本記事では野球をやめたい選手に向けてお話をしていきます。 小学生から社会人選手まで、もしかしたら野球をやめたいと思っている選手がいるかと思います。
- 上下関係での悩み
- 野球の練習が辛い
- 経済的に厳しい
- 野球より楽しいスポーツが見つかった
- 難関大学に向けて勉強に集中したい
など様々な理由で野球部を辞めたい選手がいます。
部員数が多いマンモス校は、部員数が多い分辞める選手も多いのが現状です。
では、野球を辞めることについてパターン別に述べていきます!
厳しい上下関係、厳しい指導で辞めたい
上下関係や指導者の厳しい指導で悩んでいる選手に向けてアドバイスを送ります。
先輩からのいじめや圧力でやめたい
高校、大学となると上下関係に悩んで辞める選手も多いかと思います。
先輩からの厳しい指導を受けて、野球が楽しくないと思うのであれば辞めていいです。
圧力をかけられてストレスを抱えながら野球をやるのは正直辛いもの。
であればさっさと辞めて、社会人クラブチームだったり、通信制の学校に転入して野球を続けたほうがいいです。
指導者の理不尽な指導でやめたい
指導者から理不尽な指導で悩んでいる選手もいるかと思います。
指導者の指導で辛いと思ったら辞めても良いです。
指導者の中には、監督やコーチという権力を利用して自分の良いように選手をいじめる人もいます。
そんな監督やコーチの下にいて辛い思いするなら辞めて違う環境で野球をやるべきです。
スポーツは本来楽しむべきもの
よく「これも社会人になるためには大事なこと」とか「この辛い経験が後々に生きる」とか言う人いますが、そもそもスポーツと言うのは楽しむためにあるもので、スポーツを通して心身共に健康を促進させるためのもの。
そこにわざわざ軍隊みたいな縛ったルールや理不尽な上下関係はいれるべきではありません。
つらい思いをして本来楽しむべきスポーツが、辛いと思いながらやるのは倫理上間違ってます。
練習が辛くて野球部をやめたい
練習が辛くて野球をやめたい選手に向けてアドバイスを送ります。
無茶ぶりな練習メニューが辛い
チームの中には、1日にガッツリランメニューを中心とした練習が行なわれています。
完全に乗り越えるための練習で、根性論100%の意味ないような練習をやっているのです。
もしただ体がきついだけで何も得られるものがないと感じた場合は、社会人クラブチームや別の高校など違うチームで、効率よくレベルアップできる環境へ移りましょう。
しかし、甲子園にいきたいと思う選手も中にはいると思うので、どんな形でも甲子園行くことが目的なのか、甲子園よりも先の将来を考えているかで判断した方がいいかと思います。
難関大学を目指すため野球部をやめたい
勉強を優先したくて野球部辞めたい選手に向けてアドバイスを送ります。
難関大学を目指すのであれば、辞めてもいい
難関大学を目指したい選手も中にはいるかと思います。
そんな選手は、今の学力を見て判断すればいいです。
例えば、今の学力で野球と勉強を両立していけると思えば野球部を続けた方がいいですし、厳しそうであれば高校生活をすべて勉強に捧げるでもいいと思います。
難関大学で野球を続けたい選手の場合
難関大学野球部の選手の多くは、高校で野球と勉強の両立を図って頑張ってきた選手たちです。
そのため、難関大学で野球をしたい選手は両立を図った方が後悔は少ないと思います。
高校で野球をやり切って、難関大学でも野球を続ける。
これが難関大学で野球を続けたい選手にとって理想ではないかと思います。
大学で野球部に入る予定がない場合
一方で、大学で野球をやる予定がない選手は、難関大学を目指して早い段階で野球部を辞めてもいいでしょう。
早く受験モードになればなるほど勉強にたっぷり時間を使えるので、勉強に時間を割くのもありです。
受験までは時間が限られているため、早く受験モードになればその分勉強に割く時間が多くとれます。
野球以外のスポーツがしたくて野球部をやめたい
他のスポーツに打ち込みたくて野球をやめたい選手に向けてアドバイスを送ります。
他のスポーツがしたい場合はすぐにでも移った方がいい
もし高校や大学の部活で野球以外に全力で打ち込みたいスポーツや芸術などがあれば、すぐにでも移った方がいいです。
学生時代の時間というのはあっという間に過ぎます。
短い時間の中で後悔しない方法は、自分がやりたいと思ったことに全力で打ち込むことです。
そのため、野球以外で時間を捧げたいことがあるのであれば、すぐにでもやりたいことに移りましょう!
経済的理由で野球部を辞めたい
家庭の経済的な理由などで野球部で続けることが難しい選手にアドバイスを送ります。
野球部以外で野球を続ける方法を探す
万が一家庭の経済的事情などで野球部に存続することが難しい場合、野球部以外で野球を続ける選択肢を取れるか考えてみましょう。
高校や大学は社会人クラブチームでも野球は続けられますし、クラブチームは基本土日だけなので平日はアルバイトの時間を確保ができます。
平日は野球をするためにお金を稼ぎつつ自分で練習し、土日はチームの練習に参加するといった形です。
社会人クラブチームであれば、学生の場合部費を割引してくれチームが多いのがメリット。
本気で野球をやりたいけど家庭の事情で野球部ではできない場合は、社会人クラブチームでのプレーも選択肢に入れてみてください。
中学生の場合は中学校野球部でもアリ
中学生でシニアなどの硬式クラブチームでやるお金がない場合、中学校の部活をオススメします。
中学校の野球部はさほどお金はかかりませんし、中学軟式だからといってプロになれないわけではありません。
現に中学校の軟式野球部出身で高校卒業後プロに行った選手はたくさんいます!
そのため、中学生の段階で環境にこだわる必要もないかと思います。
公立高校の部費は安め
高校野球でも、公立高校の野球部は部費が安めなのが特徴です。
公立高校の部費は安いところが多いと思うので、もし経済的に余裕がなくても高校野球をやりたいのであれば公立高校でプレーすることも考えてみて下さい。
また、公立高校でもプロ野球選手を目指すことは可能なので、安い部費の中でプロ野球選手になれればかなりお得です。
野球を続けるのもやめるの自由です!
結論は、野球部で野球を続けるか辞めるかは選手の自由です。
やりたければやればいいし、やりたくなければ辞めればいいだけです。
親からグダグダ言われることもあるかもしれませんが、選手の人生なので選手が決めるべきだと思います。
親御さんは、お子さんが野球を続けること前提で野球部に入れさせるのではなく、辞める可能性もあることを踏まえてやらせるべきと思います。
また、親御さんからも野球部以外にも野球をやる選択肢があるとお子さんに伝えてあげることで、お子さんの視野が広がります。
もし経済的に野球部に入れさせるのが厳しいのであれば、野球部以外の選択肢で野球ができる方法を探ってみて下さい。