愛知県春日井市に本拠を置く中部大は、2008年に全日本大学野球選手権でベスト8に進んだ伝統ある強豪です。
2026年の春はベストナインに4人を送り込む野手のタレントをそろえ、7勝5敗の3位でリーグ戦を戦い抜きました。
マウンドには侍ジャパンの大学代表候補に選ばれたエース津波英太郎が君臨し、投打で王者の中京大を追いました。
この記事では中部大学野球部の2026年の戦力を投手陣・野手陣の両面から分析し、リーグ戦の展望や注目選手も詳しく紹介します。
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まずは2026年の中部大の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の中部大 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県春日井市(中部大学) |
| 監督 | 堀田崇夫(母校OB) |
| 2026年春の成績 | 愛知大学野球1部 3位(7勝5敗) |
| チームの特徴 | ベストナイン4人を擁する野手のチーム |
| チームの軸 | 津波英太郎・高橋翼・薬師寺颯樹 |
中部大学野球部の2026年戦力総評
チーム総評|ベストナイン4人の3位
2026年春の中部大は7勝5敗の勝ち点3で愛知大学野球の1部リーグを3位で終え、上位争いに食い込みました。
特筆すべきはベストナインに4人を送り込んだ野手陣の充実ぶりで、追う各校のなかでは最多の選出を誇ります。
捕手の薬師寺颯樹、三塁の高橋翼、遊撃の藤田悠矢、外野の高井咲來と、守備の要所を担う選手が名を連ねました。
マウンドの柱を担うのは、侍ジャパンの大学代表候補にも選ばれた4年生エースの津波英太郎になります。
津波はリーグ戦で二度の最多勝に輝いた長身右腕で、最速151キロの直球を武器に中部大の投手陣を引っ張りました。
野手のタレントと絶対的なエースがそろう編成は、王者・中京大を追ううえで大きな武器になっています。
堀田監督と秋への布陣
チームを率いるのは、母校の出身で王子製紙春日井でもプレーした堀田崇夫監督になります。
堀田監督は2012年から母校の指揮を執り、伝統ある強豪を長きにわたって上位争いへと導いてきました。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、中部大はこの布陣のまま秋の上位進出を狙います。
野手のタレントと侍代表候補のエースがそろう中部大は、秋も王者・中京大を脅かす確かな力を備えています。
全日本ベスト8を誇る伝統校
中部大が愛知の大学野球で確かな存在感を放つ理由は、全国の舞台で結果を残してきた伝統と実績にあります。
2008年には全日本大学野球選手権でベスト8まで勝ち上がり、中部大の名を全国に大きく知らしめました。
この2008年のベスト8は、全国で確かな結果を残せる中部大の実力を示す金字塔になっています。
2017年と2023年にも全日本大学野球選手権へ出場し、伝統校として全国の強豪と幾度も渡り合ってきました。
プロを輩出した実績と大所帯
プロ野球にも選手を送り出しており、なかでもロッテで活躍した石川歩は中部大が誇る球界屈指の右腕です。
石川は中部大から東京ガスを経てロッテへドラフト1位で入団し、最優秀防御率を二度も獲得した大投手になりました。
石川歩の存在は、中部大がプロで長く活躍する投手を育て上げられる伝統校であることを何よりも物語ります。
中継ぎとして球界を支えた谷元圭介や、ヤクルトへ進んだ捕手の松井聖も中部大が誇るプロのOBです。
登録選手は163人にのぼる大所帯で、その分厚い選手層が伝統校ならではの激しい競争を生み出しています。
全国で勝ち上がった歴史とプロを輩出してきた実績こそが、今の中部大を支える大きな土台になっています。
野手のタレントと侍代表候補のエース
2026年春の中部大は、ベストナイン4人を擁する打線と侍代表候補のエースがかみ合ったチームでした。
4番を打つ三塁手の高橋翼は至学館で鍛えた3年生で、勝負強い打撃でベストナインに輝いた中軸になります。
9番を打つ捕手の薬師寺颯樹は4年生で、堅実なリードと勝負強い打撃で投手陣を巧みに支えました。
