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【本の紹介】見抜く力 阿部慎之助の流儀(長南武 金子卓磨著:双葉社)を読んでみて

どうも!タカシです!

2019年限り現役引退し、同年11月から巨人の2軍監督に就任した阿部慎之助さんですが、2016年開幕前から2軍監督就任するまでの戦いを記した書籍があります。

その書籍が「見抜く力 阿部慎之助の流儀」(長南武 金子卓磨著:双葉社)です。

この書籍では、阿部慎之助さんがキャプテンとして、そしてベテランとして若手に対する思いやチームに対する思いなど長年巨人一筋の阿部さんだからこそ感じることなどがリアルに書かれています。

巨人一本で19年戦い抜いた男

40年前のエース

現役時代は巨人一筋19年。
そして指導者として引き続き巨人のユニフォームを着る。
凄いよね。

タカシ

そうですね!巨人の歴史に名を刻んだ選手で、これからは指導者として巨人をさらに強くしていくことでしょう!

阿部慎之助さんは2000年のドラフト会議で1位指名(逆指名)で巨人に入団。

2001年シーズンから早速スタメンで起用され、長らく巨人の捕手として攻守において活躍されました。

19年の現役生活において、通算本塁打数406本王、長嶋と続く球団史上3人目の400本塁打達成。

キャッチャーとして400本塁打達成は野村克也、田淵幸一以来とこちらも3人目。

入団1年目から当時の原辰徳ヘッドコーチが長嶋監督に阿部さんを推し、マスクを被り続けてきました。

年を重ねるごとに増える体の悲鳴

阿部さんは体に様々な負傷を抱えます。

頸椎椎間板ヘルニア、肩痛と野球をしていく上で弊害となりそうな怪我を負いながらも、キャッチャーとして選手生命を全うするためにキャッチャーに拘りながら2軍で調整を続けていました。

また、春季キャンプでも別メニューで地道に調整したりと苦しい日々を過ごす時期もありました。

ファーストへのコンバートもありましたが、その影響も少なからずあり以前の肩の強さに戻すには相当厳しいものがあったみたいです。

表ではあまり目立っていないが、様々な爆弾を体に抱えていた。

人としての阿部慎之助さん

書籍には阿部さんは記者に対しての対応や配慮をかなりされていたようです。

記者を食事に誘ってお話をしたりして記者との距離を縮めたりと配慮を欠かさずに行っていたということで、人に対する気遣いがしっかりできる方であります。

また、球団スタッフに対しても食事に誘って労ったりと支えてくれるスタッフへの感謝も忘れないところも素晴らしいと思いました。

阿部さんがよく言葉にしている「気配り、目配り、思いやり」が人として現れているということです。

チームという組織を円滑に運営していくには欠かせない要素ですね!

一社会人としての意識を常に持って行動していると強く感じました。

自分に関わってくれる方に関しては労いの気持ちを持ち続けている。

後輩の背中を押す

阿部さんは後輩に対する接し方も意識していました。

新しく入団してきた選手を積極的に食事に誘ったりして若手との距離を縮め、接しやすい環境づくりにも力を入れていたみたいです。

プロ野球という世界は年齢層は学生野球とは違って幅広いので、壁を感じやすいところではあります。

しかし阿部さんは、若手とベテランの距離を開けないように食事と自主トレに後輩を呼んで一緒に行ったりと後輩との接点を増やしていきました。

後輩から積極的に声をかけてほしいという阿部さんの願いもあったと思います。

このような良い伝統を坂本勇人選手然り、菅野智之投手然りでしっかり引き継いでほしいという思いが伝わりました。

後輩への接し方も意識していた。

父の存在

阿部さんのお父さんは習志野高校出身で甲子園出場経験がある方で、掛布雅之さんと同級生。

掛布さんを差し置いて4番キャッチャーとして試合に出ていたということで、阿部さんのお父さんも実績の持ち主です。

そんなお父さんの下で阿部さんは少年時代を過ごしますが、阿部さんはお父さんの伝手で阪神の選手時代の掛布さんと直接お会いして、掛布さんに憧れて左バッタ―になったというエピソードもあります。

そしてプロに入団しても阿部さんの試合をお父さんはよく観戦し、一番の相談相手になってくれていたのはお父さんだったということで、阿部さんにとってお父さんの存在はかなり大きいものだったと思います。

しかしながら阿部さんのお父さんも凄い実績の持ち主であると知ることができました。

一番の相談役はお父さんの東司さんだった。

原監督の存在

阿部さんにとって、巨人時代に恩師として尊敬していた方として原辰徳監督の名前が記されていました。

阿部さんは原監督が巨人のヘッドコーチ時代から原監督の下でプレーしており、ヘッドコーチ時代からよく厳しく指導をされてきました。

そして原監督がヘッドコーチから監督に就任した第一次原内閣、第二次原内閣、そして第三次原内閣と長く原監督の下で野球をされてきた阿部さんにとって原監督という存在は相当大きいものがあったと思います。

名選手であれど指導者として成功するとは限らない

そして今、巨人の2軍監督としてジャイアンツの若手を指導している立場ですが、原監督は阿部さんが今の巨人には必要な存在であると明言をして阿部さんには将来的に巨人の指揮を執ってほしいとのメッセージも込められていると感じました。

指導者と言っても名選手だから指導者になれるとは限りません。

人間性に問題があったら指導者にはなれないと思いますので、そういった意味では阿部さんの実績はもちろん人間性も含めて「今のジャイアンツには阿部さんが必要だ」と監督を始め球団全体として思っています。

名監督、名選手にあらず

阿部慎之助さんの生き様と裏での戦いが知れる本

「見抜く力 阿部慎之助の流儀」は阿部慎之助さんの生き様やキャッチャーへのこだわり、現役引退するまでの壮絶な戦いが記されている本です。

この本を通じて阿部慎之助さんの人としての本質、チームに対する思いが読み取れます。

また、人に対する気遣いの大事さが分かる本となっていますので、興味持った方は是非読んでみてください!

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