岡田諒汰郎 | 外野手 | 岡山学芸館 |
| 大塚和央 | 内野手(遊撃) | 文星芸大付 |
東京経済大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の柱は桐光学園出身で4年生左腕のエース・高橋琉士で、多くの試合で先発のマウンドを任された頼れる大黒柱になります。
横浜DeNAのジュニアチームも経験した実力派で、2026年春はリーグの最優秀選手に選ばれる働きでチームを2部制覇へと導きました。
2番手に控えるのは藤枝明誠出身で4年生右腕の山田蓮で、ベストナインに輝いた安定感でエースをしっかりと支えています。
山田蓮は成城大戦で先発を任されて14対0の7回コールド勝ちを演出し、投手陣の一角として確かな存在感を示しました。
日本ウェルネススポーツ大戦では東経大が3対0で完封しており、山田蓮を中心とした継投で相手打線を無得点に封じました。
次代を担う若い投手陣
2年生右腕の長澤海季は東海大市原望洋出身の182センチの大型投手で、次代のマウンドを担う楽しみな存在になっています。
東邦出身で2年生左腕の宇佐美敦斗はリリーフとして登板を重ねており、若い力が投手陣に厚みと変化を加えました。
佐野日大出身で3年生右腕の松尾泰良も控えており、こうした下級生の投手が秋以降の投手陣の成長を大きく後押しします。
投手陣はエースの高橋を軸に山田が続く先発の二本柱が持ち味で、この二人を中心とした試合運びが2部制覇の原動力になりました。
入れ替え戦では城西大を相手に4対0で完封する試合もあり、投手陣の安定感が1部昇格をつかむ大きな力になっています。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 高橋琉士 | 投手(左) | 4年・エース・最優秀選手・副将・桐光学園出身 |
| 山田蓮 | 投手(右) | 4年・ベストナイン・2番手右腕・藤枝明誠出身 |
| 長澤海季 | 投手(右) | 2年・182cm・大型右腕・東海大市原望洋出身 |
東京経済大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の中心はベストナイン外野手に輝いた3年生の渡邉楽意で、4番を任される勝負強い打撃がチームの得点力を支えています。
4月12日の成城大戦では5打数4安打4打点に本塁打も放っており、一試合で猛打を見せた渡邉が打線の大きな起点になりました。
1番を打つ遊撃手の大塚和央は文星芸大付出身の3年生で、俊足と本塁打も放つ長打力を兼ね備えた切り込み隊長になります。
主将で捕手の岸本空知は倉敷商出身の4年生で、扇の要としてベストナインに選ばれた守りの中心を担っています。
上位打線と伸びる1年生
副将の岡田諒汰郎は岡山学芸館出身の183センチの右翼手で、恵まれた体格から放つ打撃で中軸に厚みを加えました。
関東学園大付出身で4年生の早川颯眞もベストナインに輝いた実力者で、上位打線で得点を生み出す働きを見せています。
2番を打つ1年生二塁手の長岡琉太は埼玉栄出身の期待の新戦力で、複数安打を重ねる打撃で早くも打線の一角を担いました。
三塁の白濵佑樹も1年生ながら公式戦で起用されており、こうした若い力の台頭が野手陣に切れ目のない厚みを生んでいます。
4年生の経験豊富な主軸に若い下級生の勢いが加わった打線となっており、この総合力が2部を制した攻撃力の源になりました。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 渡邉楽意 | 外野手 | 3年・ベストナイン・4番・西武台出身 |
| 大塚和央 | 内野手(遊撃) | 3年・1番・本塁打・文星芸大付出身 |
| 岸本空知 | 捕手 | 4年・主将・ベストナイン・倉敷商出身 |
| 早川颯眞 | 外野手 | 4年・ベストナイン・関東学園大付出身 |
東京経済大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
2部を制した完成度の高い春
首都大学野球の2部は10校が総当たりで順位を争うリーグ戦で、1部昇格を目指す実力校がしのぎを削り合う舞台になっています。
