明治神宮野球大会2026の展望|組み合わせ・出場校・注目選手

大学野球
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第57回明治神宮野球大会が、2026年11月19日から24日までの6日間、東京の明治神宮野球場で開かれます。

秋季地区大会を制した高校の部の10校と、各地区の代表決定戦などを勝ち抜いた大学の部の11校が、秋の日本一を争います。

高校の部の優勝校の地区には、翌春のセンバツの出場枠が1つ増える「神宮枠」が与えられることでも注目を集める大会です。

この記事では、出場校と組み合わせ、日程、優勝候補、注目選手までを、高校の部と大学の部に分けて詳しく紹介します。

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第57回明治神宮野球大会の日程や会場、出場校の数、神宮枠などの概要を、下の表で早わかりにまとめました。

項目内容
大会名明治神宮外苑創建百年記念 第五十七回明治神宮野球大会
日程2026年11月19日(木)〜24日(火)の6日間(雨天順延)
会場明治神宮野球場(東京都新宿区)
主催明治神宮・日本学生野球協会
高校の部10校(9地区の秋季大会の優勝校と、東京都大会の優勝校)
大学の部11校(各地区の連盟の代表)
決勝11月24日(高校の部は10時、大学の部は13時)
神宮枠高校の部の優勝校の地区に、2027年のセンバツの出場枠を1つ追加
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  1. 明治神宮大会2026(第57回)の日程と大会の仕組み
    1. 1970年に始まった秋の全国大会
    2. 高校の部の優勝で生まれる「神宮枠」
  2. 明治神宮大会2026の高校の部|出場10校と地区大会の勝ち上がり
    1. 北海道代表の北海|2年生の森健成が全道5試合に登板
    2. 東北代表の仙台育英|延長戦を2つ制して東北の頂点へ
    3. 関東代表の横浜|県2位から関東大会を制覇
    4. 東京都代表の二松学舎大付|決勝で川島連十が17奪三振
    5. 北信越代表の帝京長岡|2年連続で北信越を制覇
    6. 東海代表の常葉大菊川|県大会の決勝の雪辱を果たす
    7. 近畿代表の京都国際|2024年夏の王者が初出場
    8. 中国代表の創志学園|接戦を勝ち抜いて11年ぶりの出場
    9. 四国代表の明徳義塾|藤本優善が3試合を完投
    10. 九州代表の鹿児島城西|1年生の小島大空が4試合に先発
  3. 明治神宮大会2026の高校の部|組み合わせと優勝候補
    1. 1回戦は東北と九州、中国と北海道の王者が対戦
    2. 本命は関東王者の横浜、対抗に明徳義塾と京都国際
  4. 明治神宮大会2026の大学の部|出場11校と代表決定戦の結果
    1. 北海道の東農大オホーツクと東北の仙台大学
    2. 東都の亜細亜大学と、決定を待つ東京六大学・関東五連盟
    3. 北陸・東海の中京大学と関西の2校
    4. 中国・四国の環太平洋大学と九州の九州共立大学
  5. 明治神宮大会2026の大学の部|組み合わせと優勝候補
    1. 本命は東都を制した亜細亜大学
    2. 対抗は大阪商業大学、仙台大学にも注目
    3. 1回戦の見どころ
  6. 明治神宮大会2026の注目選手|ドラフト指名選手と2027年の候補
    1. プロ入り前の最後の全国大会に臨む指名選手
    2. 高校の部の2027年のドラフト候補
    3. 大学の部の2027年のドラフト候補
  7. 明治神宮野球大会の基本情報と歴代優勝校
    1. 前回の第56回大会は九州国際大付と青山学院大学が優勝
    2. 大学の部は関東の大学が19大会続けて優勝
  8. 明治神宮大会2026の見どころとまとめ