1番中堅の山田典弘は豊川出身の4年生で、複数の試合で安打を重ねて打線の起点をつくっています。
系列の中部大一から進んだ中森皓也や井手雅人ら4年生も打線に並び、上級生が攻撃をまとめ上げました。
3番には金沢出身で1年生の堀祐樹が座り、下級生ながら上位打線を任される鮮烈な活躍を見せています。
マウンドではエースの津波英太郎を大石惟仁や長谷川友駿が支え、継投で試合をつくる形も整いました。
野手のタレントと分厚い投手陣がかみ合った中部大は、秋も上位を狙える確かな戦力を備えています。
| 選手 | 守備 | 学年・出身校 |
|---|---|---|
| 津波英太郎 | 投手 | 4年・四日市中央工 |
| 高橋翼 | 三塁手 | 3年・至学館 |
| 薬師寺颯樹 | 捕手 | 4年・光泉カトリック |
| 山田典弘 | 外野手 | 4年・豊川 |
| 中森皓也 | 一塁手 | 4年・中部大一 |
中部大学野球部の投手陣を徹底分析
投手陣の絶対的な軸を担うのは、侍ジャパンの大学代表候補にも選ばれた4年生右腕の津波英太郎になります。
津波は身長183センチの長身から最速151キロの直球を投げ下ろす本格派で、力強い投球で打者を押し込みます。
リーグ戦では二度の最多勝に輝いた実績を持ち、中部大のエースとして長くマウンドを支えてきました。
2026年のドラフト候補としても注目を集める右腕で、4年生として最後の秋にかける思いは強く胸に秘めています。
長いイニングを投げ切るスタミナと勝負強さを兼ね備え、大事な試合を任せられる中部大の大黒柱です。
先発の二枚目と救援陣
津波に続く先発の一角を担うのが、粘り強い投球が持ち味の大石惟仁になります。
大石は5月3日の登板で7回を投げ、被安打5に6奪三振と長いイニングを安定して投げ抜きました。
先発の役割を担う長谷川友駿も、5月2日の登板で4回を被安打2に抑えるなど試合のリズムをつくりました。
リリーフには川野仁輔が控え、5月3日の登板では2回を被安打1・2奪三振と勝負どころで力を発揮しています。
継投の形と厚い投手層
エースの津波を先発陣とリリーフ陣が支える継投の形は、伝統校らしい分厚い投手層を映し出しました。
登録163人の大所帯を背景に投手の頭数がそろう中部大は、秋も継投で試合をつくる戦いを進めていきます。
津波を軸に先発とリリーフがかみ合った投手陣は、野手のタレントを支える中部大の確かな武器になりました。
侍代表候補のエースを擁する投手陣は、秋の中京大打倒を狙ううえで頼もしい顔ぶれがそろっています。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 津波英太郎 | 投手(右) | 4年・最速151キロ・リーグ最多勝2度・侍代表候補・四日市中央工出身 |
| 大石惟仁 | 投手 | 先発として長いイニングを担う粘りの右腕 |
| 長谷川友駿 | 投手 | 試合のリズムをつくる先発の一角 |
| 川野仁輔 | 投手 | 勝負どころを締めるリリーフ |
中部大学野球部の野手陣を徹底分析
打線の中心を担うのは、2026年春に三塁手としてベストナインに輝いた至学館出身で3年生の高橋翼になります。
高橋は勝負強い打撃と堅実な三塁守備を兼ね備えた中軸で、4番を打って打線を力強く引っ張りました。
3年生で来季も主力を担うため、この高橋の打棒が秋の中部大の得点力を大きく左右します。
9番捕手の薬師寺颯樹は光泉カトリック出身の4年生で、堅実なリードと勝負強い打撃でベストナインに選ばれました。
遊撃を守る3年生の藤田悠矢もベストナインに輝き、広い守備範囲と勝負強い打撃で内野の要を担っています。
外野の高井咲來も3年生でベストナインに選ばれた巧打者で、複数の試合で安打と打点を重ねて打線を支えました。
捕手・三塁・遊撃・外野とベストナインが守備の要所に散らばる布陣は、中部大の野手陣の総合力の高さを示しています。
打線を支える上級生と若手
1番中堅の山田典弘は豊川出身の4年生で、安打を積み重ねて打線の起点をつくる頼れるリードオフマンです。
系列の中部大一から進んだ中森皓也や井手雅人ら4年生も打線に並び、上級生が中軸の前後をがっちり固めました。
3番には金沢出身の1年生・堀祐樹が定着し、下級生ながら上位打線で存在感を放つ将来性を示しています。
