コラム

【日系侍メンバー】ヌートバーはどんな選手?メジャーリーグでの成績や年俸も解説

3月8日より開幕するWBC(ワールドベースボールクラシック)。

今回の日本代表メンバーは大谷翔平選手ダルビッシュ有投手鈴木誠也選手吉田正尚選手などメジャーリーガーが多く参戦しています。

そして、今回内定したカージナルスのラーズ・ヌートバー選手が侍入りをして注目を集めています。

本記事では、ヌートバー選手の特徴や年俸などを洗い出していきます。

ラーズ・ヌートバーの基本情報

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国籍アメリカ合衆国
カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルセグンド
生年月日1997年9月8日
身長約191cm
体重約95kg
投打右投左打
ポジション外野
ドラフト2018年ドラフト8位(全体243位)

ヌートバー選手は2018年にドラフト8巡目指名でセントルイス・カージナルスに入団しました。

現在25歳で、メジャーデビューしたのは2021年6月22日のデトロイト・タイガース戦。

メジャーデビューして早速犠牲フライを打ち初打点を記録しました。

ヌートバー選手はお父さんがオランダ系アメリカ人、お母さんは日本人と日米ハーフとして誕生。

日本名は榎田達治(えのきだたつじ)です。

ラーズ・ヌートバーの成績

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試合出場数打率本塁打打点四球死球出塁率長打率OPS
2021年58.239515130.317.422.739
2022年108.2281440511.340.448.788

ヌートバー選手のメジャーデビュー初年度は計58試合に出場。打撃成績は打率.239、5本塁打、15打点を記録しました。

2022年度は前年成績を上回り、計108試合に出場して打率.228、14本塁打、40打点を記録。

打率は低いものの、本塁打は2ケタをマークして長打力を見せつけました。2023年シーズンは打率もついてくるとさらに面白い選手になりそうです。

ラーズ・ヌートバーはどんな選手?特徴を紹介

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ヌートバー選手の特徴を打撃・守備に分けて紹介します。

打撃

ヌートバー選手はバットを寝かせた状態からテイクバックを取り、テイクバックに入ると足を上げてタイミングを取りにいきます。

足を上げたときはまるで秋山翔吾選手を彷彿させます。スイングはコンパクトで、フォロー

スルーも大きくなくインパクトに集中できています。

ホームランはライト方向が多い印象ですが、ヒット性の当たりを含めると広角に打てることがわかります。

守備

ヌートバー選手のポジションは外野手で、とてもアグレッシブなのが魅力です。際どい打球は積極的に飛び込みファインプレーを披露しています。

外野全般を守れますが、試合ではライトでの出場がほとんど。守備率を見てみると、2021年のライトの守備率は.960とそこそこの数字。

しかし、2022年のライトの守備率は.987とアップ。出場試合数が増えた上での守備率アップなので安定感が際立ちました。

肩の強さもピカイチ!

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また肩の強さも際立っており、2021年は捕殺数3、2022年は捕殺数6とヌートバー選手の肩でアウトを取る場面も出ています。

WBCでも肩で助けられる場面が出てくるかもしれません。

ヌートバー選手の年棒は?

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ヌートバー選手の2022年の年俸は$705,200(約9309万円)です。メジャーデビューしてから2年ですが1億円近くの年俸を貰っています。

そして、2023年の年俸は$950,000(約1億2,000万円)とついに億万プレイヤー入りを果たしました!

2023年はWBCの出場もあり、キッカケを掴んでシーズンに挑めば昨年よりもさらに良い数字が期待できそうです。

ヌートバーの成績・年俸まとめ

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ヌートバー選手は日本代表のなかで間違いなくリードオフマン的存在となるでしょう。

メジャー式のアグレッシブなプレーで侍メンバーを盛り上げるムードメーカーとしての活躍を期待したいですね!

日本チームでプレーするのは初めてですが、日本野球に対してどのように感じるのかも気になるところです。

ヌートバー選手の今度の活躍に期待しましょう!

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