明治神宮大会2026(第57回)の日程と大会の仕組み

第57回大会は11月19日から24日までの6日間で、高校の部と大学の部の試合を同じ明治神宮野球場で行います。

19日から21日までの3日間は、朝8時30分からの高校の部の2試合に続いて、午後に大学の部の2試合が組まれています。

22日は高校の部の準決勝2試合と大学の部の2回戦1試合、23日は大学の部の準決勝2試合が行われる予定です。

最終日の24日は10時から高校の部、13時から大学の部の決勝があり、両部門の頂点が同じ日に決まります。

6日間の試合の日程と開始時刻を、高校の部と大学の部に分けて、日付ごとに下の表に整理しました。

日付高校の部大学の部
11月19日(木)1回戦2試合(8時30分・11時)1回戦2試合(13時30分・16時)
11月20日(金)2回戦2試合(8時30分・11時)1回戦(13時30分)・2回戦(16時)
11月21日(土)2回戦2試合(8時30分・11時)2回戦2試合(13時30分・16時)
11月22日(日)準決勝2試合(10時・12時30分)2回戦(15時)
11月23日(月)試合なし準決勝2試合(10時・12時30分)
11月24日(火)決勝(10時)決勝(13時)

1970年に始まった秋の全国大会

明治神宮野球大会は、1970年に明治神宮の鎮座50年を記念した奉納試合として始まった大会です。

第1回から第3回までは大学の部だけで行われ、1973年の第4回大会から高校の部が加わりました。

今年は明治神宮外苑の創建から100年にあたり、大会名には「明治神宮外苑創建百年記念」の言葉が添えられています。

大学の部は秋のリーグ戦の優勝校を中心に、地域ごとの代表決定戦などを経た11校が出場して大学日本一を争う大会です。

高校の部の優勝で生まれる「神宮枠」

高校の部で優勝した学校の地区には、2027年春の第99回選抜高校野球大会の出場枠が1つ追加されます。

地区から選ばれる学校が1校増えるため、優勝の行方は地区大会で上位に入ったほかの学校にも関わってきます。

昨年の第56回大会では九州国際大付が初めて高校の部を制し、2026年春のセンバツでは九州地区に神宮枠がもたらされました。

明治神宮大会2026の高校の部|出場10校と地区大会の勝ち上がり

高校の部には、全国9地区の秋季大会を制した9校と、東京都大会を制した1校の合わせて10校が出場します。

初出場は京都国際と鹿児島城西の2校で、明徳義塾は10回目、仙台育英は9回目と経験豊富な学校も並びました。

出場10校の地区と都道府県、明治神宮大会への出場回数、秋季地区大会の決勝の結果を下の表にまとめています。

地区学校(都道府県)出場回数地区大会の決勝
北海道北海(北海道)3年ぶり5回目○3−2 とわの森三愛
東北仙台育英(宮城)4年ぶり9回目○8−3 青森山田
関東横浜(神奈川)2年ぶり5回目○10−6 健大高崎
東京二松学舎大付(東京)2年ぶり4回目○6−5 岩倉
北信越帝京長岡(新潟)2年連続2回目○3−2 金沢
東海常葉大菊川(静岡)19年ぶり3回目○10−3 日大三島
近畿京都国際(京都)初出場○4−2 明石商
中国創志学園(岡山)11年ぶり2回目○6−2 倉敷商
四国明徳義塾(高知)2年ぶり10回目○8−1 高知
九州鹿児島城西(鹿児島)初出場○5−4 祐誠