2年生の水谷咲斗も遊撃と三塁をこなす内野手として、若い力で守備と打撃の両面から打線を支えました。
ベストナイン4人を軸に上級生と下級生がかみ合った打線は、伝統校らしい層の厚さを映し出す顔ぶれです。
高橋と薬師寺を軸に守備の要所を固めた野手陣は、投手力を支える中部大の大きな武器になっています。
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| 選手 | 守備 | 2026年の主な特徴 |
|---|---|---|
| 高橋翼 | 三塁手 | 3年・4番・ベストナイン・至学館出身 |
| 薬師寺颯樹 | 捕手 | 4年・ベストナイン・攻守の要・光泉カトリック出身 |
| 藤田悠矢 | 遊撃手 | 3年・ベストナイン・広い守備範囲 |
| 高井咲來 | 外野手 | 3年・ベストナイン・勝負強い巧打者 |
中部大学野球部のリーグ戦展望・優勝予想
王者・中京大を追った春
愛知大学野球の1部は6校が総当たりで争うリーグ戦で、実力の近い大学が毎季しのぎを削る舞台になっています。
2026年春は中京大が10勝1敗で優勝し、愛知工業大が2位、中部大が7勝5敗の3位に食い込みました。
伝統校の名城大が4位に沈むなか、中部大はベストナイン4人を擁する野手力で上位の一角を占めています。
エース津波英太郎を軸にした投打のかみ合った戦いで、中部大は王者・中京大を追う位置でリーグ戦を戦い抜きました。
| 順位 | 大学 | 勝敗 | 勝ち点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 中京大学 | 10勝1敗 | 5 |
| 2 | 愛知工業大学 | 8勝4敗 | 4 |
| 3 | 中部大学 | 7勝5敗 | 3 |
| 4 | 名城大学 | 5勝9敗 | 1 |
| 5 | 東海学園大学 | 4勝8敗 | 1 |
| 6 | 愛知学院大学 | 2勝9敗 | 1 |
秋のリーグ戦への展望
秋の中部大が狙うのはリーグ優勝で、その先には伝統校として得意とする全国の舞台も見据えています。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うため、エース津波英太郎を軸にした投手力が引き続き頼りになるはずです。
ベストナインに輝いた高橋翼や藤田悠矢ら野手陣が健在で、分厚い打線が秋も得点を数多く生み出していきます。
1年生の堀祐樹や2年生の水谷咲斗ら若い力が伸びれば、中部大の打線はさらに厚みを増していくはずです。
全日本ベスト8を誇る伝統を胸に、中部大は秋のリーグ制覇と全国での躍進へ全力で挑む構えです。
侍代表候補のエースと野手のタレントがそろう陣容なら、中部大は秋こそ王者・中京大を破る力を秘めています。
中部大学野球部の注目選手
津波英太郎(投手)
四日市中央工から進んだ中部大の4年生エースで、身長183センチから最速151キロを投げ下ろす長身右腕になります。
リーグ戦で二度の最多勝に輝いた実績を持ち、侍ジャパンの大学代表候補にも選ばれた2026年のドラフト候補です。
4年生として迎える最後の秋にかける思いは強く、この津波の投球が中部大の戦いを大きく左右します。
▶ 津波英太郎選手の詳しいスカウト評価・指名予想は、2026年のドラフト候補を分析する「ドラフト候補研究所」の特集記事へ
高橋翼(三塁手)
至学館から進んだ中部大の3年生三塁手で、2026年春にベストナインに輝いた勝負強い中軸になります。
4番を打って打線を力強く引っ張り、堅実な三塁守備でも投手陣を支える攻守両面の主力です。
3年生で来季も主力を担うため、この高橋の打棒が秋の中部大の得点力を大きく引き上げます。
薬師寺颯樹(捕手)
光泉カトリックから進んだ中部大の4年生捕手で、ベストナインに選ばれた攻守の要になります。
堅実なリードで投手陣を巧みに導きながら、勝負強い打撃でも打線に貢献しました。
4年生として迎える最後の秋にかける思いは強く、この薬師寺の女房役が中部大の投手陣を大きく支えます。
藤田悠矢(遊撃手)
中部大の3年生遊撃手で、広い守備範囲と勝負強い打撃で2026年春にベストナインに輝きました。
内野の要として堅実な守備で投手陣を支え、勝負強い打撃でも打線に厚みを加えています。