2026年春の東経大は7勝2敗の勝率.778で堂々の2部優勝を果たし、上位2部校のなかでも抜けた完成度の高さを示しました。
2部の1位として臨んだ入れ替え戦では1部の城西大を2連勝で下しており、21季ぶりとなる1部昇格を力強くつかみ取っています。
唯一の連敗を喫した相手は2位の桜美林大で0対4と完封を許しましたが、それ以外の相手には安定した戦いで白星を積み重ねました。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京経済大学 | 7勝2敗 | .778 |
| 2 | 桜美林大学 | 6勝3敗 | .667 |
| 3 | 明星大学 | 5勝4敗 | .556 |
| 4 | 日本ウェルネススポーツ大学 | 5勝4敗 | .556 |
| 5 | 明治学院大学 | 5勝4敗 | .556 |
| 6 | 獨協大学 | 4勝5敗 | .444 |
秋の1部リーグへの展望
秋の東経大が挑むのは実力校がひしめく1部での戦いで、まずは1部にしっかりと定着することが当面の大きな目標になります。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、エースの高橋琉士がそのまま秋の投手陣も力強く支えていきます。
投手陣はエースの高橋を軸に山田蓮が続く二本柱が頼りで、長澤海季ら下級生投手の成長も1部での戦いには欠かせません。
打線は4番の渡邉楽意や1番の大塚和央を中心に高い得点力が期待でき、主将の岸本空知や副将の岡田諒汰郎も勝負強さが持ち味です。
総合力で1部定着を狙う
4年生の主軸に若い下級生が融合した選手層が東経大の強みで、この総合力こそ格上ぞろいの1部での戦いを支える武器になります。
1部の舞台では強豪校との厳しい戦いが待ち受けていますが、2部を制した勢いを武器に上位進出をうかがう戦いを見せてくれるはずです。
部の歴史に刻まれる21季ぶりの1部復帰を確かなものにするため、東経大は主軸の4年生を中心に秋の1部での戦いに全力で挑みます。
東京経済大学野球部の注目選手
高橋琉士(投手)
桐光学園から進んだ東経大のエースを務める4年生左腕で、副将としてチームを引っ張るマウンドの絶対的な大黒柱になります。
172センチと小柄ながら伸びのある速球と粘り強い投球が持ち味で、2026年春は最優秀選手に選ばれる大車輪の働きを見せました。
4年生のエースとして迎える最後の秋にかける思いは人一倍で、この高橋の投球が1部での東経大の戦いを大きく左右します。
岸本空知(捕手)
倉敷商から進んだチームの主将を務める4年生の捕手で、扇の要としてベストナインにも輝いた守りの中心になります。
投手陣を巧みにリードしながら打撃でも中軸で存在感を放っており、キャプテンとしてチームをまとめ上げる頼れる存在です。
4年生の主将として迎える最後の秋にかける思いは強く、この岸本の統率力が1部での戦いを支える大きな力になります。
渡邉楽意(外野手)
西武台から進んだ東経大の4番を任される3年生の外野手で、勝負強い打撃で得点を重ねる打線の中心になっています。
4月12日の成城大戦では5打数4安打4打点に本塁打も放っており、一試合で猛打を見せたベストナインの実力者です。
3年生ながら中軸を担う打棒は秋以降も長くチームを支える存在で、この渡邉の勝負強い一打が1部での戦いの鍵を握ります。
岡田諒汰郎(外野手)
岡山学芸館から進んだ副将を務める4年生の右翼手で、183センチの恵まれた体格から放つ打撃が大きな魅力になります。
副将として主将の岸本とともにチームをまとめる存在で、中軸で勝負強い打撃を見せて打線に厚みを加えてきました。
4年生として迎える最後の秋にかける思いは人一倍で、この岡田の長打力が1部での東経大の得点力を大きく左右します。
大塚和央(内野手)
文星芸大付から進んだ東経大の1番を打つ3年生の遊撃手で、俊足と長打力を兼ね備えた頼れる切り込み隊長になります。
先頭打者ながら本塁打も放つ長打力が武器で、攻守にわたって存在感を放つ守備の要としても頼れる存在です。
3年生ながら攻撃の起点を担う存在で秋以降も長く主軸を担う逸材で、この大塚の出塁が1部での得点力の大きな鍵になります。
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東京経済大学の基本情報