北海道代表の北海|2年生の森健成が全道5試合に登板

北海は秋季北海道大会の5試合をすべて3点差以内で勝ち抜き、決勝ではとわの森三愛を3対2で振り切って優勝しました。

2年生右腕の森健成は全5試合に登板し、準々決勝の東海大札幌戦では9回を投げて19個の三振を奪っています。

全道大会では合わせて30回2/3を投げて42個の三振を奪い、3年ぶりの明治神宮大会でも投手陣の中心を担います。

東北代表の仙台育英|延長戦を2つ制して東北の頂点へ

仙台育英は地元の宮城県で開かれた秋季東北大会で、準々決勝の花巻東戦と準決勝の八戸学院光星戦をともに延長10回で制しました。

決勝では青森山田を8対3で破って東北の頂点に立ち、4年ぶり9回目となる明治神宮大会への出場を決めています。

1番打者の小久保颯弥は準決勝で3打点、遊撃手の砂涼人は準決勝と決勝で続けて3安打を放ち、打線を引っ張りました。

仙台育英は2012年と2014年に高校の部を制しており、12年ぶり3度目の優勝を目指します。

関東代表の横浜|県2位から関東大会を制覇

横浜は秋季神奈川県大会の決勝で慶應義塾に4対5で敗れましたが、県2位で出場した関東大会で4連勝を飾りました。

決勝では地元・群馬の健大高崎を10対6で破り、2年ぶり5回目の明治神宮大会出場を決めています。

2年生左腕の小林鉄三郎は県大会の準々決勝で桐光学園から13個の三振を奪い、関東大会でも3試合に登板しました。

2年生の川上慧は関東大会の4試合すべてに1番・遊撃で先発し、決勝の健大高崎戦でも2打点を挙げています。

東京都代表の二松学舎大付|決勝で川島連十が17奪三振

二松学舎大付は11月5日の東京都大会の決勝で岩倉を6対5で破り、2年ぶり4回目となる明治神宮大会への出場を決めました。

3回戦で帝京を2対1で破り、準決勝でも東海大菅生に2対1で競り勝つなど、接戦を勝ち抜いて東京の頂点に立っています。

決勝では2年生左腕の川島連十が9回を1人で投げ抜き、17個の三振を奪って1点差の試合を締めくくりました。

初戦は11月20日の2回戦の第1試合で、四国代表の明徳義塾に勝てば準決勝で横浜の2回戦の勝者と当たります。

北信越代表の帝京長岡|2年連続で北信越を制覇

帝京長岡は秋季新潟県大会の決勝で日本文理に4対3で競り勝ち、新潟県で開かれた北信越大会でも4試合を勝ち抜きました。

決勝では金沢を3対2で破って2年連続の北信越優勝を果たし、昨年に続いて明治神宮大会に出場します。

2年生投手の工藤壱朗は準々決勝と準決勝を1人で投げ抜き、決勝でも6回からの4回を投げて逃げ切りました。

初出場だった昨年の大会は1回戦で四国代表の英明に2対5で敗れており、今年は明治神宮大会での初勝利を目指します。

東海代表の常葉大菊川|県大会の決勝の雪辱を果たす

常葉大菊川は秋季静岡県大会の決勝で日大三島に5対8で敗れ、県2位として三重県で開かれた東海大会に進みました。

東海大会では県岐阜商、三重、近大高専を破り、決勝で再び顔を合わせた日大三島に10対3で雪辱しています。

決勝は2年生の近藤悠人が9回を1人で投げ抜き、9番打者の捕手・後藤歩武も3打点を挙げました。

常葉菊川の校名だった2007年に高校の部で優勝しており、19年ぶり3回目の出場で2度目の頂点を狙います。

近畿代表の京都国際|2024年夏の王者が初出場

京都国際は秋季京都府大会を制し、地元の京都で開かれた近畿大会でも東洋大姫路、智辯和歌山、報徳学園を破りました。

11月3日の決勝では明石商に4対2で勝ち、2024年夏の甲子園を制した学校が初めて明治神宮大会に出場します。

準決勝の報徳学園戦では2年生の越沼優悟が9回を1人で投げて完封し、決勝でも6回から救援して試合を締めました。

決勝で先発した1年生の末永桜雅も5回を1安打に抑えており、2年生と1年生の投手がそろう層の厚さが光っています。

中国代表の創志学園|接戦を勝ち抜いて11年ぶりの出場

創志学園は秋季岡山県大会の決勝で倉敷商に3対2で競り勝ち、鳥取県で開かれた中国大会でも4試合を勝ち抜きました。

準々決勝の桜ケ丘戦は3投手の完封リレーで1対0、準決勝の高川学園戦も3対2と僅差の試合を制しています。

決勝では県大会の決勝でも対戦した倉敷商を6対2で破り、11年ぶり2回目の明治神宮大会出場を決めました。

四国代表の明徳義塾|藤本優善が3試合を完投

