コラム

BCリーグのトライアウトについて【受験を考えている人必見】

みなさんは独立リーグのトライアウトについてこ存知ですか?

独立リーグでも毎年トライアウトを実施しており、多くの選手が独立リーグ入りを目指しています。

本記事はこんな悩みがある方向けの記事

悩み

BCリーグのトライアウトの内容が知りたい

悩み

トライアウトを受けようか迷っている

悩み

トライアウトから入団までの流れを知りたい

独立リーグは知名度的にはプロ野球には及びませんが、野球をやっている選手の間では独立リーグはかなり有名です。

本記事ではBCリーグのトライアウトについてお話します!

BCリーグのトライアウトについて

BCリーグのトライアウトは毎年11月と翌年2月に開催されています。

このトライアウトでは述べ12チームへの入団をかけ、野球に集中できる環境を追い求めて選手がトライアウト会場に集結します。

そんな夢追い人たちが多く集まる独立リーグのトライアウトはどんな内容なのかを3回受験した私が解説します!

  1. BCリーグトライアウト:一次試験
  2. BCリーグトライアウト:二次試験
  3. BCリーグトライアウト:合格発表

それぞれ解説していきます!

BCリーグトライアウト:一次試験

BCリーグは一次試験から二次試験まであります。

一次試験の内容は、

  1. 50m走
  2. 60m送球
  3. シートノック
  4. バッティング

とこの4項目が一次試験の内容です。

巨人や広島などのプロ入団テストではシートノックとバッティングは二次試験の内容でしたが、BCリーグは一次試験の中に「シートノック」と「バッティング」が組み込まれています。

BCリーグトライアウトは守備とバッティングまでが一次試験

では項目ごとに解説していきます。

50m走

50m走」は6.7秒以内が基準で、そこまで厳しくなかったです。

中には5秒後半を記録する選手など、突出して足の速い選手は何人か出てきます。

僕は足には自信なかったので、50m走よりも60m送球に意識を置いてました。

基準はきつくはないが、基準にこだわらず自分のベストを尽くすことが大事

60m送球

60m送球」は今まで遠投でテストを受けていた人からしたら、また感覚が違います。

遠投はより遠くに投げれることで評価されますが、60m送球は球の伸びコントロールなど見られます。

60m送球を山なりで投げてしまったら評価はそれで下がってしまいますし、低い球でいかに伸びがあってコントロールできるか。

実戦で投げる最大の距離がおよそ60mということで、60m送球のテストが組み込まれたと思いました。

BCリーグは身体能力テストでも実戦を意識している

シートノック

そして60m送球が終わったら次はシートノック。

自分は外野手だったので、バックセカンド、バックサード、バックホームそれぞれ2本ずつ。

内野もオールファースト、ゲッツー、バックホームそれぞれ2本ずつだったハズ。

送球であればしっかりコントロールされているか「外野手は正確にワンバウンド送球で投げられているか」など見られていたかと。

あとは捕球体勢とかも見られていると思います。

肩の強さだったりスーパープレーを見せてアピールしたいところですが、正確性に重きを置いて、その中で自分のポテンシャルをアピールしましょう!

派手なプレーを意識せず、正確性を意識して自分のポテンシャルをアピールしよう

バッティング

バッティングは時間制で、1人1分から1分30秒ほど打ちます。

時間が少ないので、その中でテンポよく打ってアピールしていかないといけません。

しかし、時間がないと焦ってなんでもかんでも打ちにいくのはやめた方がいいです。

しっかりと見極め、打てるボールを打ちにいった方が評価は上がるのでしっかり打撃の持ち味を出せるようにしましょう!

時間がないのでテンポよく打っていくことが重要

BCリーグの試験内容:二次試験

一次試験を通過したら、次の二次試験へと進めます!

一次試験終了後、一次試験通過者の発表がありここで受験番号が呼ばれたら二次試験へ進み、内容は実戦形式です!

実際に一次試験通過者の投手と野手が実際に勝負をするという内容です。

では二次試験で心掛けてほしい事、を今からご紹介していきます!

結果より自分のベストプレーを心掛けるべし

二次試験になると実際にテストを受けている投手、野手が対戦することになりますが、こういう実戦テストはどうしても結果を求めがちになってしまいます。

結果を出すことにこしたことはないですが、それよりもまず自分の投球、スイング、フィールディングができるかどうか。

自分の実力以上の結果を出そうとすると、返って力んでしまいますので、自分のベストを尽くすことだけを考えてください!

結果を求めすぎると力んで言い結果が出にくい

二次試験の具体的内容

投手は一回の登板につき打者3人、野手は2打席〜3打席のチャンスが与えられます。

カウントは0-0もしくは1-1から。

先ほどもお伝えしましたが、自分の今のベストプレーをすることに集中してください!

気になっている選手がいれば球団関係者から声をかけられるかもしれません。

印象に残った選手へ球団関係者から声がかかることもある

実戦形式が終わったらBCリーグのトライアウトは終了です。

あとは一度集合して、代表からのお話を頂いて解散となります。

合格発表はBCリーグドラフト会議で!

BCリーグのドラフト会議はBCリーグトライアウトを終えてから約2週間後に行われます。

BCリーグのドラフト会議は非公開ですが、結果はネットでも見れますので時間になったら確認するという形になります。

ここで指名があれば合格、指名がなければ不合格という形になります。

BCリーグドラフト会議が二次試験の合格発表になる

BCリーグのトライアウトについて
まとめ

BCリーグトライアウトは身体能力、技術、実戦力を見てくれるので自分の今の実力を測る場としても良い場所です!

選手の入れ替えが激しいので、多くの受験者にチャンスはあります!

合格するのも大事ですが、まずは自分の実力を出し切ることがトライアウトにおいては重要ですね!

自分のベストを出しきってグランドを出よう

身だしなみや態度には気をつけよう!

BCリーグのトライアウトは、プレー以外にも身だしなみ、振る舞いも見ています。

ユニフォームの着こなしが雑だったり態度が悪かったら評価が下がる可能性があります。

全国から色んな選手が来るので交流を深めたい気持ちもあるかと思いますが、トライアウトが始まったら極力私語は控えてトライアウトに集中しましょう!

交流はトライアウトが始まる前、休憩、トライアウト後にするようにしましょう。

球団関係者はあなたの振る舞いも見ている

プロ野球選手の夢を諦めきれない選手はBCリーグで挑戦してみよう!

BCリーグは年々チーム数が増えています。

それだけチャンスが多くの選手に与えられているということです!

もしまだプロ野球選手という夢を諦めきれない選手は是非受験を考えてはいかがでしょうか!

BCリーグのトライアウトを受験する野球夢追い人を心から応援しています!!

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