3年生で来季も主力を担うため、この藤田の働きが秋の中部大の守りを大きく引き締めます。
高井咲來(外野手)
中部大の3年生外野手で、複数の試合で安打と打点を重ねて2026年春にベストナインに輝いた巧打者になります。
広い外野を守る守備力と勝負強い打撃を兼ね備え、下位打線から得点の口火を切りました。
3年生で来季も主力を担うため、この高井の打撃が秋の中部大の得点力を大きく押し上げます。
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中部大学の基本情報
- 所在地:愛知県春日井市(中部大学)
- 所属リーグ:愛知大学野球連盟(1部)
- 監督:堀田崇夫(母校OB)
- 2026年春の成績:1部3位(7勝5敗)
- 全国大会:全日本大学野球選手権 ベスト8(2008年)
- 主なOB:石川歩(ロッテ・ドラフト1位)・谷元圭介(中日)・松井聖(ヤクルト)
- チームの軸:津波英太郎・高橋翼・薬師寺颯樹・藤田悠矢
中部大の硬式野球部は、愛知大学野球連盟で長く1部の座を争ってきた愛知の伝統校です。
本拠を置くのは愛知県春日井市のキャンパスで、登録163人の大所帯が日々しのぎを削って力を高めています。
現在チームを指揮するのは、母校を巣立って王子製紙春日井でもプレーした堀田崇夫になります。
堀田監督は2000年からコーチとして母校の野球部に携わり、2012年からは監督として選手を鍛えてきました。
母校を知り尽くした指導者として、堀田監督は伝統校の看板を背負う選手を長きにわたって育て続けています。
全国大会では2008年に全日本大学野球選手権でベスト8へ進み、中部大の名を全国に大きく知らしめました。
2017年と2023年にも全日本大学野球選手権へ出場し、伝統校として全国の強豪と幾度も渡り合っています。
プロOBと全国から集う編成
プロ野球にはロッテで最優秀防御率を二度獲得した石川歩をはじめ、投打にわたって選手を送り出してきました。
石川は中部大から東京ガスを経てロッテへドラフト1位で入団し、球界を代表する右腕へと成長を遂げました。
中継ぎとして活躍した谷元圭介や、ヤクルトへ進んだ捕手の松井聖も中部大が誇る近年のプロOBになります。
入部者には系列の中部大一をはじめ、東海地方や北陸の強豪校の出身者が多く名を連ねてきました。
全日本ベスト8を誇る愛知の伝統校として、中部大はリーグ制覇と全国での躍進を目指して歩んでいます。
中部大学野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 中部大学はどのリーグに所属していますか?
A. 愛知大学野球連盟の1部に所属しており、2026年春は7勝5敗で3位に入った愛知の伝統校です。
Q. 全国大会での実績はありますか?
A. 2008年の全日本大学野球選手権でベスト8に進み、2017年と2023年にも全国の舞台へ出場しています。
Q. どんなプロ野球選手を輩出していますか?
A. ロッテで最優秀防御率を二度獲得した石川歩をはじめ、谷元圭介や松井聖らを輩出しています。
Q. 2026年春の注目選手は誰ですか?
A. 侍ジャパンの大学代表候補に選ばれたエースの津波英太郎で、リーグ最多勝を二度も獲得した長身右腕です。
Q. ベストナインには何人選ばれましたか?
A. 薬師寺颯樹・高橋翼・藤田悠矢・高井咲來の4人が選ばれ、追う各校のなかでは最多の選出を誇りました。
Q. 秋の目標は何ですか?
A. リーグ優勝と全国出場が目標で、エース津波英太郎とベストナイン4人の野手陣の活躍が鍵になります。
中部大学野球部のまとめ
2026年春の中部大は7勝5敗で愛知大学野球の1部を3位で終え、王者・中京大を追う位置で春を戦い抜きました。
ベストナイン4人を擁する野手のタレントと、侍代表候補のエース津波英太郎が投打でチームを支えています。
大学のリーグ戦は春と秋を同じ顔ぶれで戦うのが基本で、全日本ベスト8の伝統を胸に戦うのが強みです。
野手力と分厚い投手陣を武器に上位を狙う中部大のさらなる躍進に、秋の戦いへ大きな注目が集まります。
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