明徳義塾は秋季高知県大会の決勝で高知を6対2で破り、香川県で開かれた四国大会には準々決勝から登場しました。

2年生の藤本優善は四国大会の3試合をすべて1人で投げ抜き、合わせて36個の三振を奪っています。

準決勝の海部戦は四死球を1つも与えずに10三振を奪って完封し、決勝でも高知から12三振を奪って8対1で勝ちました。

明徳義塾は1981年と2017年に高校の部を制しており、10回目の出場で3度目の優勝を目指します。

九州代表の鹿児島城西|1年生の小島大空が4試合に先発

鹿児島城西は秋季鹿児島県大会の決勝で樟南を13対8で破り、熊本県で開かれた九州大会でも4試合を勝ち抜きました。

準決勝で沖縄尚学に7対0で快勝し、決勝では祐誠との接戦を5対4で制して初めての明治神宮大会出場を決めています。

1年生投手の小島大空は九州大会の4試合すべてに先発し、決勝でも9回を1人で投げ抜いて優勝に導きました。

\全道で42奪三振の2年生右腕/

明治神宮大会2026の高校の部|組み合わせと優勝候補

高校の部の1回戦は11月19日の2試合で、勝ち上がった2校を含む8校が20日と21日の2回戦で4強を争います。

仙台育英と鹿児島城西の勝者は横浜と、創志学園と北海の勝者は京都国際と2回戦で対戦する組み合わせです。

高校の部の1回戦から決勝までの全9試合の日時と対戦カードを、試合が行われる順に下の表へまとめました。

日時回戦対戦カード
11月19日(木) 8時30分1回戦仙台育英 − 鹿児島城西
11月19日(木) 11時1回戦創志学園 − 北海
11月20日(金) 8時30分2回戦二松学舎大付 − 明徳義塾
11月20日(金) 11時2回戦帝京長岡 − 常葉大菊川
11月21日(土) 8時30分2回戦横浜 − 仙台育英と鹿児島城西の勝者
11月21日(土) 11時2回戦創志学園と北海の勝者 − 京都国際
11月22日(日) 10時準決勝二松学舎大付と明徳義塾の勝者 − 横浜の2回戦の勝者
11月22日(日) 12時30分準決勝京都国際の2回戦の勝者 − 帝京長岡と常葉大菊川の勝者
11月24日(火) 10時決勝準決勝の勝者同士

1回戦は東北と九州、中国と北海道の王者が対戦

19日の第1試合は、東北大会で延長戦を2度制した仙台育英と、初出場の鹿児島城西が顔を合わせます。

第2試合は、接戦続きで中国大会を勝ち抜いた創志学園と、森健成を軸に全道を制した北海の対戦です。

20日の2回戦では、2年連続出場の帝京長岡と19年ぶりの常葉大菊川が、北信越と東海の王者同士でぶつかります。

本命は関東王者の横浜、対抗に明徳義塾と京都国際

本命に挙げたいのは、関東大会の4試合で33点を奪い、決勝で健大高崎を10対6で破った横浜です。

横浜は2024年の第55回大会で高校の部を制しており、2年前に続いて関東王者として3度目の優勝を狙います。

対抗は四国大会の3試合を1人で投げ抜いた藤本優善を擁する明徳義塾と、投手の層が厚い京都国際です。

明徳義塾は2年前の大会の2回戦で横浜に0対2で敗れており、勝ち進めば準決勝で再び横浜と当たる可能性があります。

\県大会で13奪三振の2年生左腕/

明治神宮大会2026の大学の部|出場11校と代表決定戦の結果

大学の部には、秋のリーグ戦の優勝校を中心に、地域ごとの代表決定戦などを勝ち抜いた11校が出場します。

11月5日の時点で8校が決まり、東京六大学の代表と関東五連盟の2校は、これからの試合の結果を待っています。

初出場は神戸医療未来大学だけで、亜細亜大学は11年ぶり12回目、中京大学は19年ぶり9回目の出場です。

大学の部の出場11校について、出場の枠と所属する連盟、明治神宮大会への出場回数を下の表にまとめました。

出場の枠大学所属連盟出場回数
北海道二連盟東京農業大学北海道オホーツク北海道学生2年連続7回目
東北三連盟仙台大学仙台六大学4年ぶり3回目
東京六大学連盟早慶戦(11月7日〜)の結果で決定東京六大学−
東都大学連盟亜細亜大学東都11年ぶり12回目
関東五連盟 第一代表関東地区大学野球選手権(11月10日の決勝)で決定−−
関東五連盟 第二代表関東地区大学野球選手権(11月10日の決勝)で決定−−
北陸・東海三連盟中京大学愛知19年ぶり9回目
関西五連盟 第一代表大阪商業大学関西六大学3年ぶり8回目
関西五連盟 第二代表神戸医療未来大学近畿学生初出場
中国・四国三連盟環太平洋大学中国地区2年ぶり9回目
九州四連盟九州共立大学福岡六大学4年ぶり11回目