- 所在地:東京都武蔵村山市(野球部の本拠地・武蔵村山キャンパス野球場)/大学本部は東京都国分寺市
- 創部:1949年
- 所属リーグ:首都大学野球連盟(2026年秋から1部)
- 監督:飯田孝雄/助監督:青山孝一
- 2026年春の成績:2部1位(7勝2敗)→入替戦を制し1部昇格
- リーグ優勝:1部優勝なし(最高2002年秋2位)
- 全国大会:出場なし
- 主なOB:藪恵壹(阪神)
- チームの軸:岸本空知・高橋琉士・渡邉楽意・岡田諒汰郎・大塚和央
東京経済大の硬式野球部は1949年の創部で70年を超える長い歴史を持ち、首都大学野球連盟を舞台に上位進出を目指してきました。
東経大は1964年の首都大学野球連盟の発足に創設メンバーとして参加しており、リーグの草創期を支えてきた伝統ある野球部になります。
野球部の本拠地は東京都武蔵村山市の武蔵村山キャンパス野球場で、全面人工芝の恵まれた環境で選手たちは練習に打ち込んでいます。
この球場は2015年にリニューアルされた充実した施設で、両翼95メートル中堅122メートルの広さを誇る専用の球場です。
大学の本部は東京都国分寺市にありますが野球部は武蔵村山市を拠点としており、どちらも東京都のなかに位置しています。
投手の伝統と過去の実績
チームのこれまでの最高成績は2002年秋のリーグ2位で、1部での優勝にはまだ手が届かず初優勝が長年の目標です。
過去には1965年に中村英樹がノーヒットノーランを達成しており、投手の伝統が古くから息づく歴史ある野球部になります。
1980年には伊藤伸幸が1シーズン83奪三振の連盟記録を打ち立てており、こうした投手の系譜は今のチームにも脈々と受け継がれてきました。
看板OB・藪恵壹の系譜
看板OBには阪神で活躍した藪恵壹がおり、東経大の名を全国に広めた最も輝かしい出身選手になっています。
藪恵壹は和歌山の新宮高から東経大へ進んだ左腕で、部の歴史で初めてプロ野球選手になった記念すべき存在でした。
藪恵壹は大学時代に2部リーグながら通算36勝を挙げており、のちに阪神やメジャーのマウンドで活躍した名投手になりました。
いまの東経大も2部から1部へ這い上がろうとしており、藪の歩んだ道に重なる挑戦のシーズンを戦っています。
東京経済大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 東京経済大学はどのリーグに所属していますか?
A. 首都大学野球連盟に所属しており、2026年春は2部を制して秋から1部に昇格する実力校になります。
Q. 2026年春のリーグ戦の成績はどうでしたか?
A. 2部で7勝2敗の1位となり、入れ替え戦で城西大を2連勝で下して21季ぶりの1部昇格を決めました。
Q. 野球部の本拠地はどこにありますか?
A. 野球部の本拠地は東京都武蔵村山市の武蔵村山キャンパス野球場で、大学の本部は東京都国分寺市にあります。
Q. どんなプロ野球選手を輩出していますか?
A. 阪神などで活躍した藪恵壹を輩出しており、部の歴史で初めてのプロとして大学時代は2部で通算36勝を挙げています。
Q. チームの特徴は何ですか?
A. 主将の岸本空知やエースの高橋琉士ら4年生の主軸を中心にした、完成度の高いチームが持ち味になります。
Q. 秋の目標は何ですか?
A. 21季ぶりに復帰する1部での定着が目標で、エースの高橋琉士と主軸の4年生の活躍が大きな鍵になります。
東京経済大学野球部のまとめ
2026年春の東経大は7勝2敗で首都大学野球2部を制し、21季ぶりの1部昇格をつかんだ完成度の高いチームです。
エースで最優秀選手の高橋琉士がマウンドを力強く支え、主将の岸本空知や4番の渡邉楽意が打線を引っ張りました。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、東経大は主軸の4年生を中心に秋の1部での戦いに挑みます。
部の歴史で初めてのプロ藪恵壹を輩出した伝統校が1部へ返り咲いており、東経大の秋の戦いに大きな注目が集まります。
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