北海道の東農大オホーツクと東北の仙台大学

東京農業大学北海道オホーツクは北海道学生野球連盟の秋のリーグ戦を制し、代表決定戦で札幌学生の星槎道都大学と戦いました。

初戦を1対4で落としましたが、続く2試合を8対3、4対1で連勝して、2年連続7回目の出場を決めています。

仙台大学は仙台六大学の秋のリーグ戦を10勝1敗で制し、東北地区代表決定戦でも富士大学と東日本国際大学を破りました。

代表決定戦では4年生捕手の井尻琉斗が最優秀選手賞、3年生左腕の大城海翔が最優秀投手賞に選ばれています。

東都の亜細亜大学と、決定を待つ東京六大学・関東五連盟

亜細亜大学は東都大学野球の1部リーグで開幕から8連勝を飾り、8勝2敗の勝ち点4で9季ぶり28回目の優勝を果たしました。

東京六大学は明治大学が9勝4敗の勝ち点4で全日程を終え、7勝3敗で勝ち点3の慶應義塾大学が早慶戦を残しています。

関東五連盟の2枠は11月4日に開幕した関東地区大学野球選手権で決まり、10日に保土ケ谷球場で決勝が行われます。

決勝に進んだ2校が出場権を得る仕組みで、昨年は優勝した杏林大学が第一代表、準優勝の神奈川大学が第二代表でした。

北陸・東海の中京大学と関西の2校

中京大学は春に続いて秋も愛知大学野球のリーグ戦を制し、三連盟王座決定戦では中部学院大学と皇學館大学を破りました。

決勝では7回に8点を奪うなど皇學館大学に15対2で大勝し、3年生の鈴木湧陽が最優秀選手賞を受けています。

関西地区大学野球選手権では、関西六大学を制した大阪商業大学が決勝で神戸医療未来大学を8対1で破りました。

主将の春山陽登が決勝で本塁打を放って最優秀選手賞に選ばれ、先発した星野世那も最優秀投手賞を受けています。

神戸医療未来大学は第二代表決定戦で天理大学を4対0で下し、4年生の山田悠希が9回を1人で投げて完封しました。

中国・四国の環太平洋大学と九州の九州共立大学

環太平洋大学は中国・四国地区大会で松山大学に8対0、広島経済大学に9対2と、2試合続けてコールド勝ちを収めました。

松山大学戦では2年生の濱上琉碧が8回を1人で投げて完封し、2018年の準優勝を超える成績を目指します。

九州共立大学は全九州大学野球選手権で福岡大学、九州産業大学、北九州市立大学を破り、4年ぶりの出場を決めました。

決勝は北九州市立大学に5対4で競り勝っており、1999年以来となる2度目の優勝を目指して神宮に乗り込みます。

\関西王者のエース・DeNA1位/

明治神宮大会2026の大学の部|組み合わせと優勝候補

大学の部の1回戦は19日と20日の3試合で、勝ち上がった3校を含む8校が20日から22日の2回戦に臨みます。

東京六大学の代表は21日、亜細亜大学は22日の2回戦から登場し、準決勝は23日、決勝は24日の13時に行われます。

大学の部の1回戦から決勝までの全10試合の日時と対戦カードを、試合が行われる順に下の表へまとめました。

日時回戦対戦カード
11月19日(木) 13時30分1回戦関東五連盟第二代表 − 中京大学
11月19日(木) 16時1回戦環太平洋大学 − 神戸医療未来大学
11月20日(金) 13時30分1回戦九州共立大学 − 関東五連盟第一代表
11月20日(金) 16時2回戦大阪商業大学 − 東京農業大学北海道オホーツク
11月21日(土) 13時30分2回戦東京六大学代表 − 関東第二代表と中京大学の勝者
11月21日(土) 16時2回戦環太平洋大学と神戸医療未来大学の勝者 − 仙台大学
11月22日(日) 15時2回戦亜細亜大学 − 九州共立大学と関東第一代表の勝者
11月23日(月) 10時準決勝大阪商業大学の2回戦の勝者 − 東京六大学代表の2回戦の勝者
11月23日(月) 12時30分準決勝仙台大学の2回戦の勝者 − 亜細亜大学の2回戦の勝者
11月24日(火) 13時決勝準決勝の勝者同士

本命は東都を制した亜細亜大学

本命は、東都大学野球で9季ぶりの優勝を果たし、ドラフト会議で3人が指名された亜細亜大学です。

4年生の川尻啓人は10月13日の國學院大學戦でノーヒットノーランを達成し、最優秀投手と最優秀防御率に輝きました。

主将の山里宝は最高殊勲選手に選ばれて広島から1位で指名され、捕手の前嶋藍も中日から3位で指名されています。

明治神宮大会では5度の優勝を誇り、2015年以来となる6度目の頂点を目指して22日の2回戦に臨みます。

対抗は大阪商業大学、仙台大学にも注目

対抗に挙げたいのは、関西六大学の秋のリーグ戦と関西地区大学野球選手権をともに制した大阪商業大学です。

星野世那がDeNAから1位、春山陽登がオリックスから3位で指名されたほか、2人の投手も育成で指名されました。

仙台大学はリーグ戦で2季連続の最優秀投手賞に輝いた大城海翔らの投手陣が安定しており、21日の2回戦から登場します。

東京六大学の代表は、2回戦で関東五連盟の第二代表と中京大学の勝者と対戦する組み合わせになっています。

1回戦の見どころ

19日の第3試合は、関東五連盟の第二代表と、三連盟王座決定戦を制して19年ぶりに出場する中京大学が顔を合わせます。

第4試合は、2018年に準優勝した環太平洋大学と、関西地区の第二代表として初出場する神戸医療未来大学の対戦です。

20日の第3試合では九州共立大学が関東五連盟の第一代表と当たり、勝てば22日に亜細亜大学と戦います。

\ノーヒットノーランの西武1位/

▶ 好投手は2026年のドラフトでどう評価される?全国のドラフト候補を分析する「ドラフト候補研究所」でチェック

明治神宮大会2026の注目選手|ドラフト指名選手と2027年の候補

出場が決まった8校のうち3校には、10月22日のドラフト会議で指名された4年生が合わせて8人在籍しています。

高校の部は1・2年生の新チームによる大会で、来年のドラフト候補となる2年生には全国に名前を広める機会です。

今大会の主な注目選手を、高校の部と大学の部に分けて、秋の主な成績やドラフトの指名とあわせて下の表にまとめました。

選手(学年・守備)学校特徴
森健成(2年・投手)北海全道大会の5試合に登板して42奪三振
小林鉄三郎(2年・投手)横浜県大会の準々決勝で13奪三振の左腕
川上慧(2年・内野手)横浜関東大会の4試合に1番・遊撃で先発
川島連十(2年・投手)二松学舎大付東京都大会の決勝で17奪三振の完投
藤本優善(2年・投手)明徳義塾四国大会の3試合を完投して36奪三振
小島大空(1年・投手)鹿児島城西九州大会の4試合すべてに先発
川尻啓人(4年・投手)亜細亜大学秋にノーヒットノーラン(西武1位)
山里宝(4年・内野手)亜細亜大学秋の最高殊勲選手(広島1位)
前嶋藍(4年・捕手)亜細亜大学二塁送球1.83秒の強肩(中日3位)
星野世那(4年・投手)大阪商業大学関西地区選手権の最優秀投手(DeNA1位)
春山陽登(4年・外野手)大阪商業大学関西地区選手権の最優秀選手(オリックス3位)
井尻琉斗(4年・捕手)仙台大学東北地区代表決定戦の最優秀選手(オリックス育成2位)
大城海翔(3年・投手)仙台大学東北地区代表決定戦の最優秀投手

プロ入り前の最後の全国大会に臨む指名選手

亜細亜大学の川尻啓人と山里宝、大阪商業大学の星野世那の3人は、いずれもドラフト1位で指名された4年生です。

春山陽登はリーグ戦通算13本塁打の連盟記録を持つ外野手で、オリックスから3位で指名されました。

仙台大学の井尻琉斗は北海高校から進んだ4年生の捕手で、オリックスから育成2位で指名されてプロへの扉を開きました。

今大会には母校の北海も高校の部に出場しており、先輩と後輩がそろって同じ明治神宮野球場の舞台に立ちます。

高校の部の2027年のドラフト候補

当サイトの2027年ドラフト候補ランキングでは、北海の森健成が3位、横浜の川上慧が10位、小林鉄三郎が20位に入っています。

森健成は全道大会の決勝で4番・指名打者として先発し、7回からは救援して3回を無失点に抑えました。

横浜では川上慧が1番・遊撃、小林鉄三郎が先発の柱を担い、2人とも来年のドラフトで注目を集める存在です。

二松学舎大付の川島連十も同じランキングの64位に入っており、1年生の秋には9回で11個の三振を奪った実績を持つ左腕です。

大学の部の2027年のドラフト候補

大学の部の出場校では、仙台大学の3年生左腕の大城海翔が、同じ2027年ドラフト候補ランキングで12位に入っています。

ランキングでは、2026年に100個の三振を奪いながら四死球を7つにとどめた制球力の高さを評価しました。

亜細亜大学には同じランキングで32位に入る3年生左腕の黒木陽琉もおり、秋のリーグ戦では4試合で先発を任されました。

\代表決定戦で最優秀投手賞の左腕/

▶ 全国トップクラスの選手はどんな評価?2026年ドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」はこちら

全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

ドラフト候補研究所|note
ドラフト候補研究所では、毎年ピックアップされるドラフト候補選手をグラフや表で数値化し、ドラフト指名の可能性を考察した記事を公開しています!▶X:▶サイト:

明治神宮野球大会の基本情報と歴代優勝校

明治神宮野球大会は明治神宮と日本学生野球協会が主催し、毎年11月に明治神宮野球場で開かれる学生野球の全国大会です。

大学の部は2009年の第40回大会から北海道と東北の代表が1校ずつになり、今の11校の形になりました。

直近5大会の高校の部と大学の部の優勝校を、所属する地区や連盟とあわせて下の表にまとめています。

年(回)高校の部の優勝校大学の部の優勝校
2025年(第56回)九州国際大付(九州)青山学院大学(東都)
2024年(第55回)横浜(関東)青山学院大学(東都)
2023年(第54回)星稜(北信越)慶應義塾大学(東京六大学)
2022年(第53回)大阪桐蔭(近畿)明治大学(東京六大学)
2021年(第52回)大阪桐蔭(近畿)中央学院大学(関東五連盟)

前回の第56回大会は九州国際大付と青山学院大学が優勝

昨年の高校の部は九州国際大付が決勝で近畿代表の神戸国際大付を破り、初めての優勝を飾りました。

大学の部は青山学院大学が決勝で関西五連盟の第二代表の立命館大学を破り、2年連続2回目の優勝を果たしています。

2連覇中の青山学院大学は今年の東都の秋のリーグ戦で3位に終わって出場しておらず、大学の部では新しい王者が誕生します。

大学の部は関東の大学が19大会続けて優勝

大学の部では2006年から昨年までの19大会で、東京六大学や東都大学など関東の連盟に所属する大学が続けて優勝しています。

関東以外の地区の大学が頂点に立ったのは、福岡六大学の九州産業大学が優勝した2005年の第36回大会が最後でした。

今年は1999年に優勝した九州共立大学や関西の大阪商業大学、東北の仙台大学などが、その流れを止められるかにも注目が集まります。

明治神宮大会2026の見どころとまとめ

第57回明治神宮野球大会は11月19日に開幕し、24日に高校の部と大学の部の決勝が行われます。

高校の部は関東を制した横浜を中心に、四国の明徳義塾や初出場の京都国際、鹿児島城西が頂点を争う構図です。

大学の部は東都王者の亜細亜大学と、4人がドラフトで指名された大阪商業大学が優勝争いの中心になります。

高校の部は10校がそろい、大学の部も東京六大学と関東五連盟の代表が決まれば、11校の顔ぶれがすべてそろいます。

北海の森健成や横浜の川上慧ら、来年のドラフト候補として注目される2年生にとっても、全国に名前を広める大舞台です。

\関東王者の1番・遊撃を担う2年